プログラマーに向いている人の特徴11選!診断や性格なども解説 | レバテックフリーランス
プログラマーに向いている人の特徴11選!診断や性格なども解説
Webプログラマーに向いている人は、コードを書く作業に没頭できるような集中力の高い人です。地道な作業やチームでの連携が必要なWebプログラマーには、ほかにも向いている人の特徴がさまざまあります。
Webプログラマーの適正を知るには、一度すべてを把握したうえで自分に当てはまるかチェックするのが大切です。そこで、プログラマーに向いている人の特徴を11つまとめて紹介します。これから目指そうと考えている方に向けて、必要なスキルや目指し方も解説するので、ぜひご一読ください。
そもそものプログラマーの仕事に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【エンジニアのプロ監修】プログラマーとは?仕事内容や年収、資格を紹介
目次
Webプログラマーに向いている人の特徴・性格
Webプログラマーの主な仕事は、コードを書き続けることです。そのため、集中力や論理的思考が求められます。
その一方で、プロジェクトのチームメンバーとの連携が必要な場面も多く、コミュニケーションをとる機会は多いです。そのため、コミュニケーションをとりつつ仕事をするのが好きな人や、協調性や柔軟性がある人が向いているといえるでしょう。
他にもWebプログラマーに向いている人の特徴はあり、まとめて11個を具体的に紹介します。
1.コミュニケーションをとるのが好き
Webプログラマーとしてシステム開発に携わる際は、プロジェクトチームのメンバーとの連携が必要です。疑問点がある際は適宜質問する、トラブルが生じた際は迅速に情報共有するなど、積極的にコミュニケーションをとる姿勢が求められるでしょう。
2.物事を論理的に考えられる
システム開発のテストにおいてバグが発生した際は、不具合の原因や適切な修正方法を筋道を立てて考える必要があります。Webプログラマーとして作業を効率的に進めたり課題をスムーズに解決したりするには、物事を論理的に考えることが大切になるでしょう。
3.好奇心が高く、学習意欲がある
技術は急速に進展しており、追いつくためには継続的に勉強してスキルアップを図る必要があります。最新の知識を身につけるために、常にアンテナを張り続けてIT業界に関する情報を集める好奇心が欠かせません。
また、業界のトレンドなどを意識した知識・スキルを身につける学習も大切です。
4.物事に集中して取り組める
Webプログラマーの仕事は、プログラミングコードを書き続けることです。また、同じような作業の繰り返しだったり、ミスのチェックも欠かせません。したがって、物事に集中して取り組めるような人がWebプログラマーに向いているといえます。
5.協調性がある
Webプログラマーは、一人で黙々とコードを書くだけではありません。基本的にプロジェクトの一員として、そのほかのメンバーと連携しながら仕事を進めるケースも多いです。
そのため、チームが円滑に仕事を進めやすくなるような協調性もWebプログラマーに欠かせません。
6.わからないことがあれば調べたり聞いたりできる
わからないことがあった際に、調べたり聞いたりできるかどうかは、Webプログラマーに欠かせない資質です。
プログラミング作業をしていると、自分の知識で対応しきれないエラーに出くわすケースはあり得ます。よくわからないまま、その場しのぎでなんとかしようとすると、後で大きな問題に発展しがちです。
わからないことをすぐに調べ、わからない場合は誰かに聞く勇気も大切です。ミスを防げ、必要以上に工数を割かずに済みます。
7.物事に柔軟に対応できる
Webプログラマーの活躍の場が幅広く、さまざまなプログラミング言語やスキルが求められます。また、クライアントの要望を聞いたり周囲と協力したりする状況も多いです。
さらに、プロジェクトによっては、設計・コーディングにルールが設けられるケースもあります。プロジェクトごとのルールを受け入れて仕事を進めるためにも、柔軟な対応力は欠かせません。
8.妥協せずに責任を持って仕事を遂行できる
エラーやバグのチェックもWebプログラマーの仕事の一部です。万が一納品後にエラーやバグが発覚した場合、大きな問題に発展したり、信頼関係が壊れたりする恐れがあります。
そのため、最後までしっかりチェックを行えるような、責任を持って仕事を遂行できる資質がWebプログラマーには必須です。
9.想像力が豊か
プログラミングをする際は「このコードはどう作動するのか」と考えつつコーディングをするのが大切です。結果を想定しながらコーディングをすることで、ミスを防ぎやすくなるためです。
また「あとで誰かが見直した際に、わかりやすいか」などを考えて仕事を行えるような人が、現場で重宝されます。したがって、Webプログラマーには想像力があると良いといえるでしょう。
10.効率化を考えながら働ける
Webプログラマーの仕事には納期があり、期限を意識しながら働くことがほとんどです。しかし、膨大なコードを入力していると、間に合わなかったり残業や休日出勤になってしまったりといった恐れが出てきます。
そのため、日ごろから効率化を考えながら働くことが望ましいです。たとえば、連絡はSlackなどのツールを使用したり、タスク管理ツールを利用したりするのがおすすめです。
11.ものづくりが好き
Webプログラマーの主な業務であるプログラミングは、ものづくりと同じ要領で行います。実際、Webプログラマーにはどんなコードでどう動作するかを考え、考えたとおりに動くことにやりがいを感じる人は多いです。
そのため、ものづくりが好きな人はWebプログラマーの日々の仕事を楽しみながら行える可能性が高いと考えられます。
Webプログラマーに向いていない人の特徴・性格
Webプログラマーに向いていない人の特徴として、緻密な作業が苦手で面倒くさがりな人が挙げられます。Webプログラマーの仕事は主にプログラミングを行い、ときにはプロジェクトメンバーと連携しながら仕事を進めることです。
そのため、パソコン作業や数学が苦手であったり、論理的に考えられない人はWebプログラマーに向いていません。コミュニケーションをとるのが苦手な人も、向いていないといえるでしょう。
さらに、プログラミングコードが英語であることや、最新の情報は国外で発信されることが多いため、英語が苦手だと不向きです。報告・連絡・相談をおろそかに考えている人もWebプログラマーとしてやっていくのは難しいでしょう。
【やりがいは?】Webプログラマーの魅力
Webプログラマーには、次のようなやりがい・魅力があります。
- 業務の中で最先端のIT技術に触れられる
- 自分で作り出したものが人の役に立っていると実感できる
- 幅広い業務に携わる機会が多い
- Web業界の需要が高く、将来性も高い
これからWebプログラマーを目指している人は、どのようなやりがい・魅力があるのかを把握しておきましょう。魅力を知ることで、目指すためのモチベーションアップにもつながります。
業務の中で最先端のIT技術に触れられる
Webプログラマーは、さまざまな業界で需要があり、業務の中で最先端のIT技術に触れやすい傾向があります。働きながらスキルアップしていけることを楽しめるほか、キャリアアップを目指しやすいのも魅力の1つです。
自分で作り出したものが人の役に立っていることを実感できる
Webプログラマーが作り出したものは、身近なシステムやサービスとして人々に利用されることもあります。実際の生活や仕事で人々を支えている実感ができ「人の役に立っている」と感じられてやりがいを感じられる人も多いようです。
幅広い業務に携わる機会が多い
Web業界は一般的に、プロジェクトが少人数であるケースが多いため、幅広い業務に携わる機会が多いです。そのため、Webプログラマーとしてプログラミングをするだけでなく、企画などに携われるなど幅広い業務を経験できる場合があります。
Web業界の需要が高く、将来性も高い
IT業界は人材不足の状態が続いており、Web業界の需要も年々増加傾向にあるため、Webプログラマーの需要は非常に高いです。業界の将来性が高いため、Webプラグラマーは将来性も安定した職業だといえるでしょう。
【きつい?】Webプログラマーの大変な面
Webプログラマーの仕事には、大変な点やきついと感じることがあります。きつい・大変と感じるポイントとして、主に以下の3点が挙げられます。
- ミスや妥協が許されず、集中力が必要
- 企業によっては繁忙期に残業が多くなる
- 同じ作業の繰り返しでモチベーションが下がりやすい
入社後のミスマッチを減らすためにも、きつい・大変と感じるポイントを知ることは大切です。以下で詳しく解説していくので、ぜひチェックしてください。
ミスや妥協が許されず、集中力が必要
Webプログラマーの仕事には、ミスや妥協が許されません。悪意あるハッカーが狙うのは、サービスの脆弱性です。
そのため、納品前にバグやハッキング対策が不十分な箇所をしっかり洗い出し、対策しなければなりません。もしサービスの脆弱性がサービス利用開始後に見つかった場合、多大な損害を出す恐れがあります。
Webプログラマーには、ミスやクオリティの妥協が許されないため、プログラミングへの深い理解と集中力が必要です。
企業によっては繁忙期に残業が多くなる
Webプログラマーの業務は、企業によっては案件を委託していることもあり、納期に追われがちです。そのため、スケジュールが押している場合、残業になったり長時間労働になったりする場合もあります。
ただし、労働環境を見直している企業も多く、定時で帰れる企業もあります。Webプログラマーとして転職を考えている方は、まずは気になる企業の繁忙期や平均残業時間などを調べておくと良いでしょう。
同じ作業の繰り返しでモチベーションが下がりやすい
Webプログラマーの主な仕事は、プログラミングコードを繰り返し書き続けることです。同じ作業の繰り返しになりやすく、モチベーションが下がってしまう人もいます。
モチベーションが低下してしまうと、集中力が途切れたり不安を感じたりしてしまいます。また、業界の最新情報のキャッチアップや学習を続けられなくなり、挫折してしまう恐れがあります。
Webプログラマーの仕事内容とシステムエンジニアとの違い
Webプログラマーを目指すには、仕事内容を把握しておくことが大切です。入社後に「思っていた仕事と違った」といったミスマッチをしないよう、事前にしっかり把握しておきましょう。
ここでは、システムエンジニアの仕事との違いも紹介するので、仕事選びの参考にしてください。
Webプログラマーの仕事内容
Webプログラマーの仕事内容は、主にWebサイトの制作や機能開発などです。基本的にはSEが設計した内容にそってコーディングをし、Webサイトを作成します。
さらに、実装に向けたテスト・バグの確認・修正、実装後の保守運用もWebプログラマーの業務範囲です。また、「フロントエンド」と「バックエンド(サーバーサイド)」の仕事があります。
フロントエンドでは、WebサイトのデザインやUIなど、直接ユーザーに見られる領域のプログラミングを行います。一方、バックエンド(サーバーサイド)では、Webサイトの機能や保守などユーザーからは見えない部分が担当領域です。
担当する領域や範囲は企業やプロジェクトによって異なります。確認のうえ必要なスキルを把握し、足りない知識があれば学習を心がけましょう。
Webプログラマーについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
Webプログラマーとは|仕事内容や年収、必要なスキル、なり方を解説
WebプログラマーとSEの違い
WebプログラマーとSEでは、担当範囲が異なります。具体的には、SEは上流工程を担当するため、要件定義や設計を担当する点が主な違いだといえるでしょう。
SEが行う要件定義では、クライアントの要望を取り入れたうえでどのようなシステムをいつまでに作るかなどを決め、仕様書を作成します。Webプログラマーは、SEが決めた仕様書をもとにプログラミングをするのが仕事です。
ただし、Webプログラマーとして経験を積むうちに上流工程を担当したり、SEが開発までを行ったりすることもあります。WebプログラマーとSEの違いが曖昧・どちらも兼任する場合もあるわけです。
なお、Webプログラマーと類似する職種としては「HTMLコーダー」があげられます。HTMLコーダーの仕事内容は、WebページのテキストやレイアウトなどをHTMLで記述することです。HTMLコーダーについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
HTMLコーダーの仕事内容とは?年収や必要なスキルを解説
Webプログラマーの収入
厚生労働省の職業情報提供サイトによると、Webプログラマーを含むプログラマーの平均年収は550.2万円でした。国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査によると、給与所得者全体の平均年収は、458万円でした。
Webプログラマーの平均年収は、給与所得者全体の平均年収よりも92.2万円ほど多いとわかります。このことから、Webプログラマーの収入は一般的に見ると高いといえるでしょう。
Webプログラマーに求められる5つのスキル
Webプログラマーには、コードを入力するためのプログラミングスキル以外にも、さまざまなスキルが求められます。持っているスキルや経験に応じて、担当できる業務の範囲も増やしやすくなります。
スキルを磨くことはキャリアアップにもつながるため、改めてWebプログラマーに求められるスキル5つをチェックしておきましょう。
1.コミュニケーション能力
Webプログラマーには、顧客の要望を理解したうえで作業を行うためにも、コミュニケーション能力が欠かせません。また、一般的に、Webプログラマーの業務はSEやWebデザイナーなど、チームで進めることがほとんどです。
そのため、チームメンバーや顧客などと円滑に仕事を進めるために、コミュニケーション能力が必須です。
2.情報収集力
プログラミング言語は頻繁に仕様変更やバージョンアップがされています。Webプログラマーに限ったことではありませんが、IT業界に携わる以上、情報収集力が欠かせません。
ほかにも、Webプログラマーの働く現場では、新しい技術やトレンドの技術などの情報を積極的に収集する必要があります。情報を収集して積極的に学び続けることで、Webプログラマーとしての市場価値が高まります。
3.問題解決スキル
Webサービスを構築・運用していると、予期せぬエラーやトラブルが発生することもあります。Webプログラマーにはトラブル時に、冷静に対処できる問題解決スキルが必要です。
トラブル時は、問題点の発見・修正はもちろん、どのようなエラー・トラブルが起きたのかの説明を求められることもあるでしょう。専門的な知識がない顧客にもわかりやすいようかみ砕いて説明できるようなスキルも必要です。
4.プレゼンテーション能力
プレゼンテーション能力が身につけられると、相手に伝える能力が身につき、物事を客観的にとらえやすくなります。基本的には、コストや納期などのすり合わせや交渉などのプレゼンテーション、要件定義を行うのはSEです。
しかし、Webプログラマーがプレゼン能力を身につけることで、上流工程に携われるようになり、キャリアアップにつながります。
5.プログラミングスキル
一口にプログラミングスキルといっても、プログラミング言語にはさまざまな種類があります。次に学ぶプログラミング言語に迷う場合もあるでしょう。そこで、Webプログラマーが身につけると良い言語を種類別に紹介します。
フロントエンドで使う言語
フロントエンドとは、Webサイト上でユーザーが直接目にする部分やUIの実装部分を指します。ユーザーがWebサイトを見る際は、ブラウザやさまざまな端末を使うため、フロントエンドに求められるスキルは複雑です。
フロントエンドの開発に使用される言語としては、HTMLやCSS、JavaScriptなどがあげられます。HTMLは、Webサイトの土台となる言語で、マークアップ言語の1つです。 見出しや箇条書きなど、コンテンツの構造を作るのに使用されます。
CSSは、Webサイトの見た目を定義するための言語です。色やサイズ、複雑なレイアウトやアニメーションなどの実装に使用されます。
JavaScriptは、Webブラウザ上で動的な操作やアニメーション、スライドショーを作る際に使用される言語です。なお、JavaScriptだけを使用することは少なく、ライブラリやフレームワークと合わせて利用することが多いです。
コンパイラ型言語
自分が書いたプログラムを実行するにあたって、機械語に翻訳(コンパイル)が必要です。コンパイラ型言語では、実行ファイルを作成するタイミングでコンパイル作業を行います。
コンパイラ型言語の代表として、JavaとC言語が挙げられます。Javaは、「Write once, run anywhere(一度書いたらどこでも実行できる)」を掲げる言語です。スローガンどおり、OSに依存せず、どこでも実行できるのが特徴です。
また、実行処理速度と堅牢性に優れていることもあり、官公庁や企業の基幹系システムにも利用されています。オブジェクト指向で大規模なシステム開発に向いており、OSを選ばず汎用性が高いため、多くの企業で活用されています。
Javaは既存システムの保守運用などの案件も多く、Webプログラマーなら覚えておきたい言語の1つだといえるでしょう。
C言語は、コンパイラ型言語の元祖といっても過言ではないほど、ほとんどのプログラミングの基礎となる歴史ある言語です。現在もバージョンアップされ続けており、汎用性が高く、高速に動作するプログラムが作成できるのが特徴です。
インタプリタ型言語
インタプリタ言語では、機械語への翻訳(コンパイル)処理を実行する直前に行います。記述されたプログラムをその都度コンピューターがコンパイルしながら実行するのが特徴です。
インタプリタ型言語のなかでも代表的なのは、RubyやPHP、Python、JavaScriptなどです。Rubyは日本が開発した言語のため、日本語の情報が多く、日本人にとって学習しやすい言語だといえるでしょう。
RubyはWebサイト、Webアプリ開発などに使用されています。Ruby on Railsというフレームワークを使用することで、生産性を維持しながら高品質のWebアプリを開発できます。
PHPは、Web開発に特化したオープンソースの言語で、サーバー側で実行されるのが特徴です。特定のOS、Webサーバーに依存しないため、さまざまな環境で実行可能な点がメリットだといえるでしょう。
Pythonは、コードの可読性を重視したシンプルな文法が特徴で、初心者でも学習しやすい言語の1つです。Webアプリ開発のほかAI開発やデータ分析などにも使用されています。
未経験からWebプログラマーを目指す方法
Webプログラマーは比較的未経験からでも目指しやすい職業です。未経験からWebプログラマーを目指す方法として、主に以下の4つの方法が挙げられます。
- 未経験可の求人に応募する
- 今いる会社で部署異動を希望する
- 資格の取得をする
- 働きつつスクールで学習し、副業をしてみる
それぞれの方法について詳しく紹介していきます。未経験で、これからWebプログラマーを目指そうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
未経験可の求人に応募する
未経験からWebプログラマーを目指す方法として一般的なのが、未経験可の求人に応募することです。IT業界では人材不足が続いているため、未経験者を雇って、1から育てていこうという企業は多いです。
現場で働きながら学んでいけるため、実践的なスキルもつきやすい点がメリットだといえるでしょう。特に求人数が増えやすい時期は、年度や期が変わる3月や9月などです。
転職を考えている人は、このタイミングより少し早めの1月や7月ごろから転職活動を始めることをおすすめします。
今いる会社で部署異動を希望する
現在働いている企業で、WebプログラマーやSEが所属する部署がある場合、転職せずに部署異動を希望するのも1つの方法です。ただし、本人がいくら希望しても、未経験者の場合、なかなか申請を受け付けてもらえない場合もあります。
そのため、プログラミングを学んだり、実際に何か制作するなどしてアピールできるものを用意したりしておくのがおすすめです。特に、資格を取得すれば、対外的にスキルを証明できるほか、Webプログラマーを目指したい気持ちも伝わります。
異動申請を受け付けてもらうためにも、まずは自分のスキルを磨くことから始めましょう。
資格の取得をする
資格があると、未経験であっても資格を取得できるだけの知識・スキルがあることの証明につながります。そのため、これまで紹介した転職・部署移動のいずれの場合にも有利に働くことがあります。
Webプログラマーに必要な知識・スキルの証明になるのは、具体的に以下のような資格です。
- ITパスポート試験
- 基本情報技術者試験
- 応用情報処理技術者試験
ほかにも、プログラミングスキルを証明する以下のような資格もおすすめです。
- Ruby技術者認定試験
- PHP技術者認定試験
- HTML5プロフェッショナル認定試験
- Javaプログラミング能力認定試験
資格は、能力を証明できるだけでなく、学習意欲や向上心の証明にもなります。そのため、資格を取得していない人に比べて、転職や部署移動の際に、評価されることが多いです。
働きつつスクールで学習し、副業をしてみる
未経験からWebプログラマーを目指すなら、今の仕事を続けながらプログラミングスクールに通うのがおすすめです。プログラミングは独学でも学べますが、わからないことがあった際に1人で解決できず、挫折してしまう人が多い傾向があります。
プログラミングスクールでは、初心者が躓きやすい専門用語についての解説などもしてくれます。また、実際にプログラミング言語を使いながら学習を進めるため、実践的なプログラミングスキルが身につきやすいです。
スクールで実践的なスキルが身についたら、副業で案件を受注してみるのもおすすめです。Webプログラマーの仕事が向いているか、転職せずに確かめられ、転職後のミスマッチを起こしにくくなります。案件を請け負った経験があれば、経験者として転職が可能です。
レバテックフリーランスでは、IT専門職向けの案件を多く取り扱っています。1人ひとりのスキルにあった案件の紹介や単価交渉の代行、参画後のフォローも行っています。利用は無料なので、まずは話を聞いてみたいという方もお気軽にお問い合わせください。
適性検査・診断で向いているかのチェックもおすすめ
Webプログラマーの適性検査の種類の例として、CABやGABが挙げられます。適性検査を活用すれば、客観的にスキルなどを診断できます。主観的なチェックに不安を感じる方は、以下で紹介するCABやGABを活用してみてはいかがでしょうか。
CAB
日本エス・エイチ・エル社が提供するCABは、コンピューター関連の職業の採用を想定して開発された適性検査です。以下の測定科目があります。
- 暗算
- 法則性
- 命令表
- 暗号
- パーソナリティ(OPQ)
CABではシステムエンジニアやプログラマーの適性のほか、「ヴァイタリティ」や「チームワーク」などについても診断します。
GAB
GABも日本エス・エイチ・エル社が提供する適性検査で、論理的思考力の測定に特化しています。以下の測定科目があります。
- 言語理解
- 計数理解
- パーソナリティ(OPQ)
GABは新卒者の総合職の採用を想定して開発された適性検査です。言語や計数の知的能力を測るほか、「ヴァイタリティ」や「チームワーク」、マネジメントの適性などを診断します。
Webプログラマーに向いている人に関するよくある質問
ここでは、Webプログラマーに向いている人に関するよくある質問に答えていきます。
Q. Webプログラマーの需要はどのように変化すると考えられますか?
IT化の拡大にともない、Webプログラマーの需要は今後も増加すると考えられます。スキルを磨いて自身の価値を高めるのが大切です。
Q. Webプログラマーにとって、プログラミング言語を選ぶ際のポイントは何ですか?
開発するシステム、使用されているほかの技術との連携のしやすさがあげられます。また、需要の高さなどを考えつつ選ぶと良いでしょう。
※本記事は2024年2月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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