SAPコンサルタントとは?具体的な仕事例や転職について解説

現在SE(システムエンジニア)として活躍している人の中には、さらなるキャリアアップを目指している人もいるでしょう。「SAPコンサルタント」は、SEの知識を活かせる職種のひとつです。この記事では、SAPコンサルタントの仕事内容や役立つ資格について解説。将来性や転職方法についてもまとめています。SAPコンサルタントの概要や最近の求人動向について知りたい人は、ぜひお読みください。

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目次

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そもそもSAPとは

「SAP」とは、ヨーロッパ最大級のソフトウェア会社・SAP社が開発した「ERPパッケージ」のひとつです。「ERP」とは「Enterprise Resource Planning」の略で、複数部門の業務を一括管理するシステムを指します。

ERP導入の目的は業務の効率化です。従来、企業では部門ごとに最適化されたシステムが使用されていました。しかし、会社全体のデータを確認するには部門間で情報共有を行う必要があり、多くの工数がかかっていました。

その点ERPは、会社全体のシステムを一元化するため、異なる部門間のデータを管理しやすくなります。ERP導入による業務効率化に成功する企業が増えたことで、ERPの導入は加速しました。

近年SAPでは、AIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用した、最先端のアプリケーション開発が行われています。さらにIoT導入をサポートするソフトウェアやコンサルティングサービス、ブロックチェーン技術が利用できる「SAP Cloud Platform Blockchain」の提供などもスタートしています。

関連記事 : SAPエンジニアとは?仕事内容や将来性も解説

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SAPコンサルタントとは

SAPコンサルタントの仕事は、SAPパッケージの導入や運用に関するコンサルティングを行うことです。クライアントの経営課題を解決するために、適切なSAPシステムの設計・構築・カスタマイズを手掛けます。具体的には、要件定義から導入までのマネジメントを一貫して務めるのがSAPコンサルタントの仕事です。

この説明だけを読むと、「SAPコンサルタントの業務は一般的なSEと同じなのでは?」と考える人もいるでしょう。SAPコンサルタントの役割は、SAPを導入することで業務を効率化したり、ビジネス環境を改善したりすることです。そのためSAPコンサルタントは、SEと比べ、より経営に近い視点で要件定義を行うのが特徴といえます。

また、SAPをはじめとしたERPは、複数拠点を持つ企業が業務管理のために導入する事例が多く、必然的に大手企業がクライアントとなることが多い職種です。海外展開している大手企業などの業務に携わりたい人にとっては、魅力的な職種といえるでしょう。また、業務では上流工程に携わるため、やりがいも大きい仕事といえそうです。

システム開発コンサルタントの仕事について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んで参考にしてみてください。
システム開発コンサルタントの仕事内容

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SAPコンサルタントの仕事内容

SAPコンサルタントの仕事内容はプロジェクトごとに変わりますが、基本的には以下の3つの業務といえるでしょう。

  • SAP導入
  • SAPシステムのカスタマイズ
  • SAPシステムの保守点検

それぞれについて解説していきます。

SAP導入

SAPコンサルタントにとっての一番の仕事は、企業へのSAPの新規導入におけるコンサル業務です。SAPシステムの知識はもちろん、クライアントのニーズに合ったシステムを構築できるように、適切にコミュニケーションを取りながら、要件定義や業務分析、ソリューションの提案、新システムの構想策定を行うことが求められます。

また、ほとんどの場合、企業が既に利用している基幹システムやERPシステムをSAPに置き換えることになるため、スムーズに移行できるようなサポートを行う必要もあります。SAPの導入は大規模なプロジェクトとなるので、導入期間は半年や1年など長期に及びます。

SAPシステムのカスタマイズ

SAPはさまざまなテンプレートがあり、そのままでも利用できますが、企業ごとに独自の機能を増やしたり、業務形態に最適化できるようモジュールをカスタマイズしたりして利用されることが多いです。

SAPシステムは導入後10年単位で利用することになるため、クライアントの課題を解決できるよう、最適な機能の追加やカスタマイズを行うことが非常に重要です。一方で、カスタマイズを行うとアップデートへの対応ができなかったりバグ発生の原因になったりするため、テンプレートで対応できる部分がないか見極めることも求められるでしょう。

SAPシステムの保守・点検

SAPシステムは導入したら終わりではありません。システムが正常に動作するようサポートしたり、万が一不具合が起きた場合は対応をしたり、クライアントがSAPに慣れていない場合は、ユーザーへのサポートを行ったりすることが必要となります。またシステムの保守として、システムアップデートの実施や障害対応なども行うことがあります。

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SAPコンサルタントの求人・案件

この項では、SAPコンサルタントの求人・案件の傾向について、正社員の求人、フリーランスの案件に分けて解説します。

正社員の求人

まずは、会社員として働く正社員のSAPコンサルタントの求人について見ていきましょう。SAPコンサルタントの求人募集で求められる主な経験としては、以下が挙げられます。

  • SAPプロジェクトの経験
  • SEやプログラマーの経験
  • PL(プロジェクトリーダー)の経験
  • PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の経験
  • 基幹業務(経理、販売管理、生産管理、人事管理など)の経験

中には未経験者でも応募できるSAPコンサルタント求人も存在します。未経験OKの求人では、「ITコンサルティング業務の経験」「基本的なITスキル」「業務アプリケーションの導入経験」などが求められます。

フリーランスの案件

フリーランスのSAPコンサルタント案件についても見ていきましょう。レバテックフリーランスにおけるSAPコンサルタントの平均月額単価は、2022年3月時点で77万円でした。フリーランスは一般的に、即戦力としてのスキルが求められるため、会社員のSAPコンサルタント求人に比べ、より高度なスキルや経験が求められるといえるでしょう。

参照:SAPコンサルタントの求人・案件一覧
関連記事 : PMOとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

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SAPコンサルタントの平均年収

企業に勤めるSAPコンサルタントの年収に関する公的なデータはないため、近い職種の平均年収のデータを参考に見てみましょう。

経済産業省が2017年に発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、基板設計やITアーキテクトを担当する高度SE・ITエンジニアの平均年収が778.2万円、IT業界におけるコンサルタントの平均年収が928.5万円となっています。

※参考 : 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」

では、フリーランスのSAPコンサルタントの平均年収を見てみましょう。レバテックフリーランスに掲載されているSAPコンサルタントの求人・案件を見てみると、2021年4月時点の平均月額単価は約75万円です。単純に12ヶ月分で年収換算すれば、平均年収は900万円となります。

ただし、これはレバテックフリーランスの求人・案件の単価にもとづく金額であるため、フリーランスのSAPコンサルタント全体の平均年収を示したものではありません。

SAPコンサルタントの単価相場に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
SAPコンサルタントの単価相場は?案件例や今後の需要動向を解説

SAPコンサルタントの中でも、特定の業界に詳しい人や英語での業務に対応できる人、海外進出に関するプロジェクト経験がある人などは、さらに高単価の案件を獲得しやすいでしょう。

関連記事 : ITエンジニアの平均年収と給料事情|年収1000万円を目指すには?

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SAPコンサルタントになるには

SAPコンサルタントになるには、SAPパッケージの設計・構築ができるだけの知識と技術が必要です。そのため、何らかのシステムの設計や導入などの経験が求められます。少なくともSEレベルの実務経験や実務スキルは必須だと考えて良いでしょう。そのほか、システム導入にあたり各部門における業務の流れや課題を把握する必要があるため、各領域の基幹業務(販売管理、生産管理、会計、人事、給与など)の知識も必要です。

企業が抱える問題に対して経営に近い視点から適切な解決方法を提案するためには、クライアント企業の業界に関する知識も求められます。クライアントに対して改善策を提案する際は、クライアントの要望やデータを分析する必要があります。そのため、データ解析能力や提案力といった能力も要求されます。また、日本企業が海外展開する際にSAP導入コンサルティングを求めるケースもあります。この場合、英語などの語学力や、グローバルなビジネスに関する知識があると重宝されます。

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SAPコンサルタントとしてキャリアアップするためのロードマップ

SAPコンサルタントとしてキャリアアップするためにはどのような方法があるでしょうか。ここでは、初心者から上級コンサルタントになるまでのやり方、身につけるべき知識や業務での役割などについて説明します。

初心者からのステップアップ方法

SAPコンサルタントとしてのキャリアを築きたいと考えている初心者の方がまず取り組むべきことは、基本的なSAPの知識を身につけることです。

これには、SAPの概要を学ぶだけでなく、簡単なSAPシステムの操作を習得することも含まれます。また、業務プロセスに関する知識も非常に重要です。経理、財務、購買など企業の基本的な業務プロセスを理解していなければ、実際のプロジェクトでの提案は困難です。この段階での学習には、SAPコンサルタント向けの教育プログラムやオンラインコースを活用し、独学を進めるのがおすすめです。最終的には、具体的なモジュールや機能についての知識を深め、総合的な理解を目指しましょう。

中級レベルへの移行方法

SAPコンサルタントとして一定の経験を積んだ後、次のステップとして中級レベルを目指します。この段階では、特定のモジュールや業務領域での専門知識を深め、より複雑なシステムカスタマイズやプロジェクト管理に挑戦していくことをおすすめします。

また、SAP認定コンサルタント資格の取得も役立ちます。資格を通じて、専門的な知識が認められると同時に、業務の効率化や品質向上への貢献が期待できるでしょう。中級レベルのコンサルタントになるためには、実務経験を積み重ねることが何よりも重要です。多様なプロジェクトに参加し、異なる業種や業務フローに触れ、幅広い経験を積むことでスキルアップが可能になります。

上級コンサルタントへの道

SAPコンサルタントとしての長年の経験を積み、高い専門知識と実績を持つ上級コンサルタントへの道は、実際にはかなり競争が激しいものです。上級コンサルタントになるためには、さらに特化した知識が求められ、多様なプロジェクトでのリーダーシップやプロジェクト管理能力が重要視されます。

また、新しいSAP技術のトレンドを常に追いかけ、学習し続ける姿勢も不可欠です。さらに、コミュニティやイベントに参加し、最新の情報やノウハウを吸収することも上級コンサルタントへの道を切り拓くために重要なアクションとなります。SAPコンサルタントとしてのキャリアアップを続けるためには、常に学習し続ける必要があるといえるでしょう。

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SAPコンサルタントに必要な能力・スキル

前述のように、現在は2027年問題によって需要が爆発的に伸びているため、未経験でもSAPコンサルタントになれる確率は高くなっています。

しかし、条件としてERPパッケージの導入・運用経験や、基幹業務パッケージの導入経験などが問われることが多く、一定以上の知識や経験を持っている必要があります。ここからは、転職に必要なスキルや能力、資格についてお伝えしていきます。

SAPコンサルタントとして必要なスキルとしては、下記のものがあげられます。

  • 的確なヒアリング・提案能力
  • 経理・財務・会計などの業務知識や経験
  • 業務系パッケージ製品の導入・運用経験

それぞれ解説していきます。

的確なヒアリング・提案能力

SAPコンサルタントの仕事の目的は、クライアントの経営課題を解決することであり、単にシステムを導入すればよいというわけではありません。そのため、ユーザーのニーズを正確に理解し、最適なシステムを提案する能力が必須です。

また、SAPを導入する上では、会社オリジナルのシステムに合わせてSAPをカスタマイズしていく必要がある一方、会社のシステムをSAPに合わせていく努力も必要になります。その際、会社の業務フローを変更することも考えられます。そうしたときに業務を最適化できるシステム構築能力や、ユーザーに納得してもらえるような提案能力が求められます。

経理・財務・会計などの業務知識や経験

前述のように、SAPコンサルタントとして業務システムの改善を提案していくには、業務フローへの理解が欠かせません。特に、経理や財務、会計などヒト・モノ・カネに関わる業務について深い知識を持つことは重要です。過去にこれらの業務に携わった経験があれば、SAPコンサルタントになったときにも強みとして生かせるでしょう。

業務系パッケージ製品の導入・運用経験

SAPコンサルタントになるには、SAPや基幹システムなどを導入・運用した経験が重要です。未経験でも転職可能だとはお伝えしましたが、実務経験を問われることが多いため、SAPコンサルタントになるにハードルが高いでしょう。そのため、SAPや基幹システムについての経験がない場合は、まずSAPを扱うSIer企業や、SAPを導入・運用している企業に入社し、実務経験を積むとよいでしょう。

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SAPコンサルタントの資格

SAPコンサルタントになるために必須の資格などはありませんが、業務に役立つ資格として「SAP認定コンサルタント資格」というものがあります。SAP認定コンサルタント資格について、以下で説明していきます。

SAP認定コンサルタント資格とは

SAP認定コンサルタントは、SAP社の認定資格です。試験に合格すれば、公式に「SAPコンサルタント」を名乗ることができ、名刺に資格名称を載せられるようになります。

SAP認定コンサルタントを取得すると、資格取得者を対象とした求人やフリーランス案件に応募できるようになります。グローバルな認定資格であり、かつ難易度の高い資格であるため、取得することで案件単価や月収が高くなる可能性も考えられるでしょう。

試験では、SAPパッケージの構築や設計、トラブルシューティングやソリューションといった問題解決力などが問われます。そのため、SAPコンサルタントを目指していない一般のSEでも、基幹システムや上流工程に関わる機会を増やすために、SAP認定コンサルタントの取得を目指す人は少なくありません。

SAPは世界トップレベルのシェアを誇るERPのひとつであり、導入する企業が増えています。「SAP認定コンサルタント資格」は、今後も価値ある資格になるでしょう。

SAP認定コンサルタント資格一覧

「SAP認定コンサルタント資格」は、2021年5月25日時点で、140種類以上提供されています。資格の種類が多い理由は、SAP製品の種類やバージョン、カテゴリーなどによって試験が細分化されているためです。

SAP認定コンサルタント資格試験の一覧は、SAPの公式サイトで確認できます。

※参考 : SAP認定試験一覧

試験の種類が多いSAP認定コンサルタント資格ですが、主に以下の3つのカテゴリーに分けられます。

アプリケーションコンサルタント
デベロップメントコンサルタント
テクノロジーコンサルタント


「アプリケーションコンサルタント」では企業の業務プロセスを効率化する技術力が問われます。「デベロップメントコンサルタント」ではSAPアプリケーションを開発する技術力が問われ、「テクノロジーコンサルタント」ではシステム導入における課題点を解決できる技術力が問われます。

SAP認定コンサルタント資格の受験方法

SAP認定コンサルタント資格の受験方法としては、12ヶ月間で1回受験するコースと、12ヶ月間で最大6回受験できるコースの2つが用意されています。希望する受験回数に応じてコースを選択しましょう。前者の費用は28,243円(税込)、後者は70,856円(税込)です。

※参考 : SAP Global Certification
関連記事 : ITコンサルタントの資格|仕事や転職に役立つおすすめの資格と難易度

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SAPコンサルタントの将来性

SAPコンサルタントは、将来性が期待できる職種といえるでしょう。SAPをはじめERPはグローバルに展開されていますが、日本でもすでに2000社程度がSAPを導入しているといわれています。国内でIoTやAI、クラウドといった最先端のテクノロジーに関するプロジェクトが進められていることも合わせて、SAPの需要も増えていくと考えられます。

また、「SAP ERP」は、2027年末に標準サポートが終了します。したがって、既にパッケージを導入済みの企業はそれまでに「SAP S/4HANA」に移行するか、別のシステムに移行するか選択しなければなりません。

企業により対応は異なりますが、SAPの新システムへの移行に関する相談が増加すると見られており、SAPコンサルタントの需要も高まる可能性があります。こうした背景からも、SAPコンサルタントの将来性は期待できるといえるでしょう。SAPコンサルタントで経験を積んだのちは、経営コンサルタントやPMIコンサルタントなどへのキャリアチェンジも可能です。

SAPコンサルタントの将来性に関しては、以下の記事でも紹介しています。
SAPコンサルタントはつまらない?仕事の魅力や難点、将来性について

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転職してSAPコンサルタントになる方法

SAPコンサルタントに転職したい場合、大きく分けて2つの働き方があります。

企業内SAPコンサルタント:企業に勤めるSAPコンサルタント
フリーランスSAPコンサルタント:独立したSAPコンサルタント


それぞれの転職方法について見ていきましょう。

企業内SAPコンサルタントへの転職

企業内SAPコンサルタントへ転職する方法としては、転職エージェントや転職サイトなどの利用が考えられます。主なクライアントの業界を記載している募集もあるため、SEなどの職種で実務経験がある人は、得意な業界の求人を探しやすいでしょう。

会社員として企業に就職すると、SAPコンサルタントの業務に必要な研修やトレーニングを受けられます。未経験者がSAPコンサルタントになる方法としては一般的だといえるでしょう。

フリーランスSAPコンサルタントへの転職

フリーランスのSAPコンサルタントを目指す場合は、まず企業内SAPコンサルタントとして勤務し、十分な経験を積んでから独立するのが一般的です。フリーランスは即戦力が期待される働き方なので、未経験からいきなりフリーランスを目指すのは困難です。ベンダー企業やコンサルティングファームで、一定期間経験を積みましょう。

また、フリーランスの場合、案件が受注できなければ報酬を得られません。受注状況によっては、積極的な営業が必要になることもあります。安定して案件を受注できるようにするためにも、会社員を経験して人脈を増やすことは有効といえるでしょう。

営業がどうしても苦手な人や、自分で営業する時間がとれない人は、フリーランスの案件紹介サイトや案件紹介エージェントなどに登録する方法もあります。

SAPコンサルタントの独立に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
SAPコンサルタントのフリーランスになるには?案件の獲得方法も紹介
SAPコンサルタントが独立するメリットは?年収は?将来性についても解説

そもそものフリーランスの働き方について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスとは?代表的な職種や必要な準備、手続きをわかりやすく解説

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SAPコンサルタントで実務経験を積めばキャリアプランが広がる

SAPは今後も需要が高まると予想されるため、SAPコンサルタントの将来性も期待できるといえるでしょう。SEからSAPコンサルタントを目指す人は、SAP認定コンサルタント資格を取得して、SAPの知識を身につけておくのが有効です。一定期間以上企業のSAPコンサルタントとして実務経験を積むことで、フリーランスや経営コンサルタントをはじめ、さまざまなキャリアパスを描けるでしょう。

関連記事 : ITコンサルタントのキャリアパス|仕事内容や転職に必要なスキル、資格を解説

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SAPコンサルタントに関するよくある質問

ここでは、SAPコンサルタントに関するよくある質問に答えていきます。

Q. SAPコンサルタントになるためには、どのようなスキルが必要ですか?

SAPコンサルタントになるためには、SAP製品に関する知識、SAPのカスタマイズに関する技術的な知識、戦略立案スキル、データ分析スキル等が必要です。

Q. SAPコンサルタントのキャリアパスについて教えてください。

SAPコンサルタントは戦略コンサルタント、ITコンサルタント等のキャリアパスに進むことができます。

Q.  SAP認定コンサルタント資格は具体的にどのような種類がありますか?

SAP認定コンサルタント資格にはアソシエイト認定資格、スペシャリスト認定資格、プロフェッショナル認定資格等の種類があります。

Q. SAPコンサルタントの平均年収はどの程度ですか? 

SAPコンサルタントの平均年収は500万~1500万円です。

Q. SAPコンサルタントに必要な提案能力は具体的にどのようなものですか?

SAPコンサルタントに必要な提案能力とは、顧客のビジネス課題を理解して、SAPシステム上で最良の解決策を提供することです。また、顧客の要望を把握し、実現可能性を考えながら、適切なアドバイスを提供する必要があります。

※本記事は2022年2月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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