在宅でWebデザイナーは難しい?未経験からスキルを身につける方法を解説

この記事でわかること
  • 在宅Webデザイナーの仕事内容や働き方
  • 未経験で在宅Webデザイナーになる方法
  • 在宅Webデザイナーの年収と将来性

近年は新型コロナウイルスの流行も影響し、企業はテレワークや在宅勤務を積極的に取り入れるようになりました。この流れから、Webデザイナーも在宅での仕事が可能な案件や求人が出ています。在宅Webデザイナーを目す一方で、求人の内容、案件の受け方、必要なスキルなどが分からない人へ向けて、求人や案件について解説します。収入や仕事内容、デザインスキルの習得方法なども合わせてご紹介するので、参考にしてください。

地方に移り住んで仕事をすることに興味がある方は以下の記事をぜひ参考にしてください。
【地域別】フリーランスの単価相場を比較!地方で働くメリットやおすすめの職種も紹介

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目次

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Webデザイナーが在宅で働くのは難しい?

Webデザイナーが在宅で働けるかどうかは、雇用形態がひとつのポイントです。フリーランスのWebデザイナーは就業規則にとらわれないため、リモートワークがしやすい傾向にあります。

実際にWebデザイナー向けの案件を多数扱うレバテッククリエイターの案件を見てみると、90%近くがリモート可。会社員としては在宅ワークが難しくても、フリーランスになればいい案件が見つかる、ということもあるでしょう。今の会社では在宅ワークができない、在宅ワークができる求人が見つからないという人は、フリーランスになることを検討してみてください

ただし、フリーランスのWebデザイナーとして在宅ワークを行うには、実績や経験が必要です。未経験から在宅Webデザイナーになりたい人は、記事の後半で紹介する、未経験から在宅Webデザイナーになる方法を参考にしてください。

未経験から在宅プログラマーを目指すキャリアパスを描いている場合は、以下の記事でノウハウを解説しているのでご覧いただくとよいでしょう。
在宅プログラマーを未経験で目指す方法|求人・案件の探し方は?

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在宅Webデザイナーの仕事内容

在宅で働くWebデザイナーと出社して働くWebデザイナーの仕事内容に大きな違いはありません。基本的にWebデザインはパソコンがあればできる仕事だからです。

未経験の人に向けて、在宅Webデザイナーの主な仕事を紹介します。あくまでも一例ですが、仕事の流れは以下の通りです。

  • クライアントへのヒアリング
  • ワイヤーフレーム(設計図)の作成
  • デザインカンプ(デザイン案)の作成
  • コーディング
  • テスト
  • クライアントへ納品

Webデザインの仕事は、制作目的や希望、ターゲット、テーマなどをヒアリングすることから始まります。ヒアリング内容が不十分だと、制作するWebサイトの方向性が決められません。

ヒアリング後は、ワイヤーフレーム(設計図)を作成し、必要なページ数や画面のレイアウトなど詳細なデザインを起こしていきます。

方針がすべて決まったら、次の作業はコーディングです。コーディングの完了後は、テストをしてWebサイトの動作を確認します。問題がなければクライアントへ納品し、更新や修正などの要望があれば対応していくという流れです。

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在宅Webデザイナーの働き方とは?4つの例を紹介

一口に在宅Webデザイナーといっても、働き方は一様ではありません。以下に、在宅Webデザイナーの働き方の例を4つ紹介します。

インハウスWebデザイナー

インハウスWebデザイナーは、自社のWebサイトをデザインするデザイナーです。「インハウス(in-house)」は、業務を外注せず、自社内で制作を手がけることを意味しています。

企業に所属する会社員でありながら、在宅勤務が認められるケースも多いのがインハウスWebデザイナーの特色です。安定した雇用と自由な働き方を両立できるでしょう。

Web制作会社の社員

Web制作会社は、インハウスWebデザイナーを持たない企業がWebサイトを外注する際に利用する専門の会社です。Web制作会社で働くWebデザイナーも、在宅で働けることがあります

インハウスWebデザイナーと比較すると、複数のクライアントのサイト作成に携われるのが制作会社社員の特徴です。多くの案件に取り組めるメリットもありますが、比較的納期が厳しく、忙しくなりがちなのはデメリットだといえます。

将来的にフリーランスを考えている場合は、Web制作会社での経験が活きるでしょう。

フリーランス

企業に所属せず、個人でWebデザイン案件を受注して働くフリーランスもいます。同じ在宅Webデザイナーでも、会社員であるインハウスWebデザイナーやWeb制作会社社員より自由度は高くなるでしょう。しかし、営業から打ち合わせ、トラブル対応まですべてを1人で担うため、負担も大きくなります。

フリーランスWebデザイナーについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
フリーランスWebデザイナーの仕事のリアル|会社員との違いや単価相場について徹底解説

副業

会社員として企業に所属しつつ、業務後や休日に副業でWebデザインをする人もいます。会社員の安定収入や福利厚生を享受しつつ、在宅Webデザイナーとして働けるのがメリットです。ただし、フリーランスと同様、案件獲得やトラブル対応はすべて自己責任になります。

副業は国も推奨する働き方です。副業や兼業は、新たな技術の習得、オープンイノベーション・起業の手段、そして第2の人生の準備に適しているとされます。

参照 : 厚生労働省|副業・兼業の促進に関するガイドライン

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在宅Webデザイナーの求人・案件の特徴

在宅Webデザイナーの求人・案件が提示する作業内容は、サイト構成やサイトデザインの制作が中心です。新規Webサイトの制作以外には、LP(ランディングページ)や特設ページのみの制作、Webサイト全体のリニューアルなどがあります。コーディングやバナー制作などを担当するケースもあるようです。

新型コロナウイルスの流行でテレワークの導入が進んだ結果、Webデザイナーの求人・案件にも、在宅ワーク可能なものが増えています。

副業でWebデザインをしたい人向けには、以下のような単発案件もあります。

  • サイトデザインのみの作成
  • バナー作成
  • 単独ページのデザイン作成
  • デザインカンプやワイヤーフレームのみの作成

案件によってはコーディングが必要なものもありますが、作業時間が増える傾向にあります。副業の場合は使える時間が制限されることが多いため、デザイン作成のみの案件を探すとよいでしょう。

LPやトップページのみといった単独ページの作成や、デザインカンプ・ワイヤーフレームなどのデザイン案作成も、作業時間が短くて済みます。

バナー作成の案件では、Webサイトで使用するバナーを作成します。PhotoshopやIllustratorなどの画像編集ソフトが使用できる環境であれば、在宅作業が可能です。このような単発案件は作業量が少ないため、隙間時間での業務に適しています。

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未経験から在宅Webデザイナーになるには

Webデザインの知識がない完全未経験から、いきなりWebデザイナーになるのは難しいでしょう。在宅Webデザイナーになるには、デザイナーとしてのスキルと実績が必要です。ここでは、未経験から在宅Webデザイナーを目指す手順を紹介します。

在宅Webデザイナーに必要なスキルを身につける

未経験の方は、まず何より在宅Webデザイナーに必要なスキルを身につけることから始めてください。たとえば、画像を編集するソフトを扱えるようになる、言語を学んでコーディングもできるようにする…などです。具体的なスキルについては「在宅Webデザイナーに必要なスキル」で解説するので、参考にしてみてください。

ポートフォリオを作成

Webデザイナーは、ポートフォリオを作成することも大切です。ポートフォリオとは、Webデザイナーが自分のスキルをアピールする作品集のこと。企業やクライアントからスキル・実績の提示を求められた際、ポートフォリオで分かりやすくアピールできるのがポイントです。

Webデザイナーのポートフォリオは、PCやタブレットなどで閲覧できるWebサイトの形式が適しているでしょう。ただし、対面での面接を受けに行くなら、プリントアウトしたものもあると便利です。

まずは副業で小さな案件から始める

スキルを身につけ、ポートフォリオを作成したら、副業で小さな案件から挑戦してみます。本業の在宅Webデザイナーの求人・案件に応募するにあたっては、実績があった方が選考で有利に働くからです。実績づくりだけでなく、好きな作業をメインに受注できたり、副業を通じて人脈が広がったりするのも副業のメリットだといえます。

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在宅Webデザイナーに必要なスキル

在宅Webデザイナーになるには、以下のスキルが必要です。

デザインスキル

Webデザイナーにとって重要なのは、資格や学歴よりもデザインスキルです

デザインスキルとは、制作するサイトの目的に応じて、配色や配置などを適切に決定する力のこと。デザインスキルが不足していると、ページが閲覧されない、すぐにページから離脱されてしまう、サイトのユーザビリティが下がる、といった結果になりかねません。

サイトの構造はクライアントが決定したとしても、サイトのデザインは基本的にWebデザイナーが担当します。しかし、在宅のWebデザイナーの場合、クライアントと対面でのコミュニケーションをとる機会が少なくなりがちです。在宅ワークを希望するなら、クライアントの意図を正しく汲み取って的確にデザインするスキルが必須になります。

HTML・CSS・JavaScriptのスキル

Webサイトを構築する言語であるHTML・CSSによるコーディングスキルは、Webデザイナーにとって有用です。HTMLは見出しや画像の位置など、ページの構造を定義します。CSSは、文字の色やページレイアウトなどを指定する言語です。さらに、動的なページにするためには、JavaScriptも使いこなせる必要があります。

WordPressを扱うスキル

WordPressは、大手のCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。世界中にあるWebサイトの多くが、WordPressによって構築されているといわれています。クライアントから依頼されるサイトのCMSもWordPressであることは多いため、使えるに越したことはないでしょう

Photoshop・Illustrator

PhotoshopとIllustratorは、Adobe社が提供する画像制作ソフトです。Photoshopはデザインのレイアウトや写真の加工、Illustratorはロゴ制作やイラスト描画に適しています。

HTMLやCSSで実装できる装飾には限界があります。PhotoshopやIllustratorを使えると、Webサイトの見た目が格段にアップするのがポイント。月額利用料金(またはライセンスの購入)が必要なソフトですが、Webデザイナーを目指すなら使いこなせるようになりたいツールです。

SEO知識

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は、Googleのような検索サイトから自作サイトに集客するために必要な知識です。SEOができていないと、どれほどデザインが優れたサイトでも閲覧者が現れません。Webデザイナーは、SEO関連の知識を身に付け、検索順位が高くなるようなサイト作りが望まれます。

自己管理力

在宅Webデザイナーには、スケジュールや体調面の自己管理力も必要となります

オフィスで働く場合と異なり、在宅ワークでは上司や管理者から細かく作業の進捗を確認される機会は少ないと考えられます。また、人の目がないためについ夜遅くまで作業をしたり、食事を取らずに業務に没頭してしまったりすることもあるでしょう。

1人で働くのは気楽な面もありますが、自己管理に長けていなければならない点は留意してください。

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在宅Webデザイナーのスキルを身につける方法

在宅Webデザイナーに必要なスキルは、次のような方法で身につけることができます。

参考書を利用した独学

Webデザインに関する書籍は多く発行されているので、独学でスキルを習得できる可能性があります。インターネット環境がなくても勉強できるので、通勤時間のような隙間時間の活用に適しているでしょう。

しかし、本は情報のインプットが中心で、アウトプットが不足しがちになります。本で学んだ内容を実践すると効果的です。

Webデザイナー講座を受ける

Webデザイナーに必要なスキルを習得するために、Webデザイナー講座を受ける方法があります。Webデザイナー講座を受講できるのは、下記のような場所・機会です。

  • 公共職業訓練
  • 求職者支援訓練
  • 民間の通学型スクール
  • 民間の在宅型スクール

公共職業訓練と求職者支援訓練は、公共職業安定所(通称:ハローワーク)が実施する職業訓練です。「ハロートレーニング」と総称されます。テキスト代などはかかりますが受講料は原則無料で、ハローワークがある全国どこからでも申し込みや相談が可能です。

ただし、ハローワークに訓練の必要性を認めてもらわなければ受講できません。ハローワークでの求職申込みと職業相談ののち、職業訓練への申し込みや面接、筆記試験といったプロセスを経て受講します。

参照 : あなたのしごと探しに役立つスキルを。ハロートレーニング|厚生労働省

公共職業訓練(離職者訓練)

公共職業訓練は、主に雇用保険を受給している求職者を対象としたもので、離職者訓練と障害者訓練の2種類があります。ここでは、離職者訓練について紹介します。

Webデザインの離職者訓練で習得できるスキルは、Webデザインの基本となる企画・提案・制作・保守・運用のプロセスなどです。さらに、実習形式でPhotoshopやIllustratorといったツールの使い方や、HTML・CSSのスキル、jQueryやWordPressを使ったWeb制作手順なども学びます。訓練期間は2ヶ月~半年間程度ですが、中には年単位の長期訓練も実施されています。

職業訓練のメリットは、離職者なら基本的に無料で受講できることです。数ヶ月に渡る講座を受講しても、テキスト代1万円程度の負担で済みます。民間のスクールと比べて、リーズナブルなのが特徴です。

ただし、職業訓練のWebデザイン系のコースは数が少なく倍率も高くなりがち。自分が通えるタイミングに希望の講座が開催されていないケースもあるため、注意が必要です。

求職者支援訓練

求職者支援訓練は求職者のうち、雇用保険を受給できない人、雇用保険の受給期間中に再就職が叶わなかった人を対象とする職業訓練です。現在フリーランスや自営業で、企業への就職を希望する人も含まれます。

公共職業訓練と同様に、多くのコースの訓練期間は2ヶ月~6ヶ月程度です。Webデザインの訓練では、HTML5とCSS3のコーディングやWebマーケティングの知識も身につきます。PhotoshopやIllustratorの実技や、スマートフォンに対応したWebデザインに特化したコースがあるのも特色です。

また、下記の条件を満たせば「職業訓練受講給付金」として月額10万円の補助を受けられます。条件を満たさない場合でも、公共職業訓練と同様、受講料無料でスキルを習得できるのは大きなメリットです。

  • 本人月収8万円以下
  • 世帯月収25万円以下
  • 世帯金融資産300万円以下
  • 居住地以外に土地や建物を所有していない
  • すべての訓練実施日に出席
  • 世帯に給付金を受給して訓練を受けている人がいない
  • 過去3年間に特定給付金の不正受給をしていない

求職者支援訓練のデメリットは、希望しても受講できないこと。公共職業訓練同じく人気が高いコースには選考があり、場合によっては参加できないこともあります。

参照 : 就職支援・給付金などについて知る|厚生労働省

民間の通学型スクール

民間の通学型スクールでも、本格的なWebデザインの知識や技術を習得できます。Photoshopやllustratorの使い方、HTML・CSSの知識などのWebデザイナーに必須のスキルが身につくでしょう。スクールやコースによっては、マーケティングからサーバーに関するノウハウ、グラフィックデザインまで学べる場合もあります。

受講期間はスクールやコースによりますが、まとまった内容を順序立てて学ぶには数ヶ月程度かかるのが一般的です。長期間のコースなら、受講料は少なくとも20万円程度かかるでしょう。

民間の通学型スクールのメリットは、学習する内容を自由に選べる点です。ハロートレーニングに比べて、たくさんの選択肢の中から自分が学びたい内容に合ったコースを選択できます。受講条件や倍率を気にする必要もありません。

スクールによっては、卒業後の就職支援を行っていることもあります。キャリアアップしたい人には心強い存在となるでしょう。

スクールのデメリットは、料金が高額なこと。特に、収入がない状態でスクールに通う場合は、金銭面での負担が大きくなります。

民間の在宅型スクール

民間の在宅型スクールは、Webデザインをオンラインで学べるサービスです。PCとインターネット環境さえあれば受講ができるため、現職を続けながらスキルアップしやすいのが特色。スクールによっては、実践的なSEOスキルやWebマーケティングの知識、UIデザインなども習得できます。

カリキュラムによって受講料金は幅広く、月額数千円程度のものから、通学型スクールのように合計数十万円を要するものまであります。

民間の在宅型スクールのメリットは、インターネット環境があれば時間や場所を選ばずに受講できることです。講義動画を視聴できれば、いつでもどこでも勉強できます。

しかし、基本的にモチベーション維持やスケジュール管理を自分で行わなければならないのはデメリットともいえます。転職や就職をするタイミングから逆算して、計画的に学習しましょう。

研修期間ありの企業に就職する

スキルを身につけてから就職するのではなく、就職してからスキルを身につけるという方法もあります。経験不問で採用し、入社後の研修でWebデザイナーとして育成する企業や求人を探してみてください。

最低限のPCスキルやコミュニケーションスキルは求められますが、Webデザイナーとしてのスキルは入社後に習得すれば問題ありません。研修終了後は、そのままWebデザイナーとしての実務に携われます。

この方法のメリットは、給与を得ながらスキルアップや実務経験を積めること。ただし、未経験者を採用している企業でも、必ず教育体制が整っているとは限りません。募集要項や企業の採用サイトなどを確認して、教育や研修の有無を調べておくのが得策です。

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在宅Webデザイナーの求人・案件を探す方法

Webデザイナー向けの在宅求人・案件を探す方法を紹介します。

知人経由での紹介

以前の取引先や同僚から、企業の求人やフリーランス案件を紹介してもらう方法です。信頼関係がある分働き方の交渉がしやすく、在宅ワークに理解を示してもらえることも多いでしょう。独立直後に在宅案件を探している方は、まず仕事を紹介してくれそうな人脈に当たってみてください。

自主営業

ポートフォリオを作成し、それをもとに自ら営業して案件を獲得する方法です。Webサイト形式のポートフォリオを制作すれば、問い合わせフォームやリンク先のSNSを経由して案件を受けられます。サイトやSNSに在宅ワークを希望していることを明記することで、企業の担当者から在宅可能な求人・案件を紹介してもらえる可能性も高まるでしょう。

クラウドソーシング

クラウドソーシングサイトには常時数千件の案件が掲載されているケースもあるため、在宅ワークが可能な作業を探しやすいでしょう

ただし、単独ページのデザインのみ、デザインカンプの制作のみなど、単価も低い案件が多い傾向があります。まずは難易度の低い在宅案件から受注してみたい方は、利用してみてください。

転職サイト

在宅勤務可能な求人・案件を探すなら、専門の転職サイトを利用すると容易でしょう。求人・案件数が多く、比較検討しやすいことがメリットです。

ただし、転職サイトによってはクリエイティブな職種の求人が充実していないこともあります。転職サイトを利用するときは、それぞれの特徴をよく調べ、Webデザイナー求人に強いところを選ぶのがコツです。

フリーランスエージェント

フリーランスの在宅Webデザイナー案件を探すなら、フリーランス向けのエージェントを利用するのも手です。エージェントのメリットは、自分で営業活動をしなくても良いこと。単価交渉や契約に必要な手続きも代行してくれるので、案件獲得までの負担が減るでしょう。

案件獲得方法について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
フリーランスデザイナーの案件獲得方法や年収は?メリットデメリットも紹介

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Webデザイナーの平均年収

在宅Webデザイナーの平均年収がどれくらいなのか、実際の求人や案件から推察します。

ハローワークで企業が募集しているWebデザイナー求人(在宅可・正社員)案件では、月収は約20~40万円程度です。12ヶ月換算すると年収は240万~420万円となり、1ヶ月分の賞与が年2回出たとすると、平均年収の目安は280万~490万円程度でしょう

企業に属さない在宅Webデザイナーの平均収入は、フリーランスの業務委託案件単価から考えてみます。レバテッククリエイターでは、2021年5月11日時点でのフリーランスWebデザイナーの業務委託案件には、月額単価35万~55万円のものがあります。

単純に12倍して概算すると、平均年収は420~660万円となります。ただし、レバテッククリエイターが取り扱っているのは在宅ではなく企業常駐の案件です。実際の在宅Webデザイナーの平均年収相場とは異なる可能性があります。

厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」によると、デザイナーの年収はおよそ4,327,600円(きまって支給する現金給与額307.4千円×12月+年間賞与その他特別給与額638.8千円から算出)です。在宅のWebデザイナーに限定されていませんが、上記の数字は妥当といえるでしょう。

フリーランスの報酬制度は案件ごとに異なり、「成果報酬」「固定報酬」「時間報酬」のいずれかで金額が決まるのが一般的。Webデザインに加えてコーディングができる、Webデザインの経験年数が長い、UI/UXデザインが可能などの条件を満たすと、単価が高まる可能性があります。

参照 :
レバテッククリエイター|Webデザイナーの求人・案件一覧
賃金構造基本統計調査 / 令和元年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種

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在宅Webデザイナーの将来性

在宅Webデザイナーは、今後も将来性の高い職種であり続けると考えられます。

Webデザインは、今後も成長が見込まれる大規模な市場です。総務省が2020年に発表した「令和元年通信利用動向調査の結果」によると、スマートフォンを保有している世帯の割合は8割を超えています。個人の保有割合も年々増加していて、7割弱まで普及しました。

それだけWebサイトのユーザーは増えていることになり、必然的にWebデザイナーの需要も高くなり続けるでしょう。

また、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年以降テレワークを導入する企業も増えました。この先も、柔軟な働き方を認める職場は多くなることが予想されます。在宅で働くWebデザイナーの需要アップも期待できるでしょう。

参照 : 総務省|報道資料 「令和元年通信利用動向調査の結果」

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在宅Webデザイナーに関するよくある質問

最後に、在宅Webデザイナーに関するよくある質問を紹介していきます。

Q. 在宅Webデザイナーの仕事内容にはどのようなものがありますか?

A. Webデザイナーの主な仕事内容は、Webページの構成・レイアウト決め、ロゴや画像の制作、コーディングなど。在宅Webデザイナーは、こうした業務を自宅で行います。Webデザイナーは基本的にパソコンとインターネット環境があれば作業できるので、在宅ワークに向いている職種だといえるでしょう。

Q. 未経験から在宅Webデザイナーになるのは難しいですか?

A.「在宅Webデザイナーに未経験でなるのは難しい」という人もいるようです。しかし、決して不可能ではありません。技術を学んで実績を作っていけば、本業で在宅Webデザイナーになれる可能性もあります。

中には、「もともとのセンスがないとデザイナーは難しいのでは?」と考える人もいるでしょう。しかし、クライアントのニーズを満たすデザインには「型」があります。そうした型を学んで実践できるようになれば、センスの有無にかかわらずWebデザイナーになれると考えられます。

Q. どうすれば在宅Webデザイナーになれますか?

A. まずは、在宅ワークできるツールと環境を整える必要があります。パソコンとインターネット環境はもちろん、PhotoshopやIllustratorといったグラフィックソフト、コーディングの効率化を図るためのテキストエディタなども用意してください。

そのうえで言語やSEOなどのスキルを身につけ、小さな案件から受注して実績を作っていきます。実績をある程度積んだら、単価の高い案件にも少しずつ参画できるようになるでしょう。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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