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目次
未経験からシステムエンジニアになるには
システムエンジニアの仕事内容
未経験からシステムエンジニアに転職後の年収
30代・40代で未経験からシステムエンジニアになることは可能?
企業が求めるシステムエンジニアとしてのスキル
システムエンジニアに向いている人の特徴
システムエンジニアにおすすめのプログラミング言語
システムエンジニアにおすすめの資格
システムエンジニア未経験者の志望動機
スキルアップしてシステムエンジニアに転職を
未経験からシステムエンジニアになるには
厚生労働省の東京労働局が発表した2020年9月分の「求人・求職バランスシート」によると、東京都の一般常用労働者全体の有効求人倍率は1.00倍となっていますが、システム設計技術者、ソフトウェア開発技術者、プログラマーなどを含む「IT技術関連職」の有効求人倍率は2.09倍となっています。このことからも、システムエンジニアは需要が高い職種のひとつと考えられるでしょう。
参照 : 厚生労働省・東京労働局「求人・求職バランスシート(2020年9月分)」
需要が高いシステムエンジニアですが、未経験の人がこれからシステムエンジニアを目指す場合、以下のような方法があります。
- 資格や経験不問の企業で経験を積む
- 独学で勉強する
- スクールやセミナーに通う
資格や経験不問の企業で経験を積む
全くの未経験でも応募が可能なシステムエンジニアの求人はないわけではありませんが、それほど多くはありません。未経験で採用されたとしても、研修期間は給与が安い、あるいは最初は契約社員でのスタートとなる、といったケースもあります。
しかし、未経験でも採用する企業の場合、社内の研修体制は整っている傾向にあります。そのため、給与をもらいながら研修を通じて学習ができるというメリットがあります。また、研修後も現場に配属されて実務経験を積むことができるので、システムエンジニアとして成長しやすいのも大きなメリットです。
一方、デメリットは、プログラミングがまったく未経験の状態で入社した場合、研修についていけなくなる可能性があることです。また、未経験者も応募可能な求人であったとしても、研修体制が十分に整っていない可能性もあるので、入社前にどのような研修プログラムがあるか確認しておきましょう。
システムエンジニアの未経験OKの求人は限られており、ライバルが多い可能性があるため、面接の際は他の候補者よりも優れている点をアピールする必要があるでしょう。モチベーションの高さや前職での経験をどのように活かせるかなど、自分の考えをまとめて準備しておくことが大切です。
独学で勉強する
独学で勉強するには書籍やプログラミング学習サイトで学ぶ方法があります。システムエンジニアへの転職活動を始める前に本やプログラミング学習サイトで数ヶ月程度勉強して、ある程度の技術を身につけておくと良いでしょう。独学で勉強したことはシステムエンジニアの実務で役立つだけでなく、それ自体が向上心をアピールする材料にもなるため、面接で有利になる可能性があります。
一方、デメリットは、スキルを身につけるまでに時間と労力がかかりやすい点です。独学で勉強するとなると、基本的には仕事や学業などと両立することになります。エラーやトラブルを解決できず、学習意欲が下がってしまうこともあり得ます。モチベーションを保ちながら、中長期的な目標を立てて学習しましょう。
スクールやセミナーに通う
独学で勉強するほかに、プログラミングスクールやセミナーに通って学習する方法もあります。プログラミングスクールに通うメリットは、スキルや知識を体系的に身につけやすい点です。受講するコースにもよりますが、プログラミングスクールでは基本から応用まで時間をかけて学ぶことができるので、プログラミングが初めての人でも継続しやすいでしょう。
一方、デメリットは、受講するのに時間や費用がかかる点です。通学形式のスクールだと受講時間が定められているため、時間を合わせなければなりません。受講費用も数万~数十万円といったまとまった金額が必要です。
ただし、近年ではオンラインスクールも増えています。オンラインスクールなら場所や時間を選ばずに勉強を進めやすく、通学形式のスクールと比べて費用が安く済む傾向にあることがメリットです。
関連記事 : ITエンジニアに未経験から転職するには|志望動機例文や転職活動のコツ
システムエンジニアの仕事内容
システムエンジニアはプログラミング以外にも、さまざまな仕事をこなします。システムエンジニアの主な仕事内容は以下の通りです。実際にどのような仕事を担当するかは、企業や案件によっても異なります。
- ヒアリング・要件定義
- システムの設計
- プログラミング
- テスト
ヒアリング・要件定義
システムエンジニアはシステムの構築に関する一連の業務を担当します。まずはクライアントのヒアリング結果をもとに、要望や希望などをまとめる「要件定義」を行います。
システムの設計
要件定義が決まったらシステム設計に進み、「基本設計」を行います。基本設計では、要件定義を満たすシステムに必要となる機能、画面、データベースなどを定義していきます。基本設計ができたら「詳細設計」に進み、画面のレイアウトやデータベースなど、実際にプログラミングをするために必要な項目を決めていくという流れです。
プログラミング
プログラマーも加わり、システム構築のためのプログラミングが進められます。基本的にプログラミングを行うのはプログラマーですが、システムエンジニアがプログラミング作業を担うこともあります。
テスト
システムが構築できたら、テストを実施してバグや不具合を修正します。
完全な未経験者の場合、採用後にいきなりプロジェクトのシステムエンジニア業務を任されることはあまりありません。特にシステム開発の流れを知らない人がクライアントへのヒアリングや要件定義といった上流工程を担当するのは難しいため、まずは下流工程であるプログラミングやテストから始めるのが一般的です。
未経験者向け求人の仕事内容
一般的なシステムエンジニアの仕事内容を考慮すれば、未経験者が採用されても、いきなりすべての業務を遂行するのは難しいでしょう。採用されたとしても、最初はプログラミングやテスト、ドキュメント作成などの作業が多くなる傾向にあります。
しかし、システムエンジニアとして経験を積んでもこれらの作業が完全になくなるわけでなく、プロジェクトの人員数などによってはシステムエンジニアがプログラミングやテストを行うこともあります。また、プログラマーがいる場合でもソースコードやテスト項目などについて話し合うことはあるので、作業工程を理解しておく必要があるでしょう。
関連記事 : SE(システムエンジニア)の仕事内容
未経験からシステムエンジニアに転職後の年収
厚生労働省が発表した2019年の「賃金構造基本統計調査」によると、企業規模10名以上の会社で働くシステムエンジニアの平均年収は568.9万円、平均のボーナスなど(年間賞与その他特別給与額)の金額は112.9万円でした。ただし、システムエンジニアを含めITエンジニアの年収は、スキルや経験年数によって変動しやすい傾向があり、未経験者の場合は年収が低くなる可能性があります。
参照 : 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
未経験からシステムエンジニアに転職した場合に見込める年収の目安として、2017年に経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」の年収データを紹介します。IT企業で働くエンジニアの、ITスキル標準(ITSS)のレベル別の平均年収は以下の通りです。
スキルレベル | 説明 | 平均年収 |
---|---|---|
レベル1 | 新人・初級者レベル/ 仕事に慣れ始めたレベル |
437.8万円 |
レベル2 | 上位者の指導のもとに仕事ができる若手人材レベル | 499.2万円 |
レベル3 | 独立して仕事ができる中堅人材 レベル |
576.0万円 |
レベル4 | 部下を指導できるチームリーダー レベル |
726.1万円 |
レベル5 | 社内での指導者・幹部レベル | 937.8万円 |
レベル6・7 | 国内で著名なレベル/ 国際的に著名なレベル |
1129.9万円 |
参照 : 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」
上記を参考にすると、別業界から未経験でシステムエンジニアに転職した場合の年収相場は、レベル1に相当すると考えられます。そのため、平均年収は437.8万円ほどが目安となるでしょう。
また、実務経験を積んでスキルアップすることで年収アップが期待でき、独り立ちできるレベルからさらにチームリーダーレベルまで能力が向上すれば、大きく年収を上げることも可能と言えます。
関連記事 : SE(システムエンジニア)の平均年収|男女・年齢別の年収相場
30代・40代で未経験からシステムエンジニアになることは可能?
システムエンジニアの求人で、30~40代の未経験者を募集している求人は多くはありませんが、存在しないわけではありません。ただし、何らかのプログラミング経験やエンジニア経験、あるいはクライアントとの調整経験、マネジメント経験などが求められる傾向にあります。
また、30~40代の未経験者を募集している企業は多くはないので、できる限り多くの企業に応募する姿勢が重要です。10社以上応募してやっとシステムエンジニアになった人もいれば、数社でシステムエンジニアになれた人もおり、ケースバイケースですが、いずれにしても1社で即採用となるケースは少ないと考えておきましょう。
関連記事 : システムエンジニア(SE)の仕事はきつい?向いている人の特徴と転職前の確認ポイント
企業が求めるシステムエンジニアとしてのスキル
企業がシステムエンジニアを採用する際、以下のようなスキルを求める傾向にあります。なお、企業によって求めるスキルのレベルは異なります。
- プログラミングスキル
- コミュニケーション能力
- 論理的思考能力
プログラミングスキル
プログラミングスキルは、システムエンジニアに求められる基本的なスキルのひとつです。プログラマーとして実務経験がある、あるいは扱えるプログラミング言語が多いと採用されやすくなるでしょう。
コミュニケーション能力
システムエンジニアにはコミュニケーション能力も求められます。社内では営業担当者やプログラマー、社外ではクライアントなどさまざまな人々と関わる機会があります。これらの人たちと円滑にコミュニケーションをとることは、プロジェクトの進み具合にも直結します。クライアントとの打ち合わせでは、相手から要望を引き出し、技術的な説明をわかりやすく行うことなども必要です。また、実際の開発でチームメンバーへ重要事項の報告漏れや情報の共有漏れが生じると、手戻りや修正などが発生する恐れがあります。チーム全体の状況を把握し、的確かつ迅速なコミュニケーションがとれる能力は、システムエンジニアが身につけておくと望ましいスキルです。
論理的思考力
システムエンジニアには論理的思考力が必要です。システムエンジニアが担当する業務では、特に設計の段階で論理的思考が必要となります。要件定義から具体的な機能を落とし込むためには、なぜこの機能が必要なのか、なぜこのような画面レイアウトが良いのか、なぜこのようなデータベース構成にしたのか、などを突き詰めていかなければなりません。さらに、クライアントやチームメンバーが納得する根拠やロジックを提供する必要があります。そのため、論理的にインプット・アウトプットするスキルが求められるでしょう。
関連記事 : システムエンジニアのスキル
システムエンジニアに向いている人の特徴
以下の3つのような特徴を持っている人は、システムエンジニアに向いていると言えます。
- 人とのコミュニケーションが好きな人
- 新しいことを勉強し続けられる人
- 几帳面な人
人とのコミュニケーションが好きな人
人とコミュニケーションをとることが好きな人はシステムエンジニアに向いています。システムエンジニアは営業担当者や他のエンジニア、クライアントなど、状況によってさまざまな人々と関わりながら仕事を進めるため、コミュニケーションをとることが好きであればスムーズに仕事がしやすいでしょう。
新しいことを勉強し続けられる人
新しいことを勉強し続けられる人も、システムエンジニアに向いていると言えます。システムエンジニアが新しい技術をシステムに取り入れることにより、より良いシステムが構築できる場合があるからです。IT技術のトレンドは早いスピードで変化していくので、常にアンテナを張って新しいスキルを習得しましょう。
几帳面な人
几帳面な人もシステムエンジニアに向いているでしょう。システムエンジニアは緻密な作業が多く発生します。システムの詳細が書かれた仕様書の作成やプログラミング作業では、細かい箇所にまで気を配らなければなりません。導入前のテストでは、膨大な量のテスト項目を正確に効率良く確認していくことが求められます。几帳面な人ならば、このような緻密な作業にも対応しやすいため、システムエンジニアに向いていると言えます。
関連記事 : システムエンジニアに向いている人の特徴|SEに求められる適性とは
システムエンジニアにおすすめのプログラミング言語
システムエンジニアになるにはプログラミングスキルが必要ですが、未経験者が一から勉強するのにおすすめのプログラミング言語としては、以下のようなものが挙げられます。
- Java
- PHP
- Python
Java
「Java」は、世界中の基幹系システムなどで使用されているメジャーな言語のひとつで、TIOBE Software社が発表している世界のプログラミング言語の人気度ランキング「TIOBE Index」では、2020年10月時点でC言語に次ぐ2位となっています。
参照 : TIOBE Index
Javaは、以下のような開発で使用されます。
- 基幹系システム開発
- Webサイト開発
- ソフトウェア開発
- 家電などの組み込みシステム開発
JavaはWebサイトやスマホアプリのような小規模なプロジェクトから、金融機関の基幹システムといった大規模プロジェクトにまで使われているのが特徴です。そのため、国内でも多くの現場で採用されており、一定の需要が見られます。レバテックフリーランスの2018年度における「プログラミング言語別案件ランキング」では、Javaがシェア29.22%で第1位になりました。
PHPやJavaScriptなどのプログラミング言語と比べると難易度は高めと言われるJavaですが、汎用性の高さを考えると、システムエンジニアを目指すなら習得しておきたい言語です。
PHP
「PHP」は、Web開発の現場でよく使用されるスクリプト言語です。2020年10月の「TIOBE Index」のランキングでは第8位となっています。
PHPでできることは、主に以下のようなものが挙げられます。
- Webサイト開発
- Webサービス開発
- データベースとの連携
PHPは上記のようなWeb開発に関する現場で使用されます。Webサイト制作に広く用いられているCMSの「WordPress」も、PHPによって開発されています。言語としては構文がシンプルで、プログラミング初心者でも習得しやすい言語と言えます。なお、PHPはHTMLやCSSと合わせて記述することが多いため、PHPを学ぶ前にHTML・CSSの知識も習得しておきましょう。
Python
「Python」は、機械学習を用いた人工知能の開発などが可能なプログラミング言語です。2020年10月の「TIOBE Index」のランキングでは、Javaに次いで第3位となっています。
Pythonでできることには、以下のようなものがあります。
- AI開発
- Webアプリ開発
- スマホアプリ開発
- 組み込みアプリ開発
- データ分析
Pythonは幅広い分野で活用できる言語です。言語の特徴としては、他の言語と比べて構文がシンプル、標準ライブラリで使える機能が豊富、といった点が挙げられます。
AI、ビッグデータなど、近年注目されている分野で需要のある言語なので、将来性の面でもシステムエンジニアが身につけておきたいプログラミング言語のひとつと言えます。
関連記事 : プログラミング言語別 案件ランキング | レバテックフリーランス版
システムエンジニアにおすすめの資格
システムエンジニアになるために必要な資格は特にありません。しかし、以下のような資格を取得しておくと、一定のスキルを持っている証明になり、システムエンジニアへの転職や年収アップに役立つ可能性があります。
- ITパスポート試験
- 基本情報技術者試験
- オラクルマスター
ITパスポート試験
「ITパスポート(iパス)」は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が認定する国家資格です。IPAが実施している試験の中でも難易度が低めで、未経験からシステムエンジニアを目指す人にとってチャレンジしやすい試験のひとつです。未経験でシステムエンジニアを目指す場合は、この資格を持っていることで基礎知識があることをアピールしやすいでしょう。
試験内容はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野から、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、プログラミング言語、セキュリティ、企業における法務といったITに関する基礎知識が出題されます。2020年9月度の合格率は、社会人が63.0%、学生が50.7%です。
全国で試験が開催されており、試験開始時間などは会場によって異なります。インターネットから試験の申込が可能で、受験料は税込5,700円です。
参照 : 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「ITパスポート試験」
基本情報技術者試験
「基本情報技術者試験」は、ITパスポートと同じくIPAが認定する国家資格で、情報処理技術者試験の中でも基礎的な試験となっています。これからエンジニアとしてキャリアをスタートさせる人に向いている資格と言えるでしょう。
試験内容はテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系に分かれており、システムの構成やプロジェクトマネジメントなど、システムエンジニアの実務に関わる内容が出題されます。試験は午前と午後に実施され、両試験で100点満点中60点以上を取る必要があります。2019年度の合格率は25.7%です。
試験は年に2回、春と秋に全国の主要都市で実施されます。受験料は税込5,700円となっており、インターネットから申し込み可能です。
参照 : 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「基本情報技術者試験」
オラクルマスター
「オラクルマスター」とは、「オラクルデータベース(Oracle Database)」というデータベース製品を扱う技術力を認定する資格です。オラクルマスターはグレードが以下のように4つあり、それぞれ難易度や受験資格が異なります。
オラクルマスターブロンズ(ORACLE MASTER Bronze DBA)
データベースの基礎知識、オラクルデータベースの構成などについて出題され、合格ラインは65%です。
オラクルマスターシルバー(ORACLE MASTER Silver DBA)
セキュリティやインスタンスといったデータベースの運用、SQLなどの知識を問われれ、合格ラインは60%です。SQLのスキルを証明する「ORACLE MASTER Silver SQL」という認定資格もあります。
オラクルマスターゴールド(ORACLE MASTER Gold DBA)
バックアップやリカバリ、パッチ適用といった技術要素を理解するデータベース管理者としてのスキルを証明できます。シルバーの認定資格を持つ人が受験可能で、合格ラインは57%です。
オラクルマスタープラチナム(ORACLE MASTER Platinum DBA)
2020年10月時点では未提供であり、詳細は公表されていませんが、オラクルマスターの最上位レベルとされています。
試験の受験料は、ブロンズ・シルバー・ゴールドともに税抜26,600円で、インターネットから申し込みが可能です。試験会場はピアソンVUE社テストセンターか、オンライン試験が選択できます。
システムにデータベースは不可欠ともいえるため、未経験からシステムエンジニアを目指してデータベースに関する知識を身につけたい人に向いている資格です。
参照 : ORACLE MASTER Portal - be an ORACLE MASTER - | オラクル認定資格制度 | Oracle University
関連記事 : Webエンジニアが使用する言語とは
システムエンジニア未経験者の志望動機
システムエンジニアに未経験で転職する場合、志望動機では「なぜシステムエンジニアになりたいのか」「なぜその会社で働きたいのか」を十分に伝えることが大切です。また、採用側がシステムエンジニアを未経験でも募集をしている場合は、スキルよりも将来性や意欲を重視する傾向があるため、モチベーションの高さや向上心などのアピールも盛り込みましょう。
以下で未経験者がシステムエンジニアを目指すときの志望動機の例文を紹介します。
志望動機の例文
エンジニアとしては未経験ですが、前職で社内システムを利用している際に「もっとこうなったら便利なのに」と感じることがあり、自分でシステムを構築できるシステムエンジニアを目指すことにしました。1年前から本業と両立しながら週に5時間以上はオンラインスクールにてプログラミング学習を続けております。今回御社に応募したきっかけは、資格取得支援制度をはじめ一からスキルアップできる体制が整っていること、◯◯の開発ではプログラミングスクールで学んだ××の知識が活かせることに魅力を感じたからです。□□業界で多くの企業をクライアントに抱える御社で働き、システムエンジニアとして多くの人に使用されるシステムの開発に携わりたいと思っています。
上記はあくまでも例文なので、そのまま利用するのではなく、自分の経験などを織り込みつつ、自分ならではの言葉で志望動機を伝えることが大切です。
関連記事 : SEの自己PR
スキルアップしてシステムエンジニアに転職を
未経験からシステムエンジニアを目指すことは不可能ではありません。ただし、まったく知識やスキルがない状態では入社後に苦労することが予想されるため、まずは本やプログラミング学習サイトで独学したり、プログラミングスクールやセミナーに通ったりして、最低限のスキルを習得しておくことをおすすめします。また、資格もアピール材料となるので、取得にチャレンジしてみると良いでしょう。
関連記事 : システムエンジニア(SE)とは
最後に
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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。