フリーランスエンジニアは未経験でもなれる?必要な準備や案件の獲得方法

未経験でフリーランスエンジニアになるのは、不可能ではありません。ただし、フリーランスエンジニアは基本的に即戦力となることを求められるので、希望の案件を受注するには、事前に実務経験を積んで知識・スキルを身につけておくのが無難です。

当記事では、未経験でフリーランスエンジニアになりたい方向けに、目指しやすい職種や必要な準備、案件の受注方法などについて解説します。

フリーランスになれるか相談する

目次

フリーランスの収入見込みをチェック

 

簡単60秒! 無料登録

未経験でフリーランスエンジニアになれる?

未経験であっても、フリーランスエンジニアになれる場合があります。実務未経験でフリーランスエンジニアになれる場合がある理由の例は、以下のとおりです。

  • エンジニア不足で需要がある
  • 働き方が変化している

それぞれの理由について、背景を確認しましょう。

エンジニア不足で需要がある

未経験でもフリーランスエンジニアになれる可能性のある理由として、エンジニア不足で需要があることが挙げられます。

経済産業省が2019年3月に発表した「IT人材需給に関する調査」によると、エンジニアの人材は2030年では少なくとも約16万人、多ければ78万人が不足すると試算しています(生産上昇率0.7%/年の場合)。

エンジニアが不足する理由には、IT市場の急成長や少子高齢化などが挙げられます。新しいIT技術が登場すればそれを取り扱うエンジニアが必要になるとともに、新しいIT技術へ移行するまでは古い技術を扱うエンジニアも一定数必要になります。

需要が高いIT技術を習得している場合は、フリーランスエンジニアとして案件を受注できる可能性が高くなるでしょう。そのため、エンジニア未経験であっても、ニーズの高い知識・スキルを習得していればフリーランスとして継続的に仕事を獲得できる可能性があります。

参照:IT人材需給に関する調査|経済産業省

働き方が変化している

政府が進める働き方改革では、フリーランスのような「時間・場所・契約にとらわれない柔軟な働き方」が鍵になるとうたわれており、フリーランスの働き方は今後も推奨されると予測できます。

コロナ禍により、会社員という働き方だけでなく、兼業や副業などといった働き方の選択肢を検討する人も出てきたという背景もあります。以前よりも働き方の自由度が高くなっている傾向があり、フリーランスという働き方や在宅でのリモートワークという選択肢は珍しくなくなっているでしょう。

フリーランスエンジニアは受注する案件に関することはすべて自分で調整するため、フルリモートワークなどの自由度の高い働き方でも、正社員時代より年収をアップさせることも可能です。

世界的にフリーランスという働き方が許容される社会になりつつあり、フリーランスエンジニアにとって働きやすい環境作りが進んでいるともいえます。

参照:雇用関係によらない働き方|経済産業省

フリーランスになれるか相談する

未経験からフリーランスエンジニアになるのは簡単ではない

未経験からフリーランスエンジニアになることは可能ではありますが、簡単になれるわけではありません。フリーランスエンジニアを目指すうえで、未経験者に不足している部分をどのようにカバーするかを事前に検討することが大切です。

そのためにはまず、未経験者がフリーランスエンジニアになるのが難しい理由を理解する必要があります。理由はさまざまですが、下記のようなことが挙げられるでしょう。

  • 知識だけではなく経験も必要
  • 困ったときに教えてもらえる立場ではない
  • エンジニア未経験だと信頼を得るのが難しい
  • 未経験でも可能な案件は単価が低い

それぞれの理由について、解説していきます。

知識だけではなく経験も必要

未経験のフリーランスエンジニアであっても、プログラミングスキルや知識などを習得し、案件の条件をクリアすれば受注することも可能です。しかし、基本的にフリーランスは即戦力となることを求められ、案件の申し込みの条件として実務経験の年数を提示される傾向があります。

また、フリーランスエンジニアとして実際に業務にあたると、知識だけで乗り切るのが難しい場面もあります。実際に仕事をしてみると、参考書などに載っていない問題に直面することも少なくありません

業務経験を積むことの大切さとして、独学で経験できるシステムの規模と、業務で扱うシステムの規模の違いが挙げられます。大規模システムの開発や運用保守は、独学では経験しづらく、仕事で経験してみないと分からないという一面があります。

さまざまな案件で業務をこなしていくことにより、「この問題にはこのように対処する」というようなノウハウが蓄積され、未経験者にはないスキルを獲得できます。未経験からフリーランスエンジニアを目指す場合は、知識だけでなく実際に開発する経験を積むのが得策です。

困ったときに教えてもらえる立場ではない

正社員の場合は上司や同僚など、同じ企業の社員に困っていることや悩みを相談できますが、フリーランスエンジニアは基本的にはそうはいきません。

クライアント側の社員や同じ案件に携わるエンジニアに相談することもできますが、周りのエンジニアに頼ることが多いと、クライアントから「問題解決力が低い」と思われる恐れがあります。ネガティブな評価を受けると、案件の継続受注が厳しくなる可能性があるでしょう

エンジニア未経験だと信頼を得るのが難しい

そもそもフリーランスエンジニアは企業の看板などがないため、クライアントからすると「どういった開発・技術に強いのか」という判断材料が少なく、信頼を得るのが難しいという側面があります。

さらに、実務未経験のフリーランスエンジニアとなると、「スキル・知識が乏しいのでは」とクライアントに思われ、信頼を獲得するのがより難しくなりやすいでしょう。

フリーランスエンジニアは案件を受注して実績を積み、少しずつクライアントの信頼を獲得していく必要があります。一つひとつの案件で高評価を得られれば、クライアントから次の案件を依頼してもらえることも増えるでしょう。プログラミングスキルの高さを認められた場合は、クライアント側の社員へのプログラミング言語の教育を任されるケースもあります。

未経験者向けの案件は単価が低い

未経験のフリーランスエンジニアはクライアントからの信頼が得づらく、レベルの高い案件を依頼されづらいという一面があります。未経験のフリーランスエンジニアが任される業務の例は、システム開発におけるテストや監視などです。

まずは難易度の低い仕事から任され、徐々に信頼を獲得してステップアップしていくというパターンが一般的です。しかし、未経験でもできる業務の場合、単価が低い傾向があるため、年収は少なくなりやすいでしょう。

しかし、フリーランスエンジニアとしてできることを増やしていくことで、クライアントへの単価交渉をすることもできます。また、経験を積むことで、ほかのクライアントの案件を受注できる可能性が高まるでしょう。

単価が低く年収が少なくなってしまう点は、個人の努力により徐々に改善されるため、悲観的になり過ぎる必要はありません。

未経験からフリーランスエンジニアを目指す前に押さえたい知識については、「フリーランスエンジニアを目指す前に|年収や働き方など会社員と徹底比較」の記事を参考にしてください。

未経験から目指しやすいとされるフリーランスエンジニアの職種

フリーランスエンジニアを目指すうえで、どの分野のエンジニアになるかを決めておくことは大切です。ITの技術は幅広く、それぞれの分野に特化したエンジニアがいます。

未経験から目指しやすいとされるフリーランスエンジニアの職種の例は、以下の3つです。

  • Webエンジニア
  • プログラマー
  • ゲームエンジニア

それぞれの職種について、仕事内容や未経験から目指しやすい理由を確認しましょう。

Webエンジニア

Webエンジニアの仕事内容の例は、Webサイトやアプリケーションの設計・開発・運用・保守です。Webエンジニアは、企業や担当する仕事によっては以下の職種で呼ばれることもあります。

  • フロントエンドエンジニア:ユーザーが目にする部分の開発を担当
  • バックエンドエンジニア:サーバーやデータベースなどユーザーが目にしない部分の開発を担当

Webエンジニアは、PHPやPython、Rubyなどのプログラミングスキルのほか、セキュリティやデータベースの知識などが必要です。幅広い知識・スキルが必要になりますが、教材が多く学習コストを抑えやすいことから、未経験から目指しやすいといわれています。

プログラマー

プログラマーの主な仕事内容は、システムエンジニアが作成した仕様書にもとづいてプログラミングをすることです。プログラマーが使用するプログラミング言語の例として、JavaやJavaScript、Pythonなどが挙げられます。

プログラマーはITエンジニアの登竜門とされる職種で、実務未経験であっても比較的目指しやすいといわれています。

ゲームエンジニア

ゲームエンジニアの仕事内容は、スマホゲームや家庭用ゲーム、ソーシャルゲームなどの開発です。具体的には、以下の業務を担当します。

  • ゲームの企画、立案
  • プログラミング
  • デバッグ

ゲームエンジニアとして仕事をする場合、JavaやC言語、JavaScriptなどの知識・スキルが必要です。JavaやC言語、JavaScriptは独学でも習得しやすいほか、Unityなどのツール使用でプログラミング言語の知識が不要となるケースもあるため、未経験でも挑戦しやすいとされています。

ここまで、未経験からでも目指しやすいエンジニア職をご紹介しましたが、職種によっては実務経験が必須となることがあります。たとえば、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどは、基本的に実務経験が求められるでしょう。まずはどの職種から目指し、最終的にどういったフリーランスエンジニアになりたいのかを考えることが重要です。

未経験からフリーランスエンジニアになれるかについては、「未経験からフリーランスとして仕事を得るには|エンジニアがおすすめの理由」の記事もあわせて参考にしてください。

未経験からフリーランスエンジニアを目指す際のステップ

実務未経験でフリーランスエンジニアになり、希望の案件を受注するのは難しいため、事前に対策を講じることが大切です。

未経験からフリーランスエンジニアを目指す際のステップとして、以下の4つが挙げられます。

  • フリーランスエンジニアになるための計画を立てる
  • フリーランスエンジニアに必要な知識・スキルを確認する
  • フリーランスエンジニアに必要な知識・スキルを習得する
  • エンジニアの経験を積む

それぞれのステップについて、どのような行動をとるべきか確認しましょう。

フリーランスエンジニアになるための計画を立てる

まずは、フリーランスエンジニアとして携わりたい業務内容や目標年収などを考えましょう。キャリアプランを明確にすることで、実現のために必要な行動を考えられます。また、目標を設定していれば、フリーランスエンジニアになった際、業務へのモチベーションを維持しやすくなったり受注する案件の基準を明確にしたりできるでしょう。

そのほか、フリーランスエンジニアを目指すにあたって、必要となる準備期間も考えます。スキルアップや貯蓄などにかける日数を事前に決めることで、時間を有効活用して準備を進められるでしょう。

フリーランスエンジニアに必要な知識・スキルを確認する

実務未経験でフリーランスエンジニアになるには、一定の知識・スキルが必要です。受注したい案件に必要なプログラミング言語など、仕事に直結する知識・スキルを習得するのが望ましいでしょう。古い知識やあまり使われていない技術など、フリーランスエンジニアとして活動するうえで価値が低い知識を習得しないよう気をつける必要があります。

フリーランスエンジニアを目指す際に必要となる知識・スキルの例は、以下のとおりです。

  • プログラミングスキル
  • インフラの知識
  • コミュニケーションスキル

それぞれについて、必要となる理由や場面を確認しましょう。

プログラミングスキル

プログラミングスキルを習得するうえで大切なのは、自身が目指す職種に必要なプログラミング言語を事前に確認することです。Webエンジニアを目指す場合はPHPやRubyなど、より多くの企業・開発現場で使われているプログラミング言語を学習するのが良いでしょう。

インフラの知識

インフラは、ネットワークやサーバー、ストレージなどを指します。インフラの知識は、フリーランスエンジニアとして業務を行ううえで基本的には必要となるでしょう。

コミュニケーションスキル

フリーランスエンジニアとして働く際、一人で業務を進めるだけでなく、プロジェクトメンバーやクライアントとコミュニケーションをとる場面もあります。コミュニケーションを円滑にするには、要点をピックアップして伝えたり傾聴したりする姿勢が大切になるでしょう。

フリーランスエンジニアに必要な知識・スキルを習得する

フリーランスエンジニアとして活動するうえで必要な知識・スキルを確認したら、習得方法を検討しましょう。勉強方法によって習得までに必要となる時間が異なり、準備期間にも影響が出ます。未経験でフリーランスエンジニアを目指す際の知識・スキルの習得方法の例は、以下のとおりです。

  • 学習サイトや書籍を活用して独学する
  • プログラミングスクールで学習する

それぞれについて、勉強方法やメリットを確認しましょう。

学習サイトや書籍を活用して独学する

インターネットの無料の学習サイトや書籍を活用する場合、自分のペースで勉強を進められるというメリットがあります。しかし、問題にぶつかった際には自分だけで解決しなければなりません。問題解決能力は鍛えられますが、解決方法が分からないと、挫折する恐れがあるでしょう。

プログラミングスクールで学習する

独学に不安がある方は、プログラミングスクールで学習するのも一つの方法です。講師が現役エンジニアであれば、実際のシステム開発の現場で活用できる知識を習得しやすくなります。

プログラミングスクールを活用する場合、サポート内容や費用、学習期間などを確認したうえで選択することが大切です。

エンジニアの経験を積む

未経験からフリーランスエンジニアを目指す場合、まずはエンジニアの経験を積む必要があります。実務未経験でもある程度の知識は習得できますが、実務向けの知識は現場での実践でしか学べないこともあるためです。

実践しないと習得できない知識はさまざまですが、システム開発の各工程や障害対応などが例として挙げられます。また、システムが大規模であるほど、経験に基づいた知識が必要になりやすいでしょう。

実務未経験の方がエンジニアの経験を積む方法として、以下の2つが挙げられます。

  • エンジニアの正社員の求人に応募し、転職する
  • 副業でエンジニアの仕事に携わる

それぞれについて、どのような行動をとるべきか確認しましょう。

エンジニアの正社員の求人に応募し、転職する

未経験OKの正社員求人に応募し、エンジニアとして働く方法があります。エンジニアの求人を見る際は、必要な知識・スキルだけでなく、仕事内容や年収なども確認し、やりがいを感じながら働けるかを考えたうえで応募しましょう。

求人選びや自己PRなどに不安があるときは、転職エージェントを活用するのも一つの手です。転職エージェントは、求人紹介や応募書類の添削、模擬面接などのサポートを無料で行うサービスを指します。

副業でエンジニアの仕事に携わる

「正社員の転職はハードルが高い…」という方は、まずは副業でエンジニア経験を積むのも一つの方法です。実際にエンジニアの仕事を経験することで、スキルを磨けるだけでなく、向き不向きも考えられます。万が一「自分には向いていない」と考えてフリーランスエンジニアになるのを断念した際も、現在の仕事を続けていれば収入が途絶える心配がありません。

会社員が副業でエンジニアの仕事をする際、まずは企業の就業規則を確認することが大切です。企業によっては、副業を禁止している場合があります。

未経験からフリーランスエンジニアを目指す方法については、「未経験からフリーランスになるには|仕事に必要なスキルや資格を紹介」の記事もあわせて参考にしてください。

未経験のフリーランスエンジニアが案件を獲得する方法

未経験からフリーランスエンジニアになり、安定的な収入を得るには、案件を受注できるかどうかが重要です。

正社員であれば所属する企業が仕事を割り振りますが、フリーランスエンジニアは自分で案件を探し、受注する必要があります。フリーランスエンジニアが案件を受注する方法の例は、以下のとおりです。

  • 知り合いに業務を依頼してもらう
  • クラウドソーシングサービスを活用する
  • フリーランスエンジニア向けのエージェントを活用する

それぞれの案件の受注方法について、メリットや注意点を確認しましょう。

知り合いから業務を依頼してもらう

未経験のフリーランスエンジニアが案件を受注する方法の一つとして、「知り合いから業務を依頼してもらう」があります。

自身の人柄をよく知っている友人や会社員時代の同僚の場合、信頼関係を一から築く手間を省けるのがメリットです。一方で、フリーランスエンジニアとしてより多くのクライアントと関わって刺激を受けたいと考えている場合、物足りなさを感じる場合があります。

クラウドソーシングサービスを活用する

クラウドソーシングは、インターネット上で案件の検索や受注、納品ができるWebサービスです。クラウドソーシングは案件数が比較的多く、興味のある分野の案件や自分のレベルに合う案件を見つけやすいと考えられます。

クラウドソーシングサイトによって掲載される案件の種類や単価は異なり、選択するサービス次第で年収が変動することも。高単価に見える案件でも、時給に換算すると業務量に見合わない場合があるので、受注前に具体的な業務内容や作業にかかる時間を確認することが大切です。

フリーランスエンジニア向けのエージェントを活用する

「人脈がない」「案件選びに不安がある」という方は、フリーランスエンジニア向けのエージェントに登録するのも一つの方法です。フリーランスエンジニアの案件に特化したレバテックフリーランスの場合、以下のサポートを無料で行っています。

  • キャリアプランに沿った案件の提案
  • クライアントへの営業や商談の日程調整、単価交渉、契約更新の代行
  • 参画中のキャリア相談

フリーランスエンジニア向けのエージェントを活用することで、営業に苦手意識のある方も希望の案件を受注しやすくなったり、自分一人の人脈ではつながれなかったクライアントの案件に参画したりできる可能性があります。

また、エージェントが契約更新の手続きを代行するほか、契約を終了する際は新たな案件を提案するので、フリーランスエンジニアとして収入面の不安を減らして活動できるでしょう。

※本記事は2022年5月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

フリーランスになれるか相談する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連案件

もっと案件を見る

プライバシーマーク

© 2014-2022 Levtech Co., Ltd.

フリーランスの案件探しを
エージェントがサポート!

簡単60秒無料サポート登録

  1. Step1
  2. Step2
  3. Step3
  4. Step4
  5. Step5

ご希望のサポートをお選びください。