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ITアーキテクトのキャリアパス|ITコンサルタントやPMとの違いは?

ITアーキテクトのキャリアパスに関連する仕事として、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャー(PM)、CTO・CIOといった職種が挙げられることがあります。この記事では、それぞれの仕事内容、年収の違いや、ITアーキテクトになるまでのキャリアパス、ITアーキテクトにキャリアアップするために必要なスキルなどを解説します。

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目次

ITアーキテクトのキャリアパス
ITアーキテクトになるまでのキャリアパス
ITアーキテクトとITコンサルタントの違い
ITアーキテクトとプロジェクトマネージャーの違い
ITアーキテクトへのキャリアアップに必要なスキル
ITアーキテクトの需要と将来性
ITアーキテクトのキャリアパスに関するよくある質問

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ITアーキテクトのキャリアパス

ITアーキテクトのキャリアパスとしては、ITコンサルタントや、CTO・CIOといった職種が考えられます。

ITコンサルタント

経済産業省・独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が定める「ITスキル標準V3」の定義をもとにすると、ITコンサルタントとは、クライアントの経営戦略やビジネス戦略、IT戦略策定に対するカウンセリングやアドバイスを行い、ビジネス戦略やビジョンの実現、課題解決などに貢献し、IT投資の経営判断をサポートする職種です。

※参考 : 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「職種の概要と達成度指標(3)コンサルタント」

厚生労働省の職業情報提供サイトにもあるように、IT開発のコンサルティングでは、クライアントが抱える課題を分析し、システム構築によるソリューションを検討したり、情報機器やソフトウェア、データベース、ネットワーク、セキュリティなどを総合的に踏まえ、システム全体の構造や開発方針に関する提案をしたりする役割を担うため、ITアーキテクトとして培った経験やスキルを活かせる職種といえるでしょう。

※参考 : 厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET)「ITコンサルタント」

CTO・CIO

CTO(Chief Technology Officer)は「最高技術責任者」、CIO(Chief Information Officer)は「最高情報責任者」を意味する職種です。

IPAが発行した「IT人材白書2020」によると、CIOを置いているIT企業の割合は25.4%、CTOを置いているIT企業の割合は24.6%となっています。

※参考 : 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「IT人材白書2020」

CTO・CIOは、ともにDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進するうえで重要な職種と考えられており、同書に掲載されているIT企業に「DXを主導している人材」を尋ねたアンケート結果では、「CTO」と回答した企業が12.2%、「CIO」と回答した企業は8.6%となっていました。

関連記事 : ITアーキテクトとは|仕事内容・年収・必要なスキルや資格を解説

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ITアーキテクトになるまでのキャリアパス

ITアーキテクトになるには、まずプログラマーやシステムエンジニア(SE)としてシステム開発に関わり、要件定義や設計などシステム開発の上流工程にあたる仕事の経験を積んでからキャリアアップする、というキャリアパスをたどるのが一般的でしょう。

ITエンジニアとしての経験が浅い段階から、ITアーキテクトとして企業のビジネス戦略に関わるソリューションの枠組み策定、ソリューションアーキテクチャの設計などを行うことは難しいからです。

また、ITアーキテクトには幅広い知見が求められるため、実務経験を積むだけでなく、国家資格の「システムアーキテクト試験」にチャレンジするなど、自らスキルアップを図る努力も必要になるでしょう。

関連記事 : システムエンジニア(SE)のキャリアパス|就職・転職の面接でキャリアプランを聞かれたら?

ITアーキテクトとITコンサルタントの違い

ITアーキテクトと混同されやすい職種に、ITコンサルタントがあります。両者の仕事内容、年収の違いを以下にまとめました。

ITアーキテクトとITコンサルタントの仕事内容の違い

ITアーキテクトとITコンサルタントは、どちらもIT技術を駆使してクライアントのビジネス戦略の実現や課題の解決にあたる仕事といえます。しかし、「ITスキル標準V3」において、ITアーキテクトはIT投資の局面で「戦略的情報化企画(課題整理と分析、ソリューション設計)」を主な活動領域とする仕事内容と定義されているのに対し、ITコンサルタントはIT投資の局面では「経営戦略策定(目標およびビジョンの策定、ビジネス戦略策定)および戦略的情報化企画(課題整理および分析)」を主な活動領域とする仕事内容であるとされています。

※参考 : 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「職種の概要と達成度指標(4)ITアーキテクト」

実際の仕事内容の違いはケースバイケースですが、上記の定義を踏まえると、ITアーキテクトはクライアントの経営戦略にもとづいて課題を整理・分析し、ソリューション設計を行う職種であり、ITコンサルタントは経営戦略の策定そのものから携わっていく職種といえるでしょう。

ITアーキテクトとITコンサルタントの年収の違い

経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査」によると、「高度SE・ITエンジニア(基板設計担当・ITアーキテクト)」の平均年収は778.2万円でした。一方で、ITコンサルタントの平均年収は928.5万円と、ITアーキテクトを含むデータより150万円ほど高い結果となっています。

※参考 : 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査」

関連記事 : ITアーキテクトの平均年収|年収アップに役立つ資格やスキルは?

ITアーキテクトとプロジェクトマネージャーの違い

ITエンジニアのキャリアパスを考える際、ITアーキテクトと並んで取り上げられることが多い職種に、プロジェクトマネージャー(PM)があります。ITコンサルタントと同じく、両者の仕事内容と年収の違いを以下にまとめました。

ITアーキテクトとプロジェクトマネージャーの仕事内容の違い

プロジェクトマネージャーは、ITシステム開発のプロジェクトにおいて責任者にあたる仕事をこなします。「ITスキル標準V3」によると、プロジェクトマネージャーはIT投資の局面で「戦略的情報化企画(課題整理、分析、ソリューション設計)、開発(コンポネント設計、ソリューション構築)および運用、保守(ソリューション運用、ソリューション保守)」を主な活動領域とする仕事内容と定義されています。

※参考 : 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「職種の概要と達成度指標(5)プロジェクトマネジメント」

また、厚生労働省の職業情報提供サイトでは、「IT分野での開発を行うプロジェクトチームの責任者として、プロジェクト実行計画の作成、予算、要員、進捗の管理などを行う」仕事であると紹介されています。

※参考 : 厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET)「プロジェクトマネージャ(IT)」

このように、プロジェクトマネージャーは、ITアーキテクトよりもプロジェクトの運用に深く関わる機会が多い職種といえるでしょう。

ITアーキテクトとプロジェクトマネージャーの年収の違い

「IT関連産業の給与等に関する実態調査」によると、プロジェクトマネージャーの平均年収は891.5万円となっており、「高度SE・ITエンジニア(基板設計担当・ITアーキテクト)」の平均年収である778.2万円よりも110万円以上高い水準になっています。

同調査の中では、「プロジェクトマネージャーやプロデューサーなどの管理系職種のほうが、ITアーキテクトなどの高度SEやIT技術スペシャリストよりも給与平均が高い」という分析結果が示されています。

関連記事 : プロジェクトマネージャー(PM)の年収|役立つスキルや資格も解説

ITアーキテクトへのキャリアアップに必要なスキル

「ITスキル標準V3」では、ITアーキテクトに必要なスキル項目として以下を挙げています。

  • アーキテクチャ設計
  • 設計技法
  • 標準化と再利用
  • コンサルティング技法の活用
  • 知的資産管理活用
  • テクノロジ
  • インダストリ(ビジネス)
  • プロジェクトマネジメント
  • リーダーシップ
  • コミュニケーション
  • ネゴシエーション

※参考 : 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「スキル領域とスキル熟達度(4)ITアーキテクト」

また、「アプリケーションアーキテクチャ」「インテグレーションアーキテクチャ」「インフラストラクチャアーキテクチャ」という3つの専門分野ごとに、それぞれ要件定義、アーキテクチャ設計、実現可能性の評価に関するスキルが求められるとしています。

関連記事 : ITアーキテクトの資格|システムアーキテクト試験などの難易度・合格率は?

ITアーキテクトの需要と将来性

ITアーキテクトは、今後も需要が見込める将来性のある職種と考えられます。

「IT人材白書2020」における調査では、「重要と考え育成していきたいIT人材」として「IT人材レベル想定4-5&職種(コンサルタント、プロジェクトマネージャー、ITアーキテクト、自社の事業企画など)」を挙げた企業は全体の40%以上にのぼり、従業員規模1,001名以上の企業に限れば62.5%を占めるという結果が出ています。

今後さらにIT人材不足が進んでいくと予測されていること、DX推進の需要が高まっていることなどを考慮すると、ITアーキテクトのような高度なスキルを持ったIT人材の需要が現状より低下することは考えにくいでしょう。

関連記事 : DXエンジニアとは|DX人材に求められるスキルやおすすめの資格

ITアーキテクトのキャリアパスに関するよくある質問

ITアーキテクトのキャリアパスに関連するよくある質問と回答をまとめました。

Q. ITアーキテクトのキャリアパスにはどんなものがありますか?

A. ITアーキテクトのキャリアパスとしては、ITコンサルタント、CIO・CTOなどが考えられます。いずれの職種もより企業経営における責任が求められるポジションといえますが、ITアーキテクトとして培った経験やスキルを活かせる仕事です。

Q. ITエンジニアがITアーキテクトになるまでのキャリアパスの例にはどんなものがありますか?

A. ITエンジニアはプログラマー、システムエンジニアとしてキャリアを始め、システム開発の経験を積んでからITアーキテクトになるというキャリアパスをたどるケースが多いでしょう。経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査」では、「SE・プログラマとしてキャリアをスタートし、キャリアアップにより、管理系やアーキテクト系に職種が変わる」という流れが「IT業界の一般的なキャリアパス」と紹介されています。

Q. ITアーキテクトとITコンサルタントの違いは何ですか?

A. 経済産業省・IPAが策定した「ITスキル標準V3」の定義をもとにすると、ITアーキテクトは主にクライアントの経営戦略を実現するためのアーキテクチャ設計を行う職種であるのに対し、ITコンサルタントは経営戦略の策定にもコミットしていくという点が大まかな違いといえます。ただし、実際の仕事内容は明確に区別するのが難しい場合もあります。

関連記事 : ITコンサルタントとは|仕事内容、年収、転職に役立つスキルや資格など

最後に

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