■業種のビジネスモデルの理解、特化した業界知識など
ITコンサルタントは、顧客の潜在ニーズから問題点を顕在化し、それに合ったソリューションを提供する立場です。そのためには、顧客の業界に関する深い見識や、ビジネス・組織の理解が必要不可欠ともいえるでしょう。特定の業界で複数のコンサル経験を持っていれば、新たに参画した案件での業務スピードも上がり、より価値を発揮できるITコンサルタントとなれるでしょう。
■コンサル・マネジメント能力、顧客折衝、資料作成能力
クライアントはITコンサルタントに対して、自身の問題点を客観的に判断してもらい、最適な解決を提案してもらうことを期待しているといえます。その期待に応えるには、関係者と協力して物事を進めていくコミュニケーション力が求められるでしょう。
たとえば、クライアントに提案内容を論理的に分かってもらうために、あらゆる材料を用意して提案資料を作る場面もありますし、納得できないと回答された場合には、ヒアリングや折衝を重ねて、なぜその提案が最適であるか説明する必要もあるでしょう。
■英語力
案件によっては、開発チームが海外にあったり、海外の顧客とコミュニケーションをとる場面も出てきます。ビジネスレベルの英語力はITコンサルタントの主要スキルのひとつともいえます。英語に抵抗がなければ、扱える案件の幅も広がり、より年収の高いITコンサルタントを目指せるでしょう。
フリーランスの方もマイナンバー制度を意識する...