【2026年版】Pythonエンジニアのフリーランス年収は?高収入の理由や稼ぐ方法を解説 | レバテックフリーランス
この記事では、レバテックの利用者が参画した案件のデータにもとづき、フリーランスのPythonエンジニアの年収を紹介します。フリーランス向けPython案件の需要のあるスキル、Pythonエンジニアとして年収を上げる工夫もお伝えしますので、参考にしてください。
Pythonエンジニアの年収の目安
レバテックのデータによると、フリーランスPythonエンジニアの年収レンジは、約790万円~約896万円です。年齢ごとの平均年収(週5フルタイムで稼働した場合)は以下の通りです。

| 20代 | 約797万円 |
|---|---|
| 30代 | 約836万円 |
| 40代 | 約923万円 |
| 50代以上 | 約896万円 |
フリーランスのGo言語エンジニアは、年齢を問わず700万円を超える高水準の年収を得ており、特に50代以上の平均年収は1,000万円を超えています。
また、以下は2020年7月から2025年1月にかけての半年ごとのPythonエンジニアの平均年収の推移です。

| 2020年7月 | 約784万円 |
|---|---|
| 2021年1月 | 約825万円 |
| 2021年7月 | 約903万円 |
| 2022年1月 | 約879万円 |
| 2022年7月 | 約924万円 |
| 2023年1月 | 約857万円 |
| 2023年7月 | 約863万円 |
| 2024月1月 | 約876万円 |
| 2024月7月 | 約828万円 |
| 2025年1月 | 約828万円 |
平均年収は2020年7月から2022年12月までの約2年間で約140万円増加しており、この期間にPythonエンジニアの需要の伸びがあった可能性があります。2022年7月以降は、多少の上下はありますが、全体的に820万円台後半から870万円台の範囲で推移していることが分かります。
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レバテックの利用者が参画した案件データより該当言語に絞って算出しています。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。
集計期間:2020年07月01日~ 2025年06月30日
稼働日数:週5日
※本データを引用される際は出典元の記載をお願いいたします。
出典:レバテックフリーランス (https://freelance.levtech.jp/ )
Pythonエンジニアが高年収である3つの理由
Pythonエンジニアが他のエンジニアと比較して高年収である背景には、スキルの希少性や、Pythonが近年需要が高まるAI分野で活用されていることなどがあります。

Pythonを使えるエンジニアが少ない
Pythonエンジニアの年収が高い理由の一つは、Pythonを扱える人材がまだ少ないことです。Pythonの需要の高さに対して、扱えるエンジニアの数が少なく、需要と供給のバランスが取れていないのが現状です。
特に、自社サービスの開発や機械学習プログラムの実装ができる人材は、市場価値が高い傾向にあります。
AI分野で活用されている
PythonはAI分野との相性が良く、先端技術開発分野においてなくてはならない存在であるため、Pythonエンジニアの年収も高く設定されるケースが多いです。
AIはIT業界にとどまらず、いまやあらゆる産業で導入が進んでいます。AIや機械学習の技術開発を進める企業の中には、今後のさらなる市場拡大を見越してPythonエンジニアの募集をかけているところもあります。
規模の大きな会社が使用している
Pythonの年収が高い背景には、大企業での採用が多いことも挙げられます。Pythonは、GoogleやAmazon、Netflixなどの大企業が使用していることでも知られる言語です。大企業は一般的に年収レンジが高いため、Pythonを扱えるエンジニアは自然と年収が高くなる傾向にあるといえるでしょう。
そもそもPythonとは
そもそもPythonとは、オープンソースで運営されている、シンプルかつ汎用性の高いプログラミング言語です。世界的なWebアプリケーションからビッグデータ解析まで幅広く活用されていることが特徴です。
Pythonは、少ないコードで誰もが簡潔にプログラムを書けます。また、Pythonのプログラミングコードが簡単とされる理由として、行頭を字下げして文の塊を指定する「オフサイドルール初稿」の存在も大きいといえるでしょう。Pythonがほかのプログラマーが書いたコードであっても読みやすいのは、このルールによるものといえます。
未経験からPythonエンジニアを目指す方法
年収相場が高いPythonエンジニアを目指したいという方も多いでしょう。ここでは、エンジニア未経験者がPythonエンジニアを目指す方法と、Pythonを使ったことがない現役エンジニアが言語をチェンジする方法を解説します。
エンジニア未経験から目指す方法
エンジニア未経験からPythonエンジニアを目指す場合、たとえば、以下のようなステップを踏むのがおすすめです。
- サーバーサイドエンジニアとして経験を積む
- Pythonを習得する
- Pythonエンジニアになり、実務経験を積む
Pythonが主に使われるAIや機械学習、データ分析の分野は、未経験者がいきなり即戦力となるのは難しく、高度な専門知識や実務経験が求められるのが一般的です。
そのため、はじめからPythonエンジニアを目指すのではなく、まずはサーバーサイドエンジニアとなり、業界経験を積みながらPythonを習得するのが良いでしょう。
サーバーサイドエンジニアとは、Webサービスのサーバーを構築するエンジニアのことです。サーバーサイド開発では、データベース操作やWebアプリの仕組みなど、すべてのエンジニアに共通する基礎スキルを幅広く身につけられます。
現役エンジニアが主軸言語を変更する方法
現役エンジニアがPythonエンジニアを目指す場合は、以下のような流れで主軸言語を変更しましょう。
- Pythonを学習する
- 転職エージェントに登録する
すでにエンジニアとしてのキャリアがある場合は、Pythonを独学やプログラミングスクールなどで習得した後、転職エージェントに登録する方法がもっともスムーズといえるでしょう。エージェントは応募先の選定や面接対策を行ってくれるため、現職の業務に集中しながら効率的に転職活動を行えます。
Pythonエンジニアのキャリアパス
Pythonエンジニアとして培ったスキルや経験を活かせるのは、以下のような職種です。
- AIエンジニア
- データサイエンティスト
- ブロックチェーンエンジニア
AIエンジニアは、AI分野に特化したエンジニアです。PythonはAI開発に必要なプログラム言語であるため、Pythonエンジニアとして身につけたスキルが役立つでしょう。
データサイエンティストはデータ収集のほか、分析したデータを基にクライアントのニーズに合わせて活用し戦略を組み立てる仕事です。
また、ブロックチェーンエンジニアが行うブロックチェーンの計算も、Pythonのライブラリを使うことで容易に行えます。ライブラリとは、汎用性の高い関数や便利なソースコードなどを集めた、プログラムを補う部品のことです。
Pythonは、ブロックチェーン開発の核として位置づけられているため、Pythonエンジニアとして培った経験を活かせるでしょう。
Pythonエンジニアとして年収を上げる6つの方法
Pythonエンジニアとして年収を上げるおすすめの方法は、以下のとおりです。
- 実務経験を重ねる
- マネジメントスキルを習得する
- 企業のデータサイエンティスト・AIエンジニアになる
- 外資系企業や大企業に転職する
- フリーランスとして独立する
- 海外での案件獲得・転職を検討する
それぞれの方法を解説します。
実務経験を重ねる
年収を上げる確実な方法は、まずPythonエンジニアとしての実務経験を重ねていくことです。とくに、新卒や現場経験が浅い場合は、1~3年間は現場でのさまざまなプログラミング経験をすることで、経験値を高めることに注力しましょう。
Pythonのプログラミングスキルの基礎固めをしながら、AI開発や機械学習などの知識のインプットにも努めるのがおすすめです。IoT、ロボット技術をはじめとして先端技術の分野でPythonを使えると、高収入を期待できるでしょう。
マネジメントスキルを習得する
Pythonエンジニアのスキルに加えてマネジメントスキルを習得し、マネージャーやプロジェクトリーダーになることで年収が上がります。
開発の上流工程への転職を目指せば、おのずと年収は上がっていきます。ただし上流工程では人員や工程管理のマネジメントも担う必要があるため、Pythonのスキルだけではキャリアアップできません。
マネジメントスキルを効率的に学ぶには、PMPをはじめとする資格を目指したり、プロジェクトマネジメントに関する書籍で体系的に知識を身につけるのが有効です。
企業のデータサイエンティスト・AIエンジニアになる
Pythonのプログラミングスキルを武器に、一般的に高収入とされるデータサイエンティストやAIエンジニアになるのも、年収を上げる選択肢として挙げられるでしょう。
データサイエンティストであれば、年収1,000万円程度の求人が少なくありません。また、AWS(Amazon Web Services)やGoogle Cloudなどのクラウド環境の開発や、AI開発の求人でも1,000万円を超える求人がみられます。
以下の記事では、データサイエンティストとAIエンジニアについて、それぞれまとめていますのでご覧ください。
データサイエンティストとは?仕事内容や必要な資格・スキルを紹介
AIエンジニアになるには?仕事内容や将来性、必要なスキルを解説
外資系企業や大企業に転職する
大企業や外資系企業は、社員の年収水準自体が高い傾向にあります。そのため、大企業や外資系企業への転職ができれば高年収が狙えます。
大企業のリーダーポジションに就けば、年数1,000万円以上も現実的になるでしょう。大企業でプロジェクトをリードするポジションを目指す場合は、一定以上のマネジメントスキルの獲得に努める必要があります。
フリーランスとして独立する
Pythonエンジニアとして高年収を目指すのであれば、フリーランスとして独立することも検討の余地があるでしょう。実績とスキルを備えていることが前提になるものの、高単価案件を受注できれば、年収1,000万円も目指すことも可能です。
一般的に、スキルや実績のあるエンジニアであれば、会社員よりもフリーランスのほうが年収相場が高い傾向にあります。さらに、Pythonエンジニアは他の言語を扱うエンジニアよりも市場価値が高いことから、フリーのPythonエンジニアとして独立することも有効な選択肢といえるでしょう。
海外での案件獲得・転職を検討する
Pythonエンジニアとしてのスキルを活かして高収入を得る方法として、海外での案件獲得や転職を検討するのも手です。とくに、アメリカはPythonの需要が高く、日本よりもPythonエンジニアの年収が高い傾向にあります。身につけたPythonのプログラミングスキルを、より高年収が見込める海外で活用することもおすすめです。
Pythonのフリーランス案件の特徴
ここからは、Pythonエンジニアのフリーランス案件の特徴と単価の相場を解説します。
フリーランス案件の特徴
Pythonエンジニアのフリーランス案件は、以下のような分野が多い傾向にあります。
- AI
- Webシステム開発
- 先端テクノロジー
Pythonのライブラリである、データの前処理で使用されるPandasや機械学習用のscikit-learn、画像処理のOpenCVなどは、AI開発の現場で欠かせません。
そのため、AI開発といえばPythonという認識が広まっており、Pythonエンジニアのフリーランス案件にもAI分野の案件が数多くみられます。
また、Pythonはライブラリの豊富さや開発のしやすさなどから、さまざまなWebシステム開発にも用いられており、フリーランス案件にも反映されています。YouTubeやDropbox、Spotifyなどは、いずれもPythonで開発されたWebサービスです。
さらに、先端テクノロジー関連も、Pythonエンジニアのフリーランス案件に多い分野の1つです。
Pythonには、高度な数値計算に用いるNumPyやSciPyなどのライブラリがあるため、ビッグデータ解析をはじめとした先端テクノロジー開発にも利用されます。
実際の案件内容について詳しく知りたい方は、以下のページを確認してください。
Pythonエンジニアに求められる4つのスキル
Pythonエンジニアに求められるスキルは、主に以下のとおりです。
- Pythonを扱うスキル
- AIや機械学習を行う知識・スキル
- インフラを設計・構築するスキル
- データ分析を行うスキル
それぞれのスキルについて解説します。
Pythonを扱うスキル
Pythonエンジニアには、Pythonを水準以上のレベルで扱えるスキルが求められます。Pythonを使ってプログラムを実装するスキルは不可欠です。もちろん、Pythonにおけるアプリ開発における必要要素が揃ったフレームワークや、ライブラリに関する知識も必須といえるでしょう。
AIや機械学習を行う知識・スキル
Pythonは、AI分野との関わりが深いため、AIや機械学習に関する知識やスキルを身につけることで、さらに高年収が見込めるでしょう。フリーランスとして独立する場合も、AI関連の知識を習得しておくと受注できる案件の幅が一気に広がります。
インフラを設計・構築するスキル
Pythonエンジニアは、サーバーの処理設計やプログラミングも行うことが多いため、インフラ設計・構築スキルも身につけておくべきスキルの一つです。実務でAWSやGCPなどのパブリッククラウドを扱った経験がある場合は、即戦力として評価される可能性が高まります。
データ分析を行うスキル
何か1つの分野に強みを持つPythonエンジニアを目指すのなら、統計や回帰分析といったデータ分析を行うスキルを身につけておくとよいでしょう。なぜなら、データサイエンスにPythonが用いられることがあるためです。
データサイエンスは、需要の高い分野です。数学的な知識を必要とするため難易度が高い分、データサイエンスを武器とするPythonエンジニアは市場価値が高くなるでしょう。
Pythonエンジニアにおすすめの資格
Pythonに限らず、エンジニアにとって資格の取得は必須事項ではありません。しかし、資格取得によって転職活動で有利になったり年収が上がったりすることがあります。さらに高年収を狙う場合は、関連する資格を取得してスキルや知識のアピールに活用しましょう。
国内で行われるPythonに関する資格試験には以下のようなものがあります。
海外の団体による資格試験は、以下のとおりです。
すべて英語による出題であるため、英語力に自信のある方におすすめです。受験の際は、あらかじめプログラミング関連の英単語を確認しておく必要があるでしょう。
エントリーレベルであれば「PCEP」、実務レベルの知識やスキルを持っている場合は「PCAP」を受験しましょう。また、プロフェッショナルレベルであれば「PCPP1」、「PCPP1」よりもさらにPythonによる開発経験が豊富でレベルが高い場合は「PCPP2」が適しています。
IT業界未経験者がPythonエンジニアを目指す場合は、上記に加えてIT全般の知識が問われる資格試験「基本情報技術者試験」や、データベースに関する「Oracleマスター」などの資格取得を検討するのもよいでしょう。
Pythonエンジニアの平均年収に関するよくある質問
ここでは、Pythonエンジニアの平均年収に関するよくある質問に答えていきます。
Q. フリーランスのPythonエンジニアの平均年収はどの程度ですか?
レバテックのデータによると、フリーランスPythonエンジニアの平均年収は約790万円~約896万円です。
Q. Pythonエンジニアの仕事内容について詳しく教えてください。
Pythonエンジニアの仕事内容には、Webアプリケーション開発、データ分析、人工知能、機械学習など、さまざまな分野があります。
Q. 未経験からPythonエンジニアになるために必要なスキルは何ですか?
未経験からPythonエンジニアになるためには、Pythonの基本文法やライブラリの習得、データ構造やアルゴリズムの基礎知識、プログラミングプロジェクトの制作経験などが必要です。
Q. Pythonエンジニアの需要は、どのような業界や分野で高まっていますか?
Pythonエンジニアの需要は、Web開発やデータ分析や人工知能、IoT、データサイエンスなどの分野で高まっています。
Q. Pythonを使用することで得られるメリットは何ですか?
Pythonは文法がシンプルでわかりやすく、開発が迅速に行えます。また、豊富なライブラリや有用なフレームワークがあるため、多種多様なアプリケーションを開発できます。
※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!
※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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