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インフラエンジニアの需要と将来性|クラウドの登場で環境はどう変わっていく?

インフラエンジニアはIT基盤を支える重要な職種であるため一定の需要と将来性が見込めます。しかし、新技術の登場や開発環境の変化によりインフラエンジニアに求められるスキルには変化が表れています。本記事ではインフラエンジニアの需要と将来性について、クラウドの登場で環境はどう変わったのかという点を含めてご紹介します。

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目次

クラウドの登場でインフラエンジニアは不要になる?
インフラエンジニアの需要と将来性
これからのインフラエンジニアに必要なもの
インフラエンジニアの仕事内容
インフラエンジニアの年収
インフラエンジニアのキャリアパス
将来のビジョンを見据えた計画を

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クラウドの登場でインフラエンジニアは不要になる?

クラウドの普及によって、インフラエンジニアが不要になるのではないかという声があります。しかし、今後しばらくはインフラエンジニアの需要がなくなることはないでしょう。むしろクラウドの普及が、インフラエンジニアの需要と将来性に対する追い風になっている側面もあります。

関連記事 : インフラエンジニアの将来性|クラウド化で今後の需要や転職に必要なスキルは変わる?

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インフラエンジニアの需要と将来性

インフラエンジニアは、引き続き需要と将来性が期待できる職種と言えます。その理由のひとつは、クラウドサービスに移行する企業が増加しているためです。総務省の「通信利用動向調査」によると、クラウドサービスを利用している企業の割合は年々増加しており、2014年では38.7%でしたが、2019年には64.7%にアップしています。

参照 : 総務省「通信利用動向調査」

従来のインフラは、サーバーやネットワーク、ソフトウェアなどを自社で用意して運用する「オンプレミス」が主流でした。そのため、企業がシステムの導入や拡張をする場合、要件を満たすネットワーク機器やソフトウェアなどをその都度準備しなければならなかったのです。それに加えて、インフラの運用・保守に必須なメンテナンスやトラブル対応も基本的には社内で行うことが求められるため、オンプレミスは導入はもちろん、運用にかかるコストも大きいものでした。

そこで、自社でサーバーやネットワークを準備せずに済む「クラウド」が注目され始めました。クラウドではトラブルが発生した際も、サービス提供会社がメンテナンスを行います。

このようなオンプレミスからクラウドへの移行に伴う作業を担えるのもインフラエンジニアなので、一定の需要が見込めると考えられるでしょう。

現在の状況

オンプレミスに比べ、ローコストで扱いやすいクラウドサービスの普及により、インフラのクラウド活用を行う企業が多くなりました。なお、すべてのインフラをクラウドへ乗り換える企業もあれば、一部の部門をクラウド化している企業もあります。どちらのケースにおいても、やはりIT基盤を支えるインフラエンジニアの知識や技術が必要です。そのため、インフラエンジニアはオンプレミスと合わせてクラウドサービスに関する知識が必要となり、インフラエンジニアが企業から求められるスキルもまた変化しています。

2020年現在は大規模な企業のクラウド導入率が高い傾向にありますが、リモートワークの普及もあり、中小企業もクラウドへ乗り換えていくことが予測されます。同時に、クラウドに移行することによってインフラエンジニアもリモートで作業できることが多くなるでしょう。急なトラブルが発生した際もPCと通信環境があれば対応できるケースが増えていくと、インフラエンジニアはオフィスに出社しない形でも勤務しやすくなるかもしれません。

今後の見通し

世界的なクラウドサービスの普及によって、インフラエンジニアにはますますクラウドの知識やスキルが求められるようになっています。特に、AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azure、GCP(Google Cloud Platform)などのクラウドコンピューティングサービスは、近年多くの企業が活用しており、今後のクラウドインフラ構築・運用保守においても欠かせないものと言えます。

そのため、クラウドに関する知識、スキルを身につけたインフラエンジニアは、今後も需要が増えると予測されます。

国内と海外の需要

クラウドサービスを活用する動きは国内・海外ともに広がっており、それに伴いクラウドを扱えるインフラエンジニアの需要は伸びていると考えられます。しかし、企業のクラウド活用の流れは、日本よりも北米を中心とする海外の方が先行している部分もあります。

総務省が発表した「平成30年版情報通信白書」には「世界のクラウドサービス市場規模の推移及び予測(地域別)」が掲載されています。各国の市場規模(予測)は以下の通りです。

世界の地域別クラウドサービス市場規模の推移と予測
  2014年 2020年
北米 299.0億ドル 1689.6億ドル
欧州その他 161.1億ドル 707.1億ドル
アジア太平洋 127.3億ドル 563.2億ドル
中南米 18.7億ドル 87.2億ドル

参照 : 総務省「平成30年版情報通信白書」

上記の表から分かるように、クラウドサービス市場規模は北米や欧州などをはじめ世界的に大きく伸びており、海外でもクラウドを扱えるインフラエンジニアは需要が高いと言えます。

関連記事 : インフラエンジニアのスペシャリスト以外のキャリアパス

これからのインフラエンジニアに必要なもの

これからのインフラエンジニアには、以下のような要素が求められると考えられます。

  • クラウド技術に関する知識・スキル
  • プログラミングスキル

クラウド技術に関する知識・スキル

国内・海外ともにクラウドに移行する企業は増加しているため、今後のインフラエンジニアにはクラウド技術に関する知識やスキルが求められます。具体的には、世界的にトップクラスのシェアを誇るAWS、GCP、Azureといったクラウドサービスに関するスキルなどです。基本的には初期設定から運用までを担当できるよう、クラウド特性を活かした設計やセキュリティ対策、緊急時の対応について一通り身につけておくことが求められるでしょう。

プログラミングスキル

ITインフラのクラウド化により、インフラをコードで制御する必要が出てきました。クラウドインフラにはIaaS(Infrastructure as a Service)やPaaS(Platform as a Service)、そしてAPI(Application Programming Interface)などが使われることがあり、これらを制御するにはプログラミングが必要です。

インフラエンジニアが習得すべきプログラミング言語には、以下のようなものが挙げられます。

  • Python
  • Ruby
  • Java

クラウドを扱うのであれば、最低限プログラムを読んでおおよその内容を理解することができるようにしておくことが求められるでしょう。

関連記事 : インフラエンジニアに必要とされる技術

インフラエンジニアの仕事内容

 

インフラエンジニアの仕事内容は、主にインフラの「設計」「構築」「運用管理」であり、クライアントの要望に沿ったインフラを構築するのが仕事です。サーバーやネットワーク機器、ソフトウェアなどの選定を行い、ネットワーク基盤を構築します。運用後はネットワークの管理・監視なども担当します。

従来は物理的なサーバーで設計、構築作業を行っていたため、作業を行うにあたっては基本的に現場に出向く必要がありました。しかし、クラウドサービスの普及により、PCとネット環境があれば現場に行かずともインフラの開発や管理が可能になり、トラブルが発生してもすぐに作業に取り掛かることができるようになってきました。

今後は物理的な機械やネットワークに関する仕事よりも、クラウドをはじめとする仮想化技術に関する業務がさらに増えていくことが予測されます。

関連記事 : インフラエンジニアとは?仕事内容やスキル、年収、未経験からの勉強法などを徹底解説

インフラエンジニアの年収

 

インフラエンジニアの年収に特化した政府機関などの集計データは発表されていないため、ここでは2017年の経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」からインフラエンジニアに近いと思われる職種の年収を見てみましょう。

職種 平均年収
ITエンジニア(基板設計担当・ITアーキテクト) 778.2万円
IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用) 608.6万円
IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート) 592.2万円

参照 : 経済産業省 「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」

フリーランスのインフラエンジニアについては、2020年9月時点でレバテックフリーランスに掲載されているインフラエンジニア案件をもとに算出すると、平均月額単価が約64万円となっています。年金保険料などを考慮せずに12ヵ月分で年収換算すると、約768万円です。

インフラエンジニアの求人・案件一覧

インフラエンジニアの年収は、主に「設計」「構築」「運用保守」のどれを専門的に行うかによっても変わりますが、今後のインフラエンジニアにはクラウドサービスに関するスキルが求められることから、クラウドに対応できるエンジニアであればさらに高い年収を得ることも可能となると言えるでしょう。

関連記事 : インフラエンジニアの平均年収|転職して狙える収入は?年収1000万円は可能?

インフラエンジニアのキャリアパス

インフラエンジニアからのキャリアパスとしては、以下の7つのような職種が挙げられます。

  • ITスペシャリスト
  • ITアーキテクト
  • ITコンサルタント
  • フルスタックエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • プロジェクトマネージャー
  • PMO

ITスペシャリスト

ITスペシャリストは、IT分野において高度な専門知識やスキルを持つスペシャリストです。経済産業省の定義によると、ITスペシャリストは下記のいずれかの分野において、ITスキル標準(ITSS)レベル3以上に匹敵する高度な知識とスキルが要求されます。

  • プラットフォーム
  • ネットワーク
  • システム管理
  • データベース
  • アプリケーション共通基盤
  • セキュリティ

参照 : 経済産業省、独立行政法人情報処理推進機構「職種の概要と達成度指標(6)IT スペシャリスト」

仕事内容としては、専門性を持つ分野の業務に特化し、一般的なインフラエンジニアが解決できない問題に対応することが中心になるでしょう。そのため、インフラエンジニアの「設計」「構築」「運用保守」の実務経験を直接活かすことが可能です。ITスペシャリストは特定の技術のプロになりたい人に向いているキャリアパスと言えます。

関連記事 : 情報セキュリティスペシャリストの仕事内容

ITアーキテクト

ITアーキテクトは、IT分野においてクライアントの要望に合わせたシステムや環境などの設計・構築をします。インフラエンジニアと異なる点は、より企業経営に近い視点からビジネス戦略に沿った企画や提案を行うことです。

もちろんインフラエンジニアの設計・構築といった経験を活かすことができますが、プロジェクトにおいてコストや人員などマネジメントにも関わるため、リーダーシップやコミュニケーション能力も求められます。

プロジェクトによっては最新技術を活用する必要も出てくるため、ITスペシャリスト以上のスキルや知識が必要とされる場合があります。ITアーキテクトは、インフラエンジニアとして培ったスキルを活かしてさらに上流工程の仕事に携わりたい人に向いているキャリアパスです。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、IT技術を活用してクライアントが抱える問題を解決することが仕事です。たとえば業務を効率化したいという企業に対しては、まず業務効率が悪い原因を見極め、どのような解決方法があるのか、あるいは最適なのかを提示します。提案が採用されれば、ITコンサルタントはプロジェクトの管理者ともなり、ヒアリングから要件定義、構築からプロジェクト終了までを一貫してサポートすることになります。

ITコンサルタントは、ITエンジニアの数あるキャリアパスの中でも提案が必要になるなど営業的側面が強いですが、クライアントへの提案時などにインフラの企画・設計経験を活かすことができるでしょう。インフラエンジニアとしての経験と知識を活かしてより大きな観点から問題解決に取り組みたいという人に向いています。

関連記事 : ITコンサルタントとは|仕事内容、年収、転職に役立つスキルや資格など

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアとは、すべての開発業務をひとりでこなせるエンジニアです。別名マルチエンジニアとも呼ばれています。

一般的には、エンジニアは業務を分けて、それぞれの担当業務をこなすことによってプロジェクトを進めていきます。しかし、ベンチャー企業など人手をあまり割けない企業の場合、限られた人数で作業を行う必要があるため、ひとりですべての開発業務をこなせるフルスタックエンジニアを募集するケースが見られます。

フルスタックエンジニアは、下記のような幅広いスキルが必要となります。

  • プログラミングスキル
  • ミドルウェア、OSの知識
  • クラウドサービスの知識
  • インフラの知識
  • アプリ開発の経験

これらはあくまで一例ですが、フルスタックエンジニアはインフラだけにとどまらずアプリ開発などの他分野の開発も行う場合があります。インフラエンジニアとしての経験も活かせますが、それ以外のアプリ開発やWeb開発など複数分野の実務経験が必要になるでしょう。したがって、フルスタックエンジニアは分野をまたぐ幅広いスキルを持っている人や、将来独立を目指している人などに向いているキャリアパスです。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、情報セキュリティ分野専門のエンジニアです。セキュリティに関する知識を活かして、セキュリティに配慮したシステムの企画・設計・構築・運用をしたり、セキュリティの強化に取り組んだりするのが主な仕事です。専門性の高いセキュリティに関するスキルと知識が求められます。

セキュリティエンジニアの具体的な仕事内容としては「ISO/IEC 27001」などの情報セキュリティにおけるマネジメントシステム規格の取得サポートや、セキュリティ検査などがあります。セキュリティエンジニアはセキュリティ検査でシステム公開前に念入りにテストし、脆弱性やセキュリティホールなどがないか調べ、疑似攻撃やソースコードのチェックも担当します。

セキュリティエンジニアは、セキュリティに関するスキルや知識が豊富な人に向いているキャリアパスです。

関連記事 : セキュリティエンジニアとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトを円滑に進行させるためのマネジメントが主な仕事です。プロジェクトのスケジュール管理だけでなく、プロジェクトチームに負担がかからないような体制の構築や、クライアントとの予算の交渉などもプロジェクトマネージャーの仕事と言えます。

プロジェクトマネージャーの主な仕事内容としては、以下のようなものが挙げられます。

  • プロジェクトチームの結成
  • プロジェクトの管理
  • メンバーの選定
  • 予算や資材の確保
  • プロジェクト終了後のサポート、レビュー

インフラエンジニアとして多くのプロジェクトに関わった経験が多ければ、それだけ現場でのトラブルをスムーズに解決できるようになります。プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体に関わる仕事をしたい人に向いているキャリアパスです。

関連記事 : プロジェクトマネージャー(PM)とは|役割や仕事内容、年収は?

PMO

PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)は、プロジェクトを円滑に進めるため設置されるポジションです。大規模プロジェクトでは、品質管理、進捗具合の把握、情報共有などが必要ですが、各メンバーが自分の業務に集中できるよう、PMOがプロジェクトのサポート役を担います。

PMOの主な仕事内容としては以下のものが挙げられます。

  • クライアントとの情報共有
  • 情報収集、データ分析
  • プロジェクトの品質、進捗管理
  • チームメンバーの確保
  • リスク管理

PMOはプロジェクト開始前からスケジュール管理やチームメンバーの選定などに携わる場合があるため、プロジェクトの立ち上げから完了まで通して携わった経験があるインフラエンジニアに適しているでしょう。自分が直接開発に携わるというよりは、チームのサポートに携わりたいという人に向いているキャリアパスです。

関連記事 : PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の仕事内容・役割|必要な知識・スキルもご紹介

将来のビジョンを見据えた計画を

インフラエンジニアはこれからも国内・海外で高い需要が見込まれます。そのため、インフラエンジニアは将来性のあるエンジニア職種のひとつだと言えるでしょう。ただし、今後のインフラエンジニアには、主要なクラウドサービスの知識とスキルなどを身につけていくことが求められます。インフラエンジニアからのキャリアパスも多いため、転職を検討してみるのもひとつの方法です。

関連記事 : インフラエンジニアがキャリアアップするには|キャリアパスや転職のポイントを解説

最後に

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