フリーランスにおすすめの営業方法10選を紹介!案件獲得のコツも解説

フリーランスが安定した収入を得るためには、自分に合った営業方法を実践することが重要です。案件を継続的に獲得するルートは、前職へのアプローチやエージェントの活用、SNS発信など多岐にわたります。

「営業経験がないから」「本業の開発に集中したいから」と営業活動を後回しにしてしまうと、収入が途絶えるリスクを抱えることになりかねません。

そこでこの記事では、フリーランスにおすすめの営業方法10選を解説します。成約率を高める7つのコツや、営業の注意点についてもまとめました。自分に合った営業方法や、安定して案件を獲得するためのポイントが分かります。

泉澤 匡寛の画像

記事の監修者

泉澤 匡寛

レバテック代表執行役社長

同志社大学を卒業後、レバテックキャリアにてITエンジニアの採用支援、キャリア支援に従事。

IT人材不足に大きな課題感を持ち、新規事業の責任者としてIT特化型就職支援サービス「レバテックルーキー」や、プログラミングスクール「レバテックカレッジ」など、IT人材を増やす事業を開発。

2021年よりレバテック ITリクルーティング事業部部長として、事業戦略立案、採用、業務最適化など、レバテック複数ブランドの成長を多方面から牽引。

2025年4月にレバテック執行役社長に就任。

会社概要

ご登録者様限定機能詳しく見る

詳しく見る

フリーランスにおすすめの営業方法10選

フリーランスが案件を獲得するための手段は多岐にわたります。

ここでは、効果的な営業方法10選をまとめました。

営業方法 案件獲得スピード 難易度 向いている人
前職の企業・過去の取引先 ★★★(早い) ★☆☆(低い) 前職と関係性が良く、即戦力として動ける人
知人・友人からの紹介 ★★☆(中程度) ★☆☆(低い) 人脈が広く、日頃から周囲とコミュニケーションを取れる人
クラウドソーシングサイト ★★★(早い) ★☆☆(低い) 実績作りをしたい初心者や未経験分野に挑戦したい人
フリーランス向けエージェント ★★★(早い) ★☆☆(低い) 営業の手間を省き、本業の開発・制作業務に集中したい人
専門家紹介サイト ★★☆(中程度) ★★☆(やや高) 特定分野の専門性を活かしたい人
ビジネスマッチングアプリ ★★☆(中程度) ★★☆(やや高) 幅広い業種の人とつながり、手軽に人脈を広げたい人
交流会・セミナー ★☆☆(時間が必要) ★★☆(やや高) 対面での会話が得意で、フットワークが軽い人
SNS・ブログでの発信 ★☆☆(時間が必要) ★★☆(やや高) 専門知識の発信を継続でき、将来的にインバウンド営業したい人
集客用Webサイト ★☆☆(時間が必要) ★★★(高い) ポートフォリオや実績が豊富で、自動集客の窓口を作りたい人
企業への直接アプローチ ★★☆(中程度) ★★★(高い) 提案力があり、仲介手数料なしで高単価案件を狙いたい人

1.前職の企業や過去の取引先へアプローチする

前職の企業や過去の取引先へ連絡を取る方法は、受注につながりやすい手法の一つです。

スキルや人柄をすでに知っている相手であるため、信頼関係をゼロから構築する手間がかからないというメリットがあります。

まずは、円満退職した職場や過去の担当者へ「フリーランスとして独立しました」と挨拶メールを送ってみましょう。その際、「現在どのような業務を引き受けられるか」を具体的に書き添えておくと、相手が必要になったタイミングで思い出しやすくなり、早期の案件獲得につながりやすくなります。

2.知人・友人から案件を紹介してもらう

前職へのアプローチが「過去のビジネス関係」を活かすのに対し、知人や友人へのアプローチは「プライベートの信頼関係」を入り口に人脈を横に広げていく手法です。

人柄をよく知る友人であれば、専門的なスキルだけでなく、熱意や相性を評価して仕事を紹介してもらえるメリットがあります。

普段からSNSや雑談の中で「いま、こういう仕事を受けているよ」と周囲に伝えておくことが大切です。友人自身が案件を持っていなくても、「そういえば会社の同僚が外注先を探していたな」と、予期せぬ場所から新しいビジネスチャンスを引き寄せるきっかけになります。

3.クラウドソーシングサイトを活用する

クラウドソーシングサイトは、独立初期の実績作りや、未経験から案件に挑戦したいときに活用しやすいサービスです。

膨大な数の案件が掲載されているため、自分のスキル水準にマッチした仕事を見つけやすいというメリットがあります。}「クラウドワークス」や「ランサーズ」などを利用すれば、応募から契約、納品、報酬の支払いまでがすべてWeb上で完結する点が特徴です。

まずはプラットフォームへの無料登録から、フリーランスとしての第一歩を踏み出してみましょう。

4.フリーランス向けエージェントを活用する

「営業にかける時間を減らしたい」「制作や開発業務に集中したい」という方には、フリーランス向けエージェントの活用が適しています。フリーランス向けエージェントサービスでは、専任のアドバイザーが希望条件やスキルにマッチする案件を代わりに探して提案してくれます。

自分で営業活動を行う手間を省きつつ、継続的に案件を獲得しやすい点がメリットです。}エージェントによっては単価交渉や契約手続きもサポートしてもらえるため、事務処理の負担を軽減できるでしょう。

IT・Web業界の案件に強いレバテックフリーランスでは、豊富な非公開案件からスキルや働き方の希望に合わせた案件をご紹介します。税理士の案内や会員向け優待といった制度も充実しており、自身の市場価値を知りたい段階からでもサポートを受けられるため、まずはお気軽にご相談ください。

5.専門家紹介サイトに登録する

特定の分野に深い知識や経験がある場合は、スポットコンサルや顧問紹介サービスなどの専門家紹介サイトへの登録がおすすめです。

企業側は「特定の課題を解決できるピンポイントな人材」を探しているため、自身の専門性を活かして高単価な案件を獲得できるチャンスが広がります。

IT・Webやマーケティング、士業など、特定の分野に特化したサービスもあるため、自身の専門性に合ったプラットフォームを選ぶと良いでしょう。これまでの実績や保有スキルを高く評価してくれるクライアントと出会いやすく、自身の専門性や知見をダイレクトに活かした案件を受注したい方に向いています。

6.ビジネスマッチングアプリを活用する

スマートフォン一つで手軽に営業したい場合は、ビジネスマッチングアプリの活用がおすすめです。

ビジネスマッチングアプリとは、ビジネス目的のユーザー同士を条件や目的に応じて引き合わせるサービスのことです。{経営者や企業の採用担当者など、普段の生活では出会えない幅広い業種のキーマンと直接つながれる可能性があります。

ビジネス特化型のマッチングアプリに登録したら、まずは情報交換の面談からスタートしてみましょう。カジュアルな会話から意気投合し、そのまま受注や業務提携へ発展することもあります。

7.交流会・セミナーへ参加する

対面でのコミュニケーションが得意な方には、交流会やセミナーへの参加もおすすめです。{Web上のやり取りとは違い、直接顔を合わせて熱意や人柄を伝えられるため、相手の印象に強く残りやすい点が大きなメリットといえます。

自身の職種に近い業界の勉強会だけでなく、見込み客となる経営者が集まる地域のビジネス交流会に足を運び、積極的に名刺交換を行うと良いでしょう。その場では仕事につながらなくても、後日「あの時のフリーランスに相談してみよう」と思い出してもらえるフックになります。

8.ビジネス用のSNSやブログで情報発信する

X(旧Twitter)やnoteなどのSNS・ブログを使った継続的な情報発信は、企業からの案件の依頼につながる「インバウンド営業」の強力なツールになります。{自身の専門知識や仕事へのスタンスを日頃から公開しておくことで、発信を見た企業の担当者から直接スカウトや問い合わせが届く可能性があります。

まずは、日々の学びや手がけた実績、技術的なノウハウなどを発信することから始めてみましょう。成果が出るまでには一定の時間がかかりますが、一度ファンやフォロワーが定着すれば、中長期的に安定して案件を獲得できる貴重な集客チャネルへと育ちます。

9.集客用Webサイトを開設する

集客用のWebサイトは、ネット上で24時間いつでも仕事を受け付ける専用の営業窓口として機能します。{検索エンジンからの流入やSNSのリンク経由で、興味を持った見込み客から問い合わせが来る可能性が高まります。

サイト内には、これまでの実績や対応可能なスキル、大まかな料金目安などをわかりやすく掲載し、フリーランスとしての実力を提示しましょう。トップページや記事の末尾など、視線を集めやすい位置に問い合わせフォームを配置すれば、見込み客の離脱を防ぎつつ案件の相談を受けやすくなります。

10.企業に直接連絡をする

自身が「一緒に仕事をしたい」と思う企業に、直接問い合わせを送る営業方法です。{エージェントやクラウドソーシングのように仲介手数料が発生しないため、同じ仕事内容であっても高単価で直接契約を結びやすい点がメリットといえます。

自分のスキルを活かせそうな企業や、取引してみたい企業の公式ホームページにある「問い合わせフォーム」や「採用ページ」から、自己紹介と提案文を送信します。事前の企業リサーチを徹底し、相手の課題に寄り添った提案ができれば、大口の優良顧客を開拓できるチャンスがあるでしょう。

自分に合う案件を提案してもらう

フリーランスが営業を成功させるコツ7選

営業活動の成約率を上げるためには、いくつかのコツを押さえる必要があります。ここでは、営業活動をスムーズに進めるための7つのポイントをまとめました。

1.自己分析して自分の強みを理解する

数多くの同業者の中から選ばれるためには、自分の強みを正しく理解し、競合と差別化する工夫が必要です。{どの要素を強みとして押し出すべきかを決めるには、自身のスキルや経験を客観的に棚卸しする自己分析が役立ちます。

しかし、自分一人だけで分析しようとすると、主観や思い込みが入り、市場のニーズとズレてしまうケースも少なくありません。もし客観的な強みを見つけるのが難しいと感じるなら、フリーランス向けエージェントに一度相談してみるのも一つの手です。

レバテックフリーランスでは、アドバイザーが市場価値や強みを客観的に引き出すサポートを無料で行っています。第3者の視点を取り入れることで提案の精度が上がり、効率的な案件獲得につながりやすくなるでしょう。

2.クライアントの要望を深く理解する

営業では自身の売り込みばかりを優先せず、クライアントの課題や要望を丁寧に聞き取る姿勢も必要です。クライアントは技術力そのものよりも、「この人は自社の課題を解決してくれるか」という点を重視しているからです。

まずは企業がどのような目的で、どう業務を改善したいのかといった背景をしっかりと確認しましょう。}相手の本質的なニーズを捉えたうえで、それを解決するための提案を行うことが、成約率を高める近道となります。

3.ポートフォリオを作成しておく

営業の際に過去の成果物をまとめたポートフォリオを提示できるよう、事前に用意しておきましょう。{言葉で説明するよりも、実際の制作物を見せる方が、自身のスキルを客観的に証明できるからです。

ポートフォリオには、これまでに作成したWebサイトやアプリのURL、自分が担当した具体的な範囲などを分かりやすくまとめておきましょう。

フリーランスのポートフォリオ作成方法について詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

フリーランスのポートフォリオ作成方法!エンジニアやデザイナーの見本あり

4.迅速かつ誠実な連絡を徹底する

クライアントからの問い合わせやメッセージに対して素早く誠実に返信を行うことは、信頼を獲得するための基本です。{返信の遅さは進行の遅れや意思疎通の不安に直結するため、メッセージを受け取ったら可能な限り早く一次返信を行いましょう。

回答に時間がかかる内容の場合は「確認中であるため〇日までに回答します」と一言添えて進捗を伝えるだけでも、クライアントに誠実な印象と安心感を与えられます。

5.市場相場に合う適切な単価を設定する

単価を設定する際は、事前に業界の市場相場をしっかりと調査しましょう。{相場に対して安すぎる価格はスキルや品質を疑われる原因になり、逆に高すぎる価格は予算オーバーで敬遠されるリスクがあるためです。

競合となるフリーランスの価格帯や、クラウドソーシングでの平均単価をベースに適正価格を設定しましょう。妥当な根拠をもとに単価を提示できれば、クライアントも納得して発注しやすくなります。

6.第三者のアドバイスを活用する

営業活動で成果が出ないときは、一人で悩み続けず、第三者からフィードバックを受けましょう。{自分では気づけない改善点を客観的に指摘してもらえば、それまで見えていなかった課題が明確になり、営業活動を好転させる突破口になります。

第三者からのアドバイスを受けたい場合は、フリーランス向けのメンターサービスの利用や、エージェントへの相談がおすすめです。

実際に、プロからの客観的なアドバイスを取り入れたことで希望条件にマッチする案件を獲得し、会社員時代の2倍以上の収入を実現したフリーランスの方がいます。詳細について知りたい方は、下記のインタビュー記事を参考にしてください。

「え、自分で営業しなくていいの?」その一言で転身、正社員10年エンジニアが手にした理想の生活

7.清潔感のある身だしなみを意識する

面談や打ち合わせでは、第一印象の良さが営業の成功率に影響します。{オンライン面談でも、画面に映る身だしなみや部屋の乱れが仕事への丁寧さのイメージと結びつきやすいため、油断は禁物です。

髪型や服装を整えるのはもちろん、カメラの明るさや室内の背景、音声環境といった配信クオリティにも事前に気を配っておきましょう。

フリーランスが身だしなみで気を付けるべきポイントについては、下記の記事でも詳しく解説しています。

【フリーランスの服装と身だしなみ】印象アップのポイントは?

フリーランスの営業方法で注意すべきポイント

フリーランスの営業方法で注意すべきポイント

営業活動を進めるうえで、クライアントからの信頼を失ったり自身が消耗したりする「避けるべき行動」が存在します。

ここでは、トラブルを未然に防ぎ、フリーランスとして長く安定して活躍するために意識したいポイントを整理しました。

自分のスキルを安売りしない

早く案件が欲しいからといって、極端に低い単価で仕事を引き受けるのは避けましょう。{安売りを続けてしまうと、作業量に見合う収入を得られず、心身ともに消耗してしまう原因になります。

実績作りと割り切る独立初期を除き、自身の基準を下回る条件の案件は断る勇気も必要です。適切な単価で案件を受けることが、フリーランスとして長く活躍するための基盤となります。

一度断られてもすぐに諦めない

フリーランスの営業活動において、提案が断られるのは決して珍しいことではありません。一度の失注で落ち込まず、すぐに次のアプローチへ気持ちを切り替えるタフさが求められます。

見送られた場合でも、丁寧な文面で感謝を伝えて連絡を終えるようにしましょう。{のちに相手の状況が変わったり、別の案件が発生したりしたタイミングで、再度相談の声がかかり受注へつながる場合もあります。

一方的な営業をしない

自分がアピールしたい内容だけをひたすら押し付ける営業は逆効果です。{相手の状況や抱えている課題を無視したアプローチは、かえって警戒心を持たせる原因になってしまいます。

まずはクライアントが何に困っているのかを丁寧に聞き出し、それを解決するための手段として自分のスキルを提示するスタイルを意識しましょう。双方向の対話を大切にした提案を心がけることで、ビジネスパートナーとして好印象を与えられます。

自分に合う案件を提案してもらう

フリーランスの営業方法に関するよくある質問

ここでは、フリーランスの営業方法に関するよくある質問について答えます。

Q. 営業経験なしでもフリーランス案件を獲得できる?

営業経験がなくても、フリーランスとして案件を獲得することは可能です。フリーランスの選考では、高度な営業スキルそのものよりも、確かな技術力や納期・期日を厳守するといった基本的な信頼性が重視されるからです。

まずはクラウドソーシングやフリーランス向けエージェントなど、案件数が多く手軽に始められるサービスを利用してみましょう。クラウドソーシングは応募手順が明確で挑戦しやすく、エージェントなら担当者が条件交渉を代行してくれるため、営業未経験でも案件獲得を目指せます。

Q. 営業活動に時間を取られず案件に集中する方法は?

制作や開発業務に専念したい場合は、フリーランス向けエージェントや知人からの紹介ルートを営業の軸に据えるのがおすすめです。案件探しの工程をプロや周囲の人に任せることで、限られた稼働時間を実務に充てやすくなります。

エージェントを利用する場合は、参画中の案件が終わる1ヶ月ほど前から次の案件探しを相談しておくのがポイントです。

知人からの紹介ルートを活かす場合は、案件の区切りがつくタイミングを事前に周囲へ伝えておくことで、作業の手を止めることなく次の案件へとつながる可能性があります。

Q. フリーランスの適正な案件単価はどう決める?

自身の目標年収から逆算し、時給や日給のベースとなる金額を算出しましょう。想定される月間の稼働時間や、国民健康保険・税金などの経費をあらかじめ計算に含めておくことで、生活を維持できる納得感のある最低単価が見えてきます。

算出した金額をベースに、自身と同じスキルを持つ同業者の価格帯や、エージェントが公開している案件の条件と比較して微調整を行いましょう。市場の平均相場から大きく外れない価格を提示できれば、クライアント側ともスムーズな交渉が可能になります。

※本記事は2026年8月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

自分に合う案件を提案してもらう

役に立った/参考になったと思ったら、シェアをお願いします。

関連案件