エンジニアのイベント・勉強会・セミナーを解説!探し方や参加前の準備

エンジニアとしてスキルアップしたいが「どんなイベントに参加すれば良いか分からない」「自分でも参加できるイベントはある?」といった点が気になっているという方も多いでしょう。

エンジニア向けイベントは、スキルアップや人脈形成、最新技術の習得など、多くのメリットがあり、特に初心者の人こそ活用する価値があります。

この記事では、さまざまなタイプのイベントの特徴や探し方、参加前に知っておくべきことなどを分かりやすく解説します。自分にぴったりのイベントを見つけて、エンジニアとしてのキャリアを充実させていきましょう。

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エンジニア向けイベントでは何をする?3種類のイベントタイプ

エンジニア向けのイベントは、親子で参加できる一般向けからエンジニア経験者向けまで、さまざまな種類が存在します。主な形式は、以下のとおりです。

  • カンファレンス型
  • 講習会型
  • もくもく会型

形式によって、参加するスタイルや交流方法が異なるので、事前に特徴を知ることが大切です。それぞれの形式にどんな人が向いているかも合わせて説明します。

カンファレンス型

カンファレンス型は、セミナーのように登壇者の話を聞く形式です。

以下のような実績のある人物がプレゼンターになることが多いです。

  • IT書籍の著者
  • 企業の代表
  • 著名なエンジニア

人気登壇者によるカンファレンスは、すぐに定員オーバーになる傾向があります。ITの専門家から最新の知見を得られるので、プロの話を聞きたい方におすすめです。

講習会型

講習会型は、教師役の人物が参加者に課題を出し、参加者が手を動かして課題をこなす形式です。懇親会がセットになっていることも多く、人脈づくりに役立ちます。

エンジニアの集まりなのでプログラミングなど共通の話題で盛り上がれるでしょう。講習会型は、人脈をつくりたい方や、コミュニケーションが苦手だけど周りと情報交換したいという方におすすめです。

もくもく会型

もくもく会型は、「もくもくと行う」勉強会です。登壇者はおらず、参加者は設定されたテーマにそって自習します。基本的に会話は禁止されておらず、不明点は周りの人への相談が推奨されます。

カフェやフリースペースで開催されることが多く、最後は勉強した内容を全員で共有を行って終了です。もくもく会型は、疑問点を相談しながら勉強したい方に向いているでしょう。

エンジニア向け勉強会をお探しの方には、こちらの記事もおすすめです。
【2024年最新】エンジニアの勉強会が探せるおすすめサイトや参加メリットを紹介

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エンジニア向けイベントに参加するメリット

勉強会やイベントに参加する一番のメリットはスキルアップですが、他にも視野が広がったり、モチベーションが高まったりします。

イベントで得られるものを増やせるので、メリット4つを紹介していきます。

自分の客観的なレベル感が分かる

イベントには普段では関わりのない社外のエンジニアと交流することができます。そこで、視野を広げることが期待できるでしょう。特に、外部との関わりが少ない会社員のエンジニアの方は、他社のエンジニアがどのようなスキルを学んでいるかを知れる良い機会になるかもしれません。

他のエンジニアと比べることで、自分のレベルや市場価値が客観的に分かるというメリットもあります。自分の知識量や技術力を把握でき、目標までの距離感や適切な勉強対象を知るきっかけになることもあるでしょう。

仕事のつながりができる

イベントは、新しい仲間を作るチャンスにもなります。 違う分野で活躍するエンジニアに出会うきっかけにもなるでしょう。すると、新しい分野の知識で仕事を効率化できたり、別の業界で副業をするチャンスが生まれたりするかもしれません。

特にフリーランスエンジニアの場合、イベントでの交流が人脈づくりにも役立ちます。将来的に仕事につながる人間関係を構築できれば、未来の案件獲得にもつながる可能性があります。
フリーランスが人脈を作る方法とは?なしでも仕事を得る方法も解説

また、初心者は勉強のアドバイスをもらうのもおすすめの活用法です。プログラミングの独学は、初心者から始めるとつまづいてしまうことも多いですが、イベントでは周りから助言を受けられます。また業界や最新のテクノロジーについての情報も得られます。初心者向けにカリキュラムを組んでいる勉強会もあるので、まずは初心者向けイベントを探してみましょう。

モチベーションにつながる

イベントでは、ほかのエンジニアとの交流を通してさまざまな刺激を受けられます。目標としたい人物が見つかれば、自己研鑽や仕事へのモチベーションアップにつながるでしょう。

ほかのエンジニアと話す中で自分に足りないスキルが分かり、「もっと勉強しなければ」と思うきっかけにもなります。勉強会では、参加者同士で疑問点を確認しながら学習できるので、挫折も防げます。

最新のトレンドを知れる

イベントに参加すれば、最新のテクノロジーやトレンドに関する知識を得られます。重要なのはイベントの場合、実際に研究を行う企業や研究者から直接話を聞けることです。

開発にまつわる裏話を含めて、書籍やWebサイトでは手に入らない貴重な情報に触れられるかもしれません。

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エンジニア向けイベントや勉強会が見つかるサービス

エンジニア向けのイベントや勉強会は、専用の検索サイトやプラットフォームで探せます。ユーザー同士の交流機能が充実していたり、テック記事やIT系情報を発信していたりと、サービスごとに特色があります。

代表的なエンジニア向けイベント・サービスをを5つ紹介するので、自分にとって使い勝手の良いサービスを見つけてください。

DoorKeeper

DoorKeeperは、セミナーや勉強会を検索できるサイトです。特徴は、同じイベントが継続して開催されるパターンが多いことです。

具体的には、イベントに申し込むと、そのイベントのコミュニティメンバーに登録されます。1回目のイベント終了後、参加者に対して2回目のイベント情報が送られるため、同じメンバーが集まりやすい仕組みです。

そのため、1回会っただけでは相手と打ち解けられない性格の人も、人脈を築きやすいでしょう。

サービス名 DoorKeeper
サービス内容 イベント参加や開催を通してコミュニティを形成できる
サービスの特徴 持続的なコミュニティを形成できる

connpass

connpassは、エンジニア向けのIT勉強会支援プラットフォームです。

勉強会を検索するのはもちろん、自分がイベントを主催する際に便利な機能が豊富にあります。具体的には、参加者の参加履歴を閲覧できたり、アンケートができたりと、各種の分析でイベントを改善できるようになっています。

サービス名 connpass
サービス内容 ITに特化した勉強会を掲載
サービスの特徴 X(旧Twitter)・Facebook・GitHubと連携し、知り合いが開催・参加するイベント情報を確認できる / 自分の活動情報も告知できる

Peatix

Peatixは、ITに限らず音楽ライブからグルメイベントまでさまざまなイベント情報を探せるサイトです。ITエンジニア向けの交流会やセミナー、勉強会の検索もできます。

イベント開催のノウハウや主催者へのインタビュー記事も公開しており、イベント主催に興味がある方にも役立ちます。

サービス名 Peatix
サービス内容 有志のイベントから大型フェスまでジャンル規模問わずさまざまなイベントを掲載
サービスの特徴 エンタメ・ライフスタイル・ビジネスなど幅広いイベント情報を探せる

Street academy

Street academyは、ITを含むビジネススキルや趣味、スポーツなど、幅広い分野で講座を探せるサイトです。参加者同士で人脈を広げるというよりは、生徒として参加し講師から教えてもらうスタイルです。

そのため、「この人に教えてもらいたい」と思う主催者がいる場合におすすめです。

サービス名 Street academy
サービス内容 ビジネスからライフスタイルまで幅広い講座を掲載
サービスの特徴 講座はオンライン・対面両方の形式に対応

OpenCU

OpenCUは、学びをシェアするためのプラットフォームです。クリエイティブやビジネスに関する「学びあい」の促進をコンセプトとしており、ユーザー同士がイベント情報を共有できます。

サービス名 OpenCU
サービス内容 ユーザーが企画したイベント情報を掲載 /渋谷・道玄坂を中心に月5〜6回のイベントを開催
サービスの特徴 会員同士のメッセージ交換や掲示板機能など交流のための仕組みが充実

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イベント前に必要な準備と参加後にやるべきこと

エンジニア向けイベントに参加するには、費用と時間を確保する必要があります。イベント参加費はそれほど高額ではありませんが、居住地によっては交通費に注意が必要です。

また、あらかじめほかの参加者と話したい内容をまとめておくと、イベントを有意義に過ごせます。ここでは、参加前に必要な準備や参加後に行うべきことをまとめました。イベントを実りあるものにするために、事前にチェックしましょう。

参加費用を確保する

イベント参加には一定の費用がかかります。中には無料のものもありますが、食事代込みで数千円がかかるイベントや勉強会も多いです。とはいえ、そこまで高額のイベントは少ないので、気軽に参加を検討しましょう。

注意点として、エンジニア向けイベントの多くは、東京などの首都圏で開催されます。地方から参加する場合は、交通・宿泊費がかかるので費用の準備に気を配る必要があります。

また、現役エンジニアの場合、残業が多い職場だとイベントに参加しづらい人もいるでしょう。それでもイベントに参加したい、継続的に勉強会に出たいという場合は、多少無理をしても時間を確保する姿勢が必要です。

質問内容を準備する

イベントによっては、参加者同士で会話できる時間はそれほど多くとられていません。当日限られた時間の中で参加者と交流するには、事前に自己紹介や質問内容を考えておきましょう

自己紹介の中身としては、自分を一言でアピールできる内容、今困っていることなどをまとめておくと良いでしょう。あらかじめ話す内容を決めておけば、少ない時間でより多くの参加者とコミュニケーションがとれます。

名刺を用意しておく

自己紹介だけではなく、名刺があればさらに自分を印象づけられます。名前を覚えてもらえば、ゆくゆくビジネスチャンスにつながることがあるかもしれません。特に交流会は多くの参加者と話をするため、多めに名刺を準備しましょう

ただし、勉強会といったイベントは勉強を行うことがメインです。参加するイベントの主目的を考え、名刺配りで終わらないように気をつけてください。

目標を立てる

イベント参加を有意義にするには、イベントで達成したい目標を設定するのがおすすめです。目標の例を挙げてみます。

  • 名刺を◯枚配って人脈を広げる
  • 疑問点を解消する
  • 相談できそうな人の連絡先やSNSを知る
  • 自分の知識レベルを客観的に把握する

目標を意識することで、イベント中に効率的に行動できるようになるでしょう。

参加後はアウトプットする

イベント参加後はアウトプットすることで知識が定着します。イベントを振り返ることで新たな発見も得られるでしょう。具体的には、以下のような方法でアウトプットを行います。

  • 学んだ技術を使ってサービスをつくる
  • 学んだ内容をノートにまとめる
  • SNSやブログにまとめる

アウトプットを習慣化すると、自分が教える立場になった際にも役立ちます。

その後は、マネジメント経験を活かしてITコンサルタントになる選択肢も見えてきます。エンジニアのキャリアパスについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ITエンジニアのキャリアパスを描く4つのステップ

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エンジニア向けのイベントに関するよくある質問

Q. エンジニア向けイベントの種類は?

カンファレンス型や講習会型、もくもく会型といった種類があります。カンファレンス型は登壇者の話を聞く形式です。講習会では、参加者は出された課題をこなしていきます。もくもく会型は、参加者がテーマに沿って自習するスタイルです。

Q. エンジニア向けのイベントに参加するメリットは?

ほかの参加者と情報交換することで、自分のレベル感や市場価値を把握できます。勉強会では、疑問点に関してアドバイスを受けることもできるでしょう。参加者との交流を通して、ビジネスに役立つ人脈も築けます。

Q. エンジニアのイベントではどんなことをする?

IT分野の最新情報についての知見を交換したり、決まったテーマに沿って学習したりします。有名エンジニアが講演をしたり、参加者同士がディスカッションをしたり、イベントによって形式やレベルはさまざまです。

Q. エンジニア向けイベントの費用はどれくらい?

無料のものから数千円程度のものまでさまざまです。参加費がかかる場合も数千円で収まることが多く、それほど高額にはなりません。ただ、オフラインの場合は参加費に加えて交通費がかかるので、会場が遠い場合は費用がかさむ可能性があります。

※本記事は2024年9月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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