JavaScriptの資格|入門におすすめの資格は?試験内容・種類・難易度を比較

JavaScriptは、主にWebサイトやWebアプリの作成に用いられるプログラミング言語です。初心者の場合、何から勉強を始めればいいか迷うものですが、そのような場合は、JavaScriptの資格取得を目的にするのも有効な方法です。本記事ではJavaScriptに関連する資格試験について、実施概要や試験内容、難易度、有効な勉強方法などをご紹介します。

JavaScript案件を提案してもらう

目次

JavaScript初心者におすすめの資格
JavaScriptの特徴
資格試験の勉強でスキルアップを目指そう

フリーランスの収入見込みをチェック

 

簡単60秒! 無料登録

JavaScript初心者におすすめの資格

JavaScriptに関する資格はいくつかありますが、初心者が目指すのに適した資格としては以下の4つが挙げられます。

  • HTML5プロフェッショナル認定試験
  • CIW JavaScript Specialist
  • Microsoft試験 98-382: Introduction to Programming Using JavaScript
  • Microsoft試験 70-480: Programming in HTML5 with JavaScript and CSS3

これらの資格は運営元や試験の実施日、難易度などが異なるだけでなく、有効な勉強方法にも違いがあります。したがって、就職などを目的としたJavaScriptの関連資格取得を目指しているのであれば、まずはどの資格に照準を定めるのかを明確にしておくことが大切です。

その上で以下に記載する試験の実施概要や試験内容、難易度、有効な勉強方法を心得ておけば、合格の可能性も高くなるでしょう。

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験の概要
資格名 HTML5プロフェッショナル認定試験
運営 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)
試験日 会場によって異なる(選択可能)
受験費用 15,000円(税別)
合格基準 非公表
受験資格 レベル1 : 特になし
レベル2 : レベル1認定を保有していること
公式サイト https://html5exam.jp/
試験内容

「HTML5プロフェッショナル認定試験」は、HTML5とCSS3に加えてJavaScriptも含めた幅広い知識・技術のレベルを証明にするために行われています。

試験は2つのレベルに分かれていますが、両方ともコンピュータベーストテスト(CBT)の形式にて行われます。試験内容はほとんどが選択式の問題で構成されていますが、一部キーボード入力問題もあります。

難易度

HTML5プロフェッショナル認定試験にはレベル1とレベル2があります。2つのレベルのうちレベル2ではより高度なスキルが試されるため、JavaScript初心者は、まずはレベル1試験の合格を目指すこととなるでしょう。

両方とも試験時間が90分である点は同じですが、問題数は前者が約60問なのに対し、後者は40~45問に設定されています。

レベル1試験ではHTML5とCSSを使用してWebコンテンツを制作するスキルやユーザー体験を考慮したWebコンテンツの制作スキルが求められます。HTML・CSSの基本とレスポンシブデザインが試験範囲に含まれていますが、自分でスマホ用サイトなどのWebコンテンツを作れるレベルであればそれほど難易度は高くはありません。

一方、レベル2試験ではJavaScriptに特化した問題も幅広く出題されます。基本的な記述やアニメーション、APIなどについて問われるため、出題範囲にある機能を用いたWebコンテンツを作っておくのもひとつの対策になるでしょう。

Web制作に必須ともいえるスキルを有していることを証明できるので、初心者からWebエンジニアなどを目指したい人に向いています。

勉強方法

HTML5プロフェッショナル認定試験は、出題範囲が明確です。どの箇所を重点的に勉強すればよいか分かりやすいという点で、初心者にも向いている資格だと言えます。

また、HTML5プロフェッショナル認定試験には、公式サイトでサンプル問題が公開されているという点でも勉強が進めやすいでしょう。レベル1試験のサンプル問題は「Webの基礎知識」「CSS」「要素」「レスポンシブWebデザイン」「APIの基礎知識」などに分かれており、これらを参考にすると勉強すべき箇所を明確にできます。

この試験を受ける際には、まずHTML5とCSS3をマスターする必要があるでしょう。参考書や講座を利用してHTML5とCSS3から学び始める場合は、はじめからJavaScriptをメインとしたものを選ぶのではなく、HTML5をメインとしつつJavaScriptやCSS3についても基礎知識を身につけられるものを選ぶのがおすすめです。

CIW JavaScript Specialist

CIW JavaScript Specialistの概要
資格名 CIW JavaScript Specialist
運営 Certification Partner
試験日 会場によって異なる(選択可能)
受験費用 150 USドル
合格基準 正答率70.91%
受験資格 特になし
公式サイト https://www.ciwcertified.com/home
試験内容

「CIW JavaScript Specialist」は、アメリカに本社を置くCertification Partner社が運営している認定資格「CIW」のひとつです。同社では多種多様なIT関連資格試験を実施しており、そのひとつがJavaScriptのスキルレベルを測るCIW JavaScript Specialistです。

前提としてこの試験は2020年時点で日本語での実施がされておらず、ある程度の英語力がないと合格することは難しいでしょう。また、試験概要に関しても英語でしか公開されておらず、それらをよく理解した上で受験申し込みをする必要があります。

名称からも分かるとおり、この試験ではJavaScriptの幅広いスキルが問われます。「Specialist」となっていることからも分かる通り、試験内には発展的な問題もあるため、まったくの初心者にとっては若干理解が難しい内容も含まれます。

以上のことから、この試験は初心者向けとは言えませんが、取得すればJavaScriptを使う仕事に役立ちます。

難易度

「CIW JavaScript Specialist」の試験である「1D0-735」では、2020年12月時点で正答率70.91%が合格基準として設定されています。ちなみに試験時間は90分、問題数は55問となっているため、1問にあまり時間をかけられない点も覚えておかなければなりません。

それに加え、この試験はすべてが英語で書かれているということも忘れてはいけません。とりわけIT分野でしか使用されない専門用語には、日常的に英語の勉強をしていても目にする機会が少ないものが多いため、IT分野における実践的な英語力を身につけておく必要があります。

試験の内容に「Specialist」レベルのものも含まれることも加味すると、JavaScript初心者が1回の受験で合格するのは難しい試験と考えられます。

勉強方法

「CIW JavaScript Specialist」の試験では、基本的な記述、Cookie、ライブラリやフレームワーク、Ajaxなどを用いたWebアプリの作成について出題されます。したがって、JavaScriptの基礎を身につけるだけでなく、これらを用いたWebアプリの自主制作などを行っておくと役立つでしょう。

この試験に特化した日本語の参考書や講座はあまりないため、この試験範囲と同様の内容を学べるものを利用する勉強方法となるでしょう。なお、CIW JavaScript Specialistの公式サイトからは、学習用ソフトを申し込むことが可能です。

Microsoft試験 98-382

Microsoft試験 98-382の概要
資格名 Microsoft試験 98-382:
Introduction to Programming Using JavaScript
運営 Microsoft
試験日 自由に選択可能
受験費用 14,040円(税別)
合格基準 非公表
受験資格 100時間以上のJavaScriptプログラム言語での
実地体験か教習を受けていること
公式サイト https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/98-382
試験内容

「Microsoft試験 98-382: Introduction to Programming Using JavaScript」では「演算子・メソッド・キーワードを使用したプログラミング」や 「変数、データタイプ、関数を使用したプログラミング」などのJavaScriptの基礎的なプログラミング技術が問われます。また「実装や分析」「ドキュメントオブジェクトモデルと相互作用」 「HTMLフォームと相互作用」といった分野の問題も出題されることから、身につけたスキルを応用する力も問われると言えるでしょう。

この試験では、JavaScriptに特化して知識や技術のレベルを測ることができます。したがって、JavaScriptを使用するプログラミングの仕事などではこの資格が特に役に立ちます。

また「Microsoft試験 98-382」は日本語以外でも実施されているMicrosoftが運営する資格試験なので、海外企業と共同でプロジェクトを始動する際などには、この資格を保有していると自身のプログラミング技術のレベルを相手に知ってもらいやすくなるかもしれません。

難易度

「Microsoft試験 98-382」の合格基準は公式では発表されていません。しかし「Introduction to Programming Using JavaScript」という名称からも分かるように、この資格試験は入門者向けのものであるため、試験の難易度はおおむね初心者レベルと言えるでしょう。

一方で、この試験を受験できる目安としては「100時間以上のJavaScriptプログラム言語での実地体験か教習を受ける必要がある」とされています。100時間で習得できるJavaScriptに関連するスキルは限定されますが、全くの初心者が受験するのであれば、試験対策はしっかりと行ったほうが良いでしょう。

勉強方法

Microsoft試験 98-382の受験者は、構文として正しいJavaScriptのコードを理解して書ける必要があるとされてます。したがって、テスト対策では理論的にJavaScriptの仕組みを理解することだけでなく、実際にコードの入力を反復し、基礎的な入力作業を問題なくできるようにしておきましょう。

Microsoft試験 70-480

Microsoft試験 70-480の概要
資格名 Microsoft試験 70-480:
Programming in HTML5 with JavaScript and CSS3
運営 Microsoft
試験日 自由に選択可能
受験費用 21,103円
合格基準 非公表
受験資格 オブジェクトベースのイベント駆動型のプログラミングモデルで HTMLを開発し、JavaScriptを使用してさまざまなアプリケーションタイプ、ハードウェア、およびソフトウェアプラットフォームに必要なビジネスロジックをプログラミングする1年以上の経験を有すること
公式サイト https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/70-480
試験内容

「Microsoft試験 70-480: Programming in HTML5 with JavaScript and CSS3」もJavaScriptを基本とするという点では、上述した「Microsoft試験 98-382」と共通しますが、それに加えHTML5とCSS3の基本的・応用的スキルも問われます。2020年12月時点で公表されている試験内容は以下の通りです。

  • ドキュメントの構造とオブジェクトの実装・操作
  • プログラムフローの実装
  • データのアクセスと保護
  • アプリケーションでのCSS3の使用

これらの試験内容からも分かるとおり「Microsoft試験 70-480」では「Microsoft試験 98-382」よりも発展的な内容が多く含まれます。したがって、この試験を受ける際にはJavaScriptを基礎としつつ、HTML5とCSS3を併用する際に必要なスキルも身につける必要があります。

「Microsoft試験 70-480」は「Microsoft試験 98-382」よりもレベルが高く、合格すればJavaScriptを扱うWeb開発などでスキルを活かせるようになります。

なお、この試験に関しては2021年1月31日をもって廃止されます。将来的には後継試験の受付が開始される可能性もありますが、2021年以降にJavaScriptの勉強を始める場合は別の資格取得を目指しましょう。

難易度

「Microsoft試験 70-480」においても、「Microsoft試験 98-382」と同様に明確な合格基準が公表されていません。しかしこの試験の受験者レベルを「JavaScriptを使用してさまざまなアプリケーションタイプ、ハードウェア、およびソフトウェアプラットフォームに必要なビジネスロジックをプログラミングする1年以上の経験を有する開発者」としていることから、難易度は比較的高めと考えられます。

この試験ではJavaScriptだけでなくHTML5やCSS3の基礎的・応用的な操作スキルも問われます。したがって、これらを単独で使用するだけでなく、それぞれを連携させて活用するための知識・技術を身につけておかなければ合格は難しいでしょう。ある程度Web開発の実務経験を積んでから挑戦するのがおすすめです。

勉強方法

上述したとおり、「Microsoft試験 70-480」の受験レベルとしては、試験内で問われる内容にかかわる経験を1年以上有していることが定められています。したがって、この受験資格を満たせる仕事に携わりながら、少しずつ経験を積んでいくのが最適な勉強方法でしょう。

また、この試験に合格するには、HTML5やCSS3に関連するスキルを身につけることも大切です。したがって、仕事を通じて合格を目指すのであれば、JavaScriptだけでなく、HTML5とCSS3を使用する機会も多い業務に携わることもまた有効な勉強方法と言えるでしょう。

関連記事 : プログラマに必要なおすすめ資格一覧|取得方法も紹介

JavaScript案件を提案してもらう

JavaScriptの特徴

JavaScriptは1995年に登場したプログラミング言語で、インターネットが一般に普及し始めた当初から活用されてきました。JavaScriptが当時から活用されていた理由としては、ブラウザ上で動きをつけられるプログラミング言語であったからです。

HTMLやCSSだけでもホームページは作成することが可能ですが、JavaScriptは閲覧者の操作に応じて表示内容を変えることなどが可能となるため、特にインターネット創成期にはWebサイト上で表現の幅を広げることを目的として、広く活用されるようになりました。

現在ではJavaScriptは定番言語のひとつとして定着しており、Webサイトやアプリなどの開発現場で使用されています。

JavaScriptでできること

「動き」を加えるという特長があるJavaScriptでできることの一例として、以下のものが挙げられます。

Webページ上にポップアップウィンドウを表示する

Webページを閲覧しているとポップアップウィンドウが表示されることがあります。この動作はJavaScriptで実現できる「動き」の典型的なものであり、実際に多くのWebページでこのような表現をするためにJavaScriptが活用されています。

フォームへの入力、および入力内容の自動検知

閲覧者の操作に応じて表示内容を変えられる点もJavaScriptの特長です。たとえば、Webページ上にフォームを設置し、閲覧者がテキストを入力できるようにしたり、あるいはその入力内容に応じて表示内容を変えたりすることもJavaScriptでできる表現のひとつです。

サーバーサイドの開発

JavaScriptはWebサイトをはじめとしたクライアントサイドの開発に適した言語であるとのイメージが定着しています。しかし「Node.js」などのJavaScript向けの新たな実行環境が整備されたことなどにより、サーバーサイドの開発でもJavaScriptを活用できるようになりました。

アプリの開発

JavaScriptのフレームワーク「React Native」や、「Monaca」などの開発ツールが登場したことにより、JavaScriptはAndroidやiOS向けアプリの開発現場でも活用されるようになりました。このような時代やニーズの変化にうまく対応できている点もJavaScriptが定番化した要因と言えるでしょう。

JavaScriptのライブラリ・フレームワーク

JavaScriptを使用する際には、ライブラリ・フレームワークの活用も重要です。JavaScriptの代表的なライブラリ・フレームワークには以下のようなものがあります。

jQuery

「jQuery」は最も知名度が高く、広く使用されているJavaScriptライブラリのひとつです。ブラウザに依存しない点や記述が簡単とされる点は最大のメリットであり、初心者向けのJavaScriptライブラリとしても人気があります。

React

「React」はFacebook社が開発したJavaScriptライブラリです。「ReactJS」や「React.js」とも表記されます。仮想DOMを使用することで高速処理が可能になっている点などが特徴です。

Vue.js

「Vue.js」も人気が高いJavaScriptのフレームワークで、SPA(Single Page Application)の開発などに用いられています。

関連記事 : 有名エンジニアの頭の中─Node.js古川陽介氏“ラベルを貼られるのはしんどい。でも成長できる”

資格試験の勉強でスキルアップを目指そう

JavaScriptはサーバーサイドやアプリの開発現場でも活用されるようになり、その汎用性が高まっています。そのため、JavaScriptのスキルを一度身につけてしまえば、長きにわたって自身の強みとなり得ます。また、身につけたスキルを資格取得で証明できれば、就職や転職などでも役立てられるでしょう。

これからJavaScriptを始める初心者の方は、JavaScript関連資格を目標にして勉強してみてはいかがでしょうか。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

JavaScript案件を提案してもらう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連案件

もっとJavaScriptの案件を見る

プライバシーマーク

© 2014-2022 Levtech Co., Ltd.

どんな手続き
が必要?

安定した収入
を得られる?

どんな案件
を受けられる?

“初めてフリーランス”を
エージェントがサポート

簡単60秒!無料登録して