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フリーランスのプログラマー・SE(システムエンジニア)で年収800万円以上稼ぐための16のヒント

プログラマーやシステムエンジニア(SE)として働く人の中には、フリーランスという選択肢を考える人がいます。独立する事情はさまざまですが、中には年収アップを目指してフリーランスになったのに、思うように収入が増えないと悩むプログラマーやSE(システムエンジニア)の方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、安定して高年収を得る秘訣を探るため、年収800万円以上を稼ぐ4人のフリーランスエンジニアにインタビュー。フリーのプログラマーやSE(システムエンジニア)として案件を選択するときに心がけていることや、会社員時代以上の収入を得るために行ってていることなどについて伺いました。

フリーランスプログラマー・SE(システムエンジニア)として稼げるようになるために、プログラミングのスキルと併せて身につけたい考え方を探りました。

そのほか、フリーランス転向での収入も含めた事例について興味をお持ちの方は、以下の記事もご覧ください。

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高単価案件を提案してもらう

目次

【Case1】Web系プログラマー・Iさん|悔しさをバネに、スキルと単価をアップ。プライベートの学習で未経験分野もカバー
【Case2】Web系エンジニア・Kさん|違いは“プラスα”の部分。サービスの核心部分に触れるアウトプット、そして人間力
【Case3】業務系エンジニア・Jさん|適度なアピールでクライアントの満足度を向上。魅力的な案件を引き寄せる
【Case4】Web系エンジニア・Tさん|少人数制の中小規模案件に参画し、ギャラ上昇
フリーランスプログラマー・SE(システムエンジニア)の平均年収

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【Case1】Web系プログラマー・Iさん|悔しさをバネに、スキルと単価をアップ。プライベートの学習で未経験分野もカバー

エンジニアのシルエット1

職種 : Web系プログラマー
年収 : 約800万円
フリーランス歴 : 1年6ヶ月
言語 :  Java8, Scala, JavaScript, HTML5  
※いずれも取材当時


フリーランスエンジニア・Iさんが800万円以上の高年収を実現する【ヒント】

    1.  新しい技術を使った案件にも、積極的に応募
    2.  スキル不足で参画できなかった案件も、別案件で研鑽して再チャレンジ
    3.  プライベートの開発で未経験の領域にトライし、スキルを磨く
    4.  フリーランスだからと遠慮せず、しっかり発言する

給料がほとんど上がらなかった正社員時代。独立したら年収は2倍近くに

フリーランスのプログラマーになる以前は、正社員のエンジニアとして3つの企業で勤務しました。いずれも客先常駐型で、リーマン・ショック後に入社した企業では給料もほとんど上がらず、残業代も出ない状態。この先どうなるか分からない不安を感じていました。

でも、フリーランスのプログラマーやSE(システムエンジニア)は実力さえあれば案件を自由に選べるし、働いた分だけ報酬として返ってきます。そんな働き方に魅力を感じて、独立を決めました。

実際、フリーランスになって、年収は正社員時代の倍近くアップしました。現在は、大手エンタメ系サービスの基盤システムをリニューアルする案件に、実装プログラマーの要員として携わっています。

Iさんの案件の選び方・探し方

ヒント1. 新しい技術を使った案件にも、積極的に応募

IT業界では技術トレンドの変化が目まぐるしいので、挑戦をやめると取り残されてしまいます。だからつねに新しい技術を学び、身につけたものを活かして実績を積める案件へ応募するようにしています。メインのスキルはJavaを使った領域ですが、最近はAngularやScala、Sparkなども勉強中で、今後はそれらの技術を活かせる現場へ参画したいと考えています。

ヒント2. 力不足で参画できなかった案件も、悔しさをバネに再チャレンジ

プログラミングは中学生のときに始めました。近い経験があるシステム開発では、ある程度ヒアリングをすればすぐに実装イメージを思い描けることが多いです。そのため、正社員時代には、実装スピードを褒められることもしばしばありました。

しかしそんな私も、独立後には苦い経験をしました。登録していたエージェントから高単価の案件を提案されたのですが、サービスの内容が魅力的だったにも関わらず、スキル不足で参画できなかったのです。それからは悔しい気持ちをバネに、単価が一段階低い案件に参画しながら、件の案件で求められていたスキル習得に励み、再挑戦しました。結果、希望の案件に参画できたときには感激したのを覚えています。

Iさんが高年収を得るために実践していること

パソコンを操作する人の画像

ヒント3. プライベートでの開発で未経験の領域にトライし、スキルを磨く

エンジニアとしてスキルアップし続けるためには、プライベートでの学習も欠かせません。私自身、「AWSの無料枠で自作プログラムをデプロイ」「確認のためローカルからアクセス」を繰り返し、培ったスキルをプロジェクトの現場で発揮しています。自宅で学習する際は、経験のある開発よりも未経験の開発をするのが良いと思います。

ヒント4. フリーだからと遠慮せず、しっかり発言する

僕は普段から現場であえてはっきり意見を言うようにしています。「自分はフリーランスだから」と現場での発言を躊躇してしまう人もいるかもしれませんね。もちろん、周囲との摩擦が起きることもありますが、一時的なものです。結果的にはそのほうが現場全体の作業が円滑に進みます。

たとえば以前参画していたゲーム会社では、競合アプリをテーマにした社内勉強会があったのですが、僕はその時も積極的に発言するようにしていました。意見内容は技術面だけでなく、「このゲームの企画はここが優れていると思う」「うちで応用するなら、こうできるのでは?」など企画に関連する発言もしていました。

するとそれが好評だったようで、プロジェクトメンバーはもちろん他部署からも、意見やアドバイスを度々求められるようになりました。

独立して約1年半、その前に会社員時代が約6年ありますが、フリーランスになってからのほうが何倍も成長できたと感じています。そしていつの間にか、ハーゲンダッツ・アイスの価格が気にならなくなりましたね(笑)。

関連記事 : フリーランスエンジニアの年収・収入|年収1000万円を目指すための働き方とは

高単価案件を提案してもらう

【Case2】Web系エンジニア・Kさん|違いは“プラスα”の部分。サービスの核心部分に触れるアウトプット、そして人間力

エンジニアのシルエット2

職種 : Web系エンジニア 
フリーランス歴 : 10年 
言語 : PHP, Python, C#, Unity  
※いずれも取材当時


フリーランスエンジニアKさんが800万円以上の高年収を実現する【ヒント】

    5. 「やりたいこと」と「求められること」がマッチするか
    6. アウトプットをできる環境があるか
    7. 井の中の蛙、大海も知る
    8. コミュニケーション力、リーダー視点。ヒューマンスキルを磨く

フリーランス歴10年。仕組みやルールづくりに取り組む日々

フリーランスエンジニアとして10年ほど活動をしており、現在はリリースされたばかりのWebサービス開発に携わっています。スピードを優先してリリースされたサービスなので、基本となるコードの改善や運用面の改善などが主な仕事です。加えてルール作りなど、課題解決の提案していくことも、必要な仕事だと考えています。

Kさんの案件の選び方・探し方

ヒント5. 「やりたいこと」と「求められること」がマッチするか

重視しているポイントのひとつとして、「自分が何をしたいのか」と「現場が何を求めているのか」のマッチングがあります。もちろん単価も大事ですが、使いたい技術やスキルに合わない案件だと、高単価でも選ばないことがほとんどです。エージェントから提案された案件を選ぶときにもクライアントとの商談時にも、その部分をしっかり確認するようにしています。

また、常駐型の案件の商談時には、肌に合う空気感かどうかもチェックするようにしています。商談には、案件を受けるかどうかを選ぶという気持ちで臨むと落ち着いて対応できるし、いくつもの気付きが得られますよ。

ヒント6. アウトプットをできる環境があるか

「プロジェクト全体に関わるようなアウトプットができる環境かどうか」も、案件選びの目安にしています。今後の目標として、品質やワークフローの改善など、サービスの核心部分に触れるようなアウトプットにも力を入れていきたいと考えているためです。

もちろん業務委託で契約しているフリーランスのプログラマーやSE(システムエンジニア)に対しては、「提案は要らないから、要件に沿ったものを正確に作ってほしい」というクライアントもいるでしょう。しかしフリーランス歴10年に差し掛かり、ある程度正確なプログラミングや設計ができるようになった今、いかにプログラミング以外の領域でプロジェクトに貢献できるかが、顧客満足度と単価のアップに重要だと感じています。

私の経験上、ただコードを書けるだけだと月単価は多いときで60万円ほど、年収は700万円ほどです。詳細設計や基本設計、要件定義などの上流工程までできると、一気にそのラインを超える印象があります。

高年収を得るために実践していること

机の上に置かれたパソコンとスマートフォン

ヒント7. 井の中の蛙、大海も知る

さまざまな企業にフリーランスとして常駐していると、小さな現場で天狗になっているエンジニアに出会うことがあります。でも大きな現場だと、小さな現場のやり方では通用しないことも多いんですよね。

たとえば1ページのみのWebサイトを作る場合でも、大規模プロジェクトでの経験がないと、高負荷に耐えうる設計をすることは難しい。ですから、どんな案件規模のオファーが来ても対応できるように、設計時には違う規模のシステムへの実装も併せてイメージしています。

ヒント8. コミュニケーション力、リーダー視点。ヒューマンスキルを磨く

私より技術が高い人材はごまんといるでしょう。そんななか、フリーランスエンジニアとして一段上がるためには、ヒューマンスキルを磨く必要があります。特にエンジニアはチーム作業が多いので、コミュニケーション能力の向上が不可欠です。

また勉強会を主催したり、プロジェクトを俯瞰する習慣をつけたりと、リーダーシップの向上も意識しています。フリーランスエンジニアは上を目指せば目指すほど、求められるスキルセットの幅は広がります。だから何年やってもワクワクするし、飽きないんでしょうね。
 
関連記事 : フリーランスWebエンジニアの年収や案件獲得方法|未経験でなれるかも紹介

【Case3】業務系エンジニア・Jさん|適度なアピールでクライアントの満足度を向上。魅力的な案件を引き寄せる

エンジニアのシルエット3

職種 : 業務系エンジニア
年収 : 約800万円
フリーランス歴 : 8年
言語 : C, C++, ShellScript, VB, HTML 
※いずれも取材当時


フリーランスエンジニア Jさんが800万円以上の高年収を実現する【ヒント】​

    9. 視野と技術の幅を広げられるか
    10. 未来に投資する時間を持てるか
    11. 向上心と危機感を併せ持つ
    12. 120%の力で、印象をアップする

組込系の開発がやりたくて、高単価案件を蹴ったことも

フリーランスになったのは8年前で、半年ほど前に個人事業主から法人成りしました。もともとモノづくりがしたかったので、ファームウェア開発など、組込系の案件を積極的に受注するようにしていました。しかし機会が少なかったため、できるだけ近い領域にいられるようにと、C言語を使った基盤系の案件を中心に参画してきました。

幸いにも、独立後は継続してオファーをいただいています。やりたいことと違うからと、高単価をいくつ断りましたが、受注が途切れたことはありません。また、報酬額も徐々に上がっており、現在は独立したての頃よりも月額単価で20万円近く多く稼いでいます。

Jさんの案件の選び方・探し方

ヒント9. 視野と技術の幅を広げられるか

今までは組込み系の技術を習得するため、ハード開発に近い下位レイヤーの案件を選んできましたが、起業を機に視野を広げる必要性を感じています。今は何でもできるようになりたいですね。

同じプロジェクト内でさまざまな業務に携わる中で実績を積めれば一番良いですが、難しければ積極的に案件を動いて技術をアップデートしていくのも手かなと考えています。

ヒント10. 未来に投資する自由な時間を持てるか

参画先を決める際は、作業時間の目安を確認するようにしています。フリーランスエンジニアのなかには、収入確保のためとにかく稼働率を上げようとする人もいますが、個人的にはデメリットもあると考えます。

その分、早くオフィスを出て、新しい技術を身につけるために勉強をしたほうが将来的なメリットになるはずです。キャリアに投資する時間を持てるかどうかは、重要な判断基準だと考えています。

Jさんが高年収を得るために実践していること

パソコンとスマートフォンを操作する人

ヒント11. 向上心と危機感を併せ持つ

フリーランスエンジニアには、危機回避能力が不可欠です。個人事業主として独立して業務を行っている以上、正社員とは違い、もしものときは自分で自分の身を守らなくてはなりません。

事実、私がリーマンショックの時にいた大規模プロジェクトでは、現場から大勢のプログラマーやシステムエンジニアが去っていきました。厳しい環境を生き抜くためにも、危機感は持ち合わせるべきでしょう。

また、単価アップのためには向上心も大切です。私の場合は、クライアントが求めるものを正確に読み取り、もう一段階上のレイヤーから提案できる存在になりたいと考えているので、ビジネス書や自己啓発書をチェックするようにしています。

ヒント12. 120%の力で、クライアントやチームからの評価をアップする

フリーランスエンジニアは、クライアントの満足度をいかに高めるかが大切です。私は、参画当初には特にスピード感を意識しつつ、少なくとも要求されるパフォーマンスの120%以上を発揮することを心がけています。また盛り上げ役を買って出るのも私のスタイルで、自ら飲み会やイベントを企画し、現場のコミュニケーションを活発化させています。作業をスムーズに進めるには重要です。

今後は、自分で立ち上げたビジネスにも力を入れ、電子機器などto Cの商材をつくっていきたいです。フリーランスエンジニアとして培ってきたノウハウや技術が活かせると確信しています。

関連記事 : 組み込み系エンジニアの仕事内容|年収や将来性も解説

【Case4】Web系エンジニア・Tさん|少人数制の中小規模案件に参画し、ギャラ上昇

エンジニアのシルエット4

職種 : Web系エンジニア
年収 : 約900万円
フリーランス歴 : 7年 
言語 : Java, PHP, Ruby, Python 
※いずれも取材当時


フリーランスエンジニア Tさんが800万円以上の高年収を実現する【ヒント】

    13. 相場より不自然に高い単価の案件には要注意
    14. 有望な中小企業の案件を選び、成長の波に乗る
    15. ベースとなる技術を磨き、トレンドに合わせ更新していく
    16. プログラミング以外の知識・視点を取り入れる

未知数で複雑な内容も、パズル感覚で試行錯誤しながら対応

Web制作会社、メーカーで正社員として働き、その後独立してフリーランスエンジニアになりました。現在手掛けている案件は、APIシステムの運用が主です。一日で数千行のテストコードを書いたり、未知数で複雑な内容に苦労したりすることもありますが、パズルゲームを解くような感覚で試行錯誤をしながら対応しています。

Tさんの案件の選び方・探し方

ヒント13. 相場より不自然に高い単価の案件には要注意

経験上、相場よりも不自然に単価が高い案件には、それなりの理由があることが多いと考えています。例えば私が経験した案件では、単価がやたら高いと思ったらプロジェクトの火消し役だったり、指定のオープンソースでは要件を満たせなくなる可能性が極めて高いことが後から分かったりといった具合です。

プログラマーやSE(システムエンジニア)がフリーランスとしてやっていくためには、スキルアップのために挑戦し続けることも大切ではあります。

とはいえ、高負荷かつアンコントローラブルな課題が予想される案件や、未知の領域にある案件は、安易に受注しないようにしています。

ヒント14. 有望な中小企業の案件を選び、成長の波に乗る

私個人のやり方ですが、早く成長できることを重視して、あえて少数精鋭の中小規模案件を選び、参画するようにしています。大規模案件だとプロジェクトに関わるエンジニアの数も多く、作業が細分化されてしまうことがあるためです。

ただし少数精鋭の現場では、いわゆる業務の「森」となるアウトラインはあっても、「木」となるような情報が少ないこともあります。そのような場合でもプロの開発者として、具体的な作業の進め方や考え方、開発手段などについては、すべて自己判断で進めなければいけません。一人で複数ポジションの業務をこなすことも普通ですし、基本的に責任はすべて自分に降りかかってくるので、何としても結果を出すという姿勢で案件に向き合っています。

そのため「業務委託のシステムエンジニアだから担当単位はここまで」といったプロジェクトと比べて大変なことも多いですが、デメリットだけでなく、得られるリターンもとても大きいんです。スキルは自然に身につきますし、苦楽を共にしたプロジェクトメンバーとは親友になれることもあります。

さらに、「仕事のお返しは仕事で」という具合で間髪入れず次の案件のオファーがきたり、それと同時に単価アップが叶ったりすることもしばしばあります。

Tさんが高年収を得るために実践していること

パソコンと男性の後ろ姿

ヒント15. ベースとなる技術を磨き、トレンドに合わせ更新していく

技術は日々変化するので、まずはベースになる技術スキルをしっかり身につけて、逐次アップデートするのが良いと思います。たとえばPerlとRubyは基本的な構文が同じなので、どちらか一方を習得していれば、もう一方を学ぶハードルは低いですよね。

言語特有の表現など異なる部分はありますが、それらは差分として押さえれば良いだけです。加えて「何を解決するために生み出された技術なのか?」といった目的や設計思想について、理解しておくと良いでしょう。

ヒント16. プログラミング以外の知識・視点を取り入れる

最新の言語など、業務に即効性のあるスキルを習得することはもちろん重要です。しかしフリーランスのプログラマー・システムエンジニアとしての可能性を広げるためには、開発の現場に限らず、さまざまなビジネスシーンで役立つ普遍的なスキルを身につけなければならないと考えています。

例えば経営に関する数字の見方など、会計系の知識は一度覚えれば比較的長い間活用できますよね。また、普段からIT系以外の本を読んで、視野を広げるようにしています。なかでも経営コンサルタントの方が著した内容には、ハッとさせられることが多いですね。思考法なんかを日々の業務に積極的に取り入れて、応用したりしています。

プログラミング以外の知識と視点を貪欲に取り入れることが、フリーランスエンジニアとしての付加価値につながると考えています。

関連記事 : フリーランスの年収は平均いくら?年収1000万円以上の割合とは

フリーランスプログラマー・SE(システムエンジニア)の平均年収

ここまででインタビューに回答いただいたフリーランスエンジニアの方々はいずれも年収800万円以上のプレイヤーばかり。ですが、一般的なフリーランスエンジニアの年収傾向が知りたいという方もいるのではないでしょうか。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が提供している「IT人材白書2016」の統計データによりますと、フリーランスエンジニアの年収に関して以下のような調査結果があります。
フリーランスエンジニアの年収については、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公開している「IT人材白書2016」の統計データに、以下のような調査結果があります。

フリーランスの年収【年代別】
年収レンジ 30代以下 40代 50代
300万円未満 35.% 32.6% 31.2%
300万円以上
~500万円未満
27.9% 31.8% 29.8%
500万円以上
~700万円未満
19.1% 15.5% 19.7%
700万円以上
~1000万円未満
8.8% 14.0% 17.0%
1000万円以上 8.8% 6.2% 2.3%
IT企業IT技術者の年収【年代別】
年収レンジ 30代以下 40代 50代
300万円未満 21.9% 5.0% 4.1%
300万円以上
~500万円未満
50.1% 29.6% 19.3%
500万円以上
~700万円未満
21.3% 35.7% 32.4%
700万円以上
~1000万円未満
5.5% 24.7% 32.4%
1000万円以上 1.2% 5.5% 11.9%

※出典 : 独立行政法人情報処理推進機構発行「IT人材白書2016」P.81より数値を抜粋して掲載

年齢ごとの年収差に注目してグラフを見てみると、フリーランスには大きな差が見られないことに気づきます。フリーランスは、年齢や入社から勤続年数などに年収が左右されにくいといえるでしょう。

また、30代以下で「年収1000万以上」の割合は「フリーランス : 8.8%」「IT企業IT技術者 :  1.2%」。本記事で紹介した4人のフリーランスエンジニアのように自己研鑽に励めば、若いうちから高年収エンジニアとして活躍することも狙えるでしょう。

ただし、会社員とフリーランスの年収比較において覚えておきたいのでは、個人事業主や法人であるフリーランスの収入には、税金や経費、年金や健康保険などの違いがあるため、単純な金額比較は難しいという点。両者の収入を比べるのであれば、手取り金額を見るとより正確でしょう。フリーランスエンジニアの手取り計算については以下の記事もご覧ください。

関連記事 : フリーランスエンジニアの手取り|税金の計算方法と年収・月収別のシミュレーション

フリーランスと会社員のメリット・デメリット

企業に雇用される会社員の場合、給与や賞与などの賃金以外にも、プラス面があります。有給休暇などはそのひとつで、勤続年数に応じて毎年10~20日分の有給休暇が付与されることが多いようです。また会社員は、業務上必要な資格であれば、取得にあたり会社から補助が出るケースもあるなど、福利厚生の面でもメリットがあります。

一方、フリーランスの場合、年間の売上から社会保険や年金に加入したり、諸経費も自分で負担しなければなりません。有給休暇や資格取得支援などの福利厚生も利用できないため、業務以外での予定やスキルアップのための時間が、一時的な収入減に直結することも。

ただし、フリーランスは会社員と異なり、作業量を自ら調整できるため、単純に収入だけを見てメリット・デメリットを判断できないことに注意したいところです。

また、会社員の場合は管理職に就かないと給与が上がらないことがありますが、フリーランスなら案件の内容を選べるため、開発に専念しながら年収アップを目指しやすいでしょう。

収入アップでいえば副業も手段としてありますが、会社員の場合は社内規定で副業を禁止していることも。その場合、無理に副業をすればトラブルを招くため、副業的に複数の案件を並行するのであればフリーランスに分があります。

レバテックフリーランスにおけるプログラマー・SE(システムエンジニア)の年収相場

ここではフリーランスのプログラマー、システムエンジニアの収入の参考として、2021年1月時点でのレバテックフリーランスでの公開案件を基にした月単価・年収例をご紹介します。

フリーランスプログラマー・SE(システムエンジニア)の年収相場(レバテックフリーランス)
職種 平均年収 平均月単価
フリーランスプログラマー 828万円 69万円
フリーランスSE(システムエンジニア) 864万円 72万円

なお、上記の金額は絶対的なものではなく、個々の案件や個人のスキル、経験等によっても変動します。単価相場に興味をお持ちの方は以下の記事もご覧ください。

関連記事 : フリーランスエンジニアの単価相場

フリーランスのプログラマー・SEに興味があるなら、併せて読みたい関連記事

■フリーランス700人に聞いた!IT業界の収入やキャリアに関する5つの質問
フリーランスとしてレバテックをご利用いただいている方の年齢層は「◯◯代が52%と最も多い」「フリーランスを始めた理由は『収入を増やしたかったから』が◯◯%」など、独自のデータを公開。フリーランスとして働くことを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

■フリーランスが「初めての常駐SE・プログラマ案件」を成功させるために、気をつけるべき5つのこと
フリーランスが初めての常駐案件を受注するときにやりがちな失敗例や注意点などをまとめました。実際にあった失敗事例も紹介しているので、目を通せばフリーランスプログラマー・システムエンジニアとして働くイメージがよりリアルになることでしょう。

■フリーランス1年目が「早めにやっておくべきだった」と後悔した22の仕事チェックリスト
「フリーランスになるためにどのような準備をすればいいか」を具体的に知りたいプログラマー・システムエンジニアの方は、上記の記事をご覧ください。開業届の提出や、税金・年金・社会保険などの切り替えに必要な手続き、会社員のうちに準備しておきたいことなどを一挙にご紹介。そのほか「フリーランス」と「個人事業主」の違いなど、基礎的な知識についても説明しています。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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