Cisco技術者認定はIT関連のベンダー資格の1つです。エントリー・アソシエイト・プロフェッショナル・エキスパート・アーキテクトという5段階レベルがあります。ネットワーク全般の知識が問われ、IT企業で高い評価を受けています。
レベル1:エントリー
Cisco技術者認定の資格の中で入門の位置にある、レベル1のエントリー。試験では、シスコが設定しているソリューションである「ボーダレスネットワーク」「コラボレーション」「サービスプロバイダ」「データセンターと仮想化」の、4つ全てに関する知識が問われます。広範囲に及ぶ基礎的知識が必要です。エントリーにはCCENTとCCTがありますが、ネットワークエンジニアに有効なのはCCNETです。ネットワークセキュリティやトラブルシューティングなどに対する、基本的な知識・技術が求められます。
レベル2:アソシエイト
ネットワーク関連の基礎的知識が求められる、レベル2のアソシエイト。この中でも、ネットワークの導入・運用、トラブルシューティングに関するCCNAが、ネットワークエンジニアとして評価される資格です。
レベル3:プロフェッショナル
レベル3のプロフェッショナルは、Cisco技術者認定の中で中級レベルとされています。このレベルにあるCCNP認定資格保有者は、ネットワーキングの基礎的事項に精通しているとされ、エンジニアとして高い評価が得られます。
レベル4:エキスパート
レベル4のエキスパートは、上級資格として世界的にも高く評価される認定資格です。CCIE認定者は、専門的知識・技術を持ってネットワーク業界を牽引。ネットワークエンジニアにとって、大変価値のある資格です。
レベル5:CCAr
Cisco技術者認定の中でも最高水準である、レベル5のアーキテクト。CCArに必要なのは、複雑化する業界をサポートする能力や、効果的なビジネス戦略を立案するための能力です。インフラストラクチャ要件に関したタスクに重点を置いています。
職種にあわせた資格を取得しましょう。連携作業...