社内SEの年収相場や上がらない理由を解説!700・1000万円を目指す

社内SEの平均年収の公的データはないものの、レバテックの社内SE案件の平均単価は、月60万円でした(2024年1月時点)。12ヶ月分に換算すると、平均年収は720万円です。

ただし、年収は条件によって上下するため、あくまでもひとつの目安といえます。そこで、社内SEの平均年収を雇用形態別、年代別に掘り下げて解説していきます。

また、年収700万や1000万を目指す方法や、年収が上がらない傾向の解説もします。より良い年収や働き方を実現するきっかけにしてください。

目次

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社内SEの平均年収の目安は約534.6万円

社内SEの平均年収の公的なデータはないため、近い職種の年収データをご紹介します。厚労省の年賃金構造基本統計調査によると、ヘルプデスク(IT)の平均年収は、534.6万円でした。

民間給与実態統計調査では、日本の給与所得者の平均年収は443万円なので、社内SEの平均年収は高い傾向にありそうです。

社内SEの年収が高い理由の1つに、「ITの専門的な技術を取り扱う職種である」点があげられます。特に高度な知識を持っているSEは貴重な人材であるため、高年収を得やすい傾向にあります。

さらに、社内にシステム部門のある企業は多く、社内SE自体の需要も高い傾向です。企業としてはITと関係がなくても、勤怠や人事管理でシステムを導入している企業は多く、社内SEの活躍の場があるわけです。

こうした需要の高さから、年収だけではなく、将来性などにも期待できる職種だといえるでしょう。社内SEの仕事内容や目指すメリット・デメリットについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
社内SEの仕事内容とは?やりがい・必要なスキル・年収目安も紹介

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【雇用形態別】社内SEの平均年収

雇用形態によって、平均年収に差が出がちです。そこで、代表的な4つの働き方について、それぞれの平均年収を表にまとめました。金額の算出方法についてはそれぞれ後述します。

  正社員 フリーランス 派遣社員 アルバイト・パート
平均年収 535万円 720万円 477万円 266万円


なお、正社員や派遣社員は不要ですが、フリーランスは確定申告が必要です。経費の金額や所得控除で支払う税金が変動するため、手取りは会社員の感覚とは異なります。

また、手取りの差が出る要因として、健康保険や年金の保険料の違いもあげられます。正社員は会社と折半して厚生年金・健康保険などを納めますが、フリーランスの保険料は全額自己負担です。

正社員、フリーランス、派遣社員と、それぞれの働き方によって、年収以外にもさまざまなメリットやデメリットがあります。以下で詳しく解説していくので、働き方を検討する際にお役立てください。

正社員SEの平均年収の目安は534.6万円

賃金構造基本統計調査によると、ヘルプデスク(IT)の平均年収は、534.6万円でした。なお、これはあくまで会社員として働くヘルプデスク(IT)の平均年収で、正社員の社内SEに限定した平均年収の公的なデータはありません。

正社員のメリットは、やはり年収が安定しやすいことです。一定額の給料が保障され、福利厚生が充実している企業の場合は、結婚や出産などで一時金がもらえます。

ただし、企業の状況によって年収は左右されます。いくら所属企業に貢献しても、企業自体の業績が悪ければ、給料は上がるどころか下がる可能性もあるでしょう。

ざっくりとした年収の相場としては、次に紹介するフリーランスより安く、派遣社員やアルバイト・パートより高いといえます。

フリーランス社内SEの平均年収は720万円

フリーランスエンジニアとして社内SE案件を受注する働き方も可能です。登録者数No.1のレバテックフリーランスに掲載されている社内SE案件を例に紹介します。

外部のベンダー企業との調整や社内サポートなど、開発を行わない場合は、月額単価が35万円ほどからの案件が多いです。一方、社内システムの入れ替えや、導入などによる設計では、月単価が60万円ほどの案件も見られます。

それぞれ12ヶ月分を年収として計算すると、平均年収は420万円、720万円が目安となります。

フリーランスで働くメリットは、受注先や仕事内容を自由に選択できる点です。また、稼働時間や日数、勤務場所も選択できます。高スキルなら会社員よりかなり高い単価の案件を受注できるのもメリットです。

ただしフリーランスは、ほかの雇用形態と比べて、経験年数やスキルレベルで年収が変動しやすいです。フリーランスの社内SEになって年収をアップするには、以下のような開発経験を積み、スキルを身につけると良いでしょう。

  • クラウドサーバー
  • データベース
  • ネットワーク
  • アプリケーション

派遣社員の平均年収は477万円

派遣社内SEの平均年収の公的データはありません。しかし、近いデータとして「労働者派遣事業報告書の集計結果」を参照すると477万円が1つの目安になりそうです。

1日8時間あたりの派遣労働者の賃金は、情報処理・通信技術者の業種で1万9886円です。月に20日稼働すると月収は約39万7720円、年収は約477.3万円となります。ただし有期契約と無期契約、スキルレベルなどによって時給も変動するため、あくまで目安と考えましょう。

派遣社員として働くメリットは、自身の希望する条件で働きやすいという点です。「興味のある分野の仕事がしたい」「家の近くで働きたい」などの条件をある程度満たして働けます。

有期契約の場合、ライフイベントに合わせて働きやすく、結婚や出産時には契約しないという選択も可能です。

注意点としては、契約満了にともなう「派遣切り」があげられます。派遣している企業に貢献していても、人件費削減の対象に選ばれてしまう恐れがあります。

アルバイト・パートタイム全体の平均年収は266万円

厚生労働省が発表している「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、2021年のパートタイム労働者の平均時給は1384円でした。1日8時間、月20日稼働した場合の月収は約22万1440円、年収換算すると265.7万です。

なお、この数値は社内SEに限ったものではないため、あくまで目安だと考えてください。

アルバイト・パートタイムとして働くメリットは、労働時間や勤務地など、希望条件で働きやすい点です。しかし、正社員や派遣社員、フリーランスなどほかの働き方に比べて給与が低いのがデメリットです。

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【年代別】社内SEの平均年収

IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」をもとに、年代別のIT人材の平均年収をまとめました。なお、社内SEに限定した年齢別の平均年収を集計した公的なデータはないため、あくまでも目安です。

20代:413万円
30代:526万円
40代:646万円

20代の場合、新卒入社でITスキルが低かったり未経験であったりすることから、給与所得者の平均年収とさほど変わりはありません。20代のうちは、将来的に年収を増やすためのスキルや経験を身につけ、自己研磨していく段階です。

30代になってその努力が実を結ぶと、年収が上がっていきます。また、マネジメント業務やベンダーとの調整などを担当するなど、年収が上がりやすい業務に携われるようになっているでしょう。

40代になると、経験年数も重ね、高いスキルレベルから年収が上がりやすい傾向にあります。管理職を担当する人が増えてくることも、年収が上がりやすい要因の1つだといえるでしょう。

ITエンジニアの年代別の平均年収について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
ITエンジニアの平均年収と給料事情|年収1000万円を目指すには?

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【都道府県別】社内SEの平均年収

地域別の社内SEの平均年収を紹介します。賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成されたjobtagのデータをもとに、平均年収を算出した結果を表にまとめました。

地域 平均年収
北海道・東北 473万円
甲信越 577.1万円
北陸 523万円
関東 565万円
東海 562.6万円
関西 556.5万円
中国 524.9万円
四国 502.3万円
九州・沖縄 473.2万円


なお、上記は全体の平均年収は534.6万円です。平均年収の高い地域と低い地域の間には、約104.1万円の差があります。年収差を埋めるには、フリーランスや副業としてリモート可の案件を受注するのがおすすめです。

リモート可の案件であれば、在住している地域に関係なく、高価格な案件を選べるためです。まずは一度、どのような案件があるのかチェックしてみてはいかがでしょうか。

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社内SEが年収700万や1000万を目指す6つの方法

社内SEはスキルや働き方次第で、700万や1000万円を超える年収を得られる職業です。具体的な方法は、以下のとおりです。

  • 給料の高い大手企業やIT戦略・マーケティング関連へ転職する
  • 需要の高いスキルを身につける
  • 資格を取得して資格手当をもらう
  • IT戦略やマーケティングに関する業務を経験する
  • 管理職を目指してキャリアを積む
  • 副業で稼ぐ・フリーランスになる

それぞれ具体的に解説していきます。年収アップを目指す社内SEの方は、ぜひ参考にしてください。

給料の高い大手企業やIT戦略・マーケティング関連へ転職する

会社勤めの社内SEが年収1000万円超えを目指すなら、年収水準の高い企業への転職も重要です。企業によっては年収に上限があり、経験を積んで出世を続けても年収1000万円を実現するのは難しい場合もあります。

給与水準の高い企業かどうかを確認する方法としては、求人サイトや転職エージェントに相談するなどがあげられます。給与水準の高い業界や、IT戦略・マーケティング関連から絞って探すのもおすすめです。

一般的に、組織の規模に比例してシステムも大規模になる傾向があります。その分、知識や経験が豊富な社内SEが求められ、年収も高くなりやすいです。そのため、大手企業を狙っての転職も年収アップの手段として有効だといえます。

需要の高いスキルを身につける

IT業界の技術の進歩のスピードは早く、需要が変化していきます。そのため、トレンドや将来性を意識しつつ需要の高いスキルを身につけるようにしましょう。需要の高いスキルを身につけることで、給与を上げたり転職したりする際に役立ちます。

現在は、以下のようなスキルの需要が高いとされています。

  • AIやデータサイエンスに関するスキル
  • テスト自動化ツールやテスト技法など、システムの品質を検証するスキル
  • マネジメントや上流工程のスキル
  • IT戦略やマーケティングに関するスキル

これらのスキルを身につけ、スキルアップすることで、年収700万や1000万を目指すのに役立つでしょう。

資格を取得して資格手当をもらう

企業によっては資格を取得することで、資格手当をもらえる場合があります。資格手当はない場合でも、資格を取得することで知識が身につくうえ、スキルを客観的に証明するのに役立ちます。市場価値も高まり、転職などで有利になることもあるでしょう。

社内SEが持っていると評価されやすい資格として、以下があげられます。

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者
  • ITパスポート
  • ITILファンデーション認定資格
  • シスコ技術者認定
  • PHP
  • システム監査技術者
  • ITストラテジスト

また、以下の資格では、マネジメントスキルを持っているアピールに繋がります。

  • プロジェクトマネージャ試験
  • ITストラテジスト試験

ほかにも、情報セキュリティに関する以下のようなスキルも高い評価を期待できます。

  • 情報処理安全確保支援士試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験

取得する資格を選ぶ際は、どのようなスキルをアピールしたいのか、自分がどのような分野に進みたいのかを考えて選択しましょう。社内SEの仕事に役立つ資格について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください
社内SEに必要なスキル|仕事内容や役立つ資格、転職方法は?

IT戦略やマーケティングに関する業務を経験する

IT戦略やマーケティングに関する業務を経験することで、ほかの社内SEとのスキルの差別化になります。一般的に、「覚えれば誰にでもできる仕事」は年収が低くなりがちです。

IT戦略やマーケティングに関する業務は当てはまらず、年収が高い傾向があるため、戦略の立案や課題解決に携われれば、年収アップも期待できます。まずは社内SEとして経験を積みながら、社内システムの企画・立案ができる部署を目指すのがおすすめです。

管理職を目指してキャリアを積む

社内SEが年収をアップさせるには、管理職を目指してキャリアを積むのも効果的です。管理職には、プロジェクトをマネジメントできるリーダースキルやコミュニケーションスキル、交渉力や調整力、問題解決能力などが求められます

これらのスキルは、プロジェクトを効率的に遂行するのに欠かせない要素です。管理職ではチームを指揮管理するうえでメンバーのモチベーションを高め、メンバーを導くことも必要です。管理職としてのキャリアを築ければ年収1,000万円も夢ではありません。

副業で稼ぐ・フリーランスになる

フリーランスの社内SEとして独立することで、年収1000万円を目指す方法もあります。たとえば、フリーランスの社内SEとして月額単価が85万円の案件を12ヶ月間受注できれば、年収は1020万円となります。

また、会社員として仕事を続けながら、終業後や休日に副業をして年収を増やす方法もおすすめです。社内SEがフリーランスとしての案件を獲得する手段として、主に以下のような方法が挙げられます。

  • フリーランス向けのエージェントサービスの利用
  • クラウドソーシングの利用
  • SNSやブログの活用
  • 知人の紹介

フリーランスの案件は、スキルと実績次第では会社員以上の年収が期待できます。レバテックフリーランスでは、単価交渉はもちろん、希望や経験に合った案件の紹介を行っています。利用は無料なので気軽にお問い合わせください。

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給料上がらないからやめとけ?社内SEの実情

社内SEとして働いていても、なかなか給料が上がらないと感じる人もいるようです。その理由として、以下3点があげられます。

  • 高度な専門知識がなくてもこなせてしまいスキルアップしにくい
  • 企業の生産性が可視化されにくく評価がされづらい
  • ほかのITエンジニア職と比較して年収は低め

上記の対策をしないと転職をしても年収アップを見込めない恐れがあるので、詳細を確認しておきましょう。社内SEの仕事内容について詳しくは、以下の記事が参考になります。

社内SEの仕事内容とは?やりがい・必要なスキル・年収目安も紹介

高度な専門知識がなくてもこなせてしまいスキルアップしにくい

社内SEの業務は、一般的に高度な専門知識がなくてもこなせることからスキルアップしにくい傾向にあります。社内SEの主な業務である社内システムの維持管理は、マニュアルを覚えてしまえばこなせることが多いです。

専門性が求められない仕事では、収入も少ないため、なかなか給料が上がらないのが実情です。仕事をこなしているだけでは技術が磨かれにくいといえるでしょう。自発的に学習し、技術を磨く努力が必要です。

給料を上げたいと考えているのなら、社内の要望・課題の解決策を提案するなどのアピールが必要です。

企業の生産性が可視化されにくく評価がされづらい

社内SEの主な業務は、社内システムの維持管理のため、生産性が可視化されにくく評価がされづらいです。営業職のように、業績が可視化されていれば、努力が給与や賞与に反映しますが、社内SEでは難しいといえるでしょう。

システムに問題が起こらないように維持管理するのが仕事なので「問題がなくて当然」と思われてしまいがちです。問題が起きた際に的確かつ迅速な対応ができたとしても、評価には繋がりにくいです。

ほかのITエンジニア職と比較して年収は低め

社内SEの年収はほかのITエンジニア職と比較すると低い傾向があります。理由は、「高度な専門知識がなくてもこなせる」「生産性が可視化されにくく評価がされづらい」ためです。

さらに、「ほかのITエンジニア職と比べて社内SEは残業が少ない」点があげられます。他職種は納期に追われての残業や休日出勤があり、残業代や休日出勤手当で稼げる場合があります。

一方、社内SEは基本的に、社内のサーバー・システム管理や、社員からの問い合わせ対応が中心で、残業が発生しにくいです。そもそもの就労時間の差からほかのITエンジニア職よりも給料が上がらない傾向があります。

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社内SEの今後・将来性

技術の進歩のスピードが早いIT業界の現状を踏まえると、社内SEに求められる知識・スキルは今後変化していく見込みです。また、IT人材全体の需要は依然として高く、5Gの普及・企業のDX推進に伴い、より高まっていくでしょう。

ここでは、社内SEの今後・将来性について詳しく説明します。IT業界で今後も活躍し続けるためにも、チェックしておきましょう。

業務内容が多様化し幅広い知識・スキルが求められる

社内SEの業務内容は、今後多様化していき、幅広い知識・スキルが求められるようになるでしょう。社内SEの業務範囲は会社によって大きく異なり、社員の問い合わせ対応から会社の経営戦略に関わるシステムの刷新までさまざまです。

キャリアを積むことで、一層業務内容は多様化していくケースは珍しくありません。具体的には、業務効率化のための社内システムの企画・開発や、外部ベンダーとのプロジェクト管理を求められるケースもあるようです。

近年では、ITリテラシーやセキュリティの強化を意識する企業が増えています。それに伴い、社内SEには今まで以上に幅広い知識・スキルが求められるようになっていくでしょう。

5Gの普及・企業のDX推進に伴いIT人材全体の需要が増加傾向にある

5G(第5世代移動通信システム)の普及・企業のDX推進に伴いIT人材全体の需要が増加傾向にあります。

業務効率のためのデジタル技術・情報技術が注目を集めています。たとえば、人工知能(AI)やロボティックプロセスオートメーション(RPA)の活用で、繰り返し業務を自動化することが可能です。

業務を自動化することで、社員はAIやRPAにはできない創造的な業務に集中しやすくなり、生産性の向上が期待できます。こうした理由からDX推進に伴うDX人材の採用を強化する企業が増えています。

社内SEにとって、DX推進の流れはスキルアップのチャンスです。今後の需要に備えて、知識・スキルを備えておくことで今後の活躍の場が広がるでしょう。

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未経験から社内SEを目指すにあたって求められるスキル

未経験から社内SEを目指す場合、以下のようなスキルを持っていることが望ましいです。

  • 応募先企業の業界・事業に関する知識
  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル

それぞれ具体的にどのようなスキルなのか、社内SEの仕事でどう活かせるのか詳しく解説します。未経験から社内SEを目指そうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

応募先企業の業界・事業に関する知識

社内SEは、各部署の課題改善が求められるため、応募先企業の業界・事業に関する知識が欠かせません。課題解決のシステムを企画するには、業界・事業の流れを踏まえて分析する必要があるためです。

社内SEが未経験であっても、応募先企業の業界・事業で働いたことがあれば評価される可能性は高いです。応募する企業を選ぶ際は、現職・前職に関係する業界・事業を選んでみると良いでしょう。

マネジメントスキル

企業によっては、自社でシステム開発を行わず、ベンダーに依頼する場合もあります。この場合、社内SEがプロジェクトの進行をチェックや指示出し、工数管理など、プロジェクトマネージャーとしての業務を任されるケースもあります。

コミュニケーションスキル

社内SEは、システムやPC、PC周辺機器に関する社員の問い合わせ対応も業務のうちです。そのため、相手がどのようなことに困っているのか、どういった状況にあるのか聞き取るコミュニケーションスキルが求められます

システム開発を行う場合、チームメンバーのほかに経営陣との連携が必要になる場合もあります。また、業務効率の向上のためには、まず、社員がどのような業務を行い、どういった点で苦労をしているのか把握しなくてはなりません。

そうした他部署や経営陣の意見を取り入れるためのコミュニケーションスキルも、社内SEにとって欠かせないスキルの1つです。

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社内SEの年収関するよくある質問

社内SEの年収に関するよくある質問に答えていきます。

Q. 社内SEの平均年収はどの程度ですか?

社内SEの平均年収は約593万円です。ただし、雇用形態や経験、スキルなどによって年収は大きく異なります。

Q. 社内SEとして活動する場合、資格は必要ですか?

資格は必要ありませんが、就職や転職に役立つため、資格を取得した方が良いです。たとえば、ネットワークスペシャリスト試験、プロジェクトマネージャ試験、情報処理安全確保支援士、システムアーキテクト試験等の資格が役立ちます。

Q. 社内SEの業務内容について教えてください。

社内SEは、社内インフラの整備業務、セキュリティ対策、社内システムの企画開発業務、ベンダーの進捗管理などを担います。

Q. 社内SEに必要なコミュニケーションスキルは具体的にどのようなものですか?

社内SEは専門的な内容をわかりやすく説明できるコミュニケーションスキルが求められます。たとえば、ITに関する知識がない社員にも理解できるように問題解決に繋がる内容を説明する必要があります。

※本記事は2024年1月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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