Javaの在宅ワーク・副業が可能な求人・案件はある?リモートワークOKの仕事を探すには

Javaは需要が高く求人・案件数が豊富にあるプログラミング言語のため、在宅ワークや副業が可能な求人・案件も一定数存在しますが、業務系システムの開発などに使われる関係から、在宅ワークや副業が可能な割合はそれほど高くない傾向にあります。本記事では、Javaエンジニアの仕事内容や在宅ワーク可能な求人・案件を探す方法、必要なスキル、年収・単価相場などを紹介しています。

地方に移り住んで仕事をすることに興味がある方は以下の記事をぜひ参考にしてください。
【地域別】フリーランスの単価相場を比較!地方で働くメリットやおすすめの職種も紹介

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目次

Javaの在宅ワーク可能な求人・案件はある?
Javaエンジニアの仕事内容
Javaの在宅ワーク可能な求人・案件を探す方法
Javaの在宅ワーク可能な求人・案件で必要なスキル
Javaエンジニアの年収・単価相場
Javaの在宅ワークに関するよくある質問

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Javaの在宅ワーク可能な求人・案件はある?

Javaは求人・案件が豊富にあるプログラミング言語であるため、在宅ワーク可能な求人・案件も一定数存在します。レバテックフリーランスの2019年度のプログラミング言語別新規案件割合ランキングでは、2位のPHP(14.89%)を大きく上回り、Javaが1位(29.87%)となっています。

参考 : 【2020年7月発表】プログラミング言語別求人案件ランキング

ただし、Javaはほかの言語と比べ、在宅ワークやリモートワーク可能な案件の割合が高いわけではありません。2020年度におけるレバテックフリーランスの案件をもとにしたデータでは、Go言語やRubyの案件では80%以上がリモートワーク可能であったのに対し、Javaは50%以下にとどまっています。

関連記事 : 【2020年】リモート案件に関する調査|レバテック

その理由として、Javaが利用される業務系のシステム開発、金融機関や官公庁のシステム開発などでは、セキュリティの観点から在宅ワークが難しい場合があることが挙げられます。実際に、上記の開発に使われることが多いCOBOLやVB.NETといった言語も、リモートワーク可能な案件の割合は低めになっています。

ただし、これらはあくまでレバテックフリーランスの求人・案件をもとにしたデータであるため、ITエンジニア全体のリモートワークの傾向を示したものではない点は留意してください。

未経験から在宅プログラマーになる方法について知りたい方は、以下の解説記事がおすすめです。
在宅プログラマーを未経験で目指す方法|求人・案件の探し方は?

副業でできる求人・案件はある?

Javaエンジニアの求人・案件数自体は比較的多いため、中には「週×日のみ」「土日のみ」といった形で副業できる求人・案件もあります。

しかし、前述のとおり、企業の基幹システムを取り扱う求人・案件は、セキュリティの観点からコードやデータの持ち出し・外部アクセスを禁じているケースも多く、副業として行うのが難しいケースも多いでしょう。

関連記事 : リモートワークでの副業で知っておくべきこと

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Javaエンジニアの仕事内容

ここでは、Javaエンジニアの仕事内容として、業務システム開発、Webアプリ開発、Androidアプリ開発、IoT・組み込みシステム開発の4つについて解説します。

業務システム開発

前述のとおり、Javaは業務システム開発に使われることが多いプログラミング言語です。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発行した「ソフトウェア開発分析データ集2020」に掲載されている、ソフトウェア開発プロダクトで使われているプログラミング言語の累積件数のデータでは、数ある言語の中でJavaが4割強を占めており、ニーズの高さがうかがえます。

※参考 : IPA(独立行政法人情報処理推進機構)「ソフトウェア開発分析データ集2020」

Webアプリ開発

JavaはECサイトなどのWebアプリ開発に使われることもあります。Springなどのフレームワークを活用するスキルも重要になるでしょう。

Androidアプリ開発

JavaはKotlinとともに、Androidアプリ開発に使われるプログラミング言語でもあります。Googleが提供するAndroidアプリの統合開発環境として「Android Studio」があり、求人でAndroid Studioの使用経験が求められる場合があります。

IoT・組み込みシステム開発

JavaはIoT・組み込みシステム開発で使われることもあります。IPAが発行した「組込みソフトウェア開発データ白書2019」に掲載されているデータによれば、開発に使われるプログラミング言語はC言語、C++が多くなっていますが、C#やJavaも主開発言語として挙げられています。

※参考 : IPA(独立行政法人情報処理推進機構)「組込みソフトウェア開発データ白書2019」

関連記事 : Javaプログラマーの仕事内容|未経験から仕事で使えるレベルになるには

Javaの在宅ワーク可能な求人・案件を探す方法

ここでは、在宅ワーク可能なJavaの求人・案件を探す方法として、4つの方法をピックアップしました。在宅ワークを探しているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

在宅勤務OKの正社員・アルバイトの求人募集に応募する

転職サイトなどで「在宅勤務OK」「リモートワーク可」といった条件が掲げられている正社員やアルバイトの求人を探して応募してみましょう。

一般的に正社員の求人では、アルバイトの求人に比べ、Javaエンジニアとして求められる経験やスキルが高くなる傾向にあります。

クラウドソーシングでリモートワーク向けのフリーランス案件を探す

クラウドソーシングを使って、在宅ワークが可能なJavaエンジニア向けのフリーランス案件を探す方法もあります。

厚生労働省が発行している「在宅ワーカーのためのハンドブック」によると、クラウドソーシングとは「クラウドソーシング事業者が運営するWebサイト上で、発注者と在宅ワーカーマッチングさせる仕組みのこと」で、さまざまなタイプの仕事が、多様なスキルを持った不特定多数の在宅ワーカーに対し提示されていることが特徴とされています。

※参考 : 厚生労働省「在宅ワーカーのためのハンドブック」

人脈やSNSを使って在宅作業可能なフリーランス案件を受注する

かつて同じ会社で働いていたときの仕事仲間や、勉強会・セミナーなどで知り合ったエンジニア仲間、SNSでのつながりなどを使って、在宅ワークが可能な案件を受注する方法もあります。先方が知り合いであれば、働き方の希望も伝えやすいのはメリットといえるでしょう。

在宅案件を取り扱うフリーランスエージェントを活用する

フリーランスエージェントは、フリーランスの案件探しや単価交渉、契約手続きなどを代行するサービスです。フリーランスエンジニア向けのエージェントの場合、常駐型の案件を中心に取り扱っていることが多いですが、昨今の社会情勢の影響もあり、在宅で作業ができる案件も見つけられる可能性があります。

ただし、フリーランスエージェントが取り扱っているのは基本的に週5日稼働の案件である場合も多く、副業として行うのは難しいことも考えられるため、事前に確認しておきましょう。
関連記事 : Javaエンジニアとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

Javaの在宅ワーク可能な求人・案件で必要なスキル

在宅ワークを行う際はオフィスにいるときと比べ、周囲からのサポートを受けにくかったり、コミュニケーションをとるのが難しかったりすることが考えられるため、ひとりでスムーズに作業をこなせるレベルのJavaのスキルがあることが望ましいでしょう。

実際に、Javaの在宅ワーク可能な求人・案件では、「Javaの開発経験×年以上」といった応募条件が設けられているものが多くあります。

そのほか、必要なスキルは仕事内容によって幅がありますが、Oracle Database、MySQLといったRDBMSを使用した開発経験、AWS、GCPなどのクラウドサービスを使用した開発経験、上流工程の要件定義や基本設計の経験などが、求人・案件の応募条件として挙げられることがあります。

関連記事 : Javaの資格|入門におすすめの資格一覧と試験内容・種類・難易度比較

Javaエンジニアの年収・単価相場

2021年4月時点でレバテックフリーランスに公開されているJavaの求人・案件の平均月額単価は69万円です。そして、最高月額単価は165万円、最低月額単価は30万円となっています。

それぞれの12ヶ月分を年収として計算してみると、Javaエンジニアの平均年収は828万円となり、最高年収は1,980万円、最低年収は360万円になります。

Javaエンジニアの年収相場

参照元 : Javaの求人・案件一覧

平均年収(フリーランス) 828万円
最高年収 1980万円
最低年収 360万円


なお、これらはレバテックフリーランスの求人・案件をもとにして算出した金額であり、Javaエンジニア全体の平均年収とは異なります。

関連記事 : Javaエンジニアの年収|未経験から転職して高収入を目指すには

Javaの在宅ワークに関するよくある質問

Javaの在宅ワークに関するよくある質問と回答を以下にまとめました。

Q. Javaの在宅ワーク可能な求人・案件はどのくらいありますか?

A. Javaはさまざまな開発に使用されるプログラミング言語であり、求人・案件数も多いため、在宅ワークができる求人・案件も一定数存在します。しかし、Javaはセキュリティの観点から在宅ワークが難しい場合がある企業の業務システムや基幹システムの開発などに使われることもあるため、2020年度のレバテックフリーランスの新規求人・案件にもとづくデータでは、Go言語やRubyは80%以上の求人・案件がリモートワーク可能であったのに対し、Javaは全体の50%以下にとどまっていました。

Q. Javaの在宅ワーク可能な求人・案件を探すにはどんな方法がありますか?

A. Javaの在宅ワーク可能な求人・案件を探すには「転職サイトなどで在宅勤務OKの正社員・アルバイトの求人を探す」「クラウドソーシングでリモートワーク向けのフリーランス案件を探す」「人脈やSNSを使って在宅ワーク可能なフリーランス案件を探す」「在宅案件を取り扱うフリーランスエージェントを活用する」といった方法が考えられます。

Q. 未経験からJavaの在宅ワークOKの求人に応募することはできますか?

A. 転職サイトなどで「未経験OK」「在宅ワークOK」といった条件の求人を探せば、未経験からJavaの在宅ワークOKの求人に応募することは可能ですが、サポート体制やコミュニケーションの問題などから、在宅ワークではよりスキルの高い人材が好まれる可能性があります。また、未経験者の場合、入社直後は研修などを受けるために一定期間出社し、その後在宅ワークに移行するというケースもあります。

関連記事 : Javaの勉強方法|独学で入門するための学習のコツとステップアップの流れ

最後に

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