C++の資格|独学で合格できる?試験内容や難易度、勉強方法を解説

C++の資格には、C++ Instituteが提供する「C++ Certified Associate Programmer」「C++ Certified Professional Programmer」などがあります。C++は業務システムや組み込みシステム、ゲームなど、さまざまな開発で使用されているメジャーなプログラミング言語のひとつです。資格取得のための勉強を通じて、C++の体系的な知識を獲得していけるでしょう。

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目次

C++とは?
C++の資格
C++の勉強方法
C++の資格に関するよくある質問

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C++とは?

C++は、世界的に広く使用されているプログラミング言語のひとつです。世界におけるプログラミング言語の人気度を示すTIOBE Indexのランキングでは、2021年3月時点でC言語、Java、Pythonに次ぐ第4位に入っています。

※参考 : index | TIOBE - The Software Quality Company

C言語にオブジェクト指向の考え方を取り入れ、改良した言語がC++です。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)から汎用的教育コンテンツとして提供されている資料によると、オブジェクト指向とは「現実社会の物や概念を、そのままコンピュータ・ソフトの単位(オブジェクト)として、システムを構築していこうとする、ソフトの構築方法」を指し、カプセル化やクラスの継承などの機能が用意されています。特に大人数で開発を進める際に、従来よりもスムーズに開発を進めやすくなります。

※参考 : IPA(独立行政法人情報処理推進機構)「講義ノート_オブジェクト指向」

関連記事 : C++の仕事内容とは?年収、求人・フリーランス案件事情も解説

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C++の資格

C++の資格としては、「C++ Certified Associate Programmer」「C++ Certified Professional Programmer」があります。

また、直接的にC++のスキルを問われる資格ではありませんが、C++エンジニアの仕事に役立つ可能性がある資格としては「C言語プログラミング能力認定試験」「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」などが挙げられます。

C++ Certified Associate Programmer

資格名 C++ Certified Associate Programmer
運営 C++ Institute
試験日 通年
受験料 295 USD
合格基準 80%の正答
受験資格 なし
公式サイト https://cppinstitute.org/cpa-c-certified-associate-programmer-certification
C++ Certified Associate Programmerの試験内容

C++ Instituteが認定するC++ Certified Associate Programmer(CPA)は、C++やオブジェクト指向プログラミングの基礎知識を有することを証明できる資格です。C++ Instituteが認定するC++ Certified Associate Programmerは、C++やオブジェクト指向プログラミングの基礎知識を有することを証明できる資格です。公式サイトによると、具体的には以下のような知識が問われます。

  • コンピュータプログラミングの普遍的な概念
  • C++の構文とセマンティクス、基本的なデータ型
  • オブジェクト指向モデルの原則とC++言語での実装
  • 標準のC++ライブラリを使用して実装の問題を解決する手段
C++ Certified Associate Programmerの難易度

C++ Certified Associate Programmerの合格率は公開されていませんが、試験内容はC++の基礎的な内容を問うものであり、80%という厳しめの合格基準であるものの、難易度は中程度といえるでしょう。問題は選択式ですが、英語の試験であるため、英文の試験問題を理解できる程度の英語力は必要です。

C++ Certified Professional Programmer

資格名 C++ Certified Professional Programmer
運営 C++ Institute
試験日 通年
受験料 295 USD
合格基準 70%の正答
受験資格 C++ Certified Associate Programmerの認定が必要
公式サイト https://cppinstitute.org/cpp-c-certified-professional-programmer
C++ Certified Professional Programmerの試験内容

C++ Certified Professional Programmer(CPP)は、CPAと同じくC++ Instituteが認定する資格です。CPAの上位資格にあたり、試験ではテンプレートや標準テンプレートライブラリなどの、より高度な内容に関連するコーディング能力を問われます。公式サイトによれば、具体的に問われるレベルは以下のとおりです。

  • C++テンプレートのメカニズム、テンプレート関数・クラス定義の理解
  • サードパーティのテンプレートを含むプロパティテンプレートのクラス・メソッドの使用
  • テンプレート関数とクラスの作成、I/O部分を含むC++のSTL(Standard Template Library)の知識
  • STLの事前定義されたクラスとメソッドを使用した一般的なプログラミングの問題解決
C++ Certified Professional Programmerの難易度

C++ Certified Professional Programmerの合格率は公開されていませんが、受験資格としてCPAの認定が必要であり、試験内容でもC++の発展的な内容が問われます。CPAと同様、英語の試験であることも踏まえると、難易度は高めといえます。

C言語プログラミング能力認定試験

資格名 C言語プログラミング能力認定試験
(C-Language Programming Skills Qualification Test)
運営 サーティファイ情報処理技術者能力認定委員会
試験日 1級・2級 : 1月、6月
3級 : 1月、6月、9月
※2020年度試験実績
受験料 1級 : 7,800円(税込)
2級 : 6,400円(税込)
3級 : 5,200円(税込)
合格基準 60%の正答
受験資格 なし
公式サイト https://www.sikaku.gr.jp/js/cp/
C言語プログラミング能力認定試験の試験内容

C言語プログラミング能力認定試験は、C言語を駆使して応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)を作成する能力を認定します。C++はC言語から派生した言語であり、試験勉強を通して学んだ知識は、C++エンジニアの仕事でも活かすことができるでしょう。各級に必要とされる能力は以下の通りです。

  • 1級 : C言語を駆使し、応用プログラムが作成できる能力を有する。また、使用しているOSについて理解している。
  • 2級 : 500行程度の小規模のプログラムを適切に書ける。また、各種基本アルゴリズムを理解している。
  • 3級 : C言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書ける。
C言語プログラミング能力認定試験の難易度

C言語プログラミング能力認定試験の公式サイトによると、2019年度の平均合格率は73.0%となっています。3級はこれからプログラミングを学び始める人も対象とした試験とされているので、初心者の場合はまず3級から合格を目指しましょう。

基本情報技術者試験

資格名 基本情報技術者試験
運営 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
試験日 上期、下期
受験料 5,700円(税込)
合格基準 午前、午後で100点満点中60点以上
受験資格 なし
公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
基本情報技術者試験の試験内容

基本情報技術者試験では、「情報技術を活用した戦略立案」や「システムの設計・開発・運用」に関する以下のような能力が問われます。C++エンジニアに限らず、ITエンジニアの仕事に必要な幅広い基礎知識を有することを証明できる資格といえます。

情報技術を活用した戦略立案

  • 対象とする業種・業務に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる
  • 上位者の指導のもとに、情報戦略に関する予測・分析・評価ができる
  • 上位者の指導のもとに、提案活動に参加できる

  • システムの設計・開発・運用

  • 情報技術全般に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる
  • 上位者の指導のもとに、システムの設計・開発・運用ができる
  • 上位者の指導のもとに、ソフトウェアを設計できる
  • 上位者の方針を理解し、自らソフトウェアを開発できる
基本情報技術者試験の難易度

2019年度の応募者数は169,170名で、合格率は25.7%となっています。国家試験である情報処理技術者試験の中では難易度が低めですが、合格率を考えると、公式サイトで公開されている過去問や参考書などでしっかりと対策する必要があるでしょう。

応用情報技術者試験

資格名 応用情報技術者試験
運営 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
試験日 春期、秋期
受験料 5,700円(税込)
合格基準 午前、午後で100点満点中60点以上
受験資格 なし
公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
応用情報技術者試験の試験内容

応用情報技術者試験では、基本情報技術者試験と同様に「情報技術を活用した戦略立案」と「システムの設計・開発・運用」に関する能力が問われますが、基本情報技術者試験よりは高水準の能力が求められます。

情報技術を活用した戦略立案

  • 経営戦略・情報戦略の策定に際して、経営者の方針を理解し、経営を取り巻く外部環境を正確に捉え、動向や事例を収集できる
  • 経営戦略・情報戦略の評価に際して、定められたモニタリング指標にもとづき、差異分析などを行える
  • 提案活動に際して、提案討議に参加し、提案書の一部を作成できる

システムの設計・開発・運用

  • アーキテクチャの設計において、システムに対する要求を整理し適用できる技術の調査が行える
  • 運用管理チーム、オペレーションチーム、サービスデスクチームなどのメンバーとして、担当分野におけるサービス提供と安定稼働の確保が行える
  • プロジェクトメンバーとして、プロジェクトマネージャー(リーダー)のもとでスコープ、予算、工程、品質などの管理ができる
  • 情報システム、ネットワーク、データベース、組み込みシステムなどの設計・開発・運用・保守において、上位者の方針を理解し、自ら技術的問題を解決できる
応用情報技術者試験の難易度

2019年度の応募者数は99,244名で、合格率は22.3%となっています。基本情報技術者試験の上位資格にあたる試験で、出題内容のレベルが上がるだけでなく、合格率も低めになっているため、十分な勉強が必要です。

関連記事 : C言語の資格・C言語プログラミング能力認定試験の難易度や勉強方法は?

C++の勉強方法

C++を勉強するには、主に「本やWebサイトなどで独学する」や「プログラミングスクールに通う」といった方法があります。

本やWebサイトなどで独学する

C++は、世界中にユーザーが存在する言語のため、初心者が学習しやすい書籍も多く存在します。初心者向けの書籍の多くはコンパイラのインストールなどから記載されており、スムーズに学習がスタートできるように体系立てられています。また、C++の学習ができるWebサイトも多く存在し、プログラムの誤りを指摘してくれるWebサイトもあります。料金が発生する場合もありますが、自分のペースで効率よく学習を進めるのに役立つはずです。

プログラミングスクールに通う

まったくのプログラミング初心者であり、かつある程度費用がかかってもかまわない場合は、プログラミングスクールに通うという方法もあります。プログラミングを身につけるには、各言語特有の命令文のほか、オブジェクト指向などの基礎的な概念を理解する必要があり、完全な独学で一からすべてを習得するには時間がかかります。しかし、プログラミングスクールに通えば、大抵の場合は講師がついてくれるため、学習に詰まった場合でも、講師から不明点やその周辺の必要知識を教えてもらえます。

関連記事 : C++の勉強方法|学習サイト、本、勉強会など初心者の独学におすすめの方法は?

C++の資格に関するよくある質問

C++の資格について、よくある質問をまとめました。

Q. C++に関連する資格にはどんなものがありますか?

A. C++に関連する資格としては、C++ Instituteの「C++ Certified Associate Programmer」「C++ Certified Professional Programmer」があります。そのほか、C言語の資格である「C言語プログラミング能力認定試験」や、ITエンジニア全般を対象とした「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」なども、C++エンジニアの仕事に役立つ可能性があるでしょう。

Q. C++ Instituteの試験は日本語で受験できますか?

A. 2021年3月時点で、C++ Instituteの「C++ Certified Associate Programmer」「C++ Certified Professional Programmer」の試験は、英語のみの提供となっています。そのため、日本語での受験はできません。

Q. C++を勉強するにはどんな方法がありますか?

A. C++を勉強するには、本やWebサイトなどを使って独学する、プログラミングスクールに通うといった方法があります。プログラミングがまったくの初めてで、資金にも余裕がある場合は、講師のサポートを受けながら勉強できるプログラミングスクールに通うとつまづきにくいでしょう。

関連記事 : プログラマーに必要なおすすめ資格一覧|取得方法も紹介

最後に

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