JavaScriptの将来性が期待される理由。今後の需要や求人状況・転職方法は?

JavaScriptは求人案件での需要が高く、将来性が期待されている言語です。その理由のひとつには、フロントエンド開発だけでなく、Node.jsの登場以降バックエンド開発でも利用されるようになったことが挙げられます。JavaScriptはさまざまな分野で利用できるライブラリが多数出ており、その汎用性の高さも魅力です。本記事では、JavaScriptエンジニアの需要や年収、転職方法などについて詳しく解説していきます。

なお、ITエンジニア全体の将来性について知りたい方は、「ITエンジニアの将来性」の記事もご覧いただくとよいでしょう。

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目次

JavaScriptの将来性が期待される理由
JavaScriptエンジニアの今後の需要
JavaScriptエンジニアに転職するには
JavaScriptの将来性についてのよくある質問

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JavaScriptの将来性が期待される理由

JavaScriptは、将来性が期待されている言語です。その理由としては、学習コストの低さ、フロントエンド開発での安定した需要、SPAの普及、Node.jsの登場によってバックエンド開発でも利用されるようになったことなどが挙げられます。

プログラミング初心者も学習しやすい言語

プログラミング初心者でも馴染みやすいとされる言語の代表格ともいえるJavaScriptは、手軽にプログラミングを体験できるという点で初心者でも学習しやすいのが特徴です。簡単にDOM操作ができるため、要素を消す、移動するなど、実行結果をその場で確認しながら視覚的に勉強を進められるのが要因のひとつでしょう。

Web系のフロントエンド開発における安定した人気

Web系のフロントエンド開発では世界標準で普及している言語です。とくに、インタラクティブに表示を切り変えてリッチな体験を提供するにはJavaScriptは必要不可欠といえます。世界におけるプログラミング言語の人気度を発表しているTIOBE Indexのランキングでも、2021年3月時点でJavaScriptは第7位にランクインしており、安定した人気があることが分かります。

※参考 : index | TIOBE - The Software Quality Company

SPA(Single Page Application)の普及

SPA(Single Page Application)とは、その名のとおり「1つのWebページでコンテンツを切り替えて表現するアプリケーション」です。ページ遷移をすることなくコンテンツを切り替えていくため、ユーザビリティが向上し、サーバー通信を必要最低限に抑えられるのが特徴です。SPAはJavaScriptがサーバーとデータをやり取りし、受け取ったデータをもとにHTMLを書き換えます。SPAが普及したことによって、JavaScriptの重要度はまた高くなったといえるでしょう。

Node.jsによるバックエンド開発への対応

JavaScriptといえばフロントエンドの代名詞でしたが、近年はNode.jsが普及したことで、バックエンド開発にも技術を応用できるようになりました。Node.jsは大量のリクエストを処理するのに向いているため、同時にたくさんのユーザーがアクセスするようなアプリケーションで採用されています。フロントエンドだけでなく、バックエンドでも使えるようになったのはJavaScriptにとって大きな転換点になったといえます。

React Nativeなどによるスマホアプリ開発への対応

React Nativeは、Facebook社がWebフロントエンドのフレームワーク「React」をもとに開発したモバイルアプリケーションフレームワークです。iOS、Androidのどちらでも動作するクロスプラットフォームで効率的に開発可能なのが特徴で、JavaScriptが使えればスマホアプリが開発できてしまいます。Webアプリケーションだけでなくスマホアプリケーションでも、JavaScriptの技術は応用できます。

WebXR(WebVR)の登場

WebXR(WebVR)はWeb上でVRやAR、MRを実現する技術です。XRはこれからのユーザー体験をガラリと変える可能性を秘めている技術で、今後ますます需要が伸びていくことが期待されており、WebXRが普及していくとXRの分野でもJavaScriptのニーズが高まっていく可能性があります。

関連記事 : JavaScriptエンジニアの仕事内容

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JavaScriptエンジニアの今後の需要

ここからはJavaScriptエンジニアの今後の需要を見ていきましょう。JavaScriptエンジニアは一定の需要があり、今後も続くと予想できます。

JavaScriptエンジニアの求人案件

2021年2月時点でレバテックフリーランスに公開されているJavaScriptエンジニアの求人案件数は2,178件でした。その中には、月80万を超える高単価案件が668件ありました。

JavaScriptの求人・案件一覧

これらの求人案件ではJavaScriptのスキルに加え、RDBMSを利用したアプリケーション開発の経験、HTML・CSSの使用経験、Reactの使用経験などのスキルセットが求められることもあります。

JavaScriptエンジニアの年収

同時点でレバテックフリーランスに公開中の求人案件の平均月額単価をもとに計算すると、JavaScriptエンジニアの平均年収は864万円(72万円×12ヶ月)になります。

JavaScriptの年収相場

参照元 : JavaScriptの求人・案件一覧

平均年収(フリーランス) 864万円
最高年収 1500万円
最低年収 240万円


JavaScriptの平均月額単価は、そのほかの人気言語であるJava(69万円)、Ruby(80万円)、Python(77万円)などと比べても大きな遜色はない金額といえます。ただし、これはあくまでレバテックフリーランスの求人案件にもとづいた金額であり、JavaScriptエンジニア全体の平均年収とは異なります。

関連記事 : JavaScriptエンジニアの年収|JSの求人・案件数や仕事内容も解説

JavaScriptエンジニアに転職するには

それでは、JavaScriptエンジニアに転職するには具体的にどうすればよいのかを見ていきます。

JavaScriptの勉強方法

JavaScriptは比較的独学でも習得しやすい言語で、入門本やWebサイトを使って学習できるでしょう。もしプログラミングスクールに通うのであれば「React」や「Vue」「Angular」など、「jQuery」以外のライブラリ・フレームワークを使って学習できるスクールを選ぶというのも、仕事の幅を広げるための方法といえるでしょう。

JavaScriptエンジニアに必要なスキル

JavaScriptの求人案件では、JavaScriptのスキル以外にも、HTML・CSSのスキルや、バックエンド開発でデータベースを使うのであればSQLのスキルなども求められるでしょう。また、Node.jsと相性のよいMongoDBのようなNoSQLも最近では注目されています。

このほか、どのようなプラットフォームのアプリケーションを開発したいのかによって学ぶべきスキルは変わってきます。スマホアプリ開発であれば「React Native」など、必要に応じたJavaScriptライブラリも使えるようになっておくとよいでしょう。

関連記事 : JavaScriptの勉強法|入門におすすめの独学方法と学習のロードマップ

JavaScriptの将来性についてのよくある質問

JavaScriptの将来性について、よくある質問とその回答をまとめました。

Q. JavaScriptは将来性が見込める言語ですか?

A. JavaScriptは多様なライブラリの登場などにより、フロントエンド開発以外の選択肢が広がっている言語です。求人案件数も比較的多く、今後も需要が伸びていくことが予想されています。

Q. JavaScriptはどのような開発に使われていますか?

A. Webサイト、Webアプリケーションのフロントエンドだけでなく、近年はNode.jsによるバックエンド開発、React Nativeなどを用いたスマホアプリ開発など、幅広い開発に使われています。

Q. JavaScriptと合わせて学習すると役立つ言語はありますか?

A. プログラミング未経験者の場合、まずはHTML・CSSのスキルから身につけていくとよいでしょう。HTML・CSSはWeb開発において基本となる知識であるため、本やWebサイトで独学する、スクールを利用するといった方法で勉強し、基礎を身につける必要があります。

関連記事 : JavaScriptの資格|入門におすすめの資格は?試験内容・種類・難易度を比較

最後に

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