CCNAの資格

CCNAは、ネットワークの基礎知識を習得したことを証明できる資格です。近年は、ネットワーク機器の普及に伴ってCCNAの資格取得を求める企業が増加傾向にあります。ここでは、CCNAの受験方式や関連する資格をチェックしましょう。

なお、エンジニア向けの資格全般が知りたい方は「エンジニア向けの資格」の記事をご覧ください。

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CCNAとは

シスコシステムズについて

CCNAは"Cisco Certified Network Associate"の略称で、アメリカ・カリフォルニア州に本社を置くネットワーク機器メーカー『シスコシステムズ(Cisco Systems)』が認定する資格です。

シスコ社はネットワーク機器メーカーとして世界最大の規模を誇り、IT分野を牽引する企業です。日本では1992年にシスコシステムズ合同会社が設立され、東京・大阪をはじめ全国各地にオフィスが展開されています。

資格の位置づけ

資格試験ではシスコ社が開発した製品を扱うエンジニアとしての技術が問われ、要件を満たした人はシスコ製品を扱うスペシャリストと認定されます。

シスコ社が展開している資格試験はCCNAのほかに複数あり、CCNAはネットワーキング認定資格のうち、基礎的な段階である「アソシエイト レベル」に位置づけられています。

最近の傾向

近年、ネットワーク機器の普及と拡大に伴いCCNAの受験者は増加傾向にあります。

CCNAの資格取得を求める企業の数は増えつつあり、無線LANネットワークの設定やセキュリティに対応するため資格保有者が求められています。

関連記事:サーバーエンジニアの資格|転職やスキルアップにおすすめの資格は?

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CCNA試験の概要

資格名 CCNA
(Cisco Certified Network Associate)
運営 Cisco
試験日 随時
受験料 39,000円(税抜)
合格基準 非公開
公式サイト https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html


シスコ技術者認定とは、世界最大級のネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズ社が主催するベンダー資格です。認定のレベルは、「エントリー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」の4段階で構成されています。

シスコ技術者認定の資格には多様な種類があり、なかでも「CCNA」はネットワークやソフトウェア開発における基礎知識を証明できる資格として有名です。CCNAの上位資格としては、CCNPやCCIEがあります。

CCNAはこんな人におすすめの資格です

ネットワークの基礎を学べるCCNA。取得者の中にはIT分野未経験者も多く、CCNAはこれからネットワーク技術者・管理者への転職を考えている方や学生の方に人気がある資格です。

資格が活かせる職種には、システムエンジニアやネットワークエンジニアをはじめ、セキュリティエンジニアやサーバエンジニア、運用オペレータやカスタマエンジニアなどがあります。

CCNAの試験内容

CCNAの試験は選択問題が中心で、パソコンを使って行われます。試験問題のうち何問かはシスコ社の製品を操作する実技となっています。

問題は全部で100問程度、一度前に進むと前の問題に戻ることはできません。試験時間は120分です。

CCNPとは?

先ほどご説明した通り、CCNAはシスコ社が設けている資格のうち、「アソシエイト レベル」に位置しています。シスコ技術者認定のプログラムは4つの段階(エントリー / アソシエイト / プロフェッショナル / エキスパート)に分かれ、CCNAの上位資格はCCNP(Cisco Certified Network Professional)となっています。

CCNPは初歩的な知識・技術を学ぶCCNAと比べて難易度が高く、資格取得によって大規模な企業ネットワークに関する管理等の能力を保持していることが認められます。

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CCNA試験の難易度と勉強方法

CCNA試験の難易度や、勉強方法について解説していきます。

CCNAの難易度

シスコ技術者認定のなかでは「アソシエイト」レベルにあたる試験で、推奨される前提条件は以下のようになっています。

  • 1年以上のシスコソリューションの実装および管理経験
  • 基本的なIPアドレス指定の知識
  • ネットワークの基礎に関する深い理解

基礎的な知識が問われる内容ですが、まったくの未経験や初心者の場合は難易度が高いと感じるかもしれません。

CCNAの勉強方法

資格取得に向けたおすすめの勉強法としては、市販の参考書や問題集を使って独学したり、
Ciscoの公式Webサイトにあるトレーニングを活用したりする方法があります。出題傾向を把握できれば、効果的な対策となるでしょう。

参考:CCNA認定|CISCO

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CCNAの資格取得のメリット

現状ネットワークに関する資格は少なく、ネットワークの現場で働く人たちの間で知名度の高いCCNAは自分の能力を示す手助けとなってくれるでしょう。

CCNA試験では中規模ルーテッドネットワークやスイッチドネットワークの運用、トラブルシューティングに関する能力を証明することができ、シスコ社製品についての操作技術を問うCCNAは、知識だけではなく運用管理にかかわる実践的なスキルを証明してくれるものでもあります。

今、ネットワーク構築に用いられている装置の多くはシスコ社の製品だといわれています。CCNAの資格保有はIT業界で活躍したい人にとって有利な条件であり、実際に多くの人たちがCCNAを就職や転職活動の際に役立てています。

シスコ社の製品に関連した能力を証明するCCNAですが、資格勉強を通してネットワークに関する基礎知識が身につくため、製品を扱わない場合も取得のメリットは充分あるといえるでしょう。CCNAはシスコ社が開催するネットワーク関連の資格のなかでも入門的な位置づけにあるので、これからネットワークに関する知識を深めたいという方にとって挑戦しやすいのも利点です。

受験資格には制限がなく、CCNA取得をきっかけにIT業界に入ったという人が多数いるという実績があります。キャリアチェンジに活かすことができるのもメリットのひとつといえるでしょう。

関連記事 : NEの資格|おすすめの国家資格・ベンダー資格の種類や難易度

※本記事は2023年12月時点の情報を基に執筆しております。

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CCNAの資格に関するよくある質問

ここでは、CCNAの資格に関するよくある質問に答えていきます。

Q. CCNAの合格率はどの程度ですか?

CCNAの合格率は非公表のため正確な数値はわかりませんが、30~60%ぐらいとされています。

Q. CCNA資格を取得することで、どのようなメリットがありますか?

CCNA資格を取得すると、基本的スキルが証明できる、自分自身のスキルチェックになる、業務や業界に適した資格がとれる、市場価値が高い等のメリットがあります。

Q. CCNA資格を合格するにはどのような知識が必要ですか?

CCNA試験を合格するには、ネットワーク機器、システム、自動化、プログラマビリティ等のネットワーク技術に関する幅広い知識が必要です。

Q. CCNA資格取得後、どのような職種で活躍することができますか?

CCNA取得者はネットワークエンジニア、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャー等の職種で活躍できます。

Q. CCNA資格取得後、どのようなスキルが身につきますか?

CCNA資格を取得すると、ネットワークの基礎的な知識、設定、保守、トラブルシューティングなどのスキルが身につきます。

最後に

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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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