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SE(システムエンジニア)の平均年収|男女・年齢別の年収相場

SEの平均年収は約569万円です。これは厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(2019年分)をもとに算出したもので、同調査におけるSEの平均年齢は約39歳、平均勤続年数は約12年です。また、男女別のデータでは、男性SEの平均年収が約584万円、女性SEの平均年収は約497万円となっています。

本記事では、業種別、都道府県別の年収データや、SEが年収1000万円を目指す方法、年収アップを狙えるキャリアパス、年収アップに役立つ資格なども紹介しています。

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目次

SEの平均年収
SEとプログラマーの年収比較
SEが年収1000万円を目指すには
SEが年収アップを狙えるキャリアパス
SEの年収アップに役立つ資格
SEの年収についてのよくある質問

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SEの平均年収

仕事中に、パソコンの上に顔を伏せて居眠りしている男性の画像

SE(システムエンジニア)の平均年収は、雇用形態や労働形態、経験年数、年齢などの属性や、社会の景気動向などによって変わるため、ここではSEの男女別、年齢別、業種別、都道府県別の年収データに加え、SIerのSE、社内SE、派遣SE、フリーランスSEなど、さまざまな区分で平均年収や給料を紹介していきます。

会社員SEの平均年収は約569万円

厚生労働省が発表した2019年分の「賃金構造基本統計調査」によると、従業員数10名以上の企業で働くSEの平均年収は約569万円です。

※参考 : 厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

なお、国税庁が実施した同年分の「民間給与実態統計調査」では、日本の民間企業における給与所得者の平均年収は約436万円とされているので、さまざまな業種・職業の中でもSEの平均年収は比較的高い水準にあるといえます。

※参考 : 国税庁「令和元年分民間給与実態統計調査」

SEの平均年収が高い理由のひとつには、IT業界の慢性的な人材不足が挙げられます。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発行した「IT人材白書2020」における日本国内のIT企業を対象にした調査で、IT人材が「大幅に不足している」もしくは「やや不足している」と回答した企業は全体の93%に上っていることからも、SEの需要の高さがうかがえます。

※参考 : IPA(独立行政法人情報処理推進機構)「IT人材白書2020」

また、SEの平均年収は、企業の規模が大きくなるにつれ高くなる傾向にあります。2019年分の賃金構造基本統計調査によれば、一般的に「大企業」に分類される従業員1000人以上の企業で働くSEの平均年収は約627万円で、毎月の給料・ボーナスともにSE全体の平均額を上回っています。

賃金構造基本統計調査をもとに、SEの平均年収や平均年齢、平均勤続年数などを企業規模別にまとめた表を以下に掲載します。

会社員SEの平均年収(令和元年賃金構造基本統計調査)
  企業規模
10~99人
企業規模
100~999人
企業規模
1000人以上
企業規模
10人以上
年収 536万9100円 532万2300円 627万2300円 568万9000円
月収 38万4300円 35万7300円 39万7800円 38万円
ボーナス等 75万7500円 103万4700円 149万8700円 112万9000円
年齢 40.3歳 38.2歳 38.3歳 38.8歳
勤続年数 10.1年 12.4年 13.2年 12.0年
残業時間 8時間 15時間 17時間 14時間

※上記の表では、令和元年賃金構造基本統計調査における「きまって支給する現金給与総額」を「月収」、「年間賞与その他特別給与額」を「ボーナス等」、「超過実労働時間」を「平均残業時間」と表記しています。
※「年収」は、「月収」の12ヶ月分と「ボーナス等」との合計金額です。

男性SEの平均年収は約584万円

2019年分の賃金構造基本統計調査によれば、男性SEの平均年収は約584万円です。年代別に見ると、50代前半の平均年収が最も高く、約727万円です。20代前半の平均年収は約339万円で、20代後半、30代、40代と年齢が上がるごとに平均年収も上がっていく傾向があります。

以下は賃金構造基本統計調査をもとに、20代・30代・40代・50代の男性SEの平均年収をまとめた表です。

男性SEの年代別平均年収(令和元年賃金構造基本統計調査)
    企業規模
10~99人
企業規模
100~999人
企業規模
1000人以上
企業規模
10人以上
20~24歳 306万7100円 326万9200円 363万7700円 339万3400円
25~29歳 412万9800円 418万8000円 490万7500円 446万5600円
30~34歳 486万5000円 516万2000円 612万5300円 545万6900円
35~39歳 533万800円 574万6200円 696万5900円 598万3100円
40~44歳 595万1500円 617万9700円 770万3600円 657万6300円
45~49歳 618万1300円 643万2100円 731万1100円 670万1900円
50~54歳 655万8600円 670万100円 831万2400円 726万9000円
55~59歳 648万3600円 667万8700円 833万8000円 724万2800円

※平均年収の計算方法は上記の表と同様です。

女性SEの平均年収は約497万円

2019年分の賃金構造基本統計調査によると、女性SEの平均年収は約497万円です。年代別に見ると40代前半が最も高く、約613万円です。20代前半の平均年収は約343万円ですが、30代前半になると平均年収は約496万円に大きくアップしています。

賃金構造基本統計調査をもとに、20代・30代・40代・50代の女性SEの平均年収をまとめた表は以下のとおりです。

女性SEの年代別平均年収(令和元年賃金構造基本統計調査)
    企業規模
10~99人
企業規模
100~999人
企業規模
1000人以上
企業規模
10人以上
20~24歳 309万7800円 321万8700円 366万4500円 342万8700円
25~29歳 382万7000円 409万3600円 494万5100円 441万7000円
30~34歳 412万8900円 466万3900円 549万1800円 495万9300円
35~39歳 468万5700円 503万9700円 555万900円 505万7500円
40~44歳 553万5100円 589万3700円 672万4200円 613万4500円
45~49歳 548万1000円 533万8200円 568万4000円 549万2100円
50~54歳 531万7000円 630万8900円 637万2900円 610万5500円
55~59歳 572万円 608万9300円 613万3500円 602万8500円

※平均年収の計算方法は上記の表と同様です。

SEの業種別平均年収

SEは業種によっても平均年収の相場が異なります。参考までに、2021年3月時点でレバテックフリーランスに掲載されている求人・案件の平均月額単価をもとに算出した業種別の平均年収データ(SE以外の職種も含む)は、以下のとおりです。

レバテックフリーランスの業種別平均年収
業種 平均年収
銀行 792万円
証券 816万円
クレジットカード・信販 840万円
生命保険 780万円
損害保険 780万円
官公庁 744万円
医療・福祉 864万円
人材・教育 876万円
小売 876万円
ECサイト 864万円
通信 780万円
放送・出版・音楽・芸能 780万円
コンシューマーゲーム 828万円
ソーシャルゲーム 792万円
ビッグデータ 900万円

※上記の表では、2021年3月時点でレバテックフリーランスに掲載されている求人・案件の平均月額単価(税金・保険料を差し引く前の金額)の12ヶ月分を「平均年収」と表記しています。

なお、これらはあくまでレバテックフリーランスの公開案件をもとにした金額であるため、各業種のSE全体の平均年収を表したものではありません。

SEの都道府県別平均年収

2019年分の賃金構造基本統計調査で男性SEの平均年収が高かった都道府県は以下のとおりです。

男性SEの平均年収が高い都道府県ランキング(令和元年賃金構造基本統計調査)
  都道府県 平均年収
1位 神奈川県 691万2000円
2位 栃木県 654万8000円
3位 愛知県 645万5400円
4位 鹿児島県 616万4700円
5位 大阪府 605万円

※上記の表では、令和元年賃金構造基本統計調査における「きまって支給する現金給与総額」の12ヶ月分と「年間賞与その他特別給与額」の合計金額を「平均年収」と表記しています。

これらの都道府県でSEの平均年収が高くなっている要因としては、年齢、勤続年数、残業時間がいずれも全国平均を上回っていることが挙げられるでしょう。

反対に、男性SEの平均年収が低かった都道府県は下記のとおりとなっています。

男性SEの平均年収が低い都道府県ランキング(令和元年賃金構造基本統計調査)
  都道府県 平均年収
1位 沖縄県 389万3200円
2位 鳥取県 394万6000円
3位 島根県 400万7700円
4位 愛媛県 427万9900円
5位 高知県 428万1400円

※平均年収の計算方法は上記の表と同様です。

上位の3県は勤続年数がいずれも1桁台で、年齢や残業時間も全国平均を下回っています。

SIerで働くSEの平均年収

メーカー系、ユーザー系、独立系などのSIerで働くSEは多くいます。2017年に経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、「SE・プログラマ(顧客向けシステムの開発・実装)」の平均年収は約594万円となっています。ただし、これはSIerのSE以外も含むと考えられる区分の平均年収であるため、目安のひとつと考えましょう。

※参考 : 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」

また、参考までに、2021年3月時点でレバテックフリーランスに公開されている「受託開発」の求人・案件の平均月額単価は66万円です。12ヶ月分を年収と考えると、平均年収は792万円となります。

受託開発の求人・案件一覧

社内SEの平均年収

社内SEとは、一般的に社内システムの開発や運用を担当するエンジニアのことを指します。社内SEの具体的な仕事内容は企業によって幅があり、明確な定義のもとに社内SEの平均年収を算出した公的なデータはありませんが、厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)には、「社内システムエンジニア(主にシステムの設計に従事するもの)」を含むとされる「システムエンジニア(基盤システム)」の年収データが掲載されており、平均年収は約667万円となっています。

※参考 : 厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET)「システムエンジニア(基盤システム)」

関連記事 : 社内SEの平均年収|転職した場合の給料や20代・30代・40代の年収差は?

派遣SEの平均年収

派遣SEは、常用型派遣のSEを指す場合と、登録型派遣のSEを指す場合がありますが、ここでは登録型派遣のSEを「派遣SE」として扱います。

派遣SEの平均年収の目安として、賃金構造基本統計調査の「正社員・正職員以外の雇用期間の定め有り」「情報通信業」で働く人の賃金データを参照すると、2019年分では約380万円と計算できます。ただし、上記のデータにはSE以外の職種も含まれることは留意してください。

フリーランスSEの平均年収

フリーランスSEの年収は、働き方やスキルによって大きく異なります。たとえば、週5日以上稼働するフリーランスSEと、土日だけ副業として働くフリーランスSEでは、当然ながら年収にかなり開きが出てきます。

そのため、フリーランスSE全体の平均年収を算出するのは難しいといえますが、目安としてレバテックフリーランスの求人・案件の平均月額単価を参照してみましょう。

レバテックフリーランスで公開されているSE(システムエンジニア)の求人・案件の平均月額単価は、2021年3月時点で約72万円です。単純に12ヶ月分に換算した場合、フリーランスSEの平均年収は、約864万円というのが目安になるでしょう。

フリーランスSEの年収相場

※参考 : SE (システムエンジニア)の求人・案件一覧

平均年収(フリーランス) 864万円
最高年収 1740万円
最低年収 336万円

※上記の表では、2021年3月時点におけるレバテックフリーランスの公開案件の単価をもとに金額を計算しています。

しかし、即戦力が求められるフリーランスSEにはもともと経験豊富なエンジニアが多いこと、年間を通して継続的に案件を獲得できるとは限らないこと、基本的に収入の中から自分で税金や社会保険料を納めなければいけないことなどを考えると、一概に「会社員SEよりもフリーランスSEのほうが年収水準が高い」とはいえないでしょう。そのほかにも有給休暇やボーナス、残業代をはじめ各種手当の有無など、会社員SEとフリーランスSEは、収入の面でさまざまな違いがあります。

関連記事 : システムエンジニア(SE)とは|仕事内容やスキル、年収、プログラマーとの違いも解説

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SEとプログラマーの年収比較

棒グラフの資料の上にドル紙幣が重なって置かれている画像

2019年分の賃金構造基本統計調査によれば、SEの平均年収は約569万円で、プログラマーの平均年収は約426万円。SEの平均年収は、プログラマーよりも約143万円高いことが分かります。

SEの平均年収がプログラマーよりも高い理由のひとつは、基本的にSEはシステム開発の上流工程を担当し、プログラマーは下流工程を担当することが多いためです。具体的な仕事内容はプロジェクトや職場によって違いますが、SEはシステム開発において要件定義や設計といった工程を担当し、プログラマーはSEが作成した設計書をもとにプログラミングを行うというのが、一般的な役割分担です。

そのため、IT業界では、プログラマーからキャリアアップしてSEになるのは比較的メジャーなキャリアパスになっています。同調査における職業別の平均年齢を見ても、プログラマーの平均年齢が33.8歳であるのに対し、SEの平均年齢は38.8歳と、約5歳の差があることが分かります。

以下の表では、同年分の賃金構造基本統計調査をもとに、プログラマーの平均年収や平均年齢、平均勤続年数などを、企業規模別にまとめました。

プログラマーの平均年収(令和元年賃金構造基本統計調査)
  企業規模
10~99人
企業規模
100~999人
企業規模
1000人以上
企業規模
10人以上
年収 389万8200円 427万4100円 547万7600円 425万8000円
月収 29万500円 30万800円 36万2500円 30万4400円
ボーナス等 41万2200円 66万4500円 112万7600円 60万5200円
年齢 33.7歳 32.9歳 36.1歳 33.8歳
勤続年数 5.6年 7.5年 11.1年 7.1年
残業時間 9時間 14時間 22時間 13時間

※各項目は「SEの平均年収」にある表と同様の形式で表記しています。

 

関連記事 : プログラマーとシステムエンジニア(SE)の違い|仕事内容や年収、将来性を比較

SEが年収1000万円を目指すには

顎に手をあてて、お金について考えている女性の画像

SEが年収1000万円を稼ぐためには、「ひとつの企業に長く勤める」「キャリアアップを目指す」「日頃からスキルアップを意識する」「給与水準が高い大企業に転職する」「フリーランスSEとして独立する」といった方法が考えられます。

年収1000万円は、SEに限らず、高収入を得たいエンジニアの多くが目標とする数字です。年収アップを目指すSEに向け、それぞれの方法について以下で詳しく紹介します。

長く勤める

企業の評価制度にもよりますが、たとえ初任給が低かったとしても、一般論として勤続年数が長くなるほど業務経験も深くなり、結果的に待遇面で良い評価を受けられる可能性が高まります。もちろん、漫然と仕事をこなすだけでは難しいですが、「短期間で転職を繰り返している人は採用しない」「勤続年数が年収に影響する」といった方針の企業もあるため、ひとつの職場でキャリアを構築していくのは、SEが高収入を目指すひとつの方法といえます。

ただし、企業によっては給料に上限があり、どれだけ長く勤務しても年収1000万円には到達しない場合があることは留意しておきましょう。

キャリアアップする

SEが年収1000万円を目指すためのメジャーな手段のひとつが、SIerなどで見られる「PG(プログラマー)→SE(システムエンジニア)→PL(プロジェクトリーダー)→PM(プロジェクトマネージャー)」といったエンジニアのキャリアパスにのっとり、職位を上げていくという方法です。

SEがPLやPMへのキャリアアップを実現するためには、マネジメントスキルを高めていくことが大切です。また、データベース、ネットワーク、セキュリティなどの技術を突き詰めてスペシャリストを目指す、主任・係長・課長・部長など社内の役職に就くといった方法でも、年収アップを実現できる可能性があります。

スキルアップする

SEを含め、ITエンジニアは高度なスキルを持っているほど、高収入を得られる可能性が高まる職業といえます。

「IT人材白書2020」でも、高度なスキルを要する業務を担当している「先端IT従事者」と「先端IT非従事者」では年収に差があることが示されており、前者は年収1000万円以上の割合が約19%であるのに対し、後者は9%程度に留まっています。なお、調査対象者は40代・50代のエンジニアが中心になっているため、年収分布としては実際よりも高めになっていると考えられます。

同書において「先端IT従事者」と定義されているのは、以下のようなスキルを用いる仕事を担当するエンジニアです。

  • データサイエンス
  • AI・人工知能
  • IoT(Internet of Things)
  • デジタルビジネス / X-Tech
  • アジャイル開発 / DevOps
  • AR / VR
  • ブロックチェーン
  • 自動運転 / MaaS
  • 5G

また、プログラミングスキルに関しても、ニーズが高いプログラミング言語を用いた開発経験のあるSEは、年収アップを実現しやすいでしょう。機械学習の実装に使われるPythonをはじめ、需要が増している分野と関連する言語や、Swift、Kotlin、Go言語、Scalaなどスキルの希少性が高い言語は、年収相場も高くなる傾向があります。

そのほか、コミュニケーションスキル、マネジメントスキルなどのヒューマンスキルも、SEとしての評価を高めるうえでは重要です。

大企業へ転職する

前述のとおり、SEは勤めている会社の企業規模が大きくなるにつれて平均年収が上がる傾向があるため、大企業へ就職・転職して年収1000万円を目指すという方法もあります。

これまでのキャリアを踏まえて、大企業への転職は難しいと考えている人もいるかもしれませんが、たとえば、SESで大企業の現場に常駐して作業を行ってきた経験があれば、転職時に十分な実績・スキルがあると判断される可能性もあります。また、企業規模が小さい会社で仕事をしていたゆえに、幅広い領域を担当してきたという経験があれば、大きな武器になり得ます。

ただし、転職する場合は、一般的に年齢が高くなれば求められるレベルも上昇し、門が狭くなっていく点は理解しておきましょう。また、「大企業なら必ず高収入を得られる」というわけではなく、ベンチャー企業やスタートアップ企業でも高年収を実現できる可能性はあるため、就職や転職の前に年収相場を調べておくことが大切といえます。

フリーランスとして独立する

経験やスキルに自信のあるSEなら、フリーランスSEとして独立するという方法でも年収1000万円を実現できる可能性があります。

ただし、フリーランスは純粋な技術力だけでなく、案件を獲得するための人脈や営業スキルも重要です。会社員として企業に勤めているときから独立の準備をしっかりと進めておく、独立後はフリーランスエンジニア向けのエージェントを活用するといった対策が必要になるでしょう。

関連記事 : システムエンジニアに必要なスキル|転職・独立に役立つSEのスキルアップ方法

SEが年収アップを狙えるキャリアパス

SEが年収アップを狙えるキャリアパスとしては、「プロジェクトリーダー(PL)」や「プロジェクトマネージャー(PM)」、「ITコンサルタント」、「ITアーキテクト」などが挙げられます。また、「AIエンジニア」、「IoTエンジニア」、「データサイエンティスト(データエンジニア)」といった需要が高い先端技術を扱う職種に転職することで年収アップを実現する、というキャリアパスもあるでしょう。

ここでは「プロジェクトマネージャー(PM)」、「ITコンサルタント」、「ITアーキテクト」という3つの職種の仕事内容と年収について説明します。

プロジェクトマネージャー(PM)

プロジェクトマネージャー(PM)は、SEの主なキャリアパスとして紹介されることが多い職種です。仕事内容は、計画策定、人員調達、予算管理、進捗管理など、プロジェクトの責任者として全体を統括することです。

SEからプロジェクトマネージャーになるには、システム開発の経験を積み、マネジメントスキルやコミュニケーション能力を高めることが重要といえるでしょう。

※参考 : 厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET)「プロジェクトマネージャ(IT)」

プロジェクトマネージャー(PM)の年収

「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、IT関連企業で働くプロジェクトマネージャーの平均年収は約892万円です。

また、2021年3月時点でレバテックフリーランスに公開中の求人・案件をもとにしたプロジェクトマネージャーの平均月額単価・年収例(平均月額単価の12ヶ月分)は以下のとおりです。

フリーランスプロジェクトマネージャー(PM)の年収相場

参照元 : プロジェクトマネージャー(PM)の求人・案件一覧

平均年収(フリーランス) 900万円
最高年収 1740万円
最低年収 360万円

※上記の表では、2021年3月時点におけるレバテックフリーランスの公開案件の単価をもとに金額を計算しています。

関連記事 : プロジェクトマネージャー(PM)の年収|役立つスキルや資格も解説

ITコンサルタント

ITコンサルタントの仕事は、ITの知見をもとにクライアントの経営戦略策定に関するコンサルティングを行ったり、ITシステムを活用して顧客の事業課題の解決にあたったりすることです。

「ヒアリングした内容にもとづき、クライアントの要望を実現するためにシステム開発を行う」という意味では、SEが担当する要件定義や設計の工程と、ITコンサルタントの仕事内容には共通する部分もあると考えられますが、ITコンサルタントはSEよりも経営に近い領域で問題解決にあたることが多く、SEが担当する仕事のさらに上流工程を担うイメージになるでしょう。

※参考 : 厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET)「ITコンサルタント」

ITコンサルタントの年収

「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によれば、IT関連企業で働くITコンサルタントの平均年収は約929万円です。

また、2021年3月時点でレバテックフリーランスに公開されている求人・案件をもとに計算したITコンサルタントの平均月額単価・年収例(平均月額単価の12ヶ月分)は以下のとおりです

フリーランスITコンサルタントの年収相場

参照元 : ITコンサルタントの求人・案件一覧

平均年収(フリーランス) 936万円
最高年収 1740万円
最低年収 480万円

※上記の表では、2021年3月時点におけるレバテックフリーランスの公開案件の単価をもとに金額を計算しています。

関連記事 : ITコンサルタントの平均年収|高い理由や未経験から目指す方法を解説

ITアーキテクト

ITアーキテクトは、クライアントのビジネス戦略・IT戦略における課題を分析したうえで、それらを解決・実現するためのソリューションアーキテクチャ設計を行う仕事です。

経済産業省とIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が定めた「ITスキル標準(ITSS)」の定義によると、ITアーキテクトは「アプリケーションアーキテクチャ」「インテグレーションアーキテクチャ」「インフラストラクチャアーキテクチャ」の3つの専門分野に分けられます。

※参考 : 経済産業省・IPA(独立行政法人情報処理推進機構)「職種の概要と達成度指標(4)ITアーキテクト」

ITアーキテクトの年収

「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」では、IT関連企業で働く「高度SE・ITエンジニア(基板設計担当・ITアーキテクト)」の平均年収は約778万円とされています。

また、2021年3月時点におけるレバテックフリーランスのITアーキテクトの求人・案件をもとに計算した平均月額単価・年収例(平均月額単価の12ヶ月分)は、以下になります。

フリーランスITアーキテクトの年収相場

参照元 : ITアーキテクトの求人・案件一覧

平均年収(フリーランス) 972万円
最高年収 1380万円
最低年収 660万円

※上記の表では、2021年3月時点におけるレバテックフリーランスの公開案件の単価をもとに金額を計算しています。

関連記事 : ITアーキテクトの平均年収|年収アップに役立つ資格やスキルは?

SEの年収アップに役立つ資格

「Freelance」の文字とドル紙幣、赤いペンが置かれた画像

SEは資格が必須な職種ではありませんが、資格があると会社によっては資格手当がついたり、昇給や管理職への昇進に役立ったりする可能性があります。また、就職・転職活動においても、保有資格はスキルの証明やSEとしての向上心のアピールにつながるでしょう。

SEの年収アップに役立つ可能性がある資格としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • オラクルマスター(ORACLE MASTER)
  • シスコ技術者認定試験
  • ITコーディネータ
  • 認定スクラムマスター

なお、SEとしての経験年数や実際の仕事内容によって有用な資格は違うため、上記はあくまでも例と考えましょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、エンジニアの登竜門といわれる国家資格です。確率・統計・線形代数などの応用数学から、プログラミング、ハードウェア・ソフトウェアの基礎、データベース、ネットワーク、セキュリティ、プロジェクトマネジメント、マーケティング、経営・システム戦略、関連法規に至るまで、システム開発に必要な知識が幅広く問われます。

※参考 : IPA(独立行政法人情報処理推進機構)「基本情報技術者試験」

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位資格にあたる国家資格で、取得すればシステム開発やIT基盤の構築において、より高度な応用的知識・スキルを備えたITエンジニアであることを証明できます。午後の試験は記述式となっている点でも、基本情報技術者試験より難易度は高くなっています。

※参考 : IPA(独立行政法人情報処理推進機構)「応用情報技術者試験」

オラクルマスター(ORACLE MASTER)

オラクルマスター(ORACLE MASTER)は、オラクル(Oracle)社が自社製品である「Oracle Database」の管理スキルを認定するベンダー資格です。Oracle DatabaseはMySQLやMicrosoft SQL Serverなどと共に、世界的にもシェアが高い関係データベース管理システム(RDBMS)のひとつであるため、取得しておくとさまざまな現場で役立つ可能性があります。試験の難易度に応じて、ブロンズ(Bronze)・シルバー(Silver)・ゴールド(Gold)・プラチナ(Platinum)という4つのレベルに分かれています。

※参考 : Oracle University「ORACLE MASTER Portal - be an ORACLE MASTER - | オラクル認定資格制度」

シスコ技術者認定試験

シスコ技術者認定試験は、大手ネットワーク機器メーカーとして知られるシスコシステムズ(Cisco Systems)社が認定するベンダー資格です。「エントリー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」「アーキテクト」という5つのグレードがあり、ネットワークの基礎知識やソフトウェア開発に必要なスキルが問われるアソシエイトレベルの「CCNA」のほか、プロフェッショナルレベルの「CCNP」、エキスパートレベルの「CCIE」などの資格が用意されています。

※参考 : Cisco「シスコ技術者認定 - トレーニング & 認定」

ITコーディネータ

ITコーディネータ(ITC試験)は、特定非営利活動法人ITコーディネータ協会が運営する経済産業省推進資格です。ITと経営の両方に精通していることを証明できる資格といえます。資格の認定を受けるには、ITコーディネータ試験に合格することと、ケース研修を修了することが必要で、毎年資格の更新が必要になります。

※参考 : ITコーディネータ協会(ITCA)

認定スクラムマスター

認定スクラムマスターとは、NPO団体のスクラムアライアンス(Scrum Alliance)が認定する、アジャイル開発手法のひとつであるスクラムを実践するために必要な知識・スキルを証明できる資格です。資格を取得するには、所定のトレーニングなどを受講したのち、試験に合格する必要があります。

※参考 : Scrum Alliance「Certified ScrumMaster (CSM) Course」

関連記事 : システムエンジニア(SE)に必要な資格|難易度や取得方法、独学のポイントは?

SEの年収についてのよくある質問

絵で書かれた小さな男性を、虫眼鏡で上から覗き込む女性の画像

SEの年収に関するよくある質問と回答をまとめました。

Q. SEの平均年収はいくらですか?

A. 厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(2019年度)をもとに算出すると、SEの平均年収は約568万9000円です。なお、男性SEの平均年収は約584万2000円、女性SEの平均年収は約497万3000円となっています。また、2021年3月時点でレバテックフリーランスに掲載されているSEの求人・案件の平均月額単価は約72万円で、単純に12ヶ月分に換算すると、平均年収は約864万円になります。

Q. SEが年収1000万円を目指すことは可能ですか?

A. SEは年収1000万円を目指すことも可能な職種です。しかし、SEを含めITエンジニアの年収は実務経験の年数やスキルレベルによって大きく変動します。SEが収入をアップさせて年収1000万円を稼ぐためには、PLやPMなどの職種にキャリアアップする、AIやIoTなどの需要が高いスキルを習得する、年収相場が高い企業に転職する、フリーランスSEとして独立する、といった方法が考えられます。

Q. SEとプログラマーの平均年収はどのくらい違いますか?

A. 厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(2019年度)をもとに算出したプログラマーの平均年収は約425万8000円であるため、SEとプログラマーの平均年収には143万円ほどの違いがあるといえます。ITエンジニアはプログラマーからスタートしてSEになる、というキャリアパスをたどるケースも多く、同調査のデータでは平均勤続年数、平均年齢の数字もSEのほうが大きくなっています。

関連記事 : プログラマーの平均年収・給料|未経験からの転職でどれくらい稼げる?

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

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