Javaの勉強は何からやるべき?学習手段やコツ・基礎習得までの流れを解説 | レバテックフリーランス
Javaの勉強は何からやるべき?学習手段やコツ・基礎習得までの流れを解説
ITエンジニアを目指す上で、避けては通れないのがプログラミング言語の習得です。目指すITエンジニア職種によっても習得すべき言語は変わりますが、システムやスマホアプリなどを開発したい場合に習得すると役立つプログラミング言語のひとつが「Java」です。本記事では、Javaの勉強方法や学習のコツをご紹介します。
Javaを使用する仕事として、プログラマーがあります。詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【エンジニアのプロ監修】プログラマーとは?仕事内容や年収、資格を紹介
「Java」は幅広い目的に使えるメジャーなプログラミング言語
Javaは、とても汎用性が高く、世界中で利用されているプログラミング言語です。レバテックフリーランスでも保有案件のうち最も案件数が多い言語(2023年7月時点)となっており、企業のシステム開発からスマホアプリ、組み込みシステムまで、多岐にわたる分野で使われています。
Javaは、仮想環境であるJVM(Java Virtual Machine)上で動くためプラットフォームに依存しないという特徴をもちます。WindowsやMac、LinuxなどOSを問わず、サーバーやスマートフォン、IoTデバイスに至るまで実にさまざまな環境で動作させることが可能です。
これにより、多くのプラットフォームで動くソフトウェアを開発することができ、個々の環境に対応させるためのコストや工数を削減できます。
また、オブジェクト指向プログラミングを採用していることも、Javaのメリットです。オブジェクト指向は、プログラムの構造や機能を使いまわしやすくする機能のことで、これによって開発効率や保守性が担保されています。
さらに、豊富なライブラリが用意されていることも、Javaが多くの開発者に支持されている理由の一つでしょう。Javaは初心者から上級者まで、幅広い開発者に人気があり、今後の需要も安定していると思われます。
プログラミング言語別の案件数や単価が気になる方は、こちらのランキング記事を見てみてください。
【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング|2023年7月最新版
初心者からJavaの学習をスムーズにスタートするコツ
Javaの学習に際してはまず、環境構築を実施しておくことが欠かせません。その一環として、Eclipseをはじめとしたプロジェクト管理ツールを扱いやすくなるという利点もあります。
Javaではまず、関数や分岐・繰り返しといった基本的な文法を理解しましょう。Java自体の理解度が上がってきたら「クラス」の理解を深めましょう。Javaでは、処理をまとめた「クラス」を作り、他のプログラムで活用することが多いためです。フレームワークを使った開発手法を学ぶことで、クラスの役割をより理解しやすくなります。
ただし、クラスを扱うためには「オブジェクト指向」「継承」「ポリモーフィズム」「カプセル化」などの概念を理解する必要がありますが、初心者には難しい可能性があります。これらの勉強には十分な時間をかけましょう。
Javaを扱うプログラマーの仕事内容が気になる方は、こちらの記事をご覧ください。
Javaプログラマーの仕事内容は?未経験から実務レベルになるには
Java初心者におすすめの勉強方法5つ
プログラミング言語を効率的に勉強する方法はひとつではありません。ここではJava初心者向けに、どんな勉強方法があるのかをご紹介します。勉強法はそれぞれ特徴が異なるので、自分に合った勉強方法を取り入れましょう。
- 本
- サイト・アプリ
- 動画
- スクール
- 勉強会
全ての方法を取り入れなければいけないわけではありません。ひとつだけだと望むレベルまで習得できない場合には、複数の方法を組み合わせると良いでしょう。
本
Java学習の手助けになる参考書や専門書を使う方法です。自身のプログラミングへの理解レベルによって選ぶべき本は異なりますが、初心者は分厚いテキストを1冊だけ購入するよりも、図や環境設定の方法が細かく書かれている入門編のようなテキストを複数購入することをおすすめします。
そして、自身が読みやすいと思った本の作者を確認し、その作者が書いた応用編のテキストを次に購入すると効率的に学習が進みやすくなります。
文字が多い参考書は情報量が多いので一見するとお得に感じるかもしれませんが、初心者の場合は理解できるかどうかを購入の判断材料にすると良いでしょう。
Javaの入門書としては、以下のような本があります。
『スッキリわかるJava入門 第4版』(中山清喬・国本大悟=著、株式会社フレアリンク=監修、2023年、インプレス) 『独習Java 第6版』(山田祥寛=著、2024年、翔泳社)
この2冊は内容が充実しているうえ、図や例題などがよく記載されていることから、初心者でもチャレンジしやすいテキストです。
本で勉強するメリット
本で勉強するメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 体系的に学習できる
- 情報の信頼性が高い
書籍に沿って学習することで、体系的な知識を身につけることが可能です。1冊でその分野の理解に必要な情報を一通り網羅できるので、全体像を掴みながら着実に学びを進められるでしょう。また公の出版物であるため、内容が吟味されており、情報の信頼性が高いのも魅力です。
本で勉強するデメリット
一方、本で勉強する場合、以下のようなデメリットが考えられます。
- 情報が古い可能性がある
- 選ぶテキストにより効率が落ちる場合がある
- 疑問を解決するのが難しい
書籍の出版年月日によっては情報が古い場合があるため、注意しましょう。また、選ぶ本が自身に合っていない場合、理解のスピードが落ちてしまうことが懸念されます。
なお、書籍の性質上、学習を進めるなかで疑問にぶつかったとき一人で解決するのが困難であるという難点もあります。
そのような場合に備えてメンターを募集する、知り合いにプログラマーがいたら教えてもらうなど、プログラミングをよく知っている人を探しておくことをおすすめします。
サイト・アプリ
Webサイトやプログラミング学習アプリを使って勉強する方法です。これらには、基礎からしっかり学習をサポートしてくれるものや、ゲーム感覚で学べるもの、動画を見ながら学習するものなどがあります。アプリであれば一例としてProgateをおすすめします。Webサイトならば自分のレベルに合ったコースが選べるものが良いでしょう。また近年ではAIを活用して学習を進める方も増えています。
サイト・アプリで勉強するメリット
サイト・アプリで勉強するメリットには、本での学習とは異なる点があります。
- PCやスマホから場所を選ばず学習できる
- 動作を確認しながら実践的に学ぶことができる
- 低コストである
サイト・アプリによる学習のメリットとしては、その手軽さが挙げられます。スマートフォンやPCなどのデバイスさえあれば、場所を選ばず学習できるので、移動・通勤などの隙間時間を有効活用できます。また、サービスにもよりますが、実際に書いたプログラムがどのような動きをするのか、その場で確認しながら進めることが可能です。画面上で確認できるので、本を読むだけの場合よりもミスに気づきやすく実際に書くことでエラーのリカバリー能力も身につけることができるでしょう。無料、あるいはリーズナブルな価格で利用できるサイト・アプリも多いので、学習の手段として検討してみることをおすすめします。
【2024年版】エンジニア向け学習サイト・おすすめのメディア一覧
サイト・アプリで勉強するデメリット
サイト・アプリで勉強するときには、デメリットもあります。
- 有料サイトでは料金がかかる
- 体系的に学びづらい
- サイトの信頼性が保証されていると限らない
- 環境構築の方法は学べない
- 飽きやすく、モチベーションを維持しづらい
利用にあたって費用がかかるサイト・アプリもあるため料金体系については事前に確認しておきましょう。
また、サービスによっては部分的にしか学習できず、体系的な知識を得にくかったり、情報が古い、あるいは信ぴょう性に欠けるといった懸念もあります。利用者の口コミや評判、利用者数などをサイト・アプリ選びの目安にするのがおすすめです。
ほかにも、サイトやアプリは最初から環境構築がなされていることが多いため、環境構築の手法も学びたい方には不向きです。
なお、サイトやアプリによる学習は手軽である反面、飽きやすいという性質もあるため、学習へのモチベーションを維持する工夫も欠かせません。
スマホで気軽にプログラミングを独学できるツールについても、以下の記事で解説しています。
【2025年最新】スマホでプログラミングができるアプリ12選
動画
無料の動画サイトYouTubeや、有料の動画サイトUdemyなどを活用してJavaの学習を行うのも一つの手です。Youtubeはなんといっても無料で学習できるのが魅力ですが、情報の正確性を判断できず不安な場合は、Udemyをはじめとする有料動画サイトを利用すると良いでしょう。
座学だけの動画もありますが、実際にコードを書いているものもあるので、視聴しながら一緒にコードを書いていくことが可能です。
初心者でも学びやすい動画を選びたければ、入門編や初心者向けと書かれたものを探したり、実際にコードを書いているところを視聴できるものを探したりするとよいでしょう。
動画で勉強するメリット
動画で勉強するメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 実際の操作画面を見ながら直感的に学べる
- 音声だけでも学習できる
- 最新の情報がアップデートされている
文字のみによるインプットとは異なり、動画による学習では実際の操作画面を見られるため、視覚が直感的な理解の助けとなります。また、音声だけでも学習を進められるため通勤や移動時であっても学ぶことが可能です。
また、動画コンテンツは制作者により頻繁にアップデートされることが多いので、最新のトレンドや技術にキャッチアップできるという利点もあります。
動画で勉強するデメリット
動画で勉強するデメリットの代表例としては、以下の点が挙げられます。
- 情報検索性に劣る
- インプットのみで受動的な学習になりがち
- 制作者によりコンテンツの質にばらつきがある
動画学習には、コードの書き方やエラーの修正方法などを再度確認したい際、該当箇所をすぐに見つけづらいという難点があります。
また、動画をなんとなく視聴しただけで、勉強した気になってしまう懸念もあります。動画では問題を解くというスタイルがあまりないので、覚えた知識をアウトプットする機会が少ないのです。動画を視聴した後に学んだ知識を使ってプログラミングをするなど、自主的にアウトプットを行いましょう。
スクール
プログラミングスクールなどに通う方法で、講師と対面して学ぶことができるのが大きな特徴です。
スクールには、マンツーマン型・通学型・オンライン型などの種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自身の状況に合わせて使い分けることが大切です。また、スクールによって、場所・コースの内容・料金などが異なるので、事前に学べる内容や費用などを確認しておきましょう。
スクールで勉強するメリット
スクールで勉強するメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 挫折しにくい
- 体系的に学べる
- キャリアサポートを受けられる
- 通ってしまえば挫折しにくい
- 実践的な知識を身につけられる
スクールに通うことで、その時間は半強制的にプログラミング学習をすることになり、途中で挫折するリスクを低減させられます。自己管理が苦手な人には、定期的に学習時間をとりやすいスクールがおすすめです。
また、スクールの学習カリキュラムは受講者が体系的に学べるよう練り込まれているため、効率的な学習が可能です。加えて、転職や就職に関するキャリアサポートのサービスも用意されており、この点を心強く感じられる方もいることでしょう。
おすすめのエンジニアスクールについてはこちらで紹介しているので、ぜひ見てみてください。
プログラミング学習におすすめのエンジニアスクールまとめ【厳選】
スクールで勉強するデメリット
スクールで勉強する際は、本や動画などとは異なるデメリットが考えられます。
- 費用がかかる
- 時間的な拘束を考慮に入れる必要がある
- 受動的な姿勢では成果が出ない
スクールに通うためには費用がかかります。かかる費用には入会費、コース料金、教材費、交通費などが考えられ、他の勉強方法よりも高額な費用が必要となるでしょう。スクールによって異なりますが、数万~数十万円が目安です。ひとつのスクールの説明を聞いて即座に決めるのではなく、複数のスクールの説明を聞き、費用対効果を検討してから決めましょう。
通学型のスクールでは、通学時間や受講時間などでまとまった時間が必要です。仕事をしていてまとまった時間を確保するのが難しい人は、自宅で受講できるオンライン型のスクールを選ぶと勉強しやすいでしょう。
そして「スクールに入ったから安心」のような任せっきりのスタンスはおすすめできません。主体的に学び続ける姿勢を持ちましょう。
勉強会
勉強会とは、ITエンジニアが自主的に集まってプログラミング学習を行うイベントです。エンジニア向けのプログラミング勉強会のイベント企画や運営は、企業が担う場合もあれば、有志が行う場合もあります。
参加者は、プログラミング能力を向上させたいと考えている人や、実際の開発現場で働いている現役のITエンジニア、エンジニアを志望している学生など様々です。
勉強会選びでは、興味のある分野やテーマなのか、自身のレベルに合った内容かを確認しましょう。
勉強会で学ぶメリット
勉強会で勉強すると、独学やスクールと比べて以下のメリットがあります。
- 人脈が広がる
- モチベーションを高められる
- 生きた情報に触れられる
勉強会は人脈形成に役立ちます。出会った人と話をすることで、Java学習のメンターなどを引き受けてもらえるかもしれません。業界や企業の情報などを知ることもでき、転職活動や案件受注につながる可能性もあります。
また、自身が知らなかったことを学ぶことにより刺激が得られ、学習のモチベーションアップにもつながります。加えて、講師や参加者に現職のエンジニアがいる勉強会では、最新の技術トレンドをはじめ、貴重な情報を得られる可能性があります。
早速、勉強会を探してみたいという方は、こちらの特集ページも参考にしてみてください。
【2025年最新】エンジニアの勉強会が探せるおすすめサイトや参加メリットを紹介
勉強会で学ぶデメリット
勉強会で勉強するデメリットとしては、以下のような点が挙げられます
- 学習レベルがまちまちである
- 開催が不定期である
- 参加への心理的ハードルが高い
J勉強会はコミュニティや開催される回ごとにレベルが異なるため、自身の習熟度に合わせて慎重に選ぶことが重要です。くわえて開催が不定期であるため、自身の希望するペースでの学習が叶わない懸念もあります。
ほかにも、勉強会に参加することに、心理的なハードルを感じてしまう方もいるかもしれません。
プログラミングの独学については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
プログラミングの独学は可能?効果的な勉強法と無料の学習サイトをご紹介
Javaを勉強してからのキャリアアップの流れ
初心者で学習を初めてから就職するまでのステップアップの流れの一例は、以下の通りです。
- 1. Java言語の知識習得
- 2. 習得した知識を使用して、簡単なシステムを作成してみる
- 3. 資格取得に挑戦する
- 4. ポートフォリオを作成(作成したシステムはポートフォリオに載せる)
- 5. 受けたい企業を探す
- 6. 面接対策
このような手順にしたがって、就職するための準備を整えることが可能です。システムの作成や資格取得は必須ではないですが、面接時にアピール材料になるので、取り組むと良いでしょう。そして、実際に就職した後でも、スキルアップのための自己学習は欠かさないことが大切です。
フリーランスJavaエンジニアの年収については、こちらの記事で詳しく説明していますので参考にしてみてください。
フリーランスJavaエンジニアの年収は?年収アップの資格も紹介
Javaの勉強方法に関するよくある質問
ここでは、Javaの勉強方法に関するよくある質問に答えていきます。
Q. ゲーム感覚で学べるプログラミング学習サイトやアプリはありますか?
CodeCombatやCode.orgなど、プログラムを学ぶためのゲームがあるサイトやアプリがあります。
Q. プログラムが正常に動かない場合はどのように対処するのが良いですか?
デバッガーを使い、コードを一行ずつ実行して問題が発生している箇所を特定することが重要です。また、エラーメッセージを読み、調べることも有効な対処法です。
Q. Javaを専門的に扱うためには、どのような技術スキルが必要ですか?
Javaのフレームワーク(Spring、Hibernateなど)、データベース、アルゴリズムとデータ構造に関する知識などのスキルが必要です。
Q. Java学習において、動画やスクールといった他の学習方法と比べて本を使うことにはどのようなメリットがありますか?
本を使うメリットとしては、自分のペースで学習できることや、いつでもどこでも手軽に学べることが挙げられます。また、書籍は一度手に取れば何度でも読み返すことが可能なため、復習にも適しています。
Q. Java初心者がスクールに通う場合、どのような観点を重視して選ぶべきですか?
自分の目的やスキルレベルに合った内容が学べるかどうかや、サポート体制などを考慮する必要があります。
※本記事は2025年11月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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