ゲーム会社のインフラエンジニアとは?役割や必要なスキル | レバテックフリーランス
ゲーム会社のインフラエンジニアとは?役割や必要なスキル
ITインフラ全般を担当する職種であるインフラエンジニア。例えば大規模トラフィックの発生するオンラインゲームなどでは、ユーザーに不利益やストレスなくプレイしてもらうために的確なインフラ設計・構築やチューニングが欠かせません。ここでは、そんなインフラエンジニアの概要と、ゲーム会社に即した業務内容をご紹介します。
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インフラエンジニアの役割
インフラエンジニアとは、各種機器を調達してネットワークを整備したり、日々のインフラ運用・保守を行ったりする職種を指します。企業や案件によっては、サーバエンジニアまたはネットワークエンジニアの作業領域に近かったり、両職種の担当作業を兼任したりするケースもあります。
インフラエンジニアの作業内容とキャリア
インフラエンジニアの主な作業内容としては、予算やスペックを決定する要件定義、運搬・組み立て・ソフトウェア設定を行う構築、環境構築後の障害対応などが挙げられます。このように、幅広い作業に関わるのがインフラエンジニアの特徴です。
インフラエンジニアの仕事に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【エンジニアのプロ監修】インフラエンジニアとは?仕事内容や年収・必要スキル・資格などを徹底解説
ゲーム会社におけるインフラエンジニア
インフラエンジニアは具体的にどのような作業に携わる可能性があるのでしょうか。以下に、その例を示します。
■ハードウェアの選定
ハードウェアを導入するにあたっては、当然ながら開発するシステムに対し最適なものを選択する必要があります。また、高可用性(障害が発生してからの復旧の速さ)やコスト面に配慮することも大切です。そうした要素を鑑みた上でのハードウェア選定ポイントとしては、ハードウェアが故障した際の確認のしやすさ、制御用ソフトウェアの切り戻しのしやすさなどが挙げられるでしょう。
■設計・構築
設計とは、品質や速さ、容量などをクライアントの要望に応じて提案する作業です。多種多様な機器の性能を知り、費用対効果を考慮した上で適確な提案をすることが求められます。また、設計書作成には情報を明確かつ端的に記述するスキルが必要です。
構築は、設計書に基づいて実際にインフラを組み立てていく作業を指します。構築後には負荷テストを実施し、インフラが正しく動作するかどうかをチェックするのもインフラエンジニアの大切な役目です。
■運用・保守
運用・保守は、構築した後のインフラ管理作業のことを指します。障害発生時には、原因特定と復旧を行います。インフラトラブルが起こった場合の対処はインフラエンジニアに一任されるケースが多く、問題解決能力が問われる傾向にあります。システムおよびサービスの停止は、企業にとって大きな損失になり得る事柄です。
さて、上記はインフラエンジニアの業務の一例ですが、ゲーム会社に即した業務例もみてみましょう。
例えばオンラインゲームでは、ユーザー向けのイベントや広告などの影響で急激に負荷がかかることがあります。サービス自体の成長に伴い、想定していたスピードを大きく上回ってユーザー数が増えることもあります。こうした事態に備えて、大規模な負荷への対策や適切なインフラ増強計画の立案・実施などがインフラエンジニアに求められます。
また、コンシューマーゲームでもインターネット接続を要するものはありますし、社内のネットワーク環境を整えるといったケースも。一口にゲーム会社で働くインフラエンジニアといっても、さまざま業務内容があります。
ゲームに関わる職種の一つであるゲームデバッガーについては、「ゲームデバッカーとは?仕事内容や必要なスキル、フリーランス事情を解説」の記事で詳しくご紹介しています。
インフラエンジニアに必要なスキル
最後に、インフラエンジニアに必要とされるスキルを、みていきましょう。
■インフラ全般に関する知見
インフラ周りのあらゆる作業を担当するインフラエンジニアには、インフラ全般に関する広範な知見が必要とされます。サーバやネットワークはもちろんのこと、Apacheをはじめとしたミドルウェア、DB2/Oracleといったデータベース、Windows/Linuxなどのオペレーティングシステムについての知識も積極的に学び続けていくことが大切です。
■高負荷対応スキル
インフラは24時間常に稼働するのが当たり前になっている現在、障害が頻繁に発生するようではクライアント・ユーザー双方の信頼を失いかねません。ネットワークとシステム、両面での知識を身に付け、誰もが安心かつ快適に利用することができるインフラ設計を目指しましょう。
関連記事 : インフラエンジニアにおすすめの資格はあるか
ゲーム会社のインフラエンジニアに関するよくある質問
ここでは、ゲーム会社のインフラエンジニアに関するよくある質問に答えていきます。
Q. フリーランスとして働く場合、インフラエンジニアはどんなスキルが必要ですか?
ネットワークに関する知識、セキュリティーの知識、クラウドへの知見、コミュニケーション能力、営業力等が必要です。
Q. ゲームインフラエンジニアの主な仕事内容は何ですか?
ゲームインフラエンジニアの主な仕事内容は、ゲームの設計・構築・運用・保守です。スキルや経験によって業務内容が変わることもあります。
Q. ゲームインフラエンジニアの平均年収はどの程度ですか?
ゲームインフラエンジニアの平均年収は約650万円です。
Q. インフラエンジニアの仕事がきついと言われる要因は何ですか?
インフラエンジニアの仕事がきついと言われる要因としては、仕事の成果を実感しにくい、予想外のトラブルが起きる、深夜勤務がある、残業が多い、プライベートの確保が難しい等が挙げられます。
Q. インフラエンジニアとして働くと、どんなメリットがありますか?
知識やスキルが習得できる、社会への貢献度が高い、大企業で働ける可能性がある、安定した収入を得られる、キャリアを積むことで年収が上がる等のメリットがあります。
最後に
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