インフラエンジニアが独立するための5ステップ!必要な経験年数や事前準備

インフラエンジニアとして働いている方の中には、「今の給与や働き方に満足できない」と感じて独立を検討している方もいるのではないでしょうか。

この記事では、インフラエンジニアが独立を成功させるために必要な経験年数の目安を紹介します。さらに、独立に向けて会社員時代からやるべきことを解説します。独立後の働き方や収入相場、案件獲得のコツまで幅広くカバーしているので、独立を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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独立を目指すインフラエンジニアに必要な実務経験

インフラエンジニアとして独立するためには、まずSESやSIerなどの組織で8年ほどの実務経験を積む必要があります。インフラエンジニアは企業の根幹となるIT基盤を扱う性質上、実務経験が浅い状態で案件を獲得するのは難しいためです。

8年という期間はあくまで一つの目安ですが、ご自身の成長速度に合わせて以下のステップを参考にしてみてください。

独立に必要な実務経験の目安


以下では、それぞれの年数ごとに取り組みたい業務の詳細を紹介します。

【1~3年目】保守・運用業務

インフラエンジニアのキャリア初期では、システムの保守・運用業務を通じて基礎的な技術力を身につけましょう。この段階では、インフラの基本的な仕組みを理解し、トラブル対応能力を養うことが目標となります。

具体的には、サーバーの監視業務やログ解析、障害対応、定期メンテナンスといった業務を経験します。こうした業務を通して、LinuxやWindows Serverの基本操作、ネットワークの基礎知識、データベースの基本概念などを習得しましょう。

【4~6年目】構築業務

中堅レベルになると、システムの構築業務に携わる機会が増えてきます。この段階では、設計書に基づいてインフラを構築する技術力と、プロジェクト全体を俯瞰する視点を養いましょう。

具体的な業務としては、サーバーのセットアップやネットワーク機器の設定などが挙げられます。さらに、仮想化技術を用いた基盤構築や、クラウドサービスの導入も担当します。

この時期に多様な技術へ触れておくと、フリーランス案件で求められる幅広いスキルセットが身につきます。特に、AWSやAzureといったクラウド技術は需要が高いため、スキルを習得すれば独立後の武器になるでしょう。

【7~8年目】要件定義・設計

保守・運用・構築の経験を積んだ後は、上流工程である要件定義・設計に挑戦しましょう。業務を通して、顧客の課題を解決する技術的な提案力や、関係者と調整しながらプロジェクトをまとめるスキルが身につきます。

具体的な業務内容は、システム要件の整理やインフラ構成の設計をはじめ、技術選定やコストの見積もりなどです。さらに、アプリ開発チームや社内情報システム部門との仕様調整も重要な役割となります。

こうした上流工程の経験があると、フリーランスになった際に高単価なコンサルティング案件や設計案件を狙えるようになります。

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インフラエンジニアが独立するための5ステップ

インフラエンジニアとして独立を成功させるには、現状のスキルレベルに合わせた準備を段階的に進めることが大切です。ここでは、スキル習得から独立直前の手続きまで、押さえておくべき5つのステップを解説します。

1.未経験の場合は必要スキルを習得する

未経験からフリーランスインフラエンジニアを目指す場合、まずは基礎的な知識を身につける必要があります。具体的には、ネットワークの基礎知識をはじめ、データベースの概念やLinuxの基本操作、クラウドサービスの仕組みなどを学びましょう。こうした知識は、書籍やオンライン教材を使って独学が可能です。

さらに、「CCNA」や「LinuC」、「AWS認定」といった資格の取得も有効です。実務経験のない方の就職・転職では、資格がスキルと学習意欲の証明になるため、アピール材料として使えるでしょう。

以下の記事では、インフラエンジニア未経験者におすすめの資格を詳しく解説しています。
インフラエンジニアは未経験でも転職できる!その理由と適性がある人の特徴

参考:
CCNA 認定|シスコ社
LinuC|LPI-Japan

2.実務経験を積む

前述した通り、実務未経験の状態でフリーランスとして独立するのは現実的ではないため、まずは会社員エンジニアとして現場での経験を重ねましょう。

就職・転職活動では、モダンな技術や需要の高い領域に携われる企業を選ぶのがポイントです。たとえば、オンプレミスだけでなくクラウドやインフラの自動化などを扱う会社に入社すると、最新の技術に触れられます。市場で求められている技術領域の経験を重ねることで、独立後の案件獲得が有利になるでしょう。

インフラエンジニアの向き・不向きなど、未経験者が押さえるべき情報を詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
インフラエンジニアはきつい?激務って本当?未経験でも大丈夫?

3.副業でスキルを磨く

会社員として働きながら、副業でインフラ案件を受注しましょう。副業には、本業の収入で生活を守りつつ、個人で案件を受注する一連の流れや、フリーランスとしての適性を事前に確認できるメリットがあります。さらに、小規模な案件でも設計から納品までを自分一人で完結させることで、本業だけでは得にくい総合的な対応力を磨けます。

具体的には、以下のような案件を探すことで必要な経験を積んでいけるでしょう。

  • サーバー構築
  • サーバー移行
  • SSL化業務

注意点として、フリーランスインフラエンジニアの案件は「週日稼働」といった条件になっているものがほとんどです。コンプライアンスやセキュリティ上の都合もあり、副業として始められる案件の数は限られることには留意しましょう。

副業を始める手順や注意点について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
副業フリーランスの始め方!おすすめの職種や確定申告時の注意点を解説

4.独立の準備を進める

独立にあたっては、案件の獲得ルートを確保したり、独立直後の生活を安定させたりする必要があります。以下では、開業届の提出も含めて独立に向けた具体的な準備を紹介します。
◎人脈を作る

独立後に安定して案件を獲得するには、人脈を作っておくことが大切です。

フリーランス白書2025によれば、フリーランスの案件の獲得経路で最も多かったのは「人脈(知人の紹介含む)」で72.8%でした。「最も稼げる獲得経路」としても人脈が1位となっており、案件獲得にあたって人脈形成がいかに大切であるかが分かります。

フリーランスの仕事の獲得経路

引用元 : フリーランスの仕事の獲得経路

具体的な人脈の作り方については、後ほど詳しく解説します。

参考:フリーランス白書2025|一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

独立資金をためる

会社員時代に独立に必要な資金を貯めておきましょう。独立前に準備したい資金の目安は以下の通りです。

  • 事務所の取得にかかる費用:50万円(敷金、礼金、仲介手数料など含む)
  • パソコンやプリンターなどのオフィス用品:80万円
  • 当面の生活費:50~70万円

自宅で作業する場合は、事務所にかかる費用は不要です。すでにパソコンやプリンターなどの機材がある場合もその分の資金は不要となります。独立直後は収入が安定しない恐れもあるため、最低でも生活費の6ヶ月分、理想は1年分の生活費を用意しておきましょう。

開業届を提出する

フリーランスとして正式に活動を開始するためには、税務署への開業届の提出が必要です。なお、本業として独立する場合だけでなく、副業で得た収入が「事業所得」とみなされる場合にも開業届の提出が必要です。開業届の記入方法については以下の記事で詳しく解説しています。
フリーランスは開業届の提出が必要?出さないとデメリットが多いので要注意

ちなみに、個人事業主として開業する場合は開業届の提出のみで済みますが、法人として活動する場合は定款や会社印を準備して登記申請を行う必要があります。

参考:個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁

5.独立しフリーランスとして活動を開始する

開業届を提出したら、本格的にフリーランスインフラエンジニアとして活動します。副業で隙間時間に案件に対応していた人も、独立後は稼働日数が多い案件や難易度が高い案件に挑戦できます。自分に合った案件獲得経路を見つけて事業の安定を目指しましょう。

レバテックフリーランスでは、インフラエンジニア向け案件のご提案を行っているので案件獲得の手段としてご活用ください。担当アドバイザーが、商談の調整から単価交渉、参画中の悩み相談まで丁寧にフォローします。さらに、参画者限定の福利厚生パッケージ(レバテックケア)を利用すれば、フリーランス特有の保障面や生活面での不安を和らげ、安心して案件に集中できます。

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インフラエンジニアの一般的なキャリアパス

フリーランスとして高単価案件を獲得するためには、特定の分野で専門性を持つことがポイントです。将来どのようなフリーランスとして独立したいかによって、会社員のうちから目指すべきキャリアは変わってきます。

ここでは、インフラエンジニアの一般的なキャリアパスと向いている人の特徴を紹介するので確認していきましょう。

チームをまとめたい人は「マネージャー」

チームを牽引するリーダーとして活躍したい人には、マネージャーが向いています。マネージャーは、プロジェクトに参加する複数のエンジニアを取りまとめ、インフラ構築を成功に導きます。また、プロジェクトが円滑に進むようにスケジュール管理を行うのも仕事です。

マネージャーになるには、関係者とやり取りするコミュニケーション能力やリーダーシップが求められます。

技術を極めたい人は「スペシャリスト」

インフラエンジニアとして技術を磨き続けたい人には、スペシャリストがおすすめです。
スペシャリストはマネージャーのように管理業務を行うのではなく、あくまでもエンジニアとして技術力の向上を目指します。

スペシャリストには、仮想化技術といった高度な専門性を身につけ、難しい案件をこなす力が必要です。また、最新の技術情報を収集し、どの技術を身につけるべきかを見極めるセンスも求められるでしょう。

課題解決に興味がある人は「ITコンサルタント」

インフラ構築で培った知識を活かしてアドバイザーとして活躍したい人は、ITコンサルタントに向いています。ITコンサルタントとは、ITを活用して企業の課題を解決する専門家です。

ITコンサルタントになるには、インフラに限らず一般的なIT知識を身につける必要があります。また、経営戦略に関する助言を求められることもあり、経済情勢といったビジネス視点の知識も必要です。ITコンサルタントの詳しい仕事内容について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ITコンサルタントとは?仕事内容や年収を紹介!

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フリーランスインフラエンジニアの仕事内容

フリーランスインフラエンジニアの仕事内容は、会社員の場合と大きく変わりません。主に、ネットワークやサーバーの設計・構築・運用を行います。

設計 顧客の要望を聞き取り必要な
機器やサービスを選定
構築 設計書にもとづくネットワーク機器の調達や設置 /
初期設定やソフトウェアのインストール
運用・保守 構築したインフラが正常に稼働するように
定期的なメンテナンスを行う /
トラブル発生時の対応

フリーランスの場合、設計といった上流工程や即戦力として現場を動かせるスキルがあると高単価に繋がりやすくなります。

また、近年は、クラウド移行プロジェクトやDX推進に関連するインフラ案件が増加しています。AWSやAzure、GCPなどのクラウドサービスに精通していることで、参画できる案件の幅が広がるでしょう。さらに、DevOpsやIaC(Infrastructure as Code)などの新しい手法に対応することでほかのフリーランスと差別化を図れます。

以下のページでは、レバテックフリーランスが保有するインフラエンジニア向けの案件例をご覧いただけます。独立後の仕事をイメージする参考にしてください。
インフラエンジニアの求人・案件一覧

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フリーランスインフラエンジニアの働き方

フリーランスインフラエンジニアの主な働き方は、「客先常駐」と「在宅勤務・リモートワーク」の2つです。

従来のインフラエンジニアの仕事は、客先に設置されたネットワーク機器の運用が多く、現場に常駐する働き方が一般的でした。近年はクラウドサービスが増えた影響で、リモートワークが可能な案件も見つかりやすくなっています。独立後のイメージをつかむため、それぞれの働き方の特徴を確認していきましょう。

客先常駐

客先常駐は、クライアントのオフィスに常駐し、現場で作業をする働き方です。客先常駐のメリットは、ほかのエンジニアや関係者とのコミュニケーションが取りやすく、関係を構築しやすいことです。デメリットとしては、関係者の多くが「お客さま」という環境になるため、人間関係の面で気疲れしやすいことが挙げられます。

しかし、客先常駐で積極的にコミュニケーションをとって関係を構築できれば、案件の継続や次の案件紹介につながる可能性が出てきます。そのため、人脈づくりの面から客先で働くことを好む人は少なくありません

次のような人は、客先常駐の働き方が向いている可能性が高いです。

  • 現場で多くのエンジニアと関わっていきたい方
  • 対面のほうがコミュニケーションがとりやすい方

自分のコミュニケーションスタイルや目指すキャリアに合わせて、客先常駐という選択肢を検討してみると良いでしょう。

在宅勤務・リモートワーク

在宅勤務・リモートワークは、自宅や好きな場所で作業できる働き方です。自由度の高い働き方ですが、インフラエンジニアの場合はセキュリティ環境に十分な注意を払う必要があります。

次のような人は、在宅勤務・リモートワークの働き方が向いている可能性が高いです。

  • 自分のペースで集中して作業を進めたい方
  • 自己管理が得意で、テキスト主体のコミュニケーションに抵抗がない方

ワークライフバランスや作業環境の快適さを重視したい方は、リモートワークを選択肢に入れてみると良いでしょう。以下の記事では、インフラエンジニア向けのリモート案件の種類について解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
インフラエンジニアも在宅勤務できる?リモート可能な業務内容を紹介!

なお、インフラ系の案件はセキュリティ要件の関係でリモート対応できないケースが多いことは理解しておく必要があります。リモートであっても、「週〇日は現場に行く」といった案件も多く、トラブル対応で現場に行く場合もあるでしょう。

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独立後のインフラエンジニアの単価・年収相場

ここでは、独立後の生活をイメージできるように、フリーランスインフラエンジニアの平均単価と年収相場を紹介します。独立後にどの程度の収入を得られるかイメージする参考にしてください。

フリーランスインフラエンジニアの単価相場

レバテックフリーランスが保有するインフラエンジニア案件の月額単価相場(2023年8月時点)は以下の通りです(※)。

職種 月額単価相場
サーバーエンジニア 65万9,779円
ネットワークエンジニア 67万8,808円
クラウドエンジニア 75万5,961円
セキュリティエンジニア 73万4,846円
データベースエンジニア 66万1,730円

なお、フリーランスエンジニアの案件の単価は経験やスキルレベルによって変わるので、上記はあくまで目安として捉えてください。

※1 レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って算出しました。(2026年7月時点)

フリーランスインフラエンジニアの年収相場

レバテックフリーランスが保有するデータをもとに算出したフリーランスインフラエンジニアの年収相場は、以下の通りです(※2)。

職種 年収相場
サーバーエンジニア 約791万円
ネットワークエンジニア 約814万円
クラウドエンジニア 約907万円
セキュリティエンジニア 約881万円
データベースエンジニア 約794万円

上記はあくまで年間で継続して案件を受注できた場合の年収目安です。実際は、案件の切れ目や営業活動に集中している期間は収入がゼロになる可能性もあります。案件を安定して受注するコツについては、後述する「仕事が途切れない!インフラエンジニアの案件獲得術」の章を参考にしてください。

※2 レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出しました。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(2026年7月時点)

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インフラエンジニアの独立に必要なスキル

フリーランスのインフラエンジニアには、開発に用いるサービスや技術の知識が欠かせません。また、フリーランスは働き方が自由な分、自分をコントロールする力が必要です。ここでは、独立に必要なスキルを紹介していきます。

クラウドを含む技術スキル

現在のIT市場では、オンプレミス技術に加えて、クラウド技術への対応が必須となっています。多くの企業がクラウド移行を進めているため、AWSやAzure、GCPなどの主要クラウドサービスに精通していることが重要です。

また、IaC(Infrastructure as Code)やCI/CD、監視・ログ管理ツールなどの DevOps関連技術も現在は必須スキルとなっています。インフラのトレンド変化は早いため、新しい技術への適応能力と、継続的な学習姿勢を持つことが、フリーランスとしての市場価値を維持することにつながるでしょう。

セルフマネジメントスキル

フリーランスになると働き方の自由度が上がる分、会社員よりも自己管理能力が問われます。就業時間が決まっていないフリーランスは、つい作業が長時間に及び、プライベートと仕事のメリハリがなくなりがちです。

長時間の作業が続くと過労で体調を崩し、最悪の場合収入が途絶えてしまいます。フリーランスとして長く活躍するには、スケジュールや作業時間を管理し、無理のない生活を送るセルフマネジメントを意識しましょう

コミュニケーションスキル

ヒューマンスキルとしては、コミュニケーションスキルが必要です。インフラエンジニアは、クライアントとの打ち合わせやチームの会議に参加することがあります。クライアントの要望を整理してまとめたり、チーム内で意見や案を出し合ったりする際にコミュニケーションスキルは欠かせません。

リモートワークで働く場合は、チャットツールやメールを用いたテキストコミュニケーション能力も必要です。顔が見えない環境でも、要点を分かりやすく伝えたり、トラブル発生時に迅速・確実に状況を共有したりする配慮が求められます。

提案・営業スキル

フリーランスとして継続的に案件を獲得するには、提案・営業スキルが欠かせません。どれほど優れた技術力を持っていても、それをクライアントにアピールできなければ案件獲得につながらないためです。具体的には、自身のスキルや過去の実績を客観的に整理し、相手の課題に合わせて説得力のある提案書を作成するスキルや、適正な見積もりを算出する能力が求められます。

また、一度参画した現場で評価を得て、次の案件獲得や契約延長を引き出す力も重要です。依頼された作業をこなすだけでなく、潜在的な課題を見極めて改善案を提示できれば、安定した収入へとつながります。

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インフラエンジニアとして独立するメリット

インフラエンジニアが独立するメリットを紹介します。独立を迷う方は、会社員と比べてフリーランスの良さは何なのかを確認していきましょう。

会社員インフラエンジニアよりも高収入が期待できる

実力によっては、独立することで会社員のときより収入が増える可能性があります。会社員は毎月の給与に上限がありますが、フリーランスの報酬に制限はありません。年功序列といった会社のルールにも縛られないので、実力次第で収入を増やせます。高いスキルを持つ方であれば、独立することで実力に見合う収入を得られるでしょう。

独立後、経験を積んで十分な実績を重ねたら、単価が高い案件のみを選んで受注する働き方も可能です。

働き方や休日を自分で決めやすくなる

フリーランスになることで働き方の自由度が高まります。会社員は、基本的には会社で定めたカレンダーに従うことになります。一方で、フリーランスはクライアントとの調整がうまくいけば、好きな日に休みを取ることが可能です。

案件によっては必ずしも希望が通るわけではありません。しかし、会社員と比べると自由度が高い働き方ができるのは、フリーランスの大きなメリットです。

興味がある案件を選べる

フリーランスは自分が興味のある案件を選べます。たとえば、「クラウド移行の案件に挑戦したい」「設計や構築を行いたい」といった希望を実現できます。新しい技術への挑戦や、特定の業界での経験を積むなど、自分が進みたい方向性に合わせた案件選択が可能です。
 

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インフラエンジニアとして独立するデメリット

インフラエンジニアの独立にはメリットがある一方で、デメリットも存在します。独立を検討する際は、デメリットを理解したうえで対策を検討しておきましょう。

各種手続きを自分で行う必要がある

フリーランスのインフラエンジニアは、自分で確定申告を行い、税金を納めなければなりません。会社員の場合、会社が年末調整を行ってくれるため、税金についてあまり意識しなかったという人も多いでしょう。しかし、独立後は自分で経費や売上を管理し必要な手続きを行う手間がかかります

フリーランスの確定申告について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスは確定申告が必要?メリットや必要な手続きを解説

収入が安定しにくい

フリーランスになると高収入が期待できる反面、収入が不安定になる可能性も出てきます。会社員のインフラエンジニアには基本的に毎月固定給を受け取れますが、フリーランスは案件ごとに契約を結び報酬を受け取る働き方です。そのため、もし案件を獲得できなければ、その間は収入が0になってしまう可能性があります。また、会社員と違って有給休暇といった制度もないため、病気や怪我で働けなくなった際に収入が途絶えるリスクが大きいです。

こうしたリスクに備えるには、事前にまとまった生活資金を蓄えておくほか、エージェントを活用して「次の案件を途切れさせない仕組み」を作っておくことが有効です。さらに、働けなくなった場合に備えて、フリーランス向けの所得補償保険への加入も検討しましょう。

社会的な信用を得にくい

収入が不安定なフリーランスは会社員と比べて社会的信用を得にくく、クレジットやローンの審査に通りにくい傾向があります。特に、独立したばかりで実績がない状態だと、高額のローンを組むのは難しいでしょう。

対策の一つは、クレジットカードの発行や家や車といったローンの契約を、会社員のうちに済ませておくことです。また、独立後も2〜3年ほど事業を継続し安定した所得を証明できるようになれば、徐々に社会的信用は高まっていくでしょう。

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仕事が途切れない!インフラエンジニアの案件獲得術

フリーランスとして成功するためには、継続的な案件獲得が不可欠です。ここでは、代表的な案件獲得の方法を紹介していきます。

フリーランスエージェントに登録する

フリーランスエージェントを使えば、自分で営業する手間を省いて案件を受注できます。エージェントを利用するメリットは、案件提案に加えて、契約交渉のサポートや案件終了後の次案件紹介などを行ってくれることです

レバテックフリーランスでは、インフラエンジニア向けの案件を多数取り扱っています。担当アドバイザーが独立したばかりの方の希望や不安をヒアリングし、個々のキャリアやご希望に合わせて案件を選定します。「案件が途切れたらどうしよう?」と不安に感じているフリーランス初心者の方は、ぜひご相談ください。

K.Kさん (40)は、営業活動への不安から独立を迷っていましたが、レバテックフリーランスを利用することで不安を解消できました。担当アドバイザーの助言で優良案件に出会い、会社員時代と比べて手取りで2倍以上の収入アップに成功したといいます。以下のページでは、K.Kさんがフリーランスになるまでの経緯を詳しく紹介しています。
「え、自分で営業しなくていいの?」その一言で転身、正社員10年エンジニアが手にした理想の生活

ブログやSNSを通して実績をアピールする

ブログやSNSでの情報発信は、個人ブランディングと案件獲得の両方に効果的です。技術的な知識や経験を発信することで、潜在的なクライアントに自分の専門性をアピールできます

技術ブログでは、実際に担当したプロジェクトの技術的な課題や解決方法について書くことが有効です。XやLinkedInなどのSNSでは、業界のトレンドや技術情報をシェアしたり、勉強会の参加報告などを投稿したりすることで、専門性と学習姿勢をアピールしましょう。

人脈を活用する

すでに信頼関係がある知り合いからの紹介案件は、条件面で有利になることが多く、長期継続の可能性も高くなります。人脈を形成するには、現職での同僚や上司、取引先との関係を大切にし、独立後も定期的に連絡を取りましょう。また、勉強会やセミナーに参加し、新しい知り合いをつくる方法もあります。

人脈を活用する際は、一方的に案件を求めるのではなく、自分もほかの人に価値を提供する姿勢を持つことが大切です。情報共有や技術的な相談に応じることで、互いにメリットのある長期的な関係を築けます。

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インフラエンジニアがフリーランスで高収入を得る方法

独立後に高収入を得るには、マネジメント業務を含む案件を受注したり、市場で需要が高いスキルを磨いたりすることが必要です。また、案件の探し方を工夫すると、高単価の案件に出会える可能性が高まります。

以下で具体的な方法を確認しましょう。

マネジメント経験・上流工程の経験を積む

高単価案件を獲得するためには、マネジメント経験や上流工程での経験が役立ちます。単価が高い案件では、要件定義や設計、あるいはマネジメント経験が必須条件として求められるケースが多いからです。

具体的には、インフラのシステム設計や構成提案、プロジェクト管理、チームリーダーとしてメンバーをまとめた実績などが高く評価されます。会社員時代から意識的に運用・構築から上流工程へと業務範囲を広げ、実績を積んでおくことが独立後の高単価案件獲得につながるでしょう。

希少性が高く需要があるスキルを磨く

希少性が高いスキルや需要の高いスキルを持っているインフラエンジニアは、高単価案件を受注できる可能性が高いです。近年需要が高まっている以下に関連するスキルを磨くと良いでしょう。

  • AWSやGCP、Azureなどのクラウドサービス
  • Docker、Kubernetesといったコンテナ型仮想化

このほかの新興技術についても、ほかのインフラエンジニアよりも早く対応していくことで、高単価案件を獲得するチャンスを増やせます。

長期的に付き合えるクライアントを見つける

安定した高収入を実現するためには、長期的な関係を築けるクライアントを見つけましょう。長期間にわたって付き合いを続けられるクライアントを見つけられると、単価交渉がしやすく収入アップにつながる可能性が高まります

信頼を獲得するためには、指示された作業をこなすだけでなく、相手のビジネスや潜在的なニーズを踏まえた提案を行うことがポイントです。単なる「作業者」ではなく「頼れるパートナー」としてのポジションを確立できれば、契約更新や別案件の紹介につながりやすくなるでしょう。

複数のエージェントを活用する

案件獲得の機会を増やすには、複数のフリーランスエージェントの活用が効果的です。エージェントごとに取り扱い案件の特色が異なるため、複数のサービスに登録することで選択肢を広げられます。

レバテックフリーランスは、IT領域に特化し取引社数10,000社以上(2023年7月時点)を誇るエンジニア向けエージェントです。豊富な案件数を保有しているため選択肢が多く、ご自身の希望条件を叶えやすいのが魅力です。メインのエージェントをお探しの方は、ぜひご登録ください。

資格を取得する

資格を取得することで、スキルを客観的に証明でき、クライアントにアピールしやすくなります。特に、実務経験が少ない人は、資格を持つことで経験不足をカバーできる可能性があります。

以下でフリーランスインフラエンジニアにおすすめの資格を紹介するので、取得を検討する際の参考にしてください。
◎CCNA(シスコ技術者認定試験)

CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、世界的な通信機器メーカーのシスコシステムズ社が認定する資格です。試験では、ネットワークやセキュリティの基礎、IPサービス、自動化についての知識が問われます。

シスコ資格は「エントリーレベル」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」に分かれており、CCNAは下から2番目の「アソシエイトレベル」に位置します。入門用の「エントリー」に続く実務のベースとなる資格で、未経験からのステップアップとしてもおすすめです。CCNAより上位の資格としては、CCNPやCCIEが用意されています。

参考:CCNA 認定|シスコ

LinuC(Linux技術者認定試験)

LinuC(Linux Professional Certification)は、仮想環境を含むLinuxシステムの知識・スキルを証明できる資格です。インフラエンジニアの多くはLinuxOSに触れるので実用性が高い資格といえるでしょう。難易度はレベル1〜レベル3に分かれています。

レベル1:物理/仮想Linuxサーバーの操作と運用
レベル2:仮想マシン・コンテナを含むLinuxシステム、ネットワークの設計・構築
レベル3:エンタープライズレベルのシステムを構築するためのスペシャリスト(※)
レベル4:ITプロジェクトを成功に導く上級エンジニアの証明

※「プラットフォームスペシャリスト」と「セキュリティスペシャリスト」の2種類

経験が浅い段階ではレベル1からスタートし、実務経験を重ねながらレベル2へとステップアップしていくのがおすすめです。

参考:LinuC|LPI-Japan

AWS認定

AWS認定は、Amazon Web Servicesのクラウドサービスに関する技術力を証明する資格です。市場価値の高いクラウド資格の一つで、AWS認定取得者は、クラウド移行案件や新規システム構築案件で特に重宝されるでしょう。

役割別に複数の資格が用意され、それぞれ以下のレベルが設定されています。

  • Foundational 認定
  • Associate 認定
  • Professional 認定

また、特定のサービスについての専門知識を証明するSpecialty 認定も存在します。

参考:AWS 認定|AWS

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インフラエンジニアの独立に関するよくある質問

インフラエンジニアとして独立を検討している方から寄せられる質問に答えていきます。

Q. インフラエンジニアの案件の特徴は?

インフラエンジニアは長期の案件が多いのが特徴です。AWSなどのクラウドサービスの経験が求められる案件が増加傾向です。運用・保守のみを担う案件も少なくありません。常駐案件が多い傾向ですが、在宅ワークできる案件も存在します。

Q. インフラエンジニアの独立には実務経験が必要?

実務未経験者がフリーランスインフラエンジニアを目指す場合は、まず会社員として8年程度の経験を積むのがおすすめです。その際は、単に年数を重ねるだけでなく、「保守・運用」から「構築」、さらには「要件定義・設計」といった上流工程まで一貫して経験しましょう。8年はあくまで目安なので、一定レベルのスキルが身についたら独立が視野に入ります。

Q. インフラエンジニアが独立する際に大切なことは?

フリーランスのインフラエンジニアにとって大切なことは、継続的に案件を獲得する能力を身につけることです。独立直後は収入が不安定になることも考えられるので、当面の生活費を準備しておくと良いでしょう。独立後は、スケジュール管理や体調管理などの自己管理能力が求められます。

Q. インフラエンジニアの案件が多い企業とは?

インフラエンジニアの案件が多い企業は、IT関連のサービスを提供している業界に集中しています。具体的には、独自のクラウドサービスを展開する企業やITベンダー、通信事業者などが挙げられます。最近はDX推進に取り組む製造業や小売業などの企業でもIT投資が活発化しており、インフラ関連の案件が増加しています。

※本記事は2026年8月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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