フリーランスエンジニアの在宅案件の獲得方法や年収、未経験からなる方法 | レバテックフリーランス
フリーランスエンジニアの在宅案件の獲得方法や年収、未経験からなる方法
フリーランスエンジニアの在宅案件は、クラウドソーシングなどで多く見つかります。スキルがあれば案件獲得も簡単ですが、満足いく収入を得られるかはまた別の話で、案件を得続けるコツもあります。
また、在宅でエンジニアをするのは、デメリットもあるのが実情です。そこで、在宅案件を得る方法や年収、在宅フリーランスエンジニア経験者が考える在宅のメリット・デメリットなどを紹介します。
未経験から在宅フリーランスエンジニアになるにはどうすればよいかも解説するので、ぜひより良い働き方を実現してください。
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目次
【最新】フリーランスエンジニアの在宅案件事情
在宅ワークを導入する企業は増加しており、フリーランスエンジニアも例外ではありません。以下は、レバテックフリーランスのリモート案件数です。
レバテックフリーランスに掲載されているリモート案件は、2024年3月時点で1509件あります。フルリモート案件は707件、一部リモート案件は804件ありました。
フリーランスエンジニアの在宅ワークが増えている理由や在宅ワークとして働くための条件交渉について解説します。
在宅フリーランスエンジニアの案件数は増加傾向
2020年のコロナ禍以降、フリーランスエンジニア向けの在宅案件は、感染対策として導入する企業が増えています。以前と比べて、在宅ワークの経験を問わない企業も増えているため、在宅ワーク未経験の人でも採用される可能性が高いです。
2023年のRelanceの調査では下図のとおり、2020年からテレワークを導入する企業が増加しました。
引用元 : 【2023年版】フリーランスエンジニア白書 1000人に聞いた!フリーランスエンジニアの実態調査-2023年1月-|Relance
企業のテレワーク導入に伴い、フリーランスの在宅案件も増えています。在宅ワークが増えている一方で、コロナ禍の落ち着きとともに出社日数を増やす企業も多いです。これまで在宅ワークが可能だった企業が出社を求める可能性もあります。
条件交渉で在宅・リモートにできる場合もある
フリーランスは、働く環境などの条件について主体的にしなければいけません。クライアントによっては、働き方改革の一環として在宅ワークについての条件を提示する場合もあります。
しかし、基本的にフリーランスは自分の働く環境などの条件を主体的にクライアントへ交渉することになります。そのため、企業とのやり取りや交渉が苦手なフリーランスは在宅ワークを断念してしまうケースもあるでしょう。
交渉や企業とのやり取りが苦手でも、在宅ワークは諦められないという人にはエージェントサービスをおすすめします。
レバテックフリーランスは、在宅ワークなどの条件交渉を含めた企業とのやり取りを担当者が代行します。利用は無料なので、ぜひご活用ください。
在宅フリーランスエンジニアになるにはコツを実践する
フリーランスエンジニアの在宅ワーク案件は増加傾向にあり、在宅ワークで働ける可能性が高くなっています。しかし、在宅ワークが初めての人は今の現状からどのようにして在宅ワークになるか気になる人も多いでしょう。
フリーランスエンジニアがこれから、在宅ワークになるにはいくつかのコツがあります。紹介するコツを実践すると、より効率的に在宅ワークになることができます。
人脈を活用する
フリーランスの案件獲得方法で最も多いのが、人脈を活用する方法です。発注側はスキル・実績を把握している人の方が頼みやすく、受注側は業務について相談しやすいというメリットがあります。
ただし、親しい相手からの依頼を引き受ける場合も、業務内容の詳細や納期、報酬などを十分に確認した上での受注が大切です。曖昧なまま進めてしまうとのちのちトラブルになる恐れがあるため、口頭ではなく書面で確認するようにしましょう。
事前にポイントをおさえて面談・交渉する
面談の際に、事前にポイントをおさえておくことで在宅ワークの交渉がしやすくなります。基本的に企業は、フリーランスエンジニアに案件を依頼する際に1回前後の面談を行います。面談の際に、聞かれることは主に以下のとおりです。
質問内容 | 質問の意図 |
---|---|
チーム開発の有無やポジション | 円滑なコミュニケーションが取れるか、他社を意識した仕事ができるかなどが考えられます。 |
レビュー経験の有無 | 汎用性の高いプログラミングを理解できるかといった意図があります。 |
働く際に求めるもの | 上流工程に関わりたいなど、働く際に求めることとその理由について話すとよいでしょう。 |
難題や苦労を乗り越えた経験 | 成長意欲があるかや課題解決力の有無を評価される可能性があります。 |
面談担当者への逆質問 | 気になることがあれば、質問しましょう。フリーランスエンジニアが気になることを答えてくれる場合があります。 |
面談内容を事前に確認しておくことで、実際の面談で慌てずに答えることができます。また、面談の際に在宅ワークを希望する旨を伝えておきましょう。なぜ在宅ワークをしたいのかを聞かれる可能性が高いので、理由も答えられるようにしておくと良いです。
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングを利用すると、気軽に応募することができ自分で在宅ワークについての条件交渉ができます。応募要項を確認し、求められるスキルを理解した上で、自己アピールなど提案をする必要があります。
報酬の決済やメッセージのやりとりはクラウドソーシングサービスを介して行います。ただし、クライアントと直接の取引になる点には注意が必要です。納品物の水準や作業範囲のそごがあり、トラブルに発展するケースもあります。
個人での取引に慣れていない人は、事前にトラブル例などを調べた上で利用するのがおすすめです。
フリーランスエージェントを利用する
フリーランスエンジニアが在宅案件を受注する際は、エージェントの活用がおすすめです。
エージェントは、在宅ワークの案件があるだけでなく自分の代わりに案件を探してくれるといったメリットがあります。
さらに、単価の交渉やトラブル発生時の対応など、企業との間に入ってくれるため、安心して働くことができます。中間手数料は発生しますが、負担するのは企業側のためフリーランスが支払う必要はありません。
レバテックフリーランスは、フリーランスエンジニアの在宅ワーク案件を多数所持しています。在宅ワーク案件を探しているフリーランスエンジニアには、ぜひご活用ください。
在宅勤務しやすいフリーランスエンジニアの案件例
フリーランスエンジニアの仕事の中でも、Web系のアプリケーション開発、システムの運用などは在宅勤務がしやすいです。一方で、現地作業が必要なものや大規模システムの改修などのセキュリティが厳しい業務系は、在宅勤務がしにくいです。
しかし、業務系の中でも在宅勤務できる仕事もあります。在宅ワークの案件例をWeb系と業務系に分けて紹介します。
在宅ワークの案件例(Web系)
Web系の案件は、在宅ワークがしやすいです。Web系の案件は、1人で完結できる作業が多かったり、納期や作業内容が明確であったりすることが多いです。そのため、在宅ワークでも作業が可能で案件も多く募集されています。
Web系の具体的な仕事例としては、Webアプリケーション開発やWebサイトの作成、システムの改修などです。Web系の在宅ワークの案件例としては、以下のものがあげられます。
案件の種類 | 月単価 | よく使われる言語 |
---|---|---|
Webアプリケーション開発 | ~85万円 | Python/Git |
Webサイト制作 | ~50万円 | JavaScript/PHP |
システム改修・運用 | ~75万円 | PHP/FuelPHP |
それぞれの案件例で求められるスキルや使われる言語・フレームワーク、月単価を紹介していきます。
Webアプリケーション開発
Webアプリケーションの開発は、案件の全てが在宅勤務とは限りません。大規模なプロジェクトの場合、関係部署やチーム内のコミュニケーションが必要となるため出社が必要な場合があります。
ただ、大規模なプロジェクトであっても円滑にコミュニケーションが取れるツールなどの充実により在宅勤務も増えています。Webアプリケーションの開発において、必要なスキルはPython3・MySQLを用いた開発やDNSの基本的知識などです。
Webサイト制作
Webサイトの制作は、主にWebサイトの作成を行うフロントエンドエンジニア向けの案件です。JavaScriptやPHPなどの言語を使用し、主に実装作業を担当します。
Webサイト制作に求められるスキルはJavaScriptを用いた開発やWordPressでのWebサイト構築です。HTMLやJavaScript以外にもSEO任官する知識を求められる場合もあるでしょう。
また、制作ディレクション経験などがあれば、さらに仕事の幅を広げられる可能性があります。
システム改修・運用
Webシステムの改修・運用は、在宅勤務でも可能な業務が多くリモートで運用をサポートをします。Webシステムのシステム改修の具体的な業務は、新機能の追加やデザイン変更などです。
さらに、既存の機能をより使用しやすくすることで、Webサイトのアクセス率向上に繋げます。Webシステム改修・運用に求められるスキルは、PHPを用いた開発や上流工程の経験などです。
Webシステム改修・運用の案件には、要件定義から実装テストまでを担当するものもあります。
在宅ワークの案件例(業務系)
業務系の案件は設備やセキュリティの関係で、在宅のフリーランスエンジニアの仕事は少なくなりがちです。業務系の在宅ワークの案件例としては、以下のものが挙げられます。
案件の種類 | 月単価 | よく使われる言語 |
---|---|---|
教育プラットフォーム開発 | ~80万円 | ~80万円 |
基幹システム開発 | ~85万円 | PHP/Laravel |
共通基盤構築支援 | ~70万円 | Java/SQL |
レバテックフリーランスが保有する案件の中から、在宅が可能な案件を紹介します。
教育プラットフォーム開発
教育プラットフォーム開発の在宅案件の業務内容は、Rubyを用いたtoB向け教育プラットフォームの開発です。教育プラットフォームで必要となるスキルは、主に以下のとおりです。
- Ruby on railsを用いたWebサービス開発経験3年以上
- コードレビュー経験1年以上
- JavaScript、AngularJS、Vue.jsなどでのフロントエンド開発経験3年以上
基幹システム開発
基幹システム開発の在宅案件の業務内容は、基幹向け業務システムの開発において企画・設計・開発・運用を担当します。基幹システム開発に必要なスキルは主に以下のとおりです。
- PHPを用いた開発経験
- Laravelを用いた開発経験
- PHP
- Laravel
基幹システム開発は、メンテナンス技術とICT、AI技術とドローン技術でお客さまの事業発展に寄与する業務となります。
共通基盤構築支援
共通基盤構築支援は、契約に関わる業務システムの基盤保守切れに伴うリニューアル対応を行います。共通基盤構築支援に必要なスキルは主に以下のとおりです。
- Javaを用いた開発経験
- Java
- SQL
共通基盤チームとして、共通基盤周りの修正や非互換対応(開発)、差分や懸念事項の洗い出しを担当します。
在宅案件が獲得しやすい言語一覧
フリーランスエンジニアの在宅案件でよく使用される言語として、PHPやRuby、JavaScriptなどがあげられます。特に、Web系は在宅でできるフリーランスエンジニア案件が多いため、Web系開発言語が多いです。
在宅案件で人気の言語に特化して、それぞれの特徴について紹介します。すべての案件における言語ランキングについて詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。
【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング|2023年7月最新版
PHP
PHPは、WebページやWebサービスで広く使用されており、案件数も多いです。比較的覚えやすく、学習用のWebサービスや書籍も多いです。そのため、お金をかけずに習得しやすい言語といえるでしょう。
プログラミング言語のため、わからない点はWeb検索で調べるだけで答えを見つけられます。また、PHPはコーディングの自由度が高く、比較的簡単なので初心者にもおすすめです。
Ruby
Rudyは、日本で開発されたプログラミング言語です。Webアプリケーションで使用されることが多く、学習する際にネットでの情報も多いため学習しやすいでしょう。
Rubyは、日本産のプログラミング言語ですが、世界中で使われています。コードの記述がシンプルで、わかりやすいのもRubyの特徴の1つです。開発効率が高く、スピーディーに開発を進めたいスタートアップやベンチャー企業で採用される傾向があります。
Go言語
Goは、Googleが2012年にリリースした比較的新しいプログラミング言語です。シンプルな文法かつ高速処理ができ、複数のエンジニアでの同時開発が可能な点が特徴です。そのため、大規模なシステム開発に利用されることが多い傾向があります。
開発されて日は浅いですが、有名な動画サイトやフリマアプリの開発にも使われている言語です。
Python
Pythonは、オープンソースで運営されているプログラミング言語で、ライブラリやフレームワークが豊富なのが特徴です。データ分析や組み込み開発、WebアプリケーションやAI開発などに使用されています。
コードがシンプルで、学習しやすいため、初心者でもわかりやすく、これからITエンジニアを目指す人にも人気の言語です。
JavaScript
JavaScriptを使うことで、Webページに動きをつけられ、ユーザーの利便性を高めるWebサイトやサービスを作れます。主に、Webサイト作成やアプリケーションの開発のUI/UXを担当する際に使用されるプログラミング言語です。
JavaScriptはHTMLやCSSと併せて利用することが多いため、併せて学習することをおすすめします。
Kotlin
Kotlinは、2011年に誕生したAndroidアプリケーション開発をするためのプログラミング言語です。それまでAndroidアプリの開発には、Javaが使用されていました。Kotlinは、Javaの課題解決のために作られた言語です。
そのため、Javaとの親和性が高く、Javaで作られたシステムにKotlinで機能追加もできます。Kotlinはコードがシンプルで、ミスを減らしスピーディーに開発を進めやすいのが特徴です。
エンジニアの在宅案件での年収例
在宅エンジニアを目指す前に、案件ごとの年収も知っておきましょう。エンジニアの種類によって、在宅エンジニアの年収は異なります。在宅型と常駐型では、案件の単価に大きな違いはありません。
しかし、在宅エンジニアが案件を獲得する際に注意しなければいけないポイントがあります。在宅エンジニア案件での年収例と在宅案件と常駐案件の単価の違いについて、解説します。
在宅フリーランスエンジニアの案件単価・年収例
フリーランスエンジニアの案件の単価は、目安として単価が低い案件でも月収40万円ほど、高い案件だと月155万円ほどです。フリーランスエンジニアの単価は、案件や職種、クライアントによって大きく異なります。
以下に、2024年3月時点のレバテックフリーランスの案件をもとに、月の平均単価と平均年収をまとめました。
職種 | 平均単価/月 | 平均年収 |
---|---|---|
インフラエンジニア | 68万円 | 816万円 |
プログラマー(PG) | 67万円 | 804万円 |
SE (システムエンジニア) | 71万円 | 852万円 |
フロントエンドエンジニア | 72万円 | 864万円 |
セキュリティエンジニア | 73万円 | 876万円 |
データベースエンジニア | 69万円 | 828万円 |
それぞれの職種の月の最高単価と最低単価には、幅があります。また、それぞれの職種についてのスキルや経験、言語などによって単価は異なります。
在宅案件と常駐案件で単価に大きな違いはない
基本的にリモートができる案件と常駐型の案件で単価の違いはありません。正社員であれば福利厚生としてリモートワーク支援の補助がでることもありますが、フリーランスは基本的に対象外です。
リモートによる単価の違いはありませんが、週作業日数が少ない案件や地方企業が出している案件は単価が低くなる傾向にあります。週の作業日数が減ると、任せられる業務範囲が狭くなるため、時間あたりの単価は低くなるのが一般的です。
また地方と首都圏では賃金の水準が違うので、単価も変わってきます。在宅ワークの案件を探す際には募集要項などを見て、自分の希望の単価が得られるかどうかを確認しておきましょう。
副業でもフリーランスエンジニアは在宅で働ける
フリーランスエンジニアとして、在宅で副業からはじめることも可能です。フリーランスになってから、仕事を探し始めると条件に合う案件が思うように獲得できない可能性があります。
副業で在宅エンジニアとしての実績を積んでおくことで、フリーランスになってから案件が獲得しやすくなるでしょう。実際、フリーランス白書2023によると2020年3月以降、副業者が増えています。
引用元 : フリーランス白書2023|プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
フリーランスの副業について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスとしてのエンジニアの副業ってどうなの?副業の実態データやおすすめ案件を紹介
副業で在宅エンジニアの案件を探す際には、スキルや経験に応じて自分に合う案件を選べるクラウドソーシングサービスを利用すると良いです。また、フリーランスエンジニアのエージェントを活用して効率的に案件を探すことも可能です。
クラウドソーシングサービスは、基本的に仕事を完成させることを約束する請負契約となります。一方、エージェントを通して契約する際には、業務を遂行することを約束する準委託契約となります。
レバテックフリーランスでは、準委託契約を採用しているため柔軟性のある働き方を実現できるでしょう。また、本業が忙しく案件を探す時間がない人に代わって担当者が案件探しや条件交渉を行ってくれます。
フリーランスエンジニアに特化したレバテックフリーランスでは、週3以下のリモート案件が複数あります。在宅エンジニアを副業から始めたい人は、レバテックフリーランスで在宅案件を探してみましょう。
【体験談あり】在宅フリーエンジニアのメリット・デメリット
在宅フリーエンジニアのメリットは、予定にない会議や雑務に追われることなく業務に集中できるところです。フリーランスはもともと、時間や場所を自由に選べるため自由度が高いですが、在宅になるとさらに自由度が高まるでしょう。
しかし、在宅のデメリットとして気軽に相談できないことが挙げられます。常駐型であれば、近くにいるエンジニアに気軽に相談することができます。一方、在宅では、メールやチャットで相談してもすぐに返事が来るとは限りません。
ここでは、体験談を含めた在宅ワークのメリットデメリットを紹介します。
フリーランスエンジニアが思う在宅のメリット・デメリット
在宅ワークのメリットは、妊娠などの体調の問題を考慮して働くことができることです。在宅ワークの場合、クライアントによっては業務スケジュールを立て直してくれるケースもあります。
体調の問題により在宅ワークを選択したレバテックフリーランス利用者のインタビューは以下の記事をご覧ください。
31歳・2Dデザイナー|子育てのための時短&収入アップをレバテックフリーランスで実現
在宅ワークのデメリットは、業務を通じて技術を学んだり、困ったときは気軽に相談できないことです。常駐型の場合、会社独自の開発技術が体験できたり他のエンジニアに相談したりすることができます。
常駐型の働き方を選んだレバテックフリーランス利用者のインタビューは以下の記事をご覧ください。
29歳スマホアプリエンジニア。SIerと社内ベンチャーの会社員時代を経て、フリーランスとして独立
フリーランスエンジニアが在宅で働くメリットまとめ
フリーランスが在宅で働くメリットは、通勤時間がなくなることや人間関係の悩みが生じにくくなることがあげられます。フリーランスという働き方は自由度が高く、自分で働き方を決めやすいのが魅力です。
フリーランスエンジニアが在宅で働く主なメリットを5つに絞って紹介します。
- 勤務時間や場所の自由度が高い:業務時間や作業場所を自分で決められる
- 通勤時間がない:出社しないので、通勤時間がない
- 集中して作業しやすい:予想外の予定が入りづらく作業に集中できる
- 人間関係のストレスが減る:過剰な人間関係が減り、ストレスが減る
- 案件次第で収入アップしやすい:効率良く業務をこなせ、収入アップを目指せる
作業に集中して、年収をアップさせたい人は在宅ワークに適しているでしょう。在宅で働くメリットについてより詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。
フリーランスエンジニアのメリット・デメリットは?リアルな実態を解説
【やめとけ?】在宅フリーエンジニアのデメリットまとめ
エンジニアが在宅で働くデメリットとして、コミュニケーションの取りづらさやモチベーションの難しさなどがあげられます。さらに、フリーランスは、会社員のころのように後ろ盾となるものがありません。
すべてが自己責任なので、在宅フリーランスエンジニアを目指すにあたって、デメリットもしっかり把握しておきましょう。
デメリット | 理由 |
---|---|
コミュニケーションを取りづらい | 常駐型のように近くの人に気軽に相談することが難しくコミュニケーションが取りづらくなります。 |
エンジニアとして成長しにくい | 在宅の場合、割り当てられた業務をこなすことが中心となり、エンジニアとして成長しにくくなります。 |
セキュリティ意識を高める必要がある | 在宅の場合、仕事とプライベートの部屋を分けたり家族に仕事のパソコンを見せないなどセキュリティ意識を高める必要があります。 |
自己管理スキルが求められる | 自由度が高い在宅フリーエンジニアは、納期に合わせて作業スケジュールを組む必要があります。自己管理を徹底しないと、効率が悪くなってしまいます。 |
上記の在宅フリーエンジニアのデメリットを知った上で、自分に合った働き方を決めましょう。
在宅フリーランスエンジニアに求められるスキル・経験
フリーランスエンジニアには、ある程度のスキルが求められます。特に在宅フリーランスエンジニアの場合、一人で案件に取り組める即戦力の人材である必要があります。在宅フリーエンジニアに必要なスキルは以下のとおりです。
- コミュニケーションスキル
- キャッチアップの早さ
- 幅広いスキル・知識
- 1年以上の実務経験
上記の各スキルの内容や、どの程度求められるのかについて詳しく解説します。
コミュニケーションスキル
まず、フリーランスエンジニアには、コミュニケーションスキル・ビジネススキルが必須です。フリーランスであっても会社員であっても、クライアントやチームがいてこそ仕事が成り立つため、必要不可欠のスキルです。
メールやチャットなどのテキストが中心である在宅ワークは、常駐型よりもコミュニケーションスキルが重視されます。互いの顔が見えない中、テキストだけで正確に伝えるのは難しく、スムーズな意思疎通を行えるスキルが欠かせません。
ほかにも、上流工程では会議で説明や質問をする機会があるため、プレゼンテーション能力などが求められます。また、案件を受注する際の面接でもコミュニケーション力がチェックされるため、日ごろから意識しておきましょう。
キャッチアップの早さ
フリーランスエンジニアと契約する企業は、基本的に即戦力を求めています。したがって、既存のシステムや業務フローなどを把握し、開発に後れを取らないキャッチアップの早さも求められます。
特に在宅ワークの場合、直接質問をできないことも多いため、よりキャッチアップの早さが重要視されるといえるでしょう。キャッチアップを早めるためには、日々業界のトレンドやビジネスモデル、ITの技術について学ぶことが大切です。
幅広いスキル・知識
フリーランスエンジニアが在宅で働く場合、幅広い知識が必要となります。さらに、知識は1つの領域だけでなく、複数の領域を合わせて持っておくとより活躍できる可能性が高まります。
Webアプリケーションも組み込み系のシステムも、基本的に複数の領域の技術を組み合わせて開発するためです。在宅は、特にお互いの姿が見えないため、業務を任せた際に一通りなんでもできるフルスタックエンジニアなどが重宝されやすいです。
また、実務に関するITスキル以外にも、税務や法律に関する知識があると、メインの業務以外の日々の事務に役立ちます。
1年以上の実務経験
フリーランスエンジニアが在宅で働く場合、幅広い知識はもちろん1年以上の実務経験が求められることが多いです。場合によっては3年以上、もしくはそれ以上の実務経験を求められます。
基本的に経験者を優遇する傾向があり、実際の案件でも指定の言語を用いた開発経験が1年以上、という条件は珍しくありません。高単価案件獲得のためには、複数の言語での実務経験や上流工程に携わった経験などが問われる場合があります。
未経験から在宅のフリーランスエンジニアを目指す方法
エンジニア未経験から在宅でのフリーランスエンジニアを目指すには、以下のような学習・経験が必要です。
必要な学習/経験 | 理由/方法 |
---|---|
プログラミングを学ぶ | 独学やスクールなどによるプログラミングの学習は必須です。 |
エンジニアとして実務経験を積む | 副業などで、エンジニアとしての実務経験を積みましょう。 |
ポートフォリオを作成する | ポートフォリオがあると、クライアントが安心して依頼しやすくなります。 |
フリーランスエージェントで在宅案件を探す | レバテックフリーランスなどのフリーランスに特化したエージェントを活用して、在宅案件を探しましょう。 |
未経験からフリーランスを目指す方法について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
未経験からフリーランスエンジニアになる方法!案件例や必要スキルを解説します
在宅フリーランスエンジニアに関するよくある質問
在宅フリーランスエンジニアに関するよくある質問を紹介します。
Q. 在宅案件のメリットとデメリットを教えてください
在宅勤務のメリットは勤務時間や場所の自由さや人間関係のストレスが少ないことです。デメリットはコミュニケーションの取りづらさや常駐案件よりエンジニアとして成長しにくい面などが挙げられます。
Q. フリーランスエンジニアの在宅案件の単価は?
在宅でも常駐でも大きな差はありません。単価は地域によって若干変わります。地方は少し単価が低い傾向があります。
Q. 在宅フリーランスエンジニアの平均年収はいくらですか?
レバテックフリーランスの在宅案件で試算すると在宅フリーランスエンジニアの平均年収は約850万円です。フリーランスに限りませんが、令和4年賃金構造基本統計調査によると、システム設計者の平均年収は20代で約400万円、40代になると約750万円であり、フリーランスの方が年収が高い傾向があります。
Q. 在宅フリーランスエンジニアのおすすめ職種や適性は?
Web系は、在宅案件が多いのでおすすめです。在宅案件に向いているのは広いスキルや知識を持ち、一人でも業務を進められる即戦力となる人材です。
Q. フリーランスエンジニアとして在宅で働く際の注意点は?
フリーランスエンジニアは、セキュリティ対策の強化を徹底しなければいけません。また、労災保険に加入できないことや案件を獲得し続けなければいけないことも理解しておきましょう。
※本記事は2024年3月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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