1.IT業界では平均的な年収額ですが、クラウドの台頭による業務領域の減少が影響しつつあります。
サーバーエンジニアの年収はIT技術職の中では平均的な数字といえます。サーバーエンジニアの仕事内容は、まずはコンピューターシステムのサーバーシステムの構築・設定・運用。さらに、負荷分散構成の設計、構築、運用などがあげられます。サーバーにはデータベースサーバー、Webサーバー、アプリケーションサーバー、メールサーバーなどさまざまな種類があり、それぞれのスペックやコストパフォーマンスを考えた設計・構築が必要です。IT化が進む現代において、サーバーに障害が発生するとほぼ全ての業務が止まってしまう事になりかねません。サーバーエンジニアには障害が起こった際、迅速に原因を切り分け問題解決することが求められます。
自社サーバーを設置している企業においては、サーバーエンジニアは欠かすことのできない存在である一方、AWSなどクラウドの発達により、そもそも自社サーバーを置かないという企業も増えてきました。サーバーエンジニアが従来担っていたサーバー構築・運用部分がクラウドにとってかわったことで「サーバーエンジニアの仕事がなくなる」という意見がある一方、「クラウドの知識を兼ね備えた上で、より上流からインフラへの提案を行えるサーバーエンジニアの需要が高まる」という見解もあります。後者の場合、ハイスキル人材として、サーバー構築・運用のみを担っていた場合に比べ、高年収が期待できるでしょう。
フリーランスの場合、残念ながら有給休暇は取得...