【自営業者】仕事がない?不安な状況への対処方法と案件獲得方法の紹介

自営業者の悩みの一つとして、仕事がない状況に陥るかもしれないという不安があります。他にも収入が不安定になりやすい、社会的信用を失うといった悩みを持つ方もいることでしょう。

本記事では自営業者の悩みの種となる事柄を紹介するほか、仕事の探し方や不安の解消の仕方についても言及します。自営業やフリーランスになりたい、興味はあるが生活面に不安を抱いている、といった方は参考のひとつとしてこちらの記事をご覧ください。

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■この記事の監修

佐藤 英太
2014年よりゲストハウスに住み込みながらライターとして活動。2015〜2016年よりフリーランスライターとして活動をはじめ、ライフスタイル・旅・語学留学関連の記事を執筆。
ライティング業務からコンテンツ企画の提案業務が派生し、Webマーケティング支援・Webサイト制作ディレクションの業務を数回ほど経験。現在は原稿の構成づくり・ライティング・編集などWebコンテンツ制作のテキスト作りの業務がメイン。

目次

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自営業やフリーランスが抱えがちな不安の原因

自営業やフリーランスが抱えるつらさや不安には、次のような事柄があります。

仕事がない・収入が不安定

自営業者にとって、仕事がなくなることは収入が途絶えることを意味します。個々の事情はさまざまですが、収入が途切れることで生活が成り立たなくなる場合もあるので、将来安心して生きていけるかどうか、不安を抱える方も多いでしょう。この点は、毎月決まった額の給与が支払われる会社員に対する、自営業者の不利な面といえるでしょう。

仕事がなくなる理由には、営業活動が上手くできていない、スキルが不足しているなどが挙げられます。また、仕事の取り組み方への真摯さに欠ける、納期が守れないなど、マナー面でクライアントに不快な思いをさせてしまっていることが原因になる場合もあるでしょう。

また、自営業者である以上、誠実に仕事や営業活動をしていても案件が途切れるケースはありえます。仕事が少なくなったり、一時的に仕事がなくなったりすることを想定し、貯金をはじめとした資金の備えを行うことがポイントです。

なお、個人事業主の請求書の書き方についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。不安のある方は参考にしてみてください。
何を記載すれば良い?請求書の書き方と注意すべき点

社会的信用が低く、制約を受けやすい

自営業者やフリーランスなど、組織に属さず働く方たちは、会社員と比べて社会的信用が低いと言われています。実際に、長期的に安定した収入を得られる会社員は返済能力があると見込まれるので、住宅ローンや自動車ローン契約時の審査に通りやすく、金銭面で社会的信用を得やすくなっています。

一方、組織に属さない自営業者は、会社員と比べ、収入のアップダウンが激しい場合もあります。大きな買い物や契約時に「最後まで支払えるのか」といったマイナスの印象を与えることもあるため、金銭面における制約が厳しくなるのが現状です。

また、会社組織で仕事をしていることから、基本的なマナーや一般常識が身についていると見なされることが多いです。

このような観点からも自営業者よりも会社員の方が生活面でも安定感があり、お金の使い方の選択肢が広がるでしょう。

今、会社員でも将来的に自営業を開始する方もいることでしょう。この場合は、住宅や車を購入したいなら退職する前に手続きし、購入するのも一つの手と言えるでしょう。

保険や年金の負担が増え、手元に残るお金が減ってしまうことがある

自営業者が不安を抱くことの一つに、保険や年金の手続きが挙げられます。会社員であれば企業が年末調整などの処理をしてくれますが、自営業者は役所に出向くなどして手続きをしなくてはなりません。

また、会社員時代は企業との折半だった社会保険料が、フリーランスになると全額自己負担になります。負担する金額が増え、依頼案件が減るなど何らかの事情で収入が少なくなる可能性もあるため、手元に残るお金が少なくなる不安が募ります

例えば、1年間の給与収入が400万円の30代会社員の場合、社会保険料(健康保険料)の支払いは年間約20万円となります。その一方で、同じ年収400万円のフリーランスの場合、国民健康保険への支払いは年間約39万円となります(白色申告の場合)。

また自営業者は、年度の収入によって支払うべき金額が異なること、支払い時期なども知っておく必要があるので、ミスが生じないよう手続きできるかといった懸念も精神的な負担になります。これを回避するには、自分で税金の知識を深めることが肝心です。

参考:あなたの手取り・税金・社会保険料はいくら?【年収別】早見表一覧
関連記事 : フリーランスの仕事が辛い時14選|収入アップやきついと後悔しない方法

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自営業の仕事の探し方

自営業者にとって最も大きな不安材料は、やはり収入源である案件の確保ではないでしょうか。本項では「仕事がない」状態の解決方法に着目し、案件の探し方を解説します。

営業活動に力を入れる

自営業者として仕事がなくなるリスクを減らすためには、仕事につながる人脈を広げておくことが重要です。

自営業者が案件を獲得する経路の多くは既存の知り合いや過去の取引先だといわれています。

また、過去の所属先や取引先に対し、「○○に対応しているので、声をかけてください」といった協業の打診をするのもおすすめです。良い関係性を保てば中長期的に仕事が得られる場合もあります。

今まで仕事を受けていたクライアントへの働きかけだけでなく、異業種交流会やセミナーなどに参加したり、SNSのDMを中心に直接連絡したりするといった新規開拓で営業活動をするのもひとつの手段です。新しい仕事の受注が成立したら、案件獲得のパイプがまた一つ増えることになります。

フリーランスの働き方についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
フリーランスとは?仕事内容や職種の一覧・必要な準備について解説

クラウドソーシングに登録する

Web上で作業の受発注が行えるクラウドソーシングも、仕事を探す上で便利なサービスです。単価が低い案件が含まれているというデメリットはありますが、中長期の仕事の合間に行うのに適しています。また、仕事がない時期の埋め合わせになるだけでなく、付き合いが長く続くクライアントに出会える見込みがあるのも利点です。

エージェントを利用する

仕事を探す際は、クラウドソーシングとともに、エージェントにも登録するのが望ましいといえます。仕事を得る手段が複数ある方が、より収入を安定させやすいからです。

エージェントとは、ITエンジニアやクリエイター向けに案件を提案するサービスのことです。営業や事務手続き、クライアントとの交渉、契約締結など、あらゆる業務を本人に代わって行ってくれることが特長です。

レバテックフリーランスなどのエージェントを利用することで、仕事の選択肢が増えるほか、高単価案件に参画しやすい、受注が安定するといったメリットが得られます。エージェントのサービス対象となる職種の人は、検討してみてはいかがでしょうか。

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自営業者が不安を解消する方法

仕事が少ない時期は、生計を立てられるかどうか不安になるでしょう。一方で、このようなまとまった時間があるからこそ打ち込めることもあります。最後に、不安を解消し、空いた時間を有効に活用するためのアイディアを紹介します。

これまでの経歴と実績を整理する

自分に向いている仕事や取り組みたい業務で案件を得られるように、これまでの経歴と実績を整理してみましょう。具体的には、ポートフォリオやプロフィールを作成したり、それらを掲載するWebサイトを開設したりすることです。経歴や実績が一目でわかるようになっていれば、自分に合った仕事を依頼してもらえる可能性が高くなります。

クラウドソーシングに登録している場合は、マイページなどのプロフィール欄を充実させてみるのも良いでしょう。特に直近で大きな案件をやり遂げた際は、相手の目に止まりやすくなり、信用を得られやすくなるので、情報を更新することをおすすめします。

いずれにしても、経歴や実績を見直す作業は、ある程度時間がなければできないことです。「仕事が少ない時期=キャリアの棚卸しをするとき」と捉えると不安も和らぐでしょう。

※制作物の公開にはクライアントの許可が要るケースもあります

税金や保険に関する知識を身につける

自営業者は基本的にお金に関わる手続きを自分で行うため、税金や保険の知識を身につけておくことがリスク回避につながります

手続き期限の間際に慌てて着手すると、計算や記入内容を間違えたり、コア業務がおろそかになったりする可能性があります。仕事がない、または仕事が少ない時期は、税金や保険の詳細を学ぶ機会と捉えるのもおすすめです。

確定申告を正しく行うためには、領収書をはじめとした書類を保管し、経費にできるもの・できないものの区別を明確にすることが大切です。源泉徴収、扶養控除といった確定申告に関連する用語の意味を理解しておくことで、書類への記入がスムーズになります。

病気やケガで働けなくなるリスクを考慮すると、保険の知見を持っておくことも強みになります。自営業者には国民健康保険のような公的保険以外に、民間の医療保険や所得補償保険を利用する選択肢もあります。

必要なスキルを磨き、稼ぐ力を伸ばしておく

自営業者は組織に属していないこともあり、安定した収入を得にくいのが現状ですが、「仕事がない」という状況を回避する方法があります。それは自分に必要なスキルを洗い出し、それを自分のモノにすることです。

仕事の合間時間に、最新の情報や技術を知ったうえで、オンラインなどを有効活用しながらスキルを高めたり、公的資格を取得したりしておくと、真摯な姿が評価され、第三者からの評価が高くなることでしょう。そして、学びを獲得したことで自分に自信を持つことができ、稼げる力の獲得にもつながります。

※この記事は2023年11月時点の情報を基に執筆しています。

最後に

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