1.領収書の概要と書き方のポイントについて
【個人事業主にとって領収書とは?】
個人事業主にとって領収書は、確定申告などに必要になる大切な書類です。また、単に相手から受け取るばかりではなく、自分で記入して発行する機会が多い文書でもあります。書き方によっては自身の信用にも関わってくるので、領収書の扱いには細やかな配慮が必要であるといえるでしょう。
【記入項目】
以下に、領収書を発行する際の注意事項を挙げていきます。
■日付
いつ、何に使用したかがわかるように、できるだけ記載しておきましょう。
■宛名
基本的には「上様」という略式表記でも使用できますが、不正請求を防ぐため正式名称を用いると安全です。
■発行者の名前、住所、連絡先
発行者の氏名、住所、連絡先、(ある場合は)屋号を記載の上、押印します。
■金額
冒頭には「¥」を置き、数字には3桁ごとに「,」をつけて区切るようにします。また、末尾には「-」(ハイフン)を加えます。
■但し書き
商品やサービスの内容について記載します。「品代として」と略すこともできますが、領収書の有効性を保つために、具体的な商品名・サービス名を書くとよいでしょう。
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