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Pythonエンジニアとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

Pythonエンジニアとは、Pythonを使ったシステムの設計やプログラミングを行う職種です。Pythonは世界的に人気を博している言語で、Webサービスだけでなく、AIや機械学習など学術系のシステムでもよく使われています。今回はPythonのフリーランス事情なども併せて解説します。

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本記事の執筆
システムエンジニア 恵良 信(えら まこと)

大学院卒業後、大手SI企業・ソフトウェアハウスにてシステムエンジニアとして従事。ネットワークエンジニアやデータベースエンジニアとともに、基幹システムをはじめとして多数のシステム設計・開発・運用を担当した。特に交通系システム、商業施設系システムに精通している。現在はIT領域をメインとした記事執筆、法人向けシステム導入支援などを行うフリーランスとして活動中。

目次

Pythonエンジニアの仕事内容
Pythonエンジニアに必要なスキル
Pythonエンジニアに役立つ資格
Pythonエンジニアの需要・将来性
Pythonエンジニアのキャリアパス
フリーランスのPythonエンジニアとして働くには

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Pythonエンジニアの仕事内容

Pythonエンジニアの仕事内容は、設計・プログラミングといったシステム開発分野だけでなく、データ分析やアルゴリズム設計など研究分野にも及びます。

Webアプリケーションにおけるサーバーサイド担当者

PythonはWebサービスやアプリケーションのサーバーサイドで動作する言語です。

同じようにサーバーサイドで動作する言語には「Java」「C」「PHP」「Ruby」などさまざまあります。Pythonエンジニアは「Python」を使う設計やプログラミングを担当するエンジニアです。

上の言語のうち、CやJavaはコンパイラや仮想マシンを使って実行ファイルを作成するコンパイラ型言語であるのに対し、他の言語やPythonはコンパイラを使わないインタープリタ型言語です。Pythonは処理が速いことや、ソースコードの生産性、可読性が高いことから人気があります。

よってPythonエンジニアはPythonに精通して、そのポテンシャルをフルに活用したサーバーサイドエンジニアとしての仕事を求められます。

Pythonプログラミング

Pythonプログラミングは他の言語に比べると若干独特です。PythonはPythonic(パイソニック)と呼ばれるPythonの設計思想をプログラミングで実現することで、生産性や可読性が高く、処理速度が速いソースコードを組むことができます。このようなメリットがあるため、Pythonエンジニアには「Python流」のプログラミングをすることが求められます。

データ分析

Pythonは科学計算用ライブラリなどが充実しており、データ分析などに用いられることが多い言語です。特に近年はビッグデータなどを取り扱う言語としても人気があります。

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アルゴリズム設計

データを分析するためのアルゴリズムを設計することもPythonエンジニアの仕事です。Pythonエンジニアはデータサイエンティストとして求められることもあり、この場合はPythonだけの知識では案件の獲得は難しくなります。

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Pythonエンジニアに必要なスキル

Pythonエンジニアは仕事の領域によって、必要とされるスキルが分かれます。サーバーサイドエンジニアとして仕事をする場合はPythonプログラミングとサーバーサイドのスキルが必要です。一方、データサイエンティストとしての仕事であれば、データ分析スキルなどが必要となります。以下、Pythonエンジニアに必要なスキルを解説します。

初歩的なサーバーサイドエンジニアのスキル

サーバーサイドエンジニアは一職種として成り立つほどレベルが高い仕事ですが、Pythonエンジニアはサーバーサイドエンジニアの中でも、サーバー処理の設計やプログラミングを担当します。そのため、サーバーサイドエンジニアとして初歩的な知識は蓄えておきたいところです。

Pythonプログラミング

Pythonはとてもシンプルな言語でありながら、さまざまな処理の記述に向いています。Pythonエンジニアを求める案件でクライアントは、何らかの理由で「Pythonでなければならない」あるいは「Pythonを使いたい」と考えています。

そのためPython独特の処理の記述や言語仕様に精通したプログラミングができることも重要です。

C言語のような汎用性の高い言語や数学などに強いFortranではなく、Pythonが選ばれる理由は、記述が簡単だからです。例えばPythonを使えばWebサーバーの処理を3行で記述することができますし、機械学習などで使われる繰り返し処理も、記述が難しくありません。

簡単な記述で済むということは生産性も可読性も高くなり、プロジェクト全体のパフォーマンスが上がります。

言い換えると、処理を簡潔に記述できるPythonのポテンシャルを引き出せないようでは、Pythonエンジニアとしては心もとないとも言えるでしょう。

データ分析スキル(統計学、回帰分析など)

Pythonはビッグデータを始めとした、データ分析にも用いられます。データ分析スキルには統計学や回帰分析など学術分野のスキルも含まれるため、Pythonエンジニアの中でもデータ分析系の案件を獲得するには、システム開発領域を超えたスキルが必要とされます。

人工知能、機械学習などのスキル

人工知能の多くは機械学習というアルゴリズムが用いられています。そしてさらに、人工知能の目的によって形態素解析といった自然言語処理の知識が求められることもあります。

よってPythonエンジニアの中でも人工知能や機械学習などを手がけたい方は、学術的スキルを身に付けておきましょう。

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Pythonエンジニアに役立つ資格

PythonエンジニアとしてPythonを使いこなせるのであれば、上に書いたスキルを身に付けていることを証明するための資格試験を受けてみることをおすすめします。合格すると案件の獲得に結びつきやすくなるでしょう。以下、Pythonエンジニアに役立つ資格を解説します。

Python 3 エンジニア認定基礎試験

本試験は「一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会」が主催している試験で、Pythonの文法や標準ライブラリをメインに問われる試験です。本試験に合格することで、Pythonをある程度使いこなせる基本的なスキルを身に付けていることが証明できます。

なお本試験には認定教材として「Pythonチュートリアル第三版(オライリー・ジャパン)」が指定されています。

Python 3 エンジニア認定データ分析試験

本試験も「一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会」が主催している試験です。まだ本格的に開始されていませんが、2019年8月にベータ試験が開催されました。

出題範囲の大部分は数学の基礎とPythonライブラリによるデータ分析の実践、データ収集と加工という内容です。この資格だけで実務上すべてのデータ分析をまかなえるスキルを証明できるわけではありませんが、Pythonを使ったデータ分析ができることや、データ分析の土台となる数学的知識、素養があることの証になります。

Python Certifications

本試験はポーランドのNPO「OpenEDG Python Institute」が主催している、国際的に通用するPython試験です。試験は「エントリーレベル」「アソシエイト」「プロフェッショナル1」「プロフェッショナル2」の4つに分かれています。

エントリーレベルはPython入門、初心者レベルの試験で、アソシエイトになるとオブジェクト志向の技術が問われ、Pythonを使いこなせるレベルを証明できます。

プロフェッショナル試験はPythonプログラミングはもちろん、GUIや数学、科学領域でPythonを活用できるかどうかが問われます。

本格的にPythonエンジニアとして活躍し、Pythonを使ったキャリアアップを目指しているのであれば、本試験にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

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Pythonエンジニアの需要・将来性

Pythonエンジニアは、Pythonの人気や機械学習関連技術の発展、企業のAI技術への進出などにより需要が高まっており、今後もこの傾向は続くと思われます。

理由としてはPythonに代わる言語は少なく、Pythonコミュニティーも活発だからです。さらに、AIや機械学習と言えばPythonという流れは今のところ変わる気配はありません。またPythonは軽快な動作と高い生産性を持った優秀な言語という点でも人気があり、将来の見通しも良い言語と言えます。

ただしPythonエンジニアの需要が高まったとしても、未経験者やスキルに乏しい方がPythonエンジニアの案件を獲得できるかとなると微妙です。というのも、Pythonを使いこなせるエンジニアは増えているため、Pythonエンジニア間での競争も始まっているからです。企業もPythonエンジニアが少なかった頃は未経験者でも歓迎していましたが、現状はPythonのスキルが一定以上あるエンジニアの募集が多い状況です。

Pythonエンジニアを目指すのであれば、機械学習やAIなどの分野で何らかの実績を残す、あるいはWebサービスを作る、GitHubにソースコードを公開して評価されるなど、出来るだけ高いPythonのスキルを身に付けておくことをおすすめします。

現時点では、Pythonは将来が明るい言語のため、スキルアップのために努力しても損はないと考えられます。

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Pythonエンジニアのキャリアパス

Pythonエンジニアのキャリアパスとしては、サーバーサイドエンジニアやデータサイエンティストなどが考えられます。

サーバーサイドエンジニア

サーバーサイドエンジニアは、システムのインフラを設計したりサーバーサイドの処理、データベース処理の設計をしたりする職種です。Pythonエンジニアとしてサーバーサイドの業務に携わった経験は、サーバーサイドエンジニアへのキャリアの土台となります。

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データサイエンティスト

データサイエンティストはデータ分析の専門家です。データを活用した意思決定や合理的な判断をサポートする業務で、データ分析した結果を元にあらゆるアドバイスや助言を行うコンサルタントとしての一面も持ち合わせています。

このような業務を行うためには、統計学や数学などの知識に合わせて、Pythonを使ったデータ分析スキル、さらにビジネス市場や経済動向などあらゆる知識が必要とされます。
ビッグデータの、ビジネスや学術研究への活用が盛んになっているため、これから求められる人材と言えます。

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フリーランスのPythonエンジニアとして働くには

フリーランスのPythonエンジニアの案件は少なくありません。Pythonは世界的に需要が高い言語で人気もあります。ここではフリーランスのPythonエンジニアとして働くための道筋を解説します。

Pythonプログラマーとしての経験を積む

サーバーサイドの業務でPythonを使う、あるいはデータ分析の領域でPythonを使う。いずれの場合もPythonに精通していることが求められます。よって、Pythonプログラマーとしての経験を積むことが、Pythonエンジニアへの近道と言えます。

また、先に紹介したPython関連の試験に合格して、Pythonに精通していることを証明することも案件を獲得するための一つの手です。

データ分析系の案件を獲得する

データ分析系の業務は案件によってレベルも内容もまったく異なります。数学やPythonの科学計算ライブラリの習得が前提となりますが、比較的獲得しやすい案件もあるため、案件をこなしながら実績を積んでいくと良いでしょう。

データ分析系の案件が獲得できれば、以後、Pythonエンジニアとして活躍し続けることができます。

未経験からPythonエンジニアになるには

Pythonエンジニアを目指す場合、まずサーバーサイドエンジニア系のPythonエンジニアを目指すのか、あるいはデータ分析などを主に行う、データサイエンティストとしてのPythonエンジニアを目指すのかによって、積むべき経験や必要なスキルが変わります。

サーバーサイドエンジニア系のPythonエンジニアを目指すのであれば、システム開発案件に幅広く携わり、システムインフラ(ネットワークやデータベースなど)のスキルをアップさせて、サーバーサイドの処理の設計などができるようになることが大切です。

データサイエンティスト系のPythonエンジニアを目指す場合、Pythonのプログラミング知識に加えて、統計学、数学など学術系のスキルを磨くことをおすすめします。

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最後に

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