フリーランス700人に聞いた!IT業界の収入やキャリアに関する5つの質問

新しい1年が始まる春。異動や転勤など、出会いと別れで周囲が慌ただしくなるなか、自らの身の振り方について意識させられるエンジニア・クリエイターの方も、多いことでしょう。
 
そこで今回、レバテックがフリーランスエンジニア・クリエイターに実施したアンケート調査の結果をレポートするシリーズ企画をスタート。

第一弾の今回は、フリーランスとして活動し始めた理由や気になる収入、将来などについての回答結果をまとめました。
 
社員からフリーランスへの転向を視野に入れているという方も、すでにフリーランスとして活動しているという方も、今後のキャリアプランを描くうえでの参考にしてください。

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目次

20代~50代のフリーランスエンジニア・クリエイター739名が回答
  Q1.フリーランスとして活動を始めた理由を教えて下さい。
  Q2.案件を選ぶうえで最も優先するものを教えて下さい。
  Q3.現状の収入への満足度を教えて下さい。
  Q4.直近1年間での収入の推移を教えて下さい。
  Q5.今後、フリーランスとして活動する予定の期間について教えて下さい。

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1. 20代~50代のフリーランスエンジニア・クリエイター739名が回答

エンジニア・クリエイターの年齢層割合。詳細は以下

アンケートは、2015年1月~2015年12月までにレバテックへ登録に訪れたフリーランスエンジニア・クリエイター739名を対象に実施。その年齢構成は30代が52%、続いて40代が28%、20代(16%)、50代(4%)の順となっています。

Q1.フリーランスとして活動を始めた理由を教えて下さい。

「フリーランスを始めた理由」についてのアンケート結果。詳細は以下

フリーランスを始めた理由、1位は「収入を増やしたかったから」

まずは、フリーランスとして活動を始めた理由を尋ねたところ、最も多かったのは「収入を増やしたかったから」で39%。

全体の4割近くが、フリーランスに転身することで前職時代より収入の伸びを期待できると考えていることが分かります。

さらに、「自分で/友人とやりたい事業があったから」が25%と続き、回答者の4人に1人が起業願望を抱いていたことに。

また、「趣味に使える時間を増やしたかったから」の回答が12%に上り、やはりフリーランスならではの自由な働き方を望んでの転向が、一定数あると推測できる結果となりました。

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Q2.案件を選ぶうえで最も優先するものを教えて下さい。

「案件を選ぶ上で、最も優先するもの」のアンケート結果。詳細は以下

案件選びで優先するもの、「収入」に続き多いのは「スキルアップ」

案件を選べることは、フリーランスエンジニア・クリエイターにとって大きな醍醐味の1つ。

そこで、案件を選ぶ基準について質問をしたところ、「収入」という答えが最多の34%で全体の1/3を上回っていたほか、「自身のスキルアップ」を挙げた人が25%に。

やはり高単価重視の傾向が強いことが明らかになるとともに、やりたい領域の案件を手がけて、フリーランスとしてスキルを磨いて行こうとする積極的な姿勢も目立ちました。

いっぽう、「作業時間(13%)」や「作業場所(10%)」、「人間関係(10%)」など、労働環境に関わる内容を重視する回答も、合わせて3割に。

収入やスキルアップと同じように、作業のしやすさも案件を選ぶうえで欠かせない尺度の1つに数えられていることがうかがえました。

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Q3.現状の収入への満足度を教えて下さい。

「現状の収入への満足度」についてのアンケート結果。詳細は以下

現状の収入に「満足」は20%。いっぽう、44%が直近1年で「増加」傾向に

さらに、気になる収入への意識を調査したところ、現状の収入への満足度について、「やや満足」が16%、「大変満足」が4%と、合計20%が満足と回答。さらに41%が「ふつう」と答えているほか、「やや不満」が29%、「大変不満が」10%と、計4割近くの人が現状の収入に不満を持っていることも明らかになりました。

また、直近1年での収入の推移について尋ねた結果、「やや増えた」が38%、「大きく増えた」が6%と、半分近くの人が直近1年間で大なり小なり収入が増加したと回答しました。

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Q4.直近1年間での収入の推移を教えて下さい。

「直近1年間での収入の推移」についてのアンケート結果。詳細は以下

いっぽうで、「変わらない」が36%を占め、さらに「やや減った」と「大きく減った」の両回答を合わせると、直近1年間で収入がダウンしたと答えた人の割合は20%に。

Webエンジニア・クリエイターの人材不足を背景に需要が増すなかでも、そうした動きをバネに収入アップの実現につなげられなかったという経験を持つ人も、少なくないようです

Q5.今後、フリーランスとして活動する予定の期間について教えて下さい。

「今後、フリーランスとして活動する予定の期間について」のアンケート結果。詳細は以下

約25%が「今後、5年以上フリーランスとして働いて行きたい」

会社員とは違い、フリーランスは働き方や案件などを自由に選択できる分、将来に不安を感じてしまう人がいるのも事実です。

そこで「今後、フリーランスとして活動する予定の期間について」質問をしたところ、「未定」の回答が全体の48%と、約半数を占める結果に。

時々で景気やニーズの動向を見極めながら、フリーランスを続けていくのか、それとも企業の社員に戻るのかを判断するというスタンスの持ち主が、相当数に上ることが見て取れました。
 
さらに、今後「4~5年」「5~10年」フリーランスとして活動していきたいと答えた人がそれぞれ10%程度、「10年以上」の回答が20%程度という結果に。「5年以上活動していきたい」と答えた人の割合は約25%に上り、フリーランスでの活動に前向きな回答者も多く見られました。

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「収入」「やりたいこと」に加え、自由と労働環境も重視
将来は、柔軟に働き方を選んでいきたいという姿勢も明らかに

いかがでしたか?これまで5つのアンケート結果を見てきたなかで、幾つかのポイントがありました。

まず、フリーランスになった理由や案件を選ぶ時の基準については、やはり「収入」と「やりたいことができるか」を上位に挙げる回答者が多い傾向が見られたこと。

いっぽうで、フリーランスならではの自由な働き方に加え、快適な労働環境を重視する回答が目立っていたことも、特徴的だと言えるでしょう。
 
また、収入については、直近一年間で半数近くが増加したと回答し、2割がその額に満足している反面、約4割が不満があると答えるなど、明暗が分かれる形に。

さらに、フリーランスとして活動する予定の期間については48%が「未定」とし、今後の日本経済のあり方やフリーランス市場の様子を確認しながら、柔軟に働き方を選んでいきたいと考える回答者が、かなりの数いることを推測できる結果となりました。
 
今後もレバテックでは、エンジニア・クリエイターを対象にしたアンケート調査の結果を、レポート記事として配信予定です。フリーランス、正社員の本音や実態をまとめた記事は、フリーランスへの転身あるいは転職を考えている人にも考えていない人にも、必見です。ご期待ください!
 
<調査概要>
■調査方法:調査用紙による紙のアンケート
■調査対象:レバテック サービス登録者(サービスの利用開始時点)
■有効回答数:739名
■調査期間:2015年1月14日~2015年12月3日

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