フリーランスと契約社員の違い

T.S 36歳 男性

T.S 36歳 男性

フリーランスと契約社員の違いは何ですか。

企業担当 石川 尚弥

企業担当

石川 尚弥

フリーランスと契約社員の大きな違いは、雇用関係の有無です。フリーランスは案件ごとにクライアントと業務委託・請負等の契約を結び、契約社員は企業と雇用契約を結びます。それでは、フリーランスと契約社員の違いについてご説明します。

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1.フリーランスと契約社員の違いについて

フリーランスは企業と雇用関係にはなく、案件ごとに業務委託等で契約して業務を遂行する働き方を指します。一方の契約社員は、一定の期間が設けられているものの、企業と雇用契約を締結する働き方です。正社員が雇用時に雇用期間を定めないのに対し、契約社員や派遣社員は契約の期間が終了すると雇用契約が終了することになります。

契約社員とフリーランスの違いのひとつとして、社会保険(厚生年金、健康保険など)の適用の有無があります。フリーランスは企業と雇用関係にないため、契約先の企業の社会保険に入ることはできませんが、契約社員は被雇用者として、一定の条件があれば社会保険に入ることができます。

2.フリーランスは企業との雇用関係がなく、自分の裁量が大きめ

フリーランスで働く際の、メリットとデメリットを見てみましょう。

■メリット

・作業時間や作業場所を自分で選べる
フリーランスは、作業場所や作業時間を自分で決めることができます。しかし、案件の中には現場で作業をすることが必要な場合もあるので、しっかりと条件を確認することが大切です。

・人間関係の悩みが減ることがある
先輩や上司、同僚など企業に勤める社員同士の人間関係はないため、いわゆるお付き合いによるストレスが軽減されることがあります。しかし、少なくともクライアントとはやり取りをする必要があるので、ビジネスマナーは身に着けておきましょう。

・自分で案件を選べる
企業に勤める場合には、苦手な業務にも携わる場面があります。フリーランスであれば自由に案件を選べるため、そういった負担は少なくなる傾向があります。また、あえて単価を下げて経験の浅い分野の案件を選び、スキルアップを目指すというワークスタイルもあります。

・スキルに応じた報酬を得やすい
スキルが高ければ、高単価の案件を選んだり、案件を複数掛け持ちしたりすることで収入を上げられる可能性もあります。自分の市場価値に合った収入を得られるという納得感があるでしょう。

■デメリット

・本業以外の業務も自分で行う必要がある
フリーランスの場合、案件受注や書類作成、確定申告など事務業務も自分でこなさなくてはいけません。本業に集中したい人にとっては、欠点となることもあります。

・収入が安定しない可能性がある
案件が途切れたり、クライアントの支払いサイトが異なったりすると、月によって収入のばらつきが出る可能性があります。中には、収入が全くないという月がないとも限らないでしょう。

・企業の雇用保険や社会保険に加入できない
フリーランスは企業と雇用契約を締結するわけではないので、雇用保険や社会保険に加入することができません。そのため、自分で国民年金や国民健康保険、小規模企業共済といった各種保険・制度に加入する必要性があります。

・自己管理に気をつかう必要がある
とくに在宅などの場合、その自由さから業務とプライベートの時間が曖昧になってしまうことがあります。クライアント先に迷惑をかけないよう、自分でしっかりとメリハリをつけることが大切だといえるでしょう。

3.企業に一定期間直接雇用される契約社員

それでは、契約社員のメリットとデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

■メリット

・定められた契約期間内で働ける
期限を決めて雇用されるため、契約満了時に更新をしなければ雇用関係を一定期間で終了できます。将来の計画がすでに決まっている場合や、ある期間だけ働きたい場合に合っているといえます。

・一定の条件を満たせば社会保険に加入できる
企業に直接雇用されるため、勤務期間や所定労働時間を満たせば、企業の社会保険に入ることができます。

・プレッシャーを感じるような業務を行う可能性が低い
契約期間が決まっているのもあり、どちらかというと正社員のサポート的な業務が多い傾向があります。

■デメリット

・短期で次の職場を探す必要がある
安定して働きたい、長く働きたいといった場合には欠点となるでしょう。契約満了となり退職することとなれば、新しい勤め先を探すことになります。

・契約期間中は昇給する可能性が低い
契約社員の給与の見直しは、契約満了後に再び契約する際に行われることが多いようです。そのため、契約期間中に大きな成果を挙げても、すぐに昇給するケースは少ないといえるでしょう。

・ボーナスや退職金が支給されないケースが多い
正規雇用ではないということで、支給されなかったり寸志であったりと、正社員との差が見られることもあります。ゆえに、収入に大きな差が生まれる可能性があり、結果としてモチベーションが下がってしまうこともあるかもしれません。

・企業が提供する福利厚生を享受できない可能性がある
正社員と契約社員で、受けられる福利厚生が異なる場合があります。もし、享受したい福利厚生がある場合は、契約前に企業のサイトや面接時に確認しておく必要があります。

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