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毎年、フリーランスの方々を悩ませている「確定申告」。
今回は、確定申告の基礎やすぐに青色申告できない理由、初めての白色申告でやるべきこと、『フリーランスエンジニアの確定申告あるある』までまとめて紹介。忙しくて準備に手がつかない、または準備を始めたものの混乱しがちだという人も、この記事を見ればきっと準備できるはず。ぜひチェックして!

初めての白色申告 やることまとめ

1確定申告書類の提出方法を決める

確定申告書類の提出方法は、A.インターネット(e-Tax)、B.郵送、C.税務署に持って行く、の3通り。 今回はB.郵送での提出方法を中心に紹介していきます。

下記にそれぞれの提出方法のメリット、デメリットを挙げてみましたので、ご自分に適した方法を検討してみてください。

確定申告書類の提出方法 メリット・デメリット

  • Aインターネット(e-Tax)
    <メリット>
    自宅で24時間好きな時に申告可能。医療費の領収書など添付書類の提出を省略できる。還付が早い。
    <デメリット>
    役所で住民基本台帳カードを有料で作成したり、カードを読み取るリーダーを購入する必要がある。
  • B郵送
    <メリット>
    住基カード作成やカードリーダー購入の必要なし。税務署の開庁時間を気にせず提出できる。
    <デメリット>
    申告の内容が本当に正しいかどうか事前に確認できない。e-Taxに比べて還付が遅い。
  • C税務署に持って行く
    <メリット>
    不明点などを相談コーナーで質問できる。係員に手伝ってもらい、署内のPCで申告書の作成もできる。
    <デメリット>
    開庁時間が主に平日なので、書類を提出できる時間が限られてしまう。混雑することが多い。

2コーヒー代も家賃も!領収書やレシートを集める

確定申告でもっとも重要で、骨の折れる作業が経費の算出。税額は、収入から経費を引いた所得に応じて決まるため、いかに経費を漏れなく賢く申告し、所得を抑えられるかが肝になります。

具体的には、申告を行う前の年の1月から12月までに発行された領収書やレシート、明細書などをかき集めて、帳簿をつける材料にします。

フリーランスエンジニアなら、クライアントとの打ち合わせでの飲食代や食事代、残業中にコンビニなどで購入した夜食代も経費に含まれます。また、交通費をはじめ、文房具やパソコン、ソフトなどの備品購入費※1、勉強用に購入した雑誌や書籍代なども経費にカウントされます。

さらに仕事で使うスーツや革靴なども経費になるほか、自宅を事務所にしていれば家賃や水道光熱費、インターネット、スマートフォンなどの通信費も経費として計上できます※2

クレジットカードでの購入分については、ネットから利用明細書を印刷、またはダウンロードするほかに、領収書も発行してもらいましょう。クレジットカードの利用明細書では詳しい取引の内容が分からないことが多いので、領収書を入手し、後で何に使ったのかが分かるようにしておく必要があります。

初めての確定申告では、どこまでが経費として認められるのか?の判断がつきにくいこともあるでしょう。 見極めのポイントは、あくまで“仕事に必要な費用かどうか”です。無理に経費を大きく見せることは禁物。フリーランスにも税務署からの調査は入ります。万一ペナルティを課せられて、余計な金額を支払わなければならないような事態に陥ると、本末転倒です。申告は正しく行いましょう。

※1…10万円未満の什器備品は全額一括経費に計上可能。10万円以上の場合、1年の減価償却分
が経費として計上できる。

※2…家賃は、1ヶ月の賃料×仕事で使うスペースの占有面積の割合によって算出。
水道光熱費や通信費も仕事で使う割合で算出。

レシートOK!“確定申告には領収書のみ”の思い込み。

確定申告にレシートは使えないと認識されていることがありますが、大きな誤りです。品物や単価、人数など詳細な支払い内容が記載されているレシートは確定申告に有効な資料です。領収書の代わりになるので、仕事に関わるレシートは保管しておきましょう。

3領収書を科目ごとに仕分けする

次に集めた領収書やレシートを、ざっくりでいいので旅費交通費、通信費、消耗品費などの科目ごとに分類します。

もし科目で分けるのが面倒な場合には、月別で仕分けてもOK。
銀行やクレジットカードの明細などと付け合せる時に便利です。近頃は、スマートフォンで領収書を撮影して送ると科目ごとに仕訳し、データ化してくれるサービスや、領収書を読み込んでテキスト化するアプリなどが登場しています。

上手に使いこなせば、準備の負担が軽減されるかも知れません。

4収入と経費を記した、簡単な帳簿をつける

3.の作業が落ち着いたら、記帳を始めましょう。

この記帳作業は、2014年1月からすべての白色申告者に義務化されたもの。それ以前は、収入300万円以下の申告者については、記帳の義務はありませんでした。

では、具体的にどのように帳簿をつければいいのでしょうか。“突然言われても、どうすればいいか分からない”という人も少なくないはずです。
でもご安心ください。白色申告の記帳は、青色申告と比べて比較的シンプルなのです。

白色申告の帳簿には、「収入」「経費」を記します。それぞれ取引の年月日と相手(売上先・仕入先)、金額について記入しましょう。

収入については、取引先企業から送られてきた支払調書や銀行の取引明細などを参考にしながら記入。経費については、領収書やレシートをもとにそれぞれどう使われたのか(旅客交通費や消耗品費など)科目などを記入しましょう。

記帳の方法については、文具店などで簡易帳簿を購入できるのでそれを使用したり、エクセルでまとめてもいいでしょう。また、銀行明細やクレジットカードなどの取引データを自動で取込み、仕訳してくれる便利なクラウド型の会計ソフトも複数あり、確定申告ビギナーにも分かりやすく設計されています。

5帳簿と領収書、レシートなどを保管する

なお、帳簿や領収書、レシートは税務署に提出する必要はありませんが、一定の期間、保管が義務付けられています。帳簿は7年間、請求書やレシートなどは5年間保管する必要があります。

方法については特に決まりがなく、請求書やレシートは、科目に分けた状態でファイリングしたり、まとめて封筒に入れておいたりと、自分が分かりやすい方法で保管しておくと良いでしょう。

6「確定申告書B」と「収支内訳書」に記入する

次に、確定申告書類に記入しましょう。
白色申告には、「確定申告書B」と「収支内訳書」の提出が必要です。一つ目、「確定申告書B」は事業収入や所得控除、源泉徴収税額などを記入するもので、もう一つの「収支内訳書」は、売上や経費などの合計、所得などを記入するものです。

記入の方法はいくつかあります。国税庁のホームページから該当のPDFデータをダウンロードし、印刷したものに手書きをする方法や、ホームページ上などで申告書類を作成する方法。そのなかから自分に合った方法を選びましょう。

申告書には手書きで記入している人も多いようですが、おススメは国税庁のホームページ上で書類データを作成し、プリントする方法です。国税庁のホームページには書類の記入例やQ&Aが充実しているので、不明点などをすぐに調べることができます。

また、申告書の必要項目に金額などを入力すれば自動的に計算されるので、手書きの場合と比べミスが抑えられるのも心強いポイントです。

7書類に漏れがないか確認し、税務署に申告書を提出

申告書の記入が終わったら、最後に書類に漏れがないかをしっかりチェック。
特に添付書類は要注意です。フリーランスになる前に務めていた企業から届いた源泉徴収票や、医療費控除のための明細書など、忘れずに同封しましょう。必要書類を郵送したら完了です。

0青色申告承認申請を早めに行おう!

なお、申告書類の提出を終えたら、早めに青色申告承認申請手続を行うことをお勧めします。
白色申告と青色申告の控除10万円の枠は、記帳の方法が同じ簡易簿記で、申告の手間があまり変わりません。

違うのは、事前に申告をしているかどうかです。次回は事前にしっかり準備を進めておき、さまざまなメリットを享受できる青色申告に挑戦したいものですね。

スマートに確定申告をこなして、デキるフリーランスエンジニアを目指しましょう。

次回は、先輩フリーランスエンジニアから聞いた!『確定申告あるある』をご紹介。先輩エンジニアが初めての確定申告で困ったことや、確定申告をスムーズに行うコツを伝授します。

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