大学生のフリーランスエンジニア

大学生でも、エンジニアとしての実力があり、クラウドソーシングや人脈を活用すればフリーランスエンジニアとして案件を受注できます。プログラミングの仕事でお金をもらう場合、スキルと案件次第では大学生でも高い報酬額になることも。しかし、興味本位でフリーランスとしての活動を始めてしまうと、学業に支障をきたしたり、業務上のトラブルが多発したりするかもしれません。

この記事では、フリーランスエンジニアとして働くことを考えている大学生の方に、アルバイトと比べた場合のフリーランスのメリットや、フリーランスとして活動する際の注意点をご紹介しています。大学生のうちにエンジニアとしての経験を積みたいけれど、どんな方法にするか迷っている…という方はぜひ参考にしてください。

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目次

大学生フリーランスエンジニアのメリット
大学生エンジニアが案件を受注する方法
大学生がフリーランスとして活動する際の注意点
大学生のフリーランスエンジニアに関するQ&A

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大学生フリーランスエンジニアのメリット

大学生であっても、フリーランスエンジニアとして活動することは可能です。大学生の場合は、授業がない日・時間帯を活用して作業を進めることになります。

当記事を読んでいる大学生の中には、エンジニアとしての経験を積むにあたって、フリーランスとアルバイトのどちらにするかまだ迷っている方がいるかもしれません。

そもそもフリーランスは、案件ごとに契約(エンジニアの場合は請負契約あるいは準委任契約)を結ぶ働き方を指し、企業と雇用契約を結ぶアルバイトとは契約形態が異なります。

ここではアルバイトと比較した場合のフリーランスエンジニアのメリットを3つご紹介します。

働き方に融通が利く

アルバイトには基本的に「週○日以上」「1日○時間以上」といった勤務条件があります。そのため、大学の課題が多いときやテスト前などは、学業の両立に悩むことがあるかもしれません。

フリーランスの場合、業務を行う場所・時間が自由な案件であれば時間が空いたタイミングで作業を進められ、自宅で作業ができる案件の場合は、通勤の負担もなくせます。

もちろん働き方に融通が利くといっても、ビジネスを行う上で納期はつきものです。フリーランスとして仕事をするなら、事業主としての責任が求められるため、受注の際はスケジュール管理に注意しましょう。

就職に向けた実績・スキルを獲得できる

大学生の間の活動ではなく、新卒でエンジニアとして就職を目指す際にも、フリーランスエンジニアとしての実務経験が役立つことでしょう。

プログラミングスキルは本で勉強するだけでは意味がなく、実際に開発を行い手を動かすことで習得できます。加えて、フリーランスとして主体的に人からお金をもらう仕事をすることで、プログラミング以外にも実務経験を積むことができ、説得力を持つ実績も得られます。

大学生のうちから、フリーランスで仕事ができるレベルを目指すのはなかなかハードルが高いですが、プログラミングスキル習得やエンジニア就職に興味があるようでしたら、「 プログラミングを独学で学習できる無料サービス12選」もご確認ください。

取り組んだ分だけ収入を得られる

アルバイトは基本的に時給制ですが、フリーランスの場合は案件によって報酬が異なります。

より単価が高い案件に携わったり効率よく作業を進められれば収入アップにつながるので、やりがいを感じながら業務に取り組めるでしょう。

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大学生エンジニアが案件を受注する方法

大学生エンジニアがフリーランスとして仕事をする場合、クラウドソーシングや人脈を活用する方法があります。

クラウドソーシング

クラウドソーシングは、インターネット上で案件の検索・受注・納品ができるサービスです。クラウドソーシングには経験不問の案件も多いため、実務経験が少ない大学生は活用しやすいでしょう。

クラウドソーシングを活用して案件を受注する際は、具体的な業務内容のほか、仕事に必要なスキルや納期などもしっかりチェックすることが大切です。

単価が高くて魅力的に思う案件でも、自分のスキルに見合わないものを受注した際は、作業に時間がかかって割に合わないと感じたり、ニーズに応えられずトラブルにつながったりする恐れがあります。

自分のスキルやスケジュールと照らし合わせ、十分に考えた上で決めると良いでしょう。

知り合いから依頼を受ける

すでにアルバイトでエンジニアとしての実務経験がある人や、仕事を発注してくれそうな知り合いがいる場合は、そうした知人から仕事を受けるのも一つの方法です。

仕事を依頼する側はスキルや人柄を知っている人の方が頼みやすい、依頼を受ける側は業務について質問しやすいというメリットがあります。大学生という立場をいかして、積極的に人脈を広げてみても良いかもしれません。

関連記事 : 初めてでも安心!フリーランスエージェント

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大学生がフリーランスとして活動する際の注意点

大学生がフリーランスエンジニアとして仕事をするなら、自己管理・ビジネスマナー・確定申告に関する注意点について知っておく必要があります。

自己管理に気をつける

ここでの自己管理は、スケジュールや体調の管理を指します。

自己管理を疎かにしてしまうと、学業で成績を落としてしまったり、業務がスムーズに進まずトラブルにつながったりする恐れがあります。

仕事の進捗状況や納期を適宜確認しつつ、生活リズムを整える、睡眠時間を確保するといったことを心がけて過ごすようにしましょう。

ビジネスマナーを身につける

学生であったとしても、仕事をする上で下記のようなビジネスマナーが必須となります。

  • 報告、連絡、相談を心がける
  • 正しい敬語をつかう
  • 納期を守る

報告・連絡・相談の際は、用件を簡潔に伝えることが大切です。電話やメールで情報共有する際は、連絡するタイミングにも気をつけ、深夜・早朝は避けましょう。

また、相手の話に傾聴する、一方的に話さないといったことも基本のマナーです。家族や友人と接するときの態度・言葉遣いでは、悪印象につながるということを念頭に置き、分別のある行動を心がけてください。

そのほか「大学の課題が大変で…」といった自分本位の理由で納期を守らないと、クライアントとの関係に支障をきたすだけでなく、契約内容によっては損害賠償を請求される場合もあるということを覚えておきましょう。

ここでご紹介したマナーは相手と信頼関係を築く上で基本となるため、学生のうちに身につけるようにしてください。

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場合によっては確定申告が必要

確定申告とは、1年間の所得税を計算し、税金を納める手続きです。

所得税とはその名の通り「所得」にかかる税金です。仕事をして、会社や個人(業務の依頼者)からお金をもらう場合、1年間の総額によっては所得税を納めなければなりません。所得が1年間で一定以下であれば、所得税を納めなくてよいということになります。

「もらったお金」=「所得」ではない

フリーランスとして仕事をする人の「所得」は、会社や個人(業務の依頼者)から受けとったお金から、下記を差し引いたものを指します。
 

  • 仕事を行う上で必要な費用(必要経費)
  • 青色申告特別控除(※)

上記の「所得」から、さらに「所得控除」(個人の状況に応じて差し引く金額)を引いた金額を「課税所得」といいます。この「課税所得」に応じて、所得税の額が決められます。

※確定申告の方法は白色申告と青色申告の2種類に分けられ、青色申告を行う場合は10万円、55万円、65万円のいずれかの青色申告特別控除を受けられます(2019年分までの確定申告では10万円あるいは65万円)。

※確定申告の期間は原則として毎年2月16日から3月15日までですが、土日にあたる場合は後ろにずれることもあります。

なぜフリーランスの収入が65万円以下だと確定申告が不要なのか

結論からいうと、大学生の場合、基本的には会社や個人(業務の依頼者)から受けとったお金から65万円を差し引いて所得税が算出されるからです。

前の項目で、所得税は「もらったすべてのお金」ではなく「課税所得」に対してかかる税金であることをお伝えしました。大学生が課税所得を求める際、もらったお金から経費や青色申告特別控除が差し引き、所得を出します。

そこから下記の所得控除を差し引き、課税所得を出します。
 

  • 基礎控除:38万円
  • 勤労学生控除:27万円


基礎控除や勤労学生控除は、個人の状況に応じて差し引けるもの(所得控除)です。基礎控除は所得税を納めるすべての人が対象となりますが、勤労学生控除は学生だけに適用されます。

もし1年間に会社・個人から受けとったお金が65万円だったら?

大学生であれば、前述の所得控除65万円が差し引かれるため、仮に計上できる経費や青色申告特別控除がなかったとしても、もらったお金が65万円以下であれば、以下のようになります。

65万円(受けとったお金)-65万円(基礎控除38万円+勤労学生控除27万円)=0円
⇒受けとったお金が65万円以下なら「課税所得」はゼロ=所得税が発生しない(確定申告は不要)

「所得控除」というと難しく感じるかもしれませんが、納める所得税を少なくすることのできる、お得な制度と考えるとよいでしょう。

参考:No.1199 基礎控除 | 国税庁
参考:No.1175 勤労学生控除 | 国税庁

なお、前の項目で触れたとおり、所得を計算する際は「業務を行う上で必要な費用」(経費)も差し引くことができます。専門的な内容ではありますが、こちらについて詳しく知りたい方は「これも経費に?個人事業主(フリーランス)が知っておきたい経費になるもの・ならないもの」もご覧ください。

また、確定申告のやり方自体を知りたいという方は、「 【確定申告】フリーランス1年目が白色申告でやることまとめ」も併せてご覧いただくと理解が深まるはずです。

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大学生のフリーランスエンジニアに関するよくある質問

最後に、大学生のフリーランスエンジニアについてのよくある質問と回答をまとめました。仕事の仕方や実務経験は必要かどうか、学業との両立などについて知りたい人は、参考にしてみてください。

Q.フリーランスエンジニアとアルバイトはどう違いますか?

A.アルバイトとフリーランスの違いは、仕事をする際に雇用契約を結ぶかどうかです。アルバイトの場合は企業と雇用契約を結びますが、フリーランスはクライアントと雇用契約を結ばず、対等な立場で仕事します。フリーランスのメリットは、働く時間や場所に融通が利きやすいことや、就職に向けて実務経験を積めることなどです。学業に余裕があり、実務に役立つスキルを身につけたいという人は、大学生のうちからフリーランスエンジニアを目指してみるのも良いでしょう。

Q.学業と両立はできますか?

A.結論からいえば、フリーランスの仕事と学業を両立させることは可能です。ただし、仕事の時間が十分に確保できる場合でないと厳しいといえます。エンジニア業務であれば、週あたり少なくとも30時間以上は、仕事時間として確保したいところです。そのため、学業があまりにも忙しい人は、仕事と学業の両立は厳しいといえるでしょう。また、サークル活動が忙しい人なども、作業時間を確保できるかどうか、よく検討する必要があります。

Q.フリーランスエンジニアになるには実務経験は必要ですか?

A.フリーランスの仕事は、一般的に実務経験が求められます。そのため、実務経験を積んでいけば案件を受注しやすくなるでしょう。学生は実務経験が少ないため、まず経験不問のフリーランス案件を探すのが有効です。クラウドソーシングや知り合いの紹介などを利用すると良いでしょう。ただし、実務経験が不要な案件は、単価が低い傾向にあります。案件をこなして実務経験を積めば、高単価の案件を受注しやすくなるため、はじめは実績作りとして低単価の案件を多く受けると良いでしょう。

※本記事は2022年5月時点の情報を基に執筆しております。

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最後に

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