プログラマーの平均年収と給料。未経験からの転職でどれくらい稼げる？ | レバテックフリーランス

プログラマーの平均年収は558万円

プログラマーの平均年収を、厚生労働省が発表した2023年の賃金構造基本統計調査から見てみましょう。

プログラマーの「きまって支給する現金給与総額」は平均で月38万5400円であり、「年間賞与その他特別給与額」は平均で95万1000円です。そこから、月給の12ヶ月分である462万4800万円と賞与その他を合計すると、プログラマーの平均年収は557万5800円と計算できます。※ソフトウェア作成者の値を参照

比較対象として、国税庁の民間給与実態統計調査に基づく給与所得者全体の平均年収をみてみると約458万円です。プログラマーの平均年収は全体よりも約100万円高いのです。また、働く人全体と比べてプログラマーでは若年層の割合が多いことを考えると、若くして高い年収を得ている方も多い可能性があります。

なお、システムエンジニアに近い「システムコンサルタント・設計者」の項目を賃金構造基本統計調査にて見てみると、月給が月47万7500円、賞与その他が年間111万9100円となっており、システムエンジニアの平均年収は684万9100円と算出できます。

後の項目で述べますが、プログラマーの次のキャリアパスとしてシステムエンジニアになり、年収アップを目指す方も多いようです。

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年代別プログラマーの平均年収

続いては、年代別にプログラマーの平均年収を見ていきます。

• 20代のプログラマーの平均年収
• 30代のプログラマーの平均年収
• 40代のプログラマーの平均年収

以下で解説します。

20代のプログラマーの平均年収

2023年の賃金構造基本統計調査から20代のプログラマーの年収を男女別に見てみます。

20～24歳男性の月給は平均24万1000円、12ヶ月分にすると289万2000円です。年間賞与その他の平均は30万800円なので、これを足すと20～24歳の男性プログラマーの平均年収は319万2800円になります。

20～24歳女性の月給は平均24万4500円、12ヶ月分にすると293万4000円です。年間賞与その他の平均は32万6700円なので、これを足すと20～24歳の女性プログラマーの平均年収は326万700円になります。

25～29歳の月給は平均29万9600円、12ヶ月分にすると359万5200円です。年間賞与その他の平均は77万2700円なので、これを足すと25～29歳の男性プログラマーの平均年収は436万7900円になります。

25～29歳の月給は平均25万5800円、12ヶ月分にすると306万9600円です。年間賞与その他の平均は64万9200円なので、これを足すと25～29歳の女性プログラマーの平均年収は371万8800円になります。

20代はプログラマーにとってスキルアップの期間、経験を積む期間と考えることもできますが、年功よりも個々のスキルを重視して評価を行う企業であれば、20代のうちから高収入を狙うことも可能でしょう。

20代のプログラマーの年収・月収・賞与一覧は以下のとおりです。

	平均月収	平均賞与	平均年収
20歳～24歳（男）	24万1000円	30万800円	319万2800円
20歳～24歳（女）	24万4500円	32万6700円	326万700円
25歳～29歳（男）	29万9600円	77万2700円	436万7900円
25歳～29歳（女）	25万5800円	64万9200円	371万8800円

※賃金構造基本統計調査における「企業規模計（10人以上）」の「所定内給与額」を平均月収、「年間賞与その他特別給与額」を平均賞与、きまって支給する現金給与額の12ヶ月分と年間賞与その他特別給与額の合計を平均年収として掲載しています。

30代のプログラマーの平均年収

20代のデータと同じ方法で、2023年の賃金構造基本統計調査から30代のプログラマーの年収を男女別に見てみると、以下の結果になります。

• 30～34歳の男性プログラマーの平均年収は494万3000円
• 30～34歳の女性プログラマーの平均年収は413万9800円
• 35～39歳の男性プログラマーの平均年収は572万9300円
• 35～39歳の女性プログラマーの平均年収は464万2400円

30代になると、同じプログラマーでもスキルやポジションによってさらに年収の差が開いてくる可能性があります。

一つの会社に勤続し続けていれば、年功が評価されて年収アップにつながることも。さらに、管理職としての役割を担うようになれば、役職手当などが月収に加算されて年収が上がるケースもあるでしょう。

30代のプログラマーの年収・月収・賞与一覧は以下のとおりです。

	平均月収	平均賞与	平均年収
30歳～34歳（男）	33万9200円	87万2600円	494万3000円
30歳～34歳（女）	27万9500円	78万5800円	413万9800円
35歳～39歳（男）	38万6000円	109万7300円	572万9300円
35歳～39歳（女）	32万4200円	75万2000円	464万2400円

※「20代のプログラマーの年収・月収・賞与一覧」と同様の方法で算出した金額を掲載しています。

40代のプログラマーの平均年収

同じ方法で、2023年の賃金構造基本統計調査から40代のプログラマーの年収を男女別に見てみると、以下の結果になります。

• 40～44歳の男性プログラマーの平均年収は603万5800円
• 40～44歳の女性プログラマーの平均年収は547万3100円
• 45～49歳の男性プログラマーの平均年収は639万8700円
• 45～49歳の女性プログラマーの平均年収は563万6700円

40代のプログラマーとなると、社内での立場が上がる人も増えると考えられます。現場での技術的な貢献だけでなく、マネジメント能力などの評価も年収に影響してくる可能性があるでしょう。

40代のプログラマーの年収・月収・賞与一覧は以下のとおりです。

	平均月収	平均賞与	平均年収
40歳～44歳（男）	41万3600円	107万2600円	603万5800円
40歳～44歳（女）	36万6700円	107万2700円	547万3100円
45歳～49歳（男）	42万4000円	131万700円	639万8700円
45歳～49歳（女）	36万8500円	121万4700円	563万6700円

※「20代のプログラマーの年収・月収・賞与一覧」と同様の方法で算出した金額を掲載しています。

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プログラマーの言語別平均年収

プログラマーは扱う言語によっても平均年収が異なります。需要が高く、扱えるエンジニアが少ない言語を習得していると、平均年収は高くなるでしょう。

近年のトレンドであるAIや機械学習の分野で使われる言語や、スマホアプリ開発に用いられる言語などを扱えると、高単価の案件が見つけやすくなります。

ここでは、2024年7月時点でレバテックフリーランスに掲載されている案件の平均月額単価から、税金や保険料を差し引く前の年収を計算したものをご紹介します。また、各言語ごとの案件の中にはプログラマー以外のエンジニアを対象とした案件も含まれている場合がある点をご了承ください。

• Javaの平均年収
• C言語の平均年収
• Rubyの平均年収
• Swiftの平均年収
• COBOLの平均年収
• Goの平均年収

Javaの平均年収

平均年収（フリーランス）	816万円
最高年収	3180万円
最低年収	360万円

Javaを扱えるプログラマーは安定した需要があります。プログラミング言語別単価ランキング｜2023年7月最新版で公開された案件数ランキングをみると、Javaが1位の案件数になっています。

なお、Javaの平均年収については、フリーランスJavaエンジニアの年収は？年収アップの資格も紹介でも解説しています。

C言語の平均年収

平均年収（フリーランス）	780万円
最高年収	1380万円
最低年収	480万円

 

C言語は1972年に開発された言語で、大規模なシステム開発でも使用されます。C言語の特徴としてOSやドライバの記述に必要な低レベル（ハードウェア制御など）の処理が記述できる点や、処理の高速性が挙げられます。

どんな仕事があるのか？今後も将来性があるのか？と気になっている方は、こちらの記事もご覧ください。
C言語プログラマの仕事内容は？業務例や将来性について解説

Rubyの平均年収

平均年収（フリーランス）	960万円
最高年収	1740万円
最低年収	180万円

Rubyは主にWebアプリケーションの開発などに使われている言語です。日本で開発された言語であり、構文がシンプルで読みやすいのが特徴とされます。そのため、プログラミング初心者でも比較的習得しやすい言語と言われています。

Rubyエンジニアの仕事内容が知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
Rubyエンジニアの仕事内容は？需要や年収、未経験から目指す方法を解説

Swiftの平均年収

平均年収（フリーランス）

平均年収（フリーランス）	948万円
最高年収	1740万円
最低年収	120万円

Swiftは主にApple製品向けのアプリケーション開発で使用される言語です。2014年に開発された比較的新しい言語であり、PythonやRubyなどの要素が含まれ、コードがシンプルで書きやすいのが特徴とされます。

そのため、プログラミング初心者や、RubyやPythonを扱ったことがある人にとって習得しやすい言語の一つと言えるでしょう。Apple製品は世界的に安定した需要があるため、高単価のスマホアプリ開発案件などを受注できれば年収アップも見込めます。
プログラミング言語「Swift」とは？特徴やできること、学習方法を解説

COBOLの平均年収

平均年収（フリーランス）

平均年収（フリーランス）	720万円
最高年収	1740万円
最低年収	360万円

COBOLは事務処理を行うために1959年に開発された、長い歴史を持つ言語です。主に汎用系システムの開発に用いられています。

Javaなどで開発されたオープン系システムへの移行が進んでいるため、COBOLを扱えるエンジニアは減少していると言われていますが、COBOLを使ったシステムが利用されている以上は、既存システムの修正などでCOBOLを使えるエンジニアの需要があります。
COBOLエンジニアの需要とは？習得メリット・デメリットや将来性を解説

Goの平均年収

平均年収（フリーランス）	984万円
最高年収	1740万円
最低年収	180万円

Goは2009年にGoogleが開発したプログラミング言語で、シンプルな言語であることが特徴です。「Go言語」「Golang」と表記されることもあります。近年登場した将来性が高い言語の一つとされており、エンジニアとしての希少価値を高められれば、高単価の案件獲得も狙える可能性があるでしょう。
Goとは？特徴や作れるもの、Pythonとの違い、入門方法を解説

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SEとプログラマーの年収比較

厚生労働省が発表した2023年の賃金構造基本統計調査をもとに、システムエンジニアとプログラマーの年収を算出すると、システムエンジニアの平均年収は684万9100円、プログラマーの平均年収は557万5800円なので、両者の間には120万円以上の差があることになります。

システムエンジニアは、一般的に要件定義や設計など、プログラマーよりも開発の上流工程にあたる業務を担当するため、プログラマーのキャリアパスの一つに挙げられることが多い職種です。

そのため、同調査における平均勤続年数もプログラマーが10.7年、システムエンジニアは12.5年と約2年の差があり、年収のデータに差が生まれている要因と言えるでしょう。

【2024】SEの平均年収｜20・30・40代別、1000万までの道のりでもSEの年収にふれているので、参考にしてみてください。

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未経験から転職したプログラマーの平均年収

2023年の賃金構造基本統計調査によると、経験年数0年のプログラマーの所定内給与額は平均して月29万6800円なので、ボーナスや時間外勤務手当などを除いた年収は356万1600円になります。

経験年数0年に該当する人の多くは20代となっているので、新卒のプログラマーも多く含まれていそうですが、このデータは未経験から転職したプログラマーの平均年収を計算するうえで一つの目安にはなるでしょう。

プログラマーは、実務経験や扱える言語、スキルなどによって年収が変わりやすい職種といえます。未経験からプログラマーとして転職した場合、最初から高い年収を稼ぐのは難しいかもしれませんが、着実に実績を積んでいけば年収アップも期待できるでしょう。

年収について詳しく知りたい方はプログラマーの平均年収と給料。未経験からの転職でどれくらい稼げる？の記事もあわせてご確認ください。

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年収1000万円のプログラマーの割合

プログラマーだけの統計ではありませんが、レバテックのIT人材白書2024によると、IT人材のうち年収1000万円を超える人の割合は9.0％です。

参照 :レバテック IT人材白書 2024

おおよそ10人に1人の方が年1000万円以上の収入を得ていると考えると、IT人材として経験を積めば高年収を狙うことも十分可能であるといえそうですね。

将来的にフリーランスのプログラマーで高収入を目指してみたい方は、フリーランスの平均年収はいくら？給料アップの方法も解説もご覧ください。

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年収1000万円のプログラマーを目指す方法

年収1000万円のプログラマーを目指すには、以下のような方法が考えられます。

• スキルを磨き実績を積む
• 給料が高い会社に転職する
• 海外で働く
• フリーランスとして独立する

それぞれ解説します。

スキルを磨き実績を積む

希少価値の高いスキルや実績を身につけて年収を上げる方法があります。プログラマーは、基本的にスキルと経験があるほど転職時にも好条件が提示されやすく、年収アップにつながりやすいためです。

給料が高い会社に転職する

現職の給与水準が低い場合は、給料が高い会社に転職する方法もあります。同じスキルを持ったプログラマーでも、企業によって提示される年収は異なるからです。

ただし、給料の面では待遇が良くなっても、仕事内容が自分の希望と違ったり、残業が多くなったりするとストレスがたまる恐れも。給料だけを見て転職をするのは避けた方が無難です。

海外で働く

海外でプログラマーとして働くのも、年収アップにつながる可能性があります。米国など海外の方が、日本よりもプログラマー年収が高い可能性があるからです。英語をはじめとした外国語でのビジネスに自信がある人は、挑戦してみても良いでしょう。

注意点は、国によって日本より物価が高いケースがあること。年収がアップしても、家賃や生活費が高いと結局損をしてしまう恐れもあります。

フリーランスとして独立する

フリーランスとして独立することも、プログラマーの年収を上げる方法の一つです。会社員と異なり月給制ではなくなるので、安定した収入を得られるとは限りません。しかし、単価の高い案件を継続的にこなせれば、年収1000万円以上も狙えるでしょう。

なお、フリーランスを目指すならエージェントを利用するのも手。エージェントによっては、非公開・高単価案件に参画しやすくなる可能性があるからです。

レバテックフリーランスでは、IT人材に特化し、案件の紹介から単価交渉、参画後のトラブル対応など、参画者向けのさまざまなサービスを行っています。「独立はまだ先」といった情報収集中の方でも無料でサポートいたしますので、お気軽にご連絡ください。

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未経験からプログラマーになる方法

未経験からプログラマーになる方法としては、主に以下の2つが挙げられます。

• 独学やスクールで勉強してスキルを上げてから入社
• 未経験OKの会社に入社

それぞれ解説します。

独学やスクールでスキルを上げてから入社

未経験からプログラマーになるには、独学やスクールでプログラミングスキルを上げてから企業の求人に応募する方法があります。

最近ではオンラインスクールも充実しており、対面の授業よりも安価で学習できる場合があります。また、オンラインスクールであれば受講する場所や時間も自由に選びやすいので、仕事と勉強を両立しやすいでしょう。スクールと並行して、書籍や学習サイトを活用した独学にも取り組んでみてください。

スキルを上げてから入社する方法のメリットは、先にプログラミングの基本がしっかりと身につく点です。

一方デメリットは、費用と時間がかかること。全くの未経験からプログラミングを学ぶとなると、それ相応の時間はかかります。本業と両立しながら勉強する場合は、なおさら勉強期間が長くなるでしょう。途中で挫折しないためには、長期的な目標を立ててモチベーションを保つことが大切です。


プログラミングの学習については、以下の記事も参考にしてみてください。
プログラミングの独学は可能？効果的な勉強法と無料の学習サイトをご紹介

未経験OKの会社に入社

未経験者OKの求人を出している会社を探して入社する方法もあります。未経験者OKの求人で採用された場合は、入社後に会社の研修を受けてプログラミングを学び、その後現場に配属されるでしょう。

メリットは、給料をもらいながら学習できること。実務経験を積み、給料をもらいながら勉強できるのがポイントです。

一方、デメリットは研修内容が企業によって異なる点です。未経験で採用したのち研修を手厚く行ってくれる企業もありますが、中には研修期間が短く、すぐに現場に配置される企業もあるようです。研修期間が短い場合は、空いた時間を利用して自分でも勉強をすることが大切です。

プログラミング未経験の方は、未経験からプログラマーになるには？必要なスキルやなり方を紹介もご確認ください。

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プログラマーのキャリアパス

プログラマーのキャリアパスにはさまざまな選択肢があります。主なキャリアパスには以下のようなものが挙げられるでしょう。

• システムエンジニア
• プロジェクトリーダー
• プロジェクトマネージャー
• フリーランスとして独立

以下で解説します。

システムエンジニア

プログラマーのキャリアパスの代表例がシステムエンジニアです。プログラマーとして経験を積むと、システムエンジニアの仕事領域に近い上流工程の業務を任されるようになる場合があります。

プログラマーにとって、比較的スムーズに選びやすいキャリアパスといえるでしょう。
システムエンジニア（SE）とは？仕事内容・年収・なり方を解説

プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダーは、開発現場を指揮する役割を持つ職種です。

プロジェクトの目標を達成するべく納期までの計画を立て、途中で問題が発生したら積極的に解決を図ります。「現場責任者」として、チームメンバーの指導・育成にも関わるのがポイントです。
プロジェクトリーダーとは？仕事内容やスキル、年収など初めてでも知っておくべきポイントを解説 | レバテックフリーランス

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトを統括する総責任者。

クライアントとの折衝や人員確保、成果物の最終チェックといった業務を通じ、プロジェクト全体を監督するのが役目です。予算やスケジュールなどを考慮したうえで利益を出すことが求められます。
プロジェクトマネージャー（PM）とは？年収・資格・向いている人の特徴も解説

フリーランスとして独立

会社員として十分な実績を積んだら、フリーランスとして独立する道を選ぶ人もみられます。経験とスキルが十分にあれば、フリーランスのプログラマー案件を受注できるでしょう。

フリーランスであれば、働き方がある程度自由になります。スキル次第ですが、高単価案件を受注できるようになれば、会社員時代にはできなかった年収アップもできるチャンスがあります。
フリーランスエンジニアになるタイミングは？経験年数や貯蓄額の目安を解説

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プログラマーが年収を上げる方法

プログラマーが年収を上げるには、以下を意識すると良いでしょう。

• 需要が見込める分野で働く
• 将来性ある言語を選んで習得する
• 上流工程のスキルも身につける
• コミュニケーションを重視する
• 勉強を欠かさない

それぞれ解説します。

需要が見込める分野で働く

今後高い需要が見込まれる分野で働くことは、長期的な年収アップのために有効なやり方の一つです。たとえば、AIやIoT、ビッグデータなどを扱う分野です。需要が高い分野ではハイスキル人材が貴重になる分、年収が高くなる傾向にあります。

将来性ある言語を選んで習得する

将来性が見込まれる分野で言語を習得するのも良い方法です。たとえばAI開発であれば、PythonやR、C++などを選ぶと活躍できる可能性が高まるでしょう。

ただし、言語によって習得する難しさや汎用性は変わってきます。言語別に単価やおすすめ度合いを比較した解説記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング｜2023年7月最新版

上流工程のスキルも身につける

上流工程のスキルも身につければ、高収入につながる可能性があります。上流工程はクライアントの要求を汲み取り、システムを設計をするフローです。上流工程は下流工程と比べて年収が高くなりやすい傾向にあります。

コミュニケーションを重視する

開発現場では、メンバー同士のコミュニケーションと協調性が重視されます。綿密なコミュニケーションがクライアントの信頼獲得につながり、結果として待遇が良くなる可能性もあるでしょう。

勉強を欠かさない

年収アップを目指したい人は、最新技術や流行のプログラミング言語の学習が欠かせません。プログラミング言語やフレームワークのトレンドは、技術の発展や社会の変化によって大きく変わりますので、移り変わりが早いです。

そんな競争環境で、市場価値を高め続けるには、勉強会やセミナーなどで常に最新情報をキャッチアップする必要があります。勉強会については、以下の記事も参考にしてみてください。
【2024年最新】エンジニアの勉強会が探せるおすすめサイトや参加メリットを紹介

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プログラマーの年収に関するよくある質問

ここでは、プログラマーの年収に関するよくある質問に答えていきます。

Q. フリーランスプログラマーの平均年収はどの程度ですか？

フリーランスプログラマーの平均年収は500〜700万円程度と一般的にいわれていますが、案件の内容や必要なスキルによっても大きく変動します。

詳しくは以下の記事をご覧ください。
フリーランスエンジニアの平均年収はいくら？言語・職種・経験年数別に紹介

Q. フリーランスプログラマーが安定した収入を得るためにはどのような方法がありますか？

フリーランスプログラマーが安定した収入を得るためには、可能な限り多くのプロジェクトに参加する、需要の高いプログラミング言語を習得する、プログラミング以外のスキルを習得する等の方法が挙げられるでしょう。

Q. アメリカのフリーランスプログラマーが日本に比べて年収が高い理由を教えてください

アメリカではITエンジニアのほとんどは大学等で専攻した人しかなることのできない職業です｡そのため、日本に比べて市場価値が高くなりやすく、そのぶん年収も高くなります｡

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
【2023】アメリカのフリーランス人口や稼げる職種｜海外事情や税金も

Q. フリーランスプログラマーとして独立するにはどのような経験やスキルが必要ですか？

フリーランスプログラマーとして独立するには､開発プロセスやプログラミング言語の知識、コミュニケーションスキル、ビジネスマインド、マーケティングスキル等が必要です｡

レバテックフリーランスでは、フリーランス独立前のさまざまな疑問にお答えする個別相談会も実施しています。案件情報だけでなく、どのようなスキルを身につけるべきかなどキャリアのサポートも積極的に行っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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Q. プログラマーにとってコミュニケーション能力は必要ですか？

プログラマーにもコミュニケーション能力は必要です。クライアントにプログラムについて責任を持ってわかりやすく説明したり、チーム内での意思疎通をスムーズに行ったりするためです。

※本記事は2024年7月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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