フリーランスに確定申告は必要?初めての方向けにやり方を解説 | レバテックフリーランス
フリーランスに確定申告は必要?初めての方向けにやり方を解説
フリーランスの確定申告は、所得金額が所得控除額を上回ったり、副業所得が20万円を超えたりするときなどに必要です。手続きは複雑に見えますが、8つのステップに分けて進めれば初めてでも対応できます。
本記事では、確定申告が必要なケース・不要なケース、しなかったときのリスク、手続きの進め方などを解説します。先輩フリーランスの体験談も紹介しているので、初めての確定申告が不安な方はぜひお読みください。

記事の監修者
泉澤 匡寛
レバテック代表執行役社長
同志社大学を卒業後、レバテックキャリアにてITエンジニアの採用支援、キャリア支援に従事。
IT人材不足に大きな課題感を持ち、新規事業の責任者としてIT特化型就職支援サービス「レバテックルーキー」や、プログラミングスクール「レバテックカレッジ」など、IT人材を増やす事業を開発。
2021年よりレバテック ITリクルーティング事業部部長として、事業戦略立案、採用、業務最適化など、レバテック複数ブランドの成長を多方面から牽引。
2025年4月にレバテック執行役社長に就任。
フリーランスが知っておきたい確定申告の知識
初めて確定申告に向き合うフリーランスにとって、まずは基本的な手続きの仕組みを理解するのが大切です。確定申告の全体像をつかめば、必要な準備や作業の見通しが立てやすくなります。
確定申告とは
確定申告とは、1年間の所得を計算し、納めるべき税金の額を国に報告する手続きです。会社員であれば勤務先が年末調整でこの手続きをしてくれますが、フリーランスは自分で行う必要があります。
対象となる期間は、毎年1月1日から12月31日までの1年間です。期間の収入や経費をまとめ、翌年の2月16日から3月15日までに税務署へ申告書を提出します。
確定申告が必要な理由
確定申告が必要な理由は、所得税法によって納税義務が定められているからです。フリーランスには、会社員における勤務先のように代わりに税金を計算してくれる仕組みがないため、自分で申告と納税をしなければなりません。
申告を怠ると、本来納めるべき税金が正しく計算されず、後から追加の税金やペナルティが発生するおそれがあります。社会的な信用にも影響が出る場合もあるでしょう。
独立したばかりで不安に感じる方もいるかもしれませんが、仕組みを理解すれば難しい作業ではないと覚えておきましょう。
確定申告の必要性については、下記の記事もご覧ください。
参考:第百二十条|e-Gov
所得と基礎控除の関係
所得と基礎控除の関係を理解することは、税額を正しく計算する上で重要です。所得とは、収入から必要経費を差し引いた金額を指します。また、基礎控除は所得から一定額を無条件で差し引ける制度です。
合計所得に応じた基礎控除額を表にまとめました。
| 合計所得 | 令和7年分/ 令和8年分の控除額 |
令和9年分 以後の控除額 |
|---|---|---|
| 132万円以下 | 95万円 | 95万円 |
| 132万円超~336万円以下 | 88万円 | 58万円 |
| 336万円超~489万円以下 | 68万円 | 58万円 |
| 489万円超~655万円以下 | 63万円 | 58万円 |
| 655万円超~2350万円以下 | 58万円 | 58万円 |
| 2350万円超~2400万円以下 | 48万円 | 48万円 |
| 2400万円超~2450万円以下 | 32万円 | 32万円 |
| 2450万円超~2500万円以下 | 16万円 | 16万円 |
| 2500万円超 | 0円 | 0円 |
所得について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
フリーランスの所得は給与所得?事業所得?損をしない確定申告の知識
参考:
青色申告と白色申告の違い
確定申告には青色申告と白色申告の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。下記の表に両者の違いをまとめました。
| 青色申告 | 白色申告 | |
|---|---|---|
| 事前申請 | 必要 | 不要 |
| 記帳方法 | 複式簿記 | 簡易簿記 |
| 特別控除 | 最大65万円 | なし |
| 赤字の持ち越し | 3年間可能 | 不可 |
参考:
確定申告が必要なフリーランス
条件に該当するときは、フリーランスは確定申告をしなければなりません。下記で確定申告が必要なケースを4つ見ていきましょう。
事業で一定以上の利益が出ている
所得金額が所得控除額を上回ったら、フリーランスに確定申告義務が発生します。所得税額は「収入-必要経費」で事業所得額を求め、そこから所得控除(基礎控除や医療費控除など)を引いて課税所得額を算出し、税率をかけて計算します。最後に税額控除や源泉徴収税額を調整すると、最終的な税額が決まる仕組みです。
利益が多いほど所得税額も高くなるため、事業が順調な方ほど確定申告への備えが重要です。
参考:
アルバイトと掛け持ちしている
アルバイトとフリーランス業を掛け持ちしている人も、確定申告が必要になるケースがあります。アルバイト先で年末調整を受けていても、フリーランスとしての所得が別に発生しているからです。
具体的には、フリーランスの所得が20万円を超えると申告が必要となります。独立からしばらくの間は、生活費を補うためにアルバイトを続ける人もいるため、確定申告を念頭におくようにしましょう。
株式などの譲渡益がある
株式や投資信託などを売却して利益(譲渡益)が出ている人は、確定申告が必要になることがあります。フリーランスとしての所得とは別に、投資による利益も課税対象となるからです。
証券会社で「特定口座(源泉徴収あり)」を選択している場合は、売却益から自動で税金が引き落とされるため、原則として確定申告は不要です。「一般口座」や「特定口座(源泉徴収なし)」で利益が出たら、原則として自分で確定申告を行わなければなりません。
不動産所得を得ている
不動産所得を得ている人も、確定申告が必要です。賃貸物件からの収入は、フリーランスとしての事業所得とは別の所得区分として扱われます。
不動産所得は、賃貸収入から必要経費を差し引いた金額です。不動産所得とフリーランスとしての事業所得を合算し、確定申告書に記載する必要があります。副収入として不動産投資を行うフリーランスもいるため、該当する人は忘れずに申告しましょう。
参考:No.1370 不動産収入を受け取ったとき(不動産所得)|国税庁
確定申告が不要なフリーランス
フリーランスであっても、必ず確定申告が必要なわけではありません。不要なケースは限られているため、下記を参照して自分の状況を確認するのが大切です。
事業で利益がほとんど出ていない
フリーランスの事業の所得(売上から必要経費を差し引いた金額)が一定額以下だと、所得税がかからないため、確定申告が不要になることがあります。
納税額が発生するかどうかは、自身の所得金額が「基礎控除」などの控除額を下回るかどうかが判断基準となります。該当する年分の基礎控除額以下なら、所得税の納付義務は生じず、申告しなくても問題ありません。
事業が赤字になっている
事業が赤字になっているフリーランスも、確定申告は義務ではなくなります。所得がマイナスであれば、課税される所得自体が存在しないためです。
ただし、事業が赤字でも確定申告すれば、下記のようなメリットがあります。
- 赤字を繰り越せる
- 所得額の証明につながる
- 還付が受けられる
独立初期は開業費用がかさみ、赤字になりやすい時期でもあります。将来の税負担を考えると、赤字の年でも申告しておくメリットは大きいでしょう。
確定申告しなくてもいいフリーランスについては、下記の記事もご覧ください。
フリーランスが確定申告をしなくていい金額はいくらまで?条件を解説
フリーランスが確定申告するメリット
フリーランスが確定申告をすれば、節税や還付金を受け取れるといったメリットがあります。利点を整理することで確定申告の必要性を深く理解し、よりスムーズに手続きの準備に着手できるしょう。
節税につながる
フリーランスが確定申告をすると、節税につながることがあります。青色申告を選択すれば、最大65万円の特別控除を受けられるからです。
また、必要経費をしっかり計上することで、課税対象となる所得を減らせます。パソコンやソフトの購入費、仕事場として使っている自宅の家賃の一部などが経費として認められる可能性があります。
下記の記事では節税対策についてより詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
申告書の控えが収入証明書として使える
確定申告書の控えは、収入証明書として活用できます。フリーランスは会社員のような給与明細がなく、収入を証明する手段が限られているため、確定申告書控えは貴重な書類です。
賃貸物件を契約したりクレジットカードを新規発行したりする際に、収入証明が求められることがあります。このとき、確定申告書の控えを提示すれば、収入の実態を示せます。
還付を受けられる場合がある
フリーランスが確定申告をすることで、還付を受けられるケースがあります。還付とは、あらかじめ源泉徴収された税額の合計が、本来納めるべき年間所得税額を上回っている場合に、その差額が返還される仕組みです。
確定申告をしなければ、還付金を受け取る機会を失ってしまいます。適切な額を納付するためにも、忘れずに手続きするのをおすすめします。
フリーランスが確定申告をしなかった場合のリスク
確定申告をしないと、金銭的なペナルティだけでなく、生活に影響が及ぶこともあります。下記を参照し、リスクを正しく理解しましょう。
税金のペナルティが科される可能性がある
無申告の状態が発覚すると、無申告加算税や延滞税が課されるおそれがあります。
無申告加算税は、本来納めるべき税額に対して5~30%程度が上乗せされる制度です。さらに、納付が遅れた期間に応じて延滞税も発生します。
こうしたペナルティは、期限内に申告していれば発生しないものです。うっかり忘れてしまっても、早めに確定申告すればペナルティを軽減できる可能性があります。
ペナルティの内容や税金が払えないときの対処法については、下記も参考にしてください。
フリーランスが税金を払わないとどうなる?リスクや確定申告の必要性を解説
参考:
年金や保険料に影響が出る
確定申告をしないと、年金や保険料に影響が出ることがあります。国民健康保険料や国民年金の減免制度は、前年の所得を基準に計算されるからです。
所得の申告がされていないと正確な所得が把握できず、保険料の減免を受けられないおそれがあります。結果として、本来よりも高い保険料を支払うことになる人もいるでしょう。
独立初期で収入が不安定な時期こそ、申告をしっかり行って減免制度を活用することが大切です。
収入が証明しにくい
確定申告をしていないと、収入が証明しにくくなります。前述のとおり、フリーランスにとって確定申告書の控えは重要な収入証明の手段だからです。
住宅ローンを組む際や賃貸物件の契約時に収入証明を求められたとき、申告をしていなければ提出できる書類がありません。今後の生活の選択肢を広げるためにも、毎年欠かさず確定申告をするのが望ましいでしょう。
融資や契約で不利になる
確定申告をしていないと、融資や契約で不利になることがあります。金融機関や取引先は、申告書を通じて事業の実態を確認するからです。新規の取引先との契約時にも、経営の安定性を示す資料として申告書が求められることがあります。
融資を受ける場合、確定申告書の提出を求められるのが一般的です。申告をしていなければ、融資自体を断られるケースもあるでしょう。
フリーランスの確定申告のやり方8ステップ
確定申告の流れを把握しておけば、初めての作業でも安心して進められます。下記を参照し、全体の流れを8つのステップに分けて手続きを理解しましょう。
【STEP1】提出方法を決める
最初のステップは、確定申告の提出方法を決めることです。提出方法により、準備する手間や必要な知識が変わってきます。
主な提出方法は、下記の3パターンです。
- 税務署に持参する
- 郵送する
- e-Taxでオンライン提出する
e-Taxなら、自宅からパソコンやスマホで手続きを完了できます。初めて確定申告する方は、まず自分に合った方法を考えておくことで、その後の準備がスムーズになるでしょう。
【STEP2】領収書を集める
次のステップは、1年間の領収書を集めることです。領収書は、経費として計上するための重要な証拠となります。パソコン購入時のレシート、通信費の請求書、打ち合わせで使った交通費のチケットなど、業務に関連するものはすべて保管しましょう。
領収書をこまめに集めておかないと、確定申告の時期に慌てて探すことになりかねません。日頃から1つの場所にまとめておく習慣をつけることをおすすめします。
【STEP3】領収書を仕分けする
集めた領収書は、費目ごとに仕分けをします。仕分けをすることで、後の帳簿付けがスムーズに進むからです。
通信費や消耗品費、旅費交通費、外注費など、費目別にファイルやクリアブックを分けて保管するのがおすすめです。月ごとに整理しておけば、年末の作業量を減らせます。後回しにすると、確定申告直前にまとめて仕分けをする必要が出てくるため、こまめに行うのが望ましいです。
【STEP4】控除に必要な書類を集める
控除を受けるためには、必要な書類を集めておく必要があります。控除の種類によって、求められる証明書が異なるためです。代表的な控除と必要書類を表にまとめました。
| 控除の種類 | 必要な書類 |
|---|---|
| 生命保険料控除 | 生命保険会社が 発行する控除証明書 |
| 寄附金控除 | 寄附先からの受領証明書 |
| 医療費控除 | 医療費控除の明細書 |
書類は年末から年始にかけて郵送される傾向にあるため、届いたら失くさないように保管しましょう。
【STEP5】帳簿を付ける
領収書と控除書類がそろったら、帳簿を付ける作業に進みます。帳簿とは、収入と支出を記録する台帳のことです。
青色申告の場合は、複式簿記による帳簿付けが原則となります。手書きだと手間がかかりますが、会計ソフトを使えば簿記の知識が少なくても自動的に帳簿を作成可能です。白色申告は記帳方法がシンプルな簡易簿記で対応できるため、手作業でも取り組みやすいでしょう。
【STEP6】帳簿と領収書を保管する
帳簿を作成した後は、帳簿と領収書を一定期間保管する義務があります。税務署から求められた際に、証拠として提示する必要があるためです。
青色申告した人は、帳簿や領収書などの書類は原則として7年間の保管が義務づけられています。白色申告でも、収入や経費を記した法定帳簿は7年間、それ以外の帳簿および領収書は5年間保管しなければなりません。
なお、電子データで保管する方法も認められているため、スキャナ保存を活用すれば省スペース化も可能です。
参考:
【STEP7】確定申告書類に記入する
帳簿と書類がすべて整ったら、確定申告書類への記入を進めます。この作業では、1年間の所得や控除額を申告書に正確に反映させる必要があります。
会計ソフトを使う場合、帳簿のデータから自動的に申告書を作成できる機能が備わっていることが多いです。手書きで作成する人は、国税庁のWebサイトにある申告書作成コーナーを利用すると便利でしょう。
記入内容に誤りがあると、後から修正申告が必要になることもあるため、慎重に確認しながら進めるのが大切です。
参考:確定申告書等の様式・手引き等(令和7年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告分)|国税庁
【STEP8】税務署に提出する
最後のステップは、完成した申告書を税務署に提出することです。提出期限は毎年2月16日から3月15日までと定められています。
提出は、STEP1で決めた方法に従って行います。e-Taxはオンラインで完了しますが、持参であれば管轄の税務署へ直接持っていき、郵送であれば管轄の税務署宛てに送付します。提出後は、控えを必ず保管しておきましょう。
先輩フリーランスに聞いた!確定申告のコツ
先輩フリーランスエンジニアに聞いた、確定申告で困ったこととコツを紹介します。先輩たちの教えを参考にして、初めての確定申告をスムーズに完了させましょう。
【体験談1】経理ソフトへの移行で申告ミスが軽減!
フリーランス歴5年10ヶ月の先輩フリーランスエンジニア、G・Tさんに聞きました。
【困ったこと】会社員とフリーランスの収入申告で混乱
初めての確定申告では、会社員としてもらった収入とフリーランスで得た収入の両方を申告しなくてはなりませんでした。その分、把握しなくてはならない情報や集めるべき書類が多くなってしまい、頭がごちゃごちゃになって困りましたね。
帳簿も初めて付けることになり、混乱しました。実は数年間、経理関連のシステム開発をしていましたが、いざわが身になるとなかなか難しいものです(笑)。
確定申告書の書き方もよく知りませんでした。それぞれの項目が何を指しているのか、何をどこに書けばいいのかも分からない。最初は経費処理のために領収書やレシートを取っておく習慣がなかったため、無駄な税金を納めてしまいました。
【コツはこれ!】ソフトを購入し、入門書でも勉強
Excelのマクロなどではなく、ちゃんとした経理ソフトを購入して帳簿をつけておくことだと思います。勘定科目の仕訳に迷ったときも分かりやすくナビゲートしてくれますし、集計等の自動計算もできるのでミスが起きにくい。 初期投資は必要になりますが、結果的には時間とお金のロスが少ないんです。
また、領収書やレシートについては普段、月ごとにためてファイリングしています。それを2〜3月初旬にまとめて処理します。経理ソフトで科目ごとに分類しておくので、入力時には品目などを選ぶだけで済み、大幅に時間が短縮されますね。
経理の専門用語を理解できても、帳簿をつけるとなると話は違ってくるので、経理の入門書を読んで勉強もしました。
※利用している会計ソフト:やよいの青色申告
【体験談2】データの自動読み込みで確定申告がラクに
フリーランス歴9ヶ月の先輩フリーランスエンジニア、T・Kさんに聞きました。
【困ったこと】異業種のやり方を置き換える必要性
どうせなら控除がある青色申告をしようと、開業後すぐに青色申告承認申請を行い、帳簿を付け始めました。
やり方が分からなくて、何冊か個人事業主向けの確定申告How to本を読んだり、ネットで調べたりしながら準備を進めましたが、個人商店や飲食店の経営者向けの内容が多いんです。だから、書かれている情報をフリーランスエンジニアに置き換えて理解する必要があり、苦労しました。
また、開業前の準備から開業後しばらくは、経費に開業費として計上しなくてはならないものが多くあったりして、通常の経理サイクルに入るまでなかなか慣れませんでした。
【コツはこれ!】取引データを自動で取り込み
まずはできるだけ早く確定申告に必要な書類の種類を把握して、たとえば保険会社からの書類や医療費の領収書などを保管しておくことです。そして、最低でも1ヶ月に1回は書類をきちんと整理して、帳簿をつけることが大切ですね。
また、クラウド型会計ソフトを使えば、銀行やクレジットカードの取引データを自動的に取り込み、仕訳してくれるのでとても便利です。家事按分などを設定しておけば、会計ソフトが自動的に計算して、申告書類のドキュメントにも反映してくれます。
無料で利用できるのがうれしいですよね。かなり準備が楽になりました。
※利用している会計ソフト:freee(フリー)
【体験談3】こまめな記帳で確定申告を攻略!
フリーランス歴3年8ヶ月の先輩フリーランスエンジニア、D・Iさんに聞きました。
【困ったこと】確定申告の知識ほぼゼロでスタート
初めは、確定申告についてまったく知識が無かったですね。
確定申告とは何のためのものなのか?白色申告と青色申告の違いは何か?具体的にどういうタスクが発生して、どんな書類を集めればいいのか、知らないことだらけでした。だから自分で1からネットや本などで調べて準備や手続きを進める必要があり、大変でした。
当然、記帳の方法も分かりませんでした。「何を経費にできてどの勘定科目にあたるのか」をはじめ、「家事按分する場合はどの程度が適切なのか」「クレジットカードで購入したときはどうするのか」など…。知人にも聞いたりしながら何とか申告を終えた感じでした。
【コツはこれ!】領収書は科目別にクリアブックに保存
普段からこまめに記帳をしておくことでしょうか。
簡単でもいいので、ルーティンとして収入や支出を会計ソフトなどに入力しておく。すると、確定申告時期に慌てて顧客に出した請求書のファイルを引っ張り出して見たり、取引先から支払調書が来ない!と焦らなくてもいい。後はまとまった時間が取れる確定申告前の休日などに一気に作業しています。
レシートをもらえるものはレシートでもらい、それが難しい場合は領収書を発行してもらうようにしています。また、ネットで購入したものについては、忘れずにサイトから領収書を印刷し、発行するようにしています。
領収書やレシートは、定期的に科目ごとにクリアブックに分けて保存。気づいたらお財布がレシートだらけ、なんていうことにならないようにしています。
利用している会計ソフト:みんなの青色申告
フリーランスの確定申告に関するよくある質問
フリーランスの確定申告に関するよくある質問をまとめました。
Q.青色申告と白色申告どちらを選ぶべき?

基本的には、青色申告を選ぶことをおすすめします。最大65万円の特別控除や赤字の持ち越しなど、税制上のメリットが多いからです。
一方で、複式簿記による帳簿付けが必要になるため、簿記の知識に不安がある場合は白色申告から始める選択もあります。メリット・デメリットを比較し、どちらで申告するか考えましょう。
青色申告の特典については、下記も参考にしてください。
参考:
Q.フリーランスは開業届なしで確定申告はできる?
開業届なしでも、確定申告自体は可能です。事業収入を得ている以上納税は必要なので、開業届を出していなかったとしても確定申告するべきでしょう。
開業届を出さずに手続きする場合、申告方法は白色申告となります。青色申告をするフリーランスは、開業届と青色申告承認申請書の提出が必要です。税制上のメリットを受けるためにも、早めに提出するのをおすすめします。
Q.副業でも確定申告は必要?
副業であっても、一定の条件を満たせば確定申告が必要です。会社員として本業を持ちながら副業をしている人は、副業による所得が20万円を超えると申告義務が発生します。
申告を忘れると、後から税務署からの連絡を受ける可能性もあります。副業を検討している人は、確定申告をするつもりであらかじめ手続きの方法を頭に入れておきましょう。
※本記事は2026年8月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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