ネットワークエンジニアの勉強方法を解説!おすすめの学習サイトも紹介 | レバテックフリーランス
ネットワークエンジニアの勉強方法を解説!おすすめの学習サイトも紹介
ネットワークエンジニアは、ITインフラを支える重要な職種です。しかし、いざ目指そうと思っても、何から手をつければいいのか分からず、勉強方法で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ネットワークエンジニアの学習は、専門用語も多く一見難しそうに感じますが、正しい勉強方法を選べば、初心者からでもスキルアップが可能です。
この記事では、ネットワークエンジニアになるための勉強方法を解説します。おすすめの学習サイトや資格についても紹介しているので、ネットワークエンジニアを目指す方は、ぜひ参考にしてください。
ネットワークエンジニアの勉強の難易度
ネットワークエンジニアは、ITインフラを支える職種です。IT通信は、ネットワークエンジニアの働きによって快適な通信が維持されています。
ここでは、そもそもネットワークエンジニアとはどのような職種なのか、またネットワークエンジニアになるための勉強方法について解説します。
そもそも「ネットワークエンジニア」とは
そもそもネットワークエンジニアとは、ITの通信システムの設計から運用までを担当するエンジニアのことです。企業内で使用するコンピューターや電子機器同士をつなぎ、最適なネットワーク環境を構築する役目を担っています。
ネットワークエンジニアは、クライアントの要望に基づき、セキュリティやアクセス権限などを検討して、ネットワーク環境を構築します。
年収は契約条件やスキルによって変化しますが、正社員の平均年収が約401万円(※1)、フリーランスの場合約814万円(※2)です。
ネットワークエンジニアの仕事は、大きく上流工程と下流工程の2つの工程に分類されます。
(※1)レバテックの利用者の実績データから算出しました。(2026年1月時点)
(※2)レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出しました。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(2026年1月時点)
上流工程
上流工程の設計では、どんなネットワークを構築するのかを要件定義して設計書を作ります。構築とは、設計書をもとに実際に機器を接続してインフラを完成させることです。
上流工程の作業には、IT技術や知識だけでなく、クライアントとスムーズな意思疎通ができるコミュニケーション能力や提案力、マネジメント能力が必要です。当然のことながら、クライアントの要望を満たす設計図の作成や構築のための高い技術や知識も求められます。
下流工程
下流工程の主な仕事は、運用と保守です。マニュアルに沿ってネットワークやサーバーなどの機器に不具合がないかどうかをチェックしたり、故障やトラブルが生じた場合はクライアントへ報告し対応したりします。
下流工程は上流工程に比べて、単純作業も多く、ネットワークエンジニアとしての経験が浅い人でも担当できます。ただし、ネットワークにトラブルが生じた場合は原因を特定しなければならず、ある程度の知識は必要です。
下流工程でネットワークエンジニアとしての経験を積み、スキルを上げてから上流工程の仕事に移行するのが一般的です。
ネットワークエンジニアは初心者でも挑戦しやすい
ネットワークエンジニアの知識は段階的に学べるため、初心者でも挑戦しやすいといえるでしょう。勉強のパターンがある程度決まっているので、ITについて無理なく知識を積み重ねていけます。
まずは基本的な用語を理解し、実践で練習し、知識の浸透を図ります。
勉強方法については、「ネットワークエンジニアの勉強の進め方3ステップ」で解説しています。まずは全体の流れを把握したいという方は、こちらから読み進めてみてください。
ネットワークエンジニアが勉強すべき知識
ネットワークエンジニアになるためには、幅広い知識を身につける必要があります。次の6つの知識は必須といえるでしょう。
- TCP/IPの基礎知識
- OSI参照モデルの基礎知識
- ITインフラに関する基礎知識
- クラウドに関する知識
- セキュリティに関する知識
- ネットワーク設計に関する知識
それぞれどのような内容なのか解説します。
TCP/IPの基礎知識
TCP/IPとは、インターネットを含むコンピューターネットワークにおいて、世界標準で利用されている通信プロトコル(異なるコンピューターシステムやデバイスが通信するための規約)のことです。複数のプロトコル(IP、ICMP、TCP、/UDP、SMTP、Telnet、SSHなど)で構成され、インターネット・プロトコル・スイートともいわれています。
たとえば、WindowsとMacOSのやり取りがスムーズなのは、どちらの製品もTCP/IPの共通ルールをもとに開発されてきたためです。
OSI参照モデルの基礎知識
OSI参照モデルとは、データをやり取りするためのネットワーク世界の標準規則です。
OSI参照モデルでは、ネットワーク通信を行うための機能が次の7つに分かれており、それぞれのレイヤによって必要となる知識や技術が異なります。
| 試験概要 | 詳細 |
|---|---|
| 受験方法 | 試験会場またはオンライン |
| 受験のための資格 | 必要なし |
| 試験時間 | 120分 |
| 出題数 | 非公開(100問前後) |
| 出題形式 | 選択形式 |
| 合格ライン | 非公開(正答率約75%) |
| 試験会場 | 全国の「ピアソンVUE」テストセンター、 または任意の場所(オンライン) |
| 試験日 | 随時 (テストセンターに希望日を連絡し受験する) |
物理的な配線から始まり、機器同士の接続や確実なデータ転送を保証するレイヤ4までの範囲は、まさに通信インフラの土台といえます。一方で、レイヤ5からレイヤ7の上位層は、アプリケーションがデータをどう処理して画面に表示するかというソフトウェアの挙動に近い領域です。ネットワークエンジニアにとっては、まずはトラブルの際にも原因を特定しやすいレイヤ1から4を理解することが求められます。
ITインフラに関する基礎知識
ITインフラに関する知識は、ネットワークエンジニアが構築したネットワークの上で動く「システム全体の仕組み」を理解するために欠かせないものです。ネットワークはサーバーやデータベースと密接に関わるため、インフラ全般を把握することでより精度の高い設計やトラブル対応が可能になります。
具体的には、データ保管を担うサーバーやデータベース、それらを支えるハードウェアと制御用ソフトウェアの役割を理解する必要があります。ネットワーク経由でプログラムを動作させるためのプログラミングの基礎や、通信の前提となるインターネットの全体構造についても、早い段階で学んでおきましょう。これらの要素が組み合わさって一つのサービスが成り立っていることを理解すれば、ネットワークエンジニアとしての視野が大きく広がります。
クラウドに関する知識
クラウドサービスの普及により、クラウド化をはじめとする仕事が増えています。
クラウド化とは、自社で構築・管理していたシステム環境やデータを、インターネット経由で提供されるサービス上に移行し、管理する取り組みのことです。
これまでインフラを管理するためには、高価なネットワーク機器が必要でしたが、クラウド化により、このような製品を購入・設置する必要はなくなりました。クラウドによるインフラ管理はコスト削減に繋がるため、関連スキルを持つクラウドエンジニアの需要が高まっています。
クラウドエンジニアについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
セキュリティに関する知識
ネットワークエンジニアには、セキュリティにおける豊富な知識が求められます。ネットワークは、常にサイバー攻撃のような外部からの攻撃にさらされており、情報漏洩やシステム停止といったリスクが伴います。
これらの脅威からネットワーク全体を保護するためには、ファイアウォール設定や侵入検知、脆弱性診断などのセキュリティスキルが必要です。セキュリティ対策は、ネットワークの安定運用と企業全体の信頼性維持に直結するため、ネットワークエンジニアの重要な責務といえるでしょう。
ネットワーク設計に関する知識
ネットワークエンジニアとしてキャリアを積むのであれば、ネットワーク設計に関する知識やスキルを身につけましょう。上述したように、ネットワーク設計は、ネットワークエンジニアの仕事の中でも最上位の仕事です。
クライアントが望むネットワークシステムを構築するには、高度な知識とスキルが求められます。ネットワーク設計ができるほどのネットワークエンジニアは不足しているため、設計スキルを磨くことで、自身の市場価値を上げられます。
ネットワークエンジニアの勉強の進め方3ステップ
ネットワークエンジニアの勉強には、ある程度決まったパターンがあります。ネットワークエンジニアになるためには、次のステップに沿って勉強を進めるとよいでしょう。
- ネットワークの基礎を学ぶ
- 実践で理解を深める
- ネットワーク関連の資格を取得する
それぞれについて詳しく解説します。
1.ネットワークの基礎を学ぶ
まずは、ネットワークエンジニアになるための基礎知識を身につけます。TCP/IPやOSI参照モデルの知識、プロトコルへの理解などは必ず学ばなければならない内容です。
2.実践で理解を深める
次に、実践で練習します。ルーターやスイッチなどのネットワーク機器を使って、実際に設定作業をおこないます。反復練習し設定作業に慣れておくと、実務でもスムーズに作業できるようになります。
機器がない場合は、ネットワークシミュレーターを利用するのもひとつの手です。
3.ネットワーク関連の資格を取得する
ネットワークの基礎知識が身についたら、関連の資格取得をおすすめします。CCNAやLPICなどの資格を取得し、体系的に知識の定着を図りましょう。このような資格は、ある一定の知識を有していることの証明になり、就職やキャリアアップに役に立ちます。
効率的に学ぶ!ネットワークのおすすめ勉強方法
ここでは、ネットワークエンジニアになるための効率的な勉強法をお伝えします。代表的な勉強法は、次の3つです。
- 参考書で学ぶ
- スクールで学ぶ
- Webサイトで学ぶ
それぞれの勉強方法について、詳しく解説します。
参考書で学ぶ
ネットワークエンジニアの知識を身につけるためには、参考書を使ったオーソドックスな勉強方法があります。多くの参考書は、情報の正確性が高いだけでなく、初心者でもつまずかないよう論理的な順序で構成されているため、独学でも体系的に学べるでしょう。
おすすめの参考書を3つ紹介します。
- 【改訂新版】3分間ネットワーク基礎知識(網野 衛二、技術評論社)
- ネットワークがよくわかる教科書(福永 勇二、SBクリエイティブ)
- マスタリングTCP/IP―入門編―(第6版)(井上 直也, 村山 公保, 竹下 隆史, 荒井 透, 苅田 幸雄、オーム社 )
これらの書籍は、基礎概念から丁寧に解説されているため、独学で陥りがちな「用語がわからず進めない」といった事態を防いでくれます。
ただし、参考書での学習には「不明な点をその場で誰かに質問できない」というデメリットもあります。最初は解説が分かりやすい入門書を一冊選び、どうしても理解できない部分は後述する学習サイトを併用して補完するといった工夫をして進めましょう。
スクールで学ぶ
スクールで学んで、ネットワークエンジニアになる方法もあります。スクールでは、疑問点が出てきた際にその場で講師に質問して解消できるため、独学よりも挫折しにくいという大きなメリットがあります。実機を使った演習が用意されていることも多く、より実践に近い形で学習を進めることが可能です。
ただし、他の学習方法に比べて受講費用がかかる点はデメリットといえます。また、決まったカリキュラムに沿って学習を進めるため、仕事や学業と両立しながら無理なく出席できそうなスクールを慎重に選ぶ必要があるでしょう。
Webサイトで学ぶ
インターネット上にもさまざまな情報サイトがあり、無料で効率的に学べます。インターネット環境があれば、学ぶ場所を選ばないため、忙しい社会人でもスキマ時間を有効に使えるでしょう。有料の場合でも、ほとんどのサイトはスクールよりも安い料金設定となっています。
ただしWebサイト上の情報は古かったり間違っていたりするものもあり、情報の鮮度や正確性に注意してサイトを選ぶ必要があります。
ネットワークエンジニアの勉強に使える学習サイト7選
ここでは、ネットワークエンジニアにおすすめの学習サイトを7つ紹介します。
- ネットワークエンジニアとして
- ITBOOK
- 3分間ネットワーキング
- ネットワーク入門サイト
- 「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
- ネットワークのおべんきょしませんか?
- ping-t
ネットワークエンジニアとはどのようなエンジニアなのか、概要を掴むのにもおすすめです。内容を確認し、自分にあった学習サイトで勉強してみてください。
1.ネットワークエンジニアとして
ネットワークエンジニアとしては、初心者から上級者まで幅広い内容を勉強できる学習サイトです。こちらのサイトでは、ネットワークエンジニアとして学ぶべき内容と情報がわかりやすくまとめられています。また、CCNAやCCNP、CCIEなどの資格取得のための学習にもおすすめです。
サイト自体は、訪れた人が迷わず確認できるシンプルな作りとなっています。知識だけでなく、ネットワークエンジニアとしての仕事内容や資格、転職を成功させるための情報など、興味深いコラムも充実しています。
2.ITBOOK
ITBOOKは、ネットワークエンジニアを目指す初心者に向けて、ネットワークに関する情報を幅広く解説しているサイトです。「そもそもネットワークって?インターネットってどういうしくみ?」など、基礎から学べる点が特徴です。
ネットワークの基盤技術でもあるTCP/IPやイーサネット技術なども、わかりやすく解説しています。ほかにも、実際にネットワークエンジニアとして働いている方のコラムも記載されており、勉強の合間の気分転換におすすめです。知識だけでなく、ネットワークエンジニアという仕事の裏側を知りたい方は、実務の内容を垣間見れるでしょう。
参考:ITBOOK
3.3分間ネットワーキング
3分間ネットワーキングは、基礎から順を追ってネットワークについて学べます。インター博士とネット助手という2人の人物が登場し、会話形式で解説しているため、インターネット初心者でも楽しく学べる点が特徴です。
こちらで解説されている内容は、「3分間ネットワーク基礎講座」シリーズとして書籍化されています。
参考:3分間ネットワーキング
4.ネットワーク入門サイト
ネットワーク入門サイトは、基本編から応用編、設定編、トラブル対応、資格・就職とわかりやすく項目がわけられています。そのため、自分が学びたい項目に効率よくアクセスすることが可能です。
また、ネットワークエンジニアの仕事内容やエンジニアとして働き始めた頃の状況も紹介されており、実務の様子を伺い知れます。
参考:ネットワーク入門サイト
5.「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典は、IT用語をわかりやすく解説しているサイトです。
ネットワークエンジニアなど、IT関連の知識を学ぶ際に最初に困惑するのが、聞き慣れない単語でしょう。このサイトでは、難しい概念を日常的な例え話や親しみやすいイラストを交えて説明しているため、初めて聞く用語も、直感的にイメージを掴むことができます。基礎学習の途中で知らない言葉が出てきた際、まずは「概要をざっくり把握する」ための辞書代わりとして活用するのがおすすめです。
参考:「分かりそうで」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
6.ネットワークのおべんきょしませんか?
ネットワークのおべんきょしませんか?は、ネットワークの仕組みを基礎から順番に学べる学習サイトです。これからネットワークについて学びたい方は、カテゴリ順に段階を踏んで学べます。
また有料コンテンツもあり、Ciscoの資格試験について、より体系的に学習したい方も満足のいく内容です。ネットワークエンジニアとして、キャリアアップを目指したい方にも適しているでしょう。
7.ping-t
ping-tは、ネットワークエンジニアの登竜門である「CCNA」などの資格取得を目指す方におすすめの試験対策サイトです。膨大な数の問題が収録されているため、基礎知識をインプットした後のアウトプットとして活用すると良いでしょう。
不明な点はAIに質問して解決できる機能があるので、独学での試験対策をサポートしてくれます。
まずは参考書やほかの学習サイトでネットワークの全体像を掴み、その後の仕上げとして問題演習を繰り返す際に活用すると良いでしょう。スマートフォンからも手軽に利用できるため、通勤時間などのスキマ時間を使った反復学習にも適しています。
参考:ping-t
ネットワークエンジニアにおすすめの資格
ここでは、ネットワークエンジニアにおすすめの資格を紹介します。主な資格は、次の6つです。
- CCNA
- LPIC
- AWS
- CCNP
- ネットワークスペシャリスト
- モバイル技術基礎検定
これまで学んだ知識や技術を確認するためにも、資格取得は役立ちます。また資格を持っていれば、知識や技術を持っていることを第三者にアピールできます。
CCNA
CCNAとは、アメリカのシスコシステム社が実施している、ネットワークエンジニアの登竜門といえる資格です。資格は初心者から上級者までレベル別に分かれており、CCNAは実務への第一歩となる「アソシエイト」レベルに位置づけられています。
シスコシステム社は、ネットワークを構築する際に欠かせないルーターやスイッチなどの通信機器を販売する世界的企業です。そのため、同企業の製品における知識があることを証明するこれらの資格は、現場で稼働する際の定番資格です。
CCNAの資格を取ることで、ネットワークスキルを証明でき、未経験でも転職に有利に働くでしょう。また、年収アップも見込めます。
CCNAの試験の概要は、次のとおりです。
| 試験概要 | 詳細 |
|---|---|
| 受験方法 | 試験会場または オンライン |
| 受験のための資格 | 必要なし |
| 試験時間 | 120分 |
| 出題数 | 非公開(100問前後) |
| 出題形式 | 選択形式 |
| 合格ライン | 非公開(正答率約75%) |
| 試験会場 | 全国の「ピアソンVUE」テストセンター、 または任意の場所(オンライン) |
| 試験日 | 随時 (テストセンターに希望日を連絡し受験する) |
参考:CCNA - Training & Certifications|Cisco Systems
LPIC
LPICは、Linuxの普及を目指しているカナダの非営利組織のLPI認定資格です。CCNAと同様に世界標準資格で、IT業界で稼働するエンジニアの中では定番資格の一つとなっています。
LPICを取得しておくと、サーバー構築・運用の知識やオペレーションスキルを持っていることの証明となります。サーバーエンジニアはもちろん、ネットワークエンジニアにとっても、サーバーとネットワークの連携を理解する上で有利に働く資格といえるでしょう。
CCNAと比べると、暗記が必要な内容となっているため、時間をかけて丁寧に学習することをおすすめします。
LPICの概要は、次のとおりです。
| 試験概要 | 詳細 |
|---|---|
| 受験方法 | 試験会場または オンライン |
| 受験のための資格 | 必要なし |
| 試験時間 | 90分 |
| 出題数 | 非公開(約60問) |
| 出題形式 | 選択形式 |
| 合格ライン | 非公開 (正答率約65%) |
| 試験会場 | CBTを運営する「ピアソンVUE」のテストセンター、 または任意の場所(オンライン) |
| 試験日 | 随時 (テストセンターに希望日を連絡し受験する) |
参考:Linux Professional Institute (LPI)
AWS
AWSはAmazonの認定資格で、仮想サーバーの作成やWebサイトの運用、ビッグデータ分析などさまざまな知識を持っていることを証明できます。AWSには12種類の認定試験があり、自分のレベルに合わせて試験を選べるのが特徴です。
AWSの中でも基礎的な試験は、クラウドプラクティショナーです。未経験からIT業界へ転職したいと検討している方は、まずはこちらの試験から試してみると良いでしょう。
AWSの概要は、次のとおりです。
| 試験概要 | 詳細 |
|---|---|
| 受験方法 | 試験会場または オンライン |
| 受験のための資格 | 18歳以上 |
| 試験時間 | 90分 |
| 出題数 | 65問 |
| 出題形式 | 選択形式 |
| 合格ライン | 基礎レベルの試験:700 点 アソシエイトレベルの試験:720 点 プロフェッショナルレベル・スペシャリティの試験: 750 点 |
| 試験会場 | CBTを運営する「ピアソンVUE」のテストセンター、 または任意の場所(オンライン) |
| 試験日 | 随時(テストセンターに希望日を連絡し受験する) |
参考:AWS 認定|Amazon Web Services (AWS)
CCNP
CCNPは、上述したCCNAの上位資格のひとつで、シスコシステム社の認定資格のうち、レベル3に位置する試験です。大規模なネットワークの構築・実装から、トラブルシュートまでのスキルを持っていることを証明する資格です。このレベルを持っていれば、ネットワークの業務全般を担当できます。以前はCCNAの合格資格がなければ受験できませんでしたが、現在は未経験でも受験することが可能です。
CCNPの合格率は10〜20%程度といわれており、ネットワークエンジニアの資格試験の中でも難易度の高い試験です。300時間程度の受験勉強が必要といわれています。効率的に勉強したい方は、研修やスクールで集中的に学ぶほうが良いでしょう。
CCNPの概要は、次のとおりです。
| 試験概要 | 詳細 |
|---|---|
| 受験方法 | 試験会場または オンライン |
| 受験のための資格 | 必要なし |
| 試験時間 | 210分 (コア試験120分・コンセントレーション試験90分) |
| 出題数 | 非公開 |
| 出題形式 | 選択形式 |
| 合格ライン | 非公開 |
| 試験会場 | CBTを運営する「ピアソンVUE」のテストセンター、 または任意の場所(オンライン) |
| 試験日 | 随時 (テストセンターに希望日を連絡し受験する) |
参考:CCNP Enterprise 認定とトレーニングプログラム|Cisco Systems
ネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは、独立行政法人IPAが認める国家資格です。ネットワークシステムの要件定義から設計、構築、運用、保守とネットワークエンジニアに必要な知識とスキルが問われます。国家資格の中でもレベル4に該当する難易度の高い試験です。情報技術系の資格において、トップレベルの知識とスキルを持っていることの証明となり人気があります。
合格率は14%ほどで、とくに午後の記述試験の難しさが特徴です。ネットワークスペシャリストに合格するには、ネットワークに関する深い知識のみではなく、前提として国語力や論理的思考力、文章力が必要です。
ネットワークスペシャリストの試験は、午前と午後にわかれて実施されます。午前の試験は選択形式で、午後の試験は記述式となっています。申し込み期間は、1月下旬から2月中旬ごろですが、変更される可能性もあるため、受験前に必ず公式サイトをチェックしましょう。
ネットワークスペシャリストの試験概要は、次のとおりです。
| 試験概要 | 詳細 |
|---|---|
| 受験方法 | 試験会場 |
| 受験のための資格 | 必要なし |
| 試験時間 | 午前90分、午後210分 |
| 出題数 | 60問 |
| 出題形式 | 選択形式、記述式 |
| 合格ライン | 正答率60%以上 |
| 試験会場 | 都道府県の主要都市 |
| 試験日 | 春期(4月)の年1回実施予定 |
参考:ネットワークスペシャリスト試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
モバイル技術基礎検定
モバイル技術基礎検定とは、スマートフォンなどのモバイル端末に関する技術の基礎知識を問う試験です。IT関連の資格中では、レベル1〜2に相当します。この資格を持っていると、スマートフォンのモバイル機器やアプリ開発に携わる方は、開発を行うための基礎的な知識を有していることを証明できます。
検定は年に2回開催され、試験期間内であれば、複数回の受験が可能です。
モバイル技術基礎検定の概要は、次のとおりです。
| 試験概要 | 詳細 |
|---|---|
| 受験方法 | 試験会場 |
| 受験のための資格 | 必要なし |
| 試験時間 | 60分 |
| 出題数 | 60問 |
| 出題形式 | 選択形式 |
| 合格ライン | 正答率60%以上 |
| 試験会場 | 都道府県の主要都市 |
| 試験日 | 年2回 |
参考:モバイル技術基礎検定|MCPC モバイルコンピューティング推進コンソーシアム
ネットワークエンジニアの勉強に関するよくある質問
ここでは、ネットワークエンジニアの勉強に関するよくある質問に答えていきます。
Q.ネットワークエンジニアに必要な知識は?
世界標準の通信ルールであるTCP/IPとOSI参照モデルの基礎知識に加え、サーバーやデータベースなどのITインフラ全般に関する理解が求められます。加速するクラウド化推進により、今後はクラウドと社内システムを安全かつ効率的に連携させる知識も必要になるでしょう。
Q.ネットワークエンジニアの勉強方法は?
まずは、TCP/IPやOSI参照モデルなどのネットワークの基礎を学びましょう。基礎知識をしっかり学習できたら、ルーターやスイッチなどの機器を使う、またはシミュレーターを用いて設定作業を実践的に練習し、理解を深めます。学習方法としては、参考書やスクール、Webサイトの活用が挙げられます。
Q.ネットワークエンジニアにおすすめの資格は?
ネットワークエンジニアにおすすめの資格には、世界的に認知度が高いシスコシステムズ社のCCNAや、Linuxサーバーに関するLPICがあります。さらにスキルアップを目指すなら、CCNAの上位資格であるCCNPや、国家資格で難易度の高いネットワークスペシャリストがおすすめです。クラウド需要の高まりに対応するため、AWS認定資格を取得するのも良いでしょう。
※本記事は2026年1月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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