サーバーサイドエンジニアとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

サーバーサイドエンジニアの役割は、Webアプリケーション開発やシステム開発において、サーバー側の処理設計や実装、運用、保守を行うことです。
本記事では、これからサーバーエンジニアになろうと考えている人に向けて、サーバーサイドエンジニアの仕事内容や、業務で必要とされる能力について解説。学習に役立つ資格の種類もまとめました。「サーバーサイドエンジニアになる方法が知りたい」「自分に向いているか判断したい」という人は、参考にしてください。

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目次

サーバーサイドエンジニアの仕事内容
サーバーサイドエンジニアとバックエンドエンジニア/フロントエンドエンジニアの違い
サーバーサイドエンジニアに必要なスキル
サーバーサイドエンジニアに役立つ資格
サーバーサイドエンジニアのキャリアパス
サーバーサイドエンジニアになるための勉強方法
サーバーサイドエンジニアとして働くには
サーバーサイドエンジニアの単価・年収
サーバーサイドエンジニアの将来性

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サーバーサイドエンジニアの仕事内容

サーバーサイドエンジニアは、大きく4つの業務を担当します。以下でそれぞれの工程について確認しましょう。

システムのインフラ設計

システムのインフラとは、システムを稼働させる基盤のことです。一般的には交通網や電気・水道・ガスなど、私たちの生活を支えるものをインフラと呼びますが、これをシステムに置き換えると、ネットワークやサーバーなどがシステムのインフラと呼ばれます。

インフラ設計では、システムエンジニア(SE)をはじめとしたほかのエンジニアとともに、システム開発やシステム稼働後のサーバー運用を効率化するための提案を行います。

サーバー処理の設計

サーバーの処理設計も、サーバーサイドエンジニアの重要な仕事です。処理の例としては、ECサイトの購買処理や、SNSサイトにおけるユーザー投稿の処理などが挙げられます。これらの例では、システム利用者がシステムを使用する際の、サーバーで行う処理を設計します。

サーバー処理の設計はシステムの設計に含まれるため、仕事内容としてはシステムエンジニアと職域が重複しますが、システムエンジニアが基本設計を行うのに対して、サーバーサイドエンジニアは基本設計をもとにした詳細設計以降の工程を担当することが多いでしょう。

データベースの設計・実装

データベースの設計作業を行うエンジニアをデータベースエンジニアと呼ぶこともありますが、データベースの処理はサーバーサイドの処理となるため、サーバーサイドエンジニアの仕事に含まれることも多くあります。具体的には、以下のような作業を担当します。

  • テーブルの設計や検索処理
  • レコードの追加
  • 論理削除などの処理の実装
  • 処理速度のチューニング

また、近年はデータベースはスケーラビリティを考慮して、クラウドサービス上にオブジェクトとして配置されることも増えてきました(オブジェクトストレージ)。そのため、データベース設計において、システム要件や基本設計と照らし合わせながら、スケーラビリティや堅牢性を考慮した設計を行うことが重要となります。

サーバー運用(ソフトウェアやセキュリティーのアップデートなど)

サーバー運用では、OSやデータベースツール、セキュリティーソフトウェアといった、サーバーに使用されるソフトウェアのバージョンアップ作業などを行います。特に、セキュリティーに関わるアップデートは迅速に行わなければならないため、常に情報のアンテナを張っておかなければなりません。

また、この工程では、基本的に本番環境でソフトウェアアップデートを行う前に、いったんテスト環境でアップデートしても支障がないか確認するため、テスト環境のサーバーも運用に含まれます。

未経験からサーバーサイドエンジニアになれる?

サーバーサイドエンジニアは経験からでも目指せます。しかし、基本的には実務経験者のほうが求人の選択肢は多く、選考でも有利になることが多いでしょう。

サーバーサイドエンジニアを募集する多くの企業は、応募者が自力でシステム開発を行うスキルを持っているかを評価します。そのため、サーバーサイドエンジニアとしての実務経験があると、転職に有利に働きます。

とはいえ、未経験者がサイバーサイドエンジニアになれないわけではありません。
まずはサーバーサイドエンジニアの業務を理解し、転職前に必要な知識を身につけましょう。未経験者を受け入れている企業の求人に応募すれば、サーバーサイドエンジニアに転職できる可能性が出てきます。

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サーバーサイドエンジニアとバックエンドエンジニア/フロントエンドエンジニアの違い

サーバーサイドエンジニアとバックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニアの違いについて確認していきましょう。

サーバーサイドエンジニアとバックエンドエンジニアの違い

サーバーサイドエンジニアと似た職種として、バックエンドエンジニアが挙げられます。職域が重なるため混同されることも多いですが、両者には違いがあります。

サーバーサイドエンジニアはクライアントサーバー型システムやWebシステムにおいて、サーバー側の処理やデータベースシステムの処理、データベースなどの設計・保守といった業務を行います。その中でも、Web領域でサーバーとインフラを担当するエンジニアをバックエンドエンジニアと呼ぶ場合が多いです。

サーバーサイドエンジニアとバックエンドエンジニアは必要とされる知識も似ていますが、サーバーサイドエンジニアはWeb領域だけでなく、クライアントサーバー型システムも担当する点に違いがあるといえるでしょう。

関連記事 : バックエンドエンジニアとは?仕事内容や将来性、必要なスキル、転職方法を解説

サーバーサイドエンジニアとフロントエンドエンジニアの違い

サーバーサイドエンジニアとフロントエンドエンジニアの違いは、開発対象にあります。サーバーサイドエンジニアは、ユーザーからは見えない部分を開発します。一方、フロントエンドエンジニアは、ユーザーが実際に見る画面を開発します。

たとえば、ECサイトで買い物をする際、サイト訪問者が利用しやすいようにWebページをデザインし、Webページ上で動作するプログラムなどを開発するのがフロントエンドエンジニアです。UI/UXなどを考慮した設計のもと、「HTML」や「CSS」、「JavaScript」を中心にコーディングを行います。

サーバーサイドエンジニアは、Webサイトの裏方のような業務を行います。たとえば、サイト訪問者のデータを入出力するプログラムや、それに必要となるデータベースを作成します。また、データ管理だけではなく、セキュリティ対策まで、幅広い開発を担当することがあります。

大規模なシステム開発の場合は、それぞれ担当するエンジニアを分けていることが多いですが、小規模なシステム開発の場合は、フロントエンドエンジニアの仕事もサーバーサイドエンジニアが担当することがあります。

サーバーサイドエンジニアに必要なスキル

サーバーサイドエンジニアの業務では、主にサーバーを構築・運用する知識、スキルが求められます。以下では、具体的なスキルを解説します。

サーバーOSの知識(Linux、Windows Serverなど)

まず必要なのは、サーバーOSに関する知識です。サーバーに使われるOSは大きく分けて、Linux系とWindows系の2つが挙げられます。サーバーサイドエンジニアならば、どちらのサーバーOSにも精通しておきたいところです。

Linux系サーバーのバージョンやディストリビューションの知識だけでなく、実務で使用する基本的なコマンドを扱ったり、機器のマウントを行ったり、ファイル処理用のバッチを書いたりする程度のスキルがあることが望ましいでしょう。

プログラミングスキル

プログラミングスキルは、サーバー処理を実装したり、改修したりするために必要です。サーバーサイドエンジニアが使う場合があるプログラミング言語には、Javaなどのコンパイラ型言語や、PythonやPHPといったインタープリタ型言語が挙げられます。
コンパイラ型言語は処理速度が速いため、比較的大規模なシステムに用いられることが多いです。対してインタープリタ型言語は処理速度が遅いですが、改修しやすいことがメリットといえます。

サーバーサイドエンジニアが使う主なプログラミング言語

主なプログラミング言語の種類を紹介します。

【PHP】
「PHP」は、Webサービス開発に向いている言語です。サーバーサイド開発でPHPが用いられる案件も多いでしょう。「CakePHP」「Laravel」「CodeIgniter」などフレームワークも数多くあるため、PHPを勉強する人は、ぜひフレームワークも使えるようにしましょう。

【Ruby】
「Ruby」は、アプリケーション開発をするベンチャー企業を中心に人気のある言語です。さらにフレームワークである「Ruby on Rails」で開発スピードが上がるため、フレームワークまでの勉強は必須といえます。

【Java】
「Java」は、多様な開発に対応できる言語です。大企業からベンチャー企業まで開発に使っている企業が多く、世界的にも需要が高いのが特徴です。「Spring」をはじめとしたフレームワークも数多くあり、使いこなせると役立つでしょう。

【Python】
「Python」は、YouTubeやInstagramの開発に使われており、近年需要が高まっている言語です。機械学習にも使われるため、AIを扱う企業の転職には有利となるでしょう。

プログラミング言語には流行りがあります。サイバーサイドエンジニアとしての仕事の幅を広げるには、最新のプログラミング言語をキャッチアップしておくのがおすすめです。

開発フレームワークのスキル

サーバーサイドエンジニアの業務には、開発フレームワークの知識も必要になるでしょう。使用するフレームワークの例としては、RubyのRuby on Rails、PHPのCakePHP、Laravelのほか、JavaであればSpring Framework、PythonであればFlaskやDjangoなどが挙げられます。使用するフレームワークは案件によって異なるため、複数のフレームワークに関する知識を身につけておくと良いでしょう。

データベース(MySQLなど)

データベースはサーバーサイドエンジニアの業務に含まれるため、MySQLやOracle Database、Microsoft SQL Server、PostgreSQLなどのRDBMSを扱うためのSQLの知識も必要となります。

レコードの追加や削除だけでなく、テーブルの追加や結合など、サーバーサイドではあらゆるデータベース処理を行います。また、システムの拡張に伴って、データベースのチューニングも行うことがあり、データベースのチューニングができる程度のスキルを求める案件もあります。
加えて、近年では、MongoDBなどのNoSQLが使われることもあります。

クラウドを利用した分散処理(AWS、Azure、GCPなど)

サーバーサイドの処理を、クラウド上で分散して行うこともあります。クラウドを利用することで、開発や運用コストを削減したいクライアントもいるため、クラウドの知識はぜひ身につけておきたいところです。

仮想化技術

最近では、サーバーの仮想化によって、開発効率や運用コストを削減することも珍しくありません。また、サーバー処理の開発環境を仮想化することもあり、開発から運用まで仮想化技術は用いられます。

フロントエンドのスキル

フロントエンドの開発スキルは、文字の配置やデザインをするためのHTML・CSSや、動きを見せるJavaScriptを使って、ユーザーが使うWeb画面などを作るスキルです。
近年では、サーバーサイドエンジニアにフロントエンドのスキルを求める場合も増えています。フロントエンドのスキルを身につければ、年収アップにもつながり、仕事の幅も広がるでしょう。

サーバーサイドエンジニアに役立つ資格

サーバーサイドエンジニアとしての知識やスキルを証明するために、資格を取得するのもおすすめです。以下では、サーバーサイドエンジニアの業務に役立つ資格をご紹介します。

基本情報技術者試験

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催している試験で、ITに関する業務に就く人への技術向上を目的とした国家試験です。
4つのレベルに分類されており、サーバーサイドエンジニアへの転職を目指すならば、まずレベル2に相当する「基本情報技術者試験」を取得し、その後、キャリアに合わせて上位資格を取得するとよいでしょう。

資格名 基本情報技術者試験
試験日 上期
下期
受験料 5,700円(税込み)
2022年4月より7,500円
合格基準 午前・午後ともに得点率60%以上
試験形式 午前:多肢選択式(四肢択一)
午後:多肢選択式
公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

マイクロソフト認定資格

マイクロソフト認定資格にはいくつかの種類がありますが、サーバーサイドエンジニアを目指す方にはWindows Serverの基礎スキルを証明できる「Windows Server Administration Fundamentals」がおすすめです(ただし本資格は2022年6月30日に廃止予定)。

資格名 マイクロソフト認定資格
試験日 随時
受験料 1科目 13,200円(税込)
合格基準 非公開(100点満点で70点前後が目安)
試験形式 選択肢形式、ドロップダウンリスト形式、クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式
公式サイト https://mta.odyssey-com.co.jp/outline/98-365.html

AWS認定(クラウドプラクティショナー試験)

AWSは、システム基盤として用いられるクラウドサービスの中でも、非常に人気のあるサービスです。AWS認定では、専門性や難易度によっていくつかの試験が用意されています。

AWSに触れるのが初めてという人は、まず基礎となる「クラウドプラクティショナー試験」の合格を目指しましょう。その後、アーキテクトやセキュリティなど、サーバーサイドエンジニアとして目指したい方向性に応じて、試験を選んでください。

資格名 AWS認定(クラウドプラクティショナー試験)
試験日 随時
受験料 100 USD
合格基準 1000点中700点
試験形式 複数選択または複数応答
公式サイト https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

LinuC

LinuCは、オンプレミスだけではなくクラウド環境も含め、Linux技術者にとって必要なスキルがあることを証明できる資格です。
試験は難易度によって「LinuC-1」「LinuC-2」「LinuC-3」の3段階に分かれています。ただし、LPIC-1で証明できるスキルレベルは、基本コマンドの理解やシステム管理ができる程度です。サーバーサイドの開発スキルを証明する場合は、LPIC-2、3レベルを目指しましょう。

資格名 LinuC
試験日 随時
受験料 16,500円(税込)
合格基準 非公表(目安として65~75%程度の正解率)
試験形式 選択方式(一部入力問題)
公式サイト https://linuc.org/about/01.html

Java SE 11 認定資格

言語系資格を取得することで、サーバーサイドエンジニアとしてのプログラミングスキルを客観的に証明できます。
Java SE 11 認定資格は、Javaアプリケーション開発に必要なプログラミング知識を証明できる資格です。

資格名 Java SE 11 認定資格
試験日 随時
受験料 Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE:15,000円
Java SE 11 Programmer I:32,340 円
Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11:32,340 円
合格基準 Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE:60%
Java SE 11 Programmer I:63%
Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11:63%
試験形式 Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE:選択問題
Java SE 11 Programmer I:選択問題
Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11:選択問題
公式サイト https://www.oracle.com/jp/education/certification/jse11-5570635-ja.html

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験はPHP技術者認定機構が主催している試験で、PHP7技術者認定初級試験・PHP5技術者認定初級試験・PHP5技術者認定上級/準上級試験・PHP技術者認定ウィザードの4種類の試験があります。
なおPHPには複数のバージョンがあり、PHP5とPHP7が試験対象です。サーバーサイドエンジニアはPHPの言語を使用する機会が多いので、需要も高い資格といえるでしょう。

資格名 PHP技術者認定試験
試験日 随時
受験料 初級:12,000円(税抜)
上級/準上級:15,000円(税抜)
合格基準 初級/上級:7割以上の正解
準上級:5割以上~7割未満の正解
試験形式 初級/上級/準上級:選択式(複数または単一選択)
技術者認定ウィザード:所定の文書の提出
公式サイト https://www.phpexam.jp/summary/
 

関連記事 : PHPの勉強方法|初心者におすすめの独学方法と学習ロードマップを紹介

Ruby技術者認定試験

Rubyの言語を使用するエンジニア・コンサルタント・講師や学生などを対象とした試験です。資格を取得すれば、Ruby技術者として高水準のシステム開発スキルを持つ証明となります。
Rubyはサーバーサイド開発での需要が高い反面、ほかのプログラミング言語と比較すると学習難易度が低い言語です。そのため、取得しやすい資格といえるでしょう。

資格名 Ruby技術者認定試験
試験日 随時
受験料 シルバー:16,500円
ゴールド:16,200円
(共に税込)
合格基準 75%
試験形式 選択式
公式サイト https://www.ruby.or.jp/ja/certification/examination/

サーバーサイドエンジニアのキャリアパス

この項では、サーバーサイドエンジニアのキャリアパスについて解説します。

インフラエンジニア

サーバーはシステムインフラの一部です。そのため、サーバーサイドエンジニアとしてのキャリアを積むことで、サーバーやネットワークなどのシステムインフラを担当するインフラエンジニアへ進むというキャリアパスが考えられます。

インフラエンジニアは要件定義、基本設計といった上流工程を担当するほか、顧客へのヒアリングなども手掛けます。サーバーエンジニアの知識を活かして、効率的なシステムインフラを構築できれば、より高収入を得られるでしょう。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)は、システム開発の上流工程に携わるエンジニアです。サーバーサイドエンジニアやネットワークエンジニアに指示をしたり、協働したりしてシステム開発を行います。

サーバーサイドエンジニアとして得た経験は、システムエンジニアとして上流工程を担当する際に役立ちます。特に下流工程の工数を削減できるような基本設計や詳細設計ができたり、効率的なシステムインフラを構築できたりすると強みになるでしょう。

また、システムエンジニアは、ほかのエンジニアとコミュニケーションを取る場面が多い職種です。サーバーサイドエンジニアとしての実務経験は、システムエンジニアになってからサーバーサイドエンジニアとのコミュニケーションをとる上でも役立つでしょう。

プロジェクトリーダー・マネージャー(PL・PM)

サーバーサイドエンジニアからキャリアをスタートして、上級エンジニアの経験を重ねていくと、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを任されるようになります。

プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーは、主に予算や人員の管理、プロジェクトの問題点およびボトルネックの洗い出し、問題解決などを担当する職種です。システム開発の責任者として開発を推進する立場にやりがいを感じる人が多いようです。

サーバーサイドエンジニアになるための勉強方法

ここからは、サーバーサイドエンジニアになるための勉強方法について紹介します。
勉強方法としては主に下記の5つがあげられます。

  • 本で独学する
  • 学習サイトで独学する
  • プログラミングスクールに通う
  • 勉強会に参加する
  • 成果物を作成する

本で独学する

サーバーサイドエンジニアにまつわる書籍も多く出版されているので、本で独学することは可能です。メリットとしては、費用を抑えて学べる点が挙げられます。ただし、本で学習すると実践スキルが身に付きにくい傾向があるため、実践する機会を作ることが重要です。

学習サイトで独学する

近年では学習サイトも増えているため、PCとインターネット環境さえあれば独学で学習できます。学習サイトの中には、疑問点・不明点を質問できるものもあり、独学でも挫折しにくい環境が整っています。費用面・サポート面・カリキュラムなどを比較して、自分に合った学習サイトを見つけることが大切です。

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールは独学とは異なり、直接講師に疑問点・不明点を聞くことができ、モチベーションを維持しやすいです。また、転職サポートがあることも多く、スクールで必要なスキルを習得すれば、転職しやすくなるでしょう。自分に合ったスクールへ通えるよう、事前に無料カウンセリングを活用するなど、情報収集を怠らないことが重要です。

勉強会に参加する

サーバーサイドエンジニアに限らず、ITエンジニアの間では活発に勉強会が行われています。勉強会に参加すれば、最先端の技術に関する知見を得られるでしょう。高度なスキルを持つエンジニアと親睦を深める機会にもなるので、参加する場合は周囲とコミュニケーションをとることが大切です。

成果物を作成する

基礎知識の学習はインプットがメインですが、そればかりでは理解が深まりません。学習内容をより理解するためには、アウトプットが大切です。
たとえば、プログラミングを本で学習した場合、ひと通りコードを書き写す作業を行います。ただし、それだけでは終わらず、書き写した後は自分なりにコードをアレンジしてみましょう。コードをアレンジしてみると、より理解が深まるためです。
また、サーバーサイドの知識をより深めたい人は、アプリ、Webサイト、データベースなどを作成してみましょう。エラーやトラブルなどが多数出たとしても、原因や解決方法を知るチャンスとなります。

加えて、成果物を作成することも有効的な勉強手段です。転職する際にも、成果物があると面接官にスキルをアピールしやすくなります。
成果物は独学でもプログラミングスクールでも作成が可能ですが、独学の場合、挫折しやすい傾向にあります。自信がない方は、プログラミングスクールに通って成果物を作成するのがおすすめです。

サーバーサイドエンジニアとして働くには

次に、サーバーサイドエンジニアとして就職・転職する方法について解説します。

ポートフォリオをつくる

学習しながら小さな実践を積み重ねた後は、ポートフォリオを作ってみましょう。ポートフォリオは自身の実績を表す重要なものです。成果物を作っておくと実績を証明しやすくなるため、未経験者がエンジニアに転職する場合にも有利となる可能性があります。

エンジニアの業種によってもおすすめのポートフォリオはさまざまですが、サーバーサイドエンジニアの場合は「SNS」や「掲示板」を制作してみると、スキルをアピールしやすいでしょう。

サーバーサイドエンジニアがシステム開発をするうえで、基本的なシステム構造としては「CRUD(Create、Read、Update、Delete)」をもとに作られます。この「CRUD」が活用されているサービスが、SNSと掲示板であり、これらをポートフォリオとして提示すると、サーバーサイドシステムの基本が分かっていることを証明するのに役立つといえます。

面接でポートフォリオを提示すると、環境構築についての質問を受けることが多いため、システムを作るときは、環境構築のことも理解しておきましょう。

未経験者歓迎の求人を探す

ポートフォリオを作成した後は、「未経験者歓迎」「未経験OK」といった条件の求人を探しましょう。サーバーサイドエンジニアでも、未経験者を募集している企業はあります。普段からエンジニアの求人をリサーチし、転職エージェントやエンジニア転職サイトに登録しておくことをおすすめします。

サーバーサイドエンジニアに未経験で入社した後は、多くの場合、研修からスタートすることとなるでしょう。研修内容は企業によって異なりますが、OJTで実務を積みながら研修を行う企業が多いようです。中にはテスト業務などの難易度の低い業務から開始する場合もあります。

研修後、サーバーサイドエンジニアとして実務に入るときは、基本的にほかのエンジニアとチームを組んで仕事を進めていきます。そのため、エンジニアとしての技術だけではなく、コミュニケーション能力も必要不可欠です。実務に入る前には、研修期間で積極的にほかの社員とコミュニケーションを取ると良いでしょう。

サーバー運用・保守などの業務で経験を積む

初心者はとくに、サーバー運用・保守の業務で経験を積むと良いでしょう。サーバーサイドエンジニアの仕事内容には、サーバーの運用や保守も含まれます。開発の業務に比べるとルーティン的、マニュアル的な仕事も多いため、初心者がサーバーサイドの業務に慣れるために有効です。

就職・転職エージェントを使う

エージェントを利用して、サーバーサイドエンジニアを目指すのも良いでしょう。エージェントは多くの求人を持っており、その中にはサーバーサイドエンジニアを必要とする求人が多くあります。

フリーランスとしての独立を目指す場合も、エージェントを利用することで、クライアントとのマッチ度を高められる可能性があります。エージェントはクライアント(企業)の状況や雰囲気などに精通しているため、志望する業務内容に合った案件を紹介してもらいやすいのがメリットです。
固定のクライアントを持つフリーランスも、エージェントを並行利用することで、受注が安定するでしょう。

サーバーサイドエンジニアの単価・年収

ここでは、サーバーサイドエンジニアの年収の参考として、2022年2月時点においてレバテックフリーランスで公開されている「サーバーサイド開発」の求人・案件の月単価をもとに算出した、サーバーサイドエンジニアの年収例をご紹介します。

フリーランスサーバーサイドエンジニアの年収相場

参照元 : サーバーサイドエンジニアの求人・案件一覧

平均年収(フリーランス) 876万円
最高年収 1740万円
最低年収 360万円

なお、会社員とフリーランスとでは社会保険料や税金の計算が異なる、会社員は月給の他に賞与もある、など収入の計算の仕方に違いがあるため、両者の金額を単純比較できないという点はご注意ください。

サーバーサイドエンジニアの将来性

Webサイトをはじめ、ネット経由で動作するアプリケーションやシステムは数多く存在し、機能の改修や新技術への対応を行うサーバーサイドエンジニアは今後も需要の高い職種といえます。
プログラミングやデータベース処理など多岐にわたる知識とスキルが必要となるため、幅広い分野に対応できる優秀なサーバーサイドエンジニアであれば、将来にわたって活躍できるでしょう。

※本記事は2022年2月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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