女性エンジニアの割合は、IT業界でどの程度を占めているのか気になっているかに向け、比率を解説。女性エンジニアは需要があるのかや、将来性についてもまとめました。キャリアプランの具体例も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。技術は日々進展しているため、情報収集をしながら主体的に学ぶことが大切です。
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経済産業省が平成27年1月に発表した「IT人材を巡る現状について(データ編)」によると、技術者に当てはまる「システムコンサルタント・設計者」「ソフトウェア作成者」「その他の情報処理・通信技術者」の女性比率は、それぞれ11.9%、14.4%、13.3%となっています。
サービス職業従事者は67.5%、事務従事者は59.7%、運搬・清掃・包装等従事者は47.7%であることから、女性エンジニアの比率はかなり低いと考えられるでしょう。
参照:IT人材を巡る現状について(データ編)平成27年1月|経済産業省 情報処理振興課
女性エンジニアの比率は全体の1割程度と分かりましたが、ここでは実際の需要と将来性について確認していきます。
女性エンジニアの需要は高まっているといえるでしょう。その理由は、IT業界は人手不足であるためです。
将来的にも続く見込みの人手不足を解消するため、多くのIT企業はダイバーシティを推進し、女性はもちろんシニアや海外の人材なども積極的に採用していく風潮が高まっています。
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そもそもITエンジニアは作業時間が長く、開発経験がキャリアに影響するため、妊娠や出産を経験する可能性が高い女性エンジニアは活躍しづらいと考える人もいるようです。しかし、女性活躍推進法やウーマノミクスなどが進んだことで、このような影響も最小限に減らせる傾向になってきている企業も増えています。
ITエンジニアとして案件に参画できる能力は、自立して生計を立てられるスキルを有している証明です。高いスキルを持っていれば、その分キャリアの幅が広がるともいえ、女性エンジニアは今後増加していく可能性は高いでしょう。
女性エンジニアのキャリアプランとしては、マネジメント職への転向や、特定の分野に関する高度な知識を持つ専門家になることなどが挙げられます。
マネジメントではチームやプロジェクト全体を管理し、まとめていく能力が必要です。ただし、新たに何らかの技術を習得する必要性は薄く、ブランクがある人にも適しているといえます。女性にとっては選択しやすい道筋といえるでしょう。
1つの分野を極めていくことにより、専門家としてのキャリアを歩むケースもあります。専門的な知識やスキルを持っていることで周囲から求められる人物となり、末永くエンジニアとして案件に参画し続ける道が拓けるでしょう。実力で評価される世界であるからこそ、高い技術力は大きな武器になる可能性があります。
女性エンジニアは、女性ならではのライフステージを踏まえながらキャリアの方向性を模索したほうが良いこともあります。フリーランスとして活躍すれば、よりワークライフバランスを取りながら働けるでしょう。その際、単価や作業時間など求める条件に見合う案件を選択していければ、女性エンジニアでも自身が望む形でキャリアを積み上げていきやすくなるはずです。
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ITエンジニアの世界では、知識とスキルが求められる傾向があるため、優秀なエンジニアであれば、性別に関係なく高い評価を受けられる可能性が高いです。
高度なスキルを身につけていれば、妊娠・出産後であっても案件に参画できます。在宅で参画できる案件もあるので、子育てをしながらでも工夫次第で十分にエンジニアとしてキャリアを積んでいけるでしょう。
女性エンジニアがどのようなキャリアを歩むとしても、ITエンジニアとして案件に参画していく上で大切な資質は変わりません。
技術は日々急速に発展していくため、常にアンテナを張り、最新の知見を得ておく必要があります。チームでプロジェクトを進行していく上では、コミュニケーション能力も欠かせません。さらに、好きなことに携わる情熱と意欲を持ち続けられるかどうかも、重要な資質の1つといえそうです。
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ここでは、女性エンジニアに関するよくある質問に答えていきます。
汎用性の高いスキルを身につけることができる、子育ての際にリモートワークができる、実力主義なので立場関係なく収入が上げやすい、人手不足なので転職がしやすい等のメリットがあります。
ITエンジニアの総数に対して、女性のITエンジニアの割合は20%程度です。
マネジメント職に転身する場合はテクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキル等が必要です。
エンジニアに向いている女性には知的好奇心が旺盛、細かい作業が得意、好きなことにのめり込める、ストレス耐性が高い等の特徴があります。
ITエンジニアとして独立するにはプログラミングスキル、システムの開発経験、営業力・コミュニケーション力、経営力・マネジメント力等が必要です。
※本記事は2022年1月時点の情報を基に執筆しております。
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