ネットワークエンジニアとは?年収や仕事内容・将来性をわかりやすく解説 | レバテックフリーランス
ネットワークエンジニアとは?年収や仕事内容・将来性をわかりやすく解説
ネットワークエンジニアは、システムのネットワークを設計・構築・運用する職種です。ネットワークシステムが動作するサーバー同士が通信するために不可欠なインフラのため、ネットワークエンジニアはシステム開発において重要な役割といえます。
そんなネットワークエンジニアに興味を持ち始めた方に向けて、仕事内容や他のエンジニアとの違いを紹介します。ネットワークエンジニアになる方法や、将来性も解説するので、転職を検討中の方も参考にしてください。
ネットワークエンジニアとは
ネットワークエンジニアとは、コンピューターネットワークを構築する職種です。IT企業や自社システムを持つ企業で、サーバーを土台にしてネットワークの設計・構築・運用・保守などを行います。
ここから、ネットワークエンジニアの年収目安や、やりがいについて紹介します。
ネットワークエンジニアの年収目安
ネットワークエンジニアの年収の目安を、レバテックでの紹介実績(※)をもとに紹介します。なお年収帯は下記の通り、会社員の場合とフリーランスの場合で異なります。
- 会社員の平均年収:約401万円
- フリーランスの平均年収:約814万円
※会社員の年収:レバテックの利用者の実績データから算出しました。
フリーランスの年収:レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出しました。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(いずれも2025年12月時点)
ネットワークエンジニアの年収は、スキルや仕事内容、マネジメント業務の有無によってもひらきがあります。
下記にて、レバテックフリーランスで保有しているネットワークエンジニアの案件を紹介しているので、年収の相場感を掴む上でお役立てください。
ネットワークエンジニアのやりがい
ネットワークエンジニアは、他のIT関係の職業に比べて地味な作業が多いと思われることもあります。しかしネットワークエンジニアは現在のシステム運用では欠かせない存在といえるでしょう。ネットワークエンジニアの仕事のやりがいには、以下のものが挙げられます。
責任の大きな仕事ができる
責任の大きい仕事に取り組める点は、ネットワークエンジニアのやりがいといえるでしょう。
ネットワークエンジニアの仕事には「監視作業」があります。監視作業は一見、地味で単調な仕事に見えますが、大きな責任がある仕事でもあります。監視作業が滞ったりミスをしたりしてしまうと、顧客のシステムやWebサイトなどが停止するおそれがあります。
ネットワーク構築の工程も同様です。顧客の要望や予算、使用する基幹システムやハード・ソフト・データベース・セキュリティなどを踏まえた上で、最適なネットワーク構成を考えなければなりません。
専門性が身につく
ネットワークエンジニアには、ネットワークに特化したスキルが必要です。具体的には、ネットワーク機器やサーバーなどのハードウェアのスキル、ミドルウェアといったソフトウェアのスキルです。ファイアウォールをはじめとするセキュリティのスキルも求められます。
ネットワークエンジニアは担当する分野が広い分、多くの新しいスキルを習得していくことになり、それがやりがいにつながる人もいるでしょう。
クライアントと長期的な人間関係を結べる
社内ネットワークというのは一度、構築したら変更はあっても総入れ替えということは滅多に起きません。そのため、担当となったネットワークエンジニアは必然的にクライアントと長期間、仕事をすることが多くなります。
一方、開発をメインとするエンジニアの場合、プロジェクトが完了して引き渡した後に顧客と接することはあまりありません。
顧客との信頼関係を構築できると、顧客が社屋を移転するときや、システムのリプレースをするときなどに指名を受けることもあります。このように顧客と長期的な付き合いができ、自分の働きで顧客から信頼を得られたと実感したときには、大きなやりがいを感じられるでしょう。
達成感を味わえる
一つのネットワークを設計から構築するまでの期間としては、小規模な案件では数日程度ですが、大規模な案件になると数ヶ月~数年という長い期間がかかります。長期間、さまざまな関係者と協力しながら、ネットワークシステムを作り上げ、実際に稼働したときの達成感はひとしおでしょう。
ネットワークエンジニアの業務について具体的に知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
ネットワークエンジニアの仕事内容
ネットワークエンジニアの仕事にも、さまざまな種類があります。主な業務内容は、上流から順に以下のとおりです。
- ネットワークの設計
- ネットワークの構築
- ネットワークの運用・保守(監視)
それぞれの業務内容について、詳しく解説します。
1.ネットワークの設計
ネットワークの設計とは、ネットワークの完成図を設計する仕事です。
クライアントのニーズをヒアリングしてから、要件定義して設計書を作成します。要件定義とは、プロジェクトの前に必要な機能や要求をまとめることです。
ネットワークの設計で決める主な項目として、以下が挙げられます。
- ネットワークの構成
- ネットワーク機器の種類や数
- 使用する回線
そのほか、維持コストやネットワークを構築するまでのスケジュールを検討することも、ネットワーク設計における業務です。
2.ネットワークの構築
ネットワークの構築とは、設計書に基づき、インフラを完成させる仕事です。ネットワークの計画で立てたスケジュールに従って、必要な機材の設置や、ネットワークへの接続・設定、テストなどの作業を進めていきます。
ネットワークの構築にかかる期間は規模によってさまざまです。多くの拠点を結ぶような大規模なケースでは、作業の期間が数ヶ月におよぶこともあります。
3.ネットワークの運用・保守
ネットワークの運用・保守は、ネットワークを構築し、テストを経た後にメンテナンスを行う業務です。
ネットワークの運用は、構築後に必要に応じて設置した機器の設定を変更したり、構成を変えたりする仕事を指します。ネットワークの保守とは、トラブルや故障が発生した際に、原因を突き止めて機器の交換やソフトウェアのアップデートなどによりネットワークの維持・復旧を図る業務です。
ネットワークエンジニアの仕事内容について、より詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
NE(ネットワークエンジニア)の仕事内容・必要知識・スキルを解説
ネットワークエンジニアと他のエンジニアの違い
ネットワークエンジニアに似たエンジニア系の職種には、以下があります。
- システムエンジニア
- サーバーエンジニア
ここからは、ネットワークエンジニアと他のエンジニアとの違いを確認していきましょう。
システムエンジニアとの違い
ネットワークエンジニアとシステムエンジニアは、作業対象に違いがあります。
先述のとおり、ネットワークエンジニアは通信の基盤となるネットワークの構築や保守・運用を行います。一方、システムエンジニアの主な業務は、ITシステムやソフトウェアの開発ならびに、保守・運用です。
システムエンジニアの仕事内容や年収について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
【エンジニアのプロ監修】システムエンジニア(SE)とは?仕事内容・年収・なり方を解説
サーバーエンジニアとの違い
サーバーエンジニアは、サーバーの設計や構築を主業務としており、ネットワークの設計や構築を行うネットワークエンジニアとは異なります。
なお、ネットワークとサーバーのいずれをも業務の対象とするエンジニアを、インフラエンジニアと呼びます。
インフラエンジニアの仕事内容については下記の記事も参考にしてみてください。
インフラエンジニアの仕事内容とは?種類や年収をわかりやすく解説
ネットワークエンジニアになるには
ここからは、ネットワークエンジニアになるために必要な知識やスキル、経験について解説します。
なお、未経験からネットワークエンジニアになるためのより具体的な方法を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
未経験からネットワークエンジニアへ!求人に有利なスキルや資格とは?
ネットワークエンジニアに求められる知識・スキル
ネットワークエンジニアには、通信プロトコルであるTCP/IPやデータを転送する際の経路を導き出すルーティングなど、ネットワーク全般に関する知識が必要です。また、サーバーやセキュリティ、ケーブリング、機器などに関する知識も求められます。
さらに、ネットワークエンジニアには、コミュニケーションスキルも欠かせません。なぜなら、設計・提案やトラブルの聞き取りをする際に、クライアントやメンバーとやり取りする機会があるためです。
フリーランスのネットワークエンジニアになるには
一般的に、フリーランスのネットワークエンジニアになるまでには、ネットワークの設計や構築での実務経験が必要です。フリーランスとして独立するまでに、3年以上ネットワークエンジニアとして経験・実績を積むことを目安にしましょう。
また、フリーランスで単価の高い案件を獲得するためには、スキルも磨かなければなりません。フリーランスとして独立するまでの間にネットワークエンジニアとしての知識やスキルを身につけることも意識しましょう。
下記の記事では、ネットワークの構築や保守・運用も行うインフラエンジニアが独立するためのステップを紹介しています。参考にしてみてください。
インフラエンジニアが独立する5ステップ。案件獲得に必要なスキルは?具体的に解説
ネットワークエンジニアの仕事に関連する資格
ネットワークエンジニアの仕事に関連する資格(試験)は、主に以下のとおりです。
- ITパスポート試験
- 基本情報技術者試験
- シスコ技術者認定試験
- ネットワークスペシャリスト試験
それぞれの概要を簡単に紹介します。
なお、各試験の難易度や具体的な勉強方法についてもっと知りたい方は、以下の記事を併せて参考にしてみてください。
ネットワークエンジニアに役立つ資格14選!取る順番や勉強法も解説
ITパスポート試験
ITパスポート試験とは、情報処理推進機構(IPA)が全国の試験会場で実施している国家試験です。合格すれば、IT全般に関する基礎的な知識を有することを証明できます。
エンジニアだけでなく、ITを利用する多くの人たちにとって欠かせない知識が問われる点が試験の特徴です。そのため、ネットワーク関連の知識だけでなく、経営戦略や法務・財務などの分野が出題されることもあります。
ITパスポート試験の試験時間は120分です。試験はCBT方式のため、空きさえあれば1年間を通じて好きな日時で受験できます。
参考:ITパスポート試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験も、情報処理推進機構(IPA)が全国の試験会場でCBT方式で随時実施している国家試験です。ITを活用したサービス・システムなどを作るのに必要な基本的知識・スキルを持つエンジニアが対象の試験で、「ITエンジニアの登竜門」とも呼ばれています。
基本情報技術者試験合格には、科目Aと科目Bで一定基準を満たさなければなりません。科目Aの試験時間は90分(四肢択一60問)、科目Bの試験時間は100分(多肢選択式20問)です。
シスコ技術者認定試験
シスコ(Cisco)技術者認定試験とは、シスコシステムズのネットワーク製品に関する技能を認定する資格です。試験のレベルはエントリー・アソシエイト・プロフェッショナル・エキスパートの4段階に分類されます。
ネットワークエンジニアを目指すのであれば、アソシエイトのCCNAに挑戦すると良いでしょう。CCNAは試験時間は120分で、合格するとネットワーク・セキュリティの基礎的なスキルや知識を証明できます。
ネットワークスペシャリスト試験
ネットワークスペシャリスト試験とは、ネットワークの管理・設計開発を担うエンジニアが対象の試験です。ITパスポート試験や基本情報技術者試験と同様に情報処理推進機構(IPA)が実施主体であり、2026年度からCBT方式へと変更される予定となっています。ます。
試験は午前Ⅰ(50分)・午前Ⅱ(40分)・午後Ⅰ(90分)・午後Ⅱ(120分)の4科目です。ネットワークスペシャリスト試験には記述式があり(午後)、難易度も高いため、まずは基本情報技術者試験から挑戦すると良いでしょう。
ネットワークエンジニアになるための勉強について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ネットワークエンジニアの勉強方法を解説!おすすめの学習サイトも紹介
参考:ネットワークスペシャリスト試験|独立行政法人 情報処理推進機構
ネットワークエンジニアの将来性
ネットワークエンジニアには、今後も一定の需要が見込まれます。
クラウドの普及に伴い、物理的なサーバーが減少することからネットワークエンジニアの将来性を悲観する声もあるようです。しかし、サーバーの主流がオンプレミスからクラウドに移行した場合にも、新たなネットワーク構築が必要になるため、ネットワークエンジニアの需要がなくなることはないでしょう。
ネットワークエンジニアの将来性について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
ネットワークエンジニアの将来性|クラウドの影響で今後の需要はどうなる?
ネットワークエンジニアに関するよくある質問
ここでは、ネットワークエンジニアに関するよくある質問に答えていきます。
Q. ネットワークエンジニアにおすすめの資格を教えてください。
ネットワークエンジニアがスキルアップする上では、下記の資格が役立つでしょう。
- ネットワークスペシャリスト試験
- 基本情報技術者試験
- 情報処理安全確保支援士試験(旧情報セキュリティスペシャリスト試験)
- シスコ技術者認定試験
Q. ネットワークエンジニアに向いている人の特徴は??
ネットワークエンジニアに向いている人の特徴は下記をご覧ください。
- コミュニケーション能力が高い
- 問題解決能力が高い
- 情報技術やネットワークに精通している
下記にて、レバテックフリーランスで保有しているネットワークエンジニアの案件をご覧いただけます。
Q. フリーランスのネットワークエンジニアの案件獲得方法を教えてください。
フリーランスのネットワークエンジニアが案件獲得するためには、下記のような方法があります。
- SNSやブログで探す
- 交流会・セミナー・勉強会などのイベントに参加する
- 飛び込み営業をする
- 知人や友人の人脈を活用する
- クラウドソーシングサイトを利用する
Q. ネットワークエンジニアの業務内容を教えてください。
ネットワークエンジニアはネットワーク設計、構築、保守など、クライアントのニーズに合わせたネットワークインフラの構築を行います。
ネットワークセキュリティの設置や改善、トラブルシューティング、ネットワーク監視、制御などにも対応します。
※本記事は2026年1月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!
※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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