フリーランスが生活できないと言われる理由は?生の声や収入データとともに実態を解説 | レバテックフリーランス
フリーランスが生活できないと言われる理由は?生の声や収入データとともに実態を解説
フリーランスが「生活できない」と感じる理由の一つに、収入の不安定さがあります。単価の低さや案件獲得の難しさに伴い、手取り額が少なくなるケースも少なくありません。
しかし、必要な準備を行い、案件獲得や収入を安定させる方法を知っておくことで、収入面の不安を軽減できる可能性があります。
この記事では、フリーランスの年収実態や手取りの目安、生計を立てる方法について解説します。

記事の監修者
泉澤 匡寛
レバテック代表執行役社長
同志社大学を卒業後、レバテックキャリアにてITエンジニアの採用支援、キャリア支援に従事。
IT人材不足に大きな課題感を持ち、新規事業の責任者としてIT特化型就職支援サービス「レバテックルーキー」や、プログラミングスクール「レバテックカレッジ」など、IT人材を増やす事業を開発。
2021年よりレバテック ITリクルーティング事業部部長として、事業戦略立案、採用、業務最適化など、レバテック複数ブランドの成長を多方面から牽引。
2025年4月にレバテック執行役社長に就任。
フリーランスが生活できないとされる理由
フリーランスが生活できないとされる主な要因には、収入面や社会保障面の負担が挙げられます。ここでは、フリーランスが生活できないとされる主な理由についてまとめました。
収入が安定しない
単発の案件を中心にして働く場合、フリーランスは収入が安定しない傾向があります。長期参画する案件だと不安定になるリスクを抑えられますが、年単位で参画する案件は多くありません。
しかし、単発案件中心でも切れ目なく案件を紹介してもらえるサービスを利用したり複数案件を同時にこなしたりすれば対応できます。
また、フリーランスは実力次第で会社員以上の収入が得られるのも事実です。業界構造やどうすれば高単価を得られるかを理解して実践するのが重要です。
単価が低い場合がある
単価が低い案件は一定数あります。単価交渉しても断られることもあり、数をこなさないと生活できないと感じる場合もあるでしょう。
「最初は低単価で経験を積み、将来的に高単価の案件に参画する」と考えていても、高単価案件自体を見つけられないおそれもあります。エージェントなどの利用も検討するなど、状況に応じた行動が必要です。
保証や福利厚生がない
会社員とは異なり、フリーランスは原則として雇用保険や厚生年金の対象になりません。病気での休職や失業、老後の資金確保といったリスクは、すべて自己責任となります。
しかし、現在はフリーランス向けのセーフティネットが充実しています。老後資金の備えには、退職金制度にあたる「小規模企業共済」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」が有効です。
万が一働けなくなった場合の収入減には、民間の「所得補償保険」が助けとなります。また、業務上の事故やトラブルに備えて「フリーランス協会の賠償責任保険」などを活用すれば、さまざまなリスクを軽減できます。
フリーランスの保険について詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
フリーランスが備えるべき保険とは?種類や安く抑えるコツも解説
スケジュールや経費など各種管理が大変
フリーランスは、案件の受注からスケジュール・経費の管理、確定申告までさまざまな作業を自分一人で行います。体調を崩せば頼れる人はいないので、その後のスケジュール調整も必要です。
また、休日も自分で設定しますが、複数の案件を抱えていて納期が同時期に設定されている、というような場合にはうまく休みを取れないこともあります。
管理が苦手で、フリーランスを生活の基盤にするのを難しく感じる場合はあるでしょう。
営業力がないと案件探しが難しい
フリーランスが安定して生計を立てるには、自ら案件を獲得する営業力が欠かせません。会社員とは異なり、自分で案件を探し続けなければ収入が途絶えてしまうからです。
どれだけ高いスキルを持っていても、営業力がなければ自分の存在をクライアントにアピールするのは難しいでしょう。タイミングよく優良案件に出会えず、仕事の空白期間が生まれてしまうリスクがあります。
常に成長し続けなければならない
フリーランスとして高単価な案件に参画し、生計を維持するためには、主体的にスキルをアップデートし続ける姿勢が必要です。
会社員であれば、研修費用や学習時間を企業が負担して育てる体制を用意してくれます。一方、フリーランスにはそうした組織的なバックアップがないため、自ら時間と費用を投資して学ばなければ、市場価値が落ちるおそれがあります。
たとえば、ITエンジニアやWebデザイナーの世界では、数年前の最新技術が今ではまったく使われないケースも珍しくありません。自らトレンドを追いかけ、新しいツールや知識を取り入れる積極性がなければ、市場価値は下がってしまうでしょう。結果として、低単価な案件しか受注できなくなり、生活が行き詰まる原因になります。
社会情勢に影響されやすい
フリーランスが安定した生活を送るには、景気や社会情勢の変化に備えるリスク管理も必要になります。企業の業績悪化によって外注費が見直され、案件の縮小や終了につながる場合があります。社会情勢の急変により、案件が減ってしまうリスクを考慮しておかなければなりません。
たとえばエンジニアの場合、扱う言語のトレンド変化により、案件数が減少したり単価が下がったりする可能性があります。会社員なら会社の休業手当や雇用保険で生活が守られますが、フリーランスは仕事が途切れた瞬間に無収入となってしまいます。
フリーランスの生の声
IT・Web業界に特化したフリーランスエージェント「レバテックフリーランス」が実施したインタビューから、実際の生の声を紹介します。現役フリーランスがどのような点に困り、どのように対応したのかを参考にしてみてください。
人脈や営業力のなさに困った
フリーランスは人脈を通して案件を得る機会が多いため、プロジェクトにつながる人脈がないと、生活を維持するのが難しい一面があります。
さらに営業スキルがない、分かりやすいポートフォリオがないというようなケースでは、持っているスキルや経験が十分に伝わりません。人との関わりを大切にし、スキルを伝えられるように資料の用意などをしました。
率先して動く必要があった
業務委託ではクライアントから直接命令を受ける機会が少ないため、自分から積極的に作業をもらったりつくったりする力が求められます。分からないことがあれば、自分から質問するのも大切です。
管理職を目指したい方は、マネジメントに携われる現場を選ぶなど、特定の条件に絞って案件を探さないと、なかなかキャリアビジョンを実現できないでしょう。
会計など経営的な視点と管理スキルがない
フリーランスは利益を上げていくためにも、売上に対し固定費や変動費がいくら発生しているのかなど、経営的な視点を持つ必要があります。
また、確定申告をはじめとする税金のほか、年金、保険の管理なども自分で行います。手続きを完了するための実行力を持っていなければなりません。専門的なスキルだけでなく、経営や事務に関するスキルも磨く必要があります。
フリーランスの収入の実態
フリーランスの収入は、働き方や職種によって変化します。この章では、会社員との年収比較や働き方別の相場、実際の手取り額をまとめました。
フリーランスと会社員との平均年収比較
国税庁の調査によると、会社員(給与所得者)の平均給与は460万円です。一方、事業所得者の平均所得金額は483万円となっています。
ただし給与所得者の「給与」と事業所得者の「所得」は算出方法が異なります。また事業所得者にはフリーランス以外も含まれるため、単純比較はできません。
統計上の平均年収だけを鵜呑みにせず、手取り額の仕組みや自己負担コストまで考慮して収入実態を捉える必要があるでしょう。
フリーランスの働き方別の年収相場
ランサーズ株式会社の「フリーランス実態調査」によると、フリーランス全体の約7割が「年収99万円以下」であり、最も多いのは「10万円未満」の層という結果でした。これだけ見ると「フリーランスは稼げないのでは?」と感じるかもしれませんが、ここには働き方の違いが大きく関係しています。
会社員などを続けながら隙間時間で働く「副業・複業系ワーカー」は、年収100万円未満の割合が高く、全体平均を引き下げる要因になっています。しかし、これは稼げなくて困っている=不安定というわけではありません。本業で安定した収入を確保しているため、フリーランスとしては「自分の希望する無理のない範囲・収入水準」であえてセーブして活動している人が多いためです。
一方で、フリーランスを本業として独立して活動する「自由業系・自営業系ワーカー」は、比較的高い収入を得ている傾向が見られます。稼働時間や案件数を自らコントロールし、スキルに応じた高単価案件を獲得することで、しっかりと生計を立てられるだけのビジネス規模を築いています。
職種別の年収相場
今回はITエンジニアを例に職種別の年収相場をまとめました。レバテックフリーランスの案件から算出した職種別の年収相場は以下の通りです。


データ全体を見ると、フリーランスITエンジニアの平均年収は700万円〜1,000万円超と高水準な傾向にあります。
中でもコンサル・マネジメントやクラウドといった、企業のDXを牽引する職種の単価が高くなっています。
フリーランスとして高収入を目指すためには、単なる技術力だけでなく、ビジネス視点やマネジメント力といった複数のスキルを掛け合わせていく必要があるでしょう。
年収別の手取り額の目安
フリーランスの手取り額は、一般的に「額面(年収・売上)の約6割〜7割」といわれています。ここでは経費を0円と仮定し、青色申告特別控除(65万円)を適用したうえで、税金や社会保険料を差し引いた手取り目安をまとめました。
| 年収(額面・売上) | 手取り額の目安 |
|---|---|
| 700万円 | 約 470万円 |
| 800万円 | 約 530万円 |
| 900万円 | 約 600万円 |
| 1,000万円 | 約 650万円 |
上記の手取り額は、経費を考慮しない場合の試算です。PC代や通信費、交通費などの経費をどれくらい使うかによって、実際に手元に残る手取りはここからさらに変動します。
フリーランスが生活を安定させる方法
フリーランスが生活を安定させるには、事前の準備やスキルアップ、計画的な自己管理が必要です。ここでは、安定して活動を続けるために実践すべき方法を解説します。
業界構造と収入の関係を知って行動する
フリーランスの案件単価は、担当する業務の領域や役割によって異なります。成果物の作成を直接担う現場の作業よりも、全体の設計や成果を最大化させるための企画・戦略・統括を担う上流工程の領域のほうが、単価が高く設定される傾向にあります。
たとえばWebライティングの領域では、一記事ごとや文字単位の契約が多く、業務時間に対する報酬額は比較的低いケースが多いです。しかし、複数のライターをまとめて進行を管理するディレクターや編集者へステップアップすると、プロジェクト全体の管理を任されるため、月額契約などで単価が高まります。
クライアントの事業課題そのものを解決するコンサルタントとして参画できるようになれば、中長期にわたる高単価な案件を獲得する機会が増えていきます。
自分が「どのポジションで、どんな成果を出すか」を意識して案件を選ぶと良いでしょう。
主体的にスキルアップを図る
スキル研鑽は絶えず行いましょう。どの分野でも新しい知識や技術は常に出てくるからです。時代のニーズに応えられるようスキルアップを怠らないことが、長くフリーランスを続けていく秘訣といえます。
会社では社員の将来性に期待を寄せ、作業内容を丁寧に教えたり、未経験の業務を任せたりします。しかし、フリーランスにはそのような手厚いフォローはないのが一般的です。自主学習や講習会を通じて主体的に学ぶ姿勢を持つのが大切でしょう。
なお、スキルアップに際して考えておきたいのは、はっきりとしたキャリアビジョンです。やってみたい作業の内容、希望する収入、ライフスタイルなどの条件を洗い出せば、今の自分に必要なスキルと環境が明確になります。複数のスキルは武器になりますが、闇雲に手を出して中途半端になるのは避けたいところです。
エージェントを利用する
営業が苦手な方は、エージェントを利用するという方法があります。エージェントとは、クライアントとの間を取り持ち、フリーランスに案件を提案するサービスです。エージェントは営業活動を代わりに行ってくれるので、自ら案件を探す手間が省けます。
個人では受注するのが難しい高単価案件を保有しているのも、エージェントを利用するメリットです。税理士紹介や各種事務手続きなど、営業や案件契約に留まらない多彩なサービスが用意されている場合もあります。
案件が途切れる不安や面倒な手続きの負担を解消し、安心して働ける環境を整えたい場合は、IT・Web業界に強いレバテックフリーランスがおすすめです。
単なる案件の紹介に留まらず、専任のアドバイザーが商談調整から単価交渉、参画中のケアまでサポートします。フリーランスとして働くことを検討している方は、お気軽にご相談ください。
継続して実績を積み重ねる
特定のスキルを磨いてフリーランスとしての実績を積み重ねていけば、クライアントからの信頼が高まり、より専門性の高い高単価案件に参画できる可能性が高まります。
もし「どの専門スキルを重点的に磨けば良いか分からない」と悩む場合は、自分の軸となるスキルの周辺領域へ徐々に手を広げていくのがおすすめです。これまで経験したジャンルと近いものの、少し異なる役割や技術を求められる案件に挑戦してみましょう。
ベースのスキルに新しい強みを掛け合わせることで、市場価値が上がり、将来的に案件の選択肢を広げられるでしょう。
徐々に案件単価を上げていく
スキルアップし、十分な経験を積んだら、業務内容に合わせて案件単価を上げていきましょう。フリーランスの報酬は、自身のスキルや提示できる成果に応じて評価されるからです。
独立直後は取引実績や信頼を築くことが最優先となります。継続案件で成果を出しクライアントとの信頼関係が深まったタイミングで、実力に見合う適切な報酬へ単価交渉を検討すると良いでしょう。
営業力を身につける
フリーランスが生計を立てる上で欠かせないのは、営業活動です。よくあるパターンとしては、会社員時代に培った人脈からクライアントを見出すことです。先方から案件を提案してくれるとは限らないので、こちらからアプローチすることもあります。
できるだけ空白期間を作らず収入を安定させるためにも、営業は相手に打診するタイミングが重要です。
セルフマネジメント力を身につける
会社員は出社・勤務時間が決まっていますが、自宅で作業をするフリーランスの場合はセルフマネジメントが必要です。生活リズムが乱れると、納期間近になって時間に追われることになり、クオリティの担保も難しくなる可能性があります。
また、スケジュール管理能力や感情のコントロールも必要なため、普段から身の回りを整えておくことが大切です。
金銭に関する管理能力を身につける
フリーランスには、税制や簿記に関する知識が要ります。会社員は税金関係の手続きを会社に任せられますが、フリーランスは自身で行うことになるからです。会計処理に手間取り、肝心の事業に関わる作業が疎かになることも懸念されます。
また、所得税や住民税、国民健康保険料などの支払いに備えて、必要な資金を計画的に確保しておく必要があります。収入をそのまま使ってしまうのではなく、あらかじめ支払分を分けておくなど、適切な金銭管理を心がけましょう。
クライアントの選択を慎重に行う
途切れることなく案件に参画することは大切ですが、クライアントを慎重に選ぶことも重要です。低単価案件しか受注できなければ、現実的に生計が立てられないからです。
自身のスキルレベルや作業内容に見合った報酬を支払ってくれるクライアントを選べる状態が望ましいでしょう。自分の生活を守るためにも、クライアントや案件の質によっては断る決断も必要です。
ワークライフバランスを保つ
在宅型フリーランスは、意識的に作業とプライベートにメリハリをつけるようにしましょう。それぞれの境目があいまいだと、つい働きすぎてしまったり、逆に作業が疎かになったりするからです。
ワークライフバランスを保つためには、まず規則正しい生活を心がけることが大切です。そのうえで適切にスケジュールを管理します。
各日・各時間にやるべきことをあらかじめ決めておけば、その予定に基づいて行動することができるでしょう。
収入減少に対応できるだけの備えをしておく
不測の事態に備え、収入が途絶えても最低3ヶ月〜半年程度は無理なく生活できるだけの貯蓄を、日頃から計画的に手元へ残しておきましょう。
フリーランスは会社員とは異なり、参画する案件ごとに契約を交わして働きます。プロジェクトの参画期間は数ヶ月から1年以上とさまざまですが、契約が終了したあとに、必ずしも速やかに次の案件へ参画できるとは限りません。
クライアント側の予算都合による急な契約終了や、マッチングのタイミング次第では、一時的に無収入になってしまうケースもあります。自身の病気やケガで急に働けなくなるリスクも考えて、資金を残しておくのがおすすめです。
フリーランス向けの補償・福利厚生制度に加入する
フリーランスは会社員と比べて保障や福利厚生が限られる傾向にあります。そのため、フリーランス向けの補償制度や各種サービスを活用し、将来や万が一のリスクに備えておくことが大切です。
老後への備えとしては、国民年金に上乗せして公的年金を増やせる「国民年金基金」や、自分で資産を運用して節税しながら資金を積み立てる「iDeCo」を活用すると良いでしょう。
フリーランス向け福利厚生サービスは、民間企業が展開するものを利用する以外に、福利厚生サービス付きエージェントでも受けることができます。
フリーランスとしての生活を成功させるための準備
独立後に安定した生活を送るためには、会社員時代からの事前準備が欠かせません。ここでは、フリーランスとして生活していくために必要な準備について解説します。
アピールできる実務経験を積んでおく
クライアントがフリーランスに望むのは、即戦力としての活躍です。案件を獲得するには、クライアントが希望するスキルや経験を持つ人材であることを証明できる実績を示さなければなりません。
会社員時代の経験だけでなく、単価の安い案件であっても、内容によっては十分なアピール材料となります。独立前から多様な実務経験を積み、実績を増やしておきましょう。
副業からはじめる
会社員から急に独立すると、案件獲得や各種管理に不慣れで対応が遅れる場合があります。その結果、想定していたような活動がうまく進まないリスクもあるでしょう。
失敗を防ぐためにも、まずは副業でフリーランス活動をして作業や流れに慣れておくのがおすすめです。
また、副業を通してフリーランスとしての生活をイメージできれば、自分に向いている働き方か判断できるため、安心した状態でスタートをきれるはずです。
人脈を構築しておく
フリーランスが案件を獲得する方法の1つに、以前勤めていた会社関係をはじめ友人・知人などからの紹介があります。独立前に案件につながるような人脈を構築しておくと、フリーランスになってから収入が途切れる不安が少なくなるでしょう。
案件獲得につながりそうな知り合いがいない方は、セミナーに参加するなどして人脈を広げるのも一つの方法です。
フリーランスの人脈の作り方については、下記の記事でも詳しく解説しています。
フリーランスが人脈を作る方法とは?なしでも仕事を得る方法も解説
収入の目処を立てる
多少貯蓄があるからとすぐに独立すると、継続して案件を獲得できず早い段階で蓄えが尽きてしまうリスクがあります。貯蓄だけでなく、継続して収入を得られる目処が立っているかも確認したうえで独立を判断すると良いでしょう。
また、フリーランスは年金や保険料などを自分の得た報酬から支払わなければなりません。収支のバランスをもとに生活していけそうか確認したうえで独立しましょう。
フリーランスの収入や生活に関するよくある質問
ここでは、フリーランスの収入や生活に関するよくある質問に答えます。
Q. フリーランスの収入はいくらあれば生活できる?
総務省の家計調査によると、一人暮らしの平均消費支出は月額で約17.3万円です。また二人以上の世帯では、月額約31.4万円となっています。
フリーランスの場合、この支出に加えて国民健康保険料や国民年金保険料、事業経費なども支払わなければなりません。
必要な金額は収入や居住地域、世帯構成などによって異なるため、自身の支出状況を把握したうえで目標金額を設定しましょう。
Q.未経験からフリーランスで生活するのは難しい?
完全未経験の状態からフリーランスのみで生計を立てるハードルはかなり高いといえます。案件の発注者は即戦力を求めて募集を行うケースが多く、実績やスキルの提示ができない段階では高単価な仕事の獲得が難しいためです。
まずは副業として小さな案件から受注を重ね、実務経験や実績を積み上げる方法をおすすめします。安定した案件の獲得ルートを確保できたタイミングで独立すれば、収入が途絶えるリスクを最小限に抑えられるでしょう。
Q.フリーランスになると社会的信用は低下する?
企業に所属する会社員と比較した場合、フリーランスは収入の変動リスクがあるため社会的信用が低く見られがちです。特に独立直後は、クレジットカードの新規発行や住宅ローンの審査、賃貸物件の契約時などで不利に働く場面が見られます。
クレジットカード作成やローンの契約といった手続きは、会社員時代に済ませておくのがおすすめです。独立後は確定申告書を正しく提出し、毎年の収入実績を継続して証明するようにしましょう。
Q.フリーランスの収入がない時に使える支援制度は?
フリーランスの収入がなくなった場合は、要件を満たせば「緊急小口資金」や「住宅確保給付金」などの公的支援制度を利用できる場合があります。
また国民年金や国民健康保険料の免除・猶予制度が用意されている場合もあります。万が一案件が途切れて資金繰りに困った場合は、各制度の担当窓口や自治体へ相談してみましょう。
Q.インボイス制度導入によるフリーランスへの影響は?
インボイス発行事業者として登録しない場合、取引先である発注企業側が仕入税額控除を受けられなくなる問題が発生します。免税事業者のままでは新規取引の機会が減少したり、単価交渉で不利になったりするおそれがあるでしょう。
一方で課税事業者へ転換した場合には、消費税の申告や納付義務が発生して税負担が増える可能性があります。取引先の意向や自身の売上規模などを考慮し、インボイス発行事業者として登録するか検討しましょう。
Q.フリーランスで安定するためには、どのようなスキルが必要?
専門的な実務スキルだけでなく、案件を自ら獲得するための営業力や自己管理能力が必要です。さらに、納期や体調を管理するスケジュール調整力に加え、確定申告や各種手続きを円滑に進めるお金の知識、トラブルを防ぐ契約の知識も求められます。
時代の変化に合わせてスキルをアップデートし、複数の収入源を持つリスク管理能力も必要になるでしょう。
※本記事は2026年8月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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