プログラマーの何がきつい?理由や原因・実は向いてる人の特徴を解説

「きつい」「やめとけ」と言われがちなプログラマー。「残業が多いのか?」「プレッシャーが大きいのか?」と気にしている人も多いのではないでしょうか?

実際、労働時間の長さや人手不足の影響など、プログラマーへの適性が低いときつく感じやすい場面はあるかもしれません。事前にきつい理由や開発現場の実態を知り、対処を知るのが重要です。

また、プログラマーの数が多すぎて仕事がなくなる、未経験者はきついといわれる実態もあるため、関連情報も同時に解説します。「自分はプログラマーに向いている人だ」と確信を持って就職や転職をするきっかけになるので、ぜひ参考にしてください。

目次

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プログラマーがきついと言われている8つの理由

プログラマーの仕事がきついと言われる理由
プログラマーは、「きつい」「やめとけ」と言われがちな職業です。主な理由として、以下の8つがあげられます。

  • 人手不足で休日出勤や残業が多くなりがち
  • 給料が見合わないことがある
  • 客先常駐だと顧客の意向に左右されやすい
  • 未経験者でついていけないケース
  • テストの作業が多いことがある
  • 常に勉強し続ける必要がある
  • やりがいが少なくやる気が湧かない
  • 将来的に仕事がなくなるかもという不安

もちろん、実際にプログラマーの仕事をきついと感じるかは人によります。勤務形態や働く会社によっても異なるため一概にはいえません。根本的にはIT業界全体の人材不足が原因と考えられます。それぞれの理由の詳細を詳しく説明していきます。

人手不足で休日出勤や残業が多くなりがち

プログラマーの仕事がきつい大きな理由は、IT業界全体での深刻な人手不足と納期の厳しさです。限られた人員で仕事を回すので負担は大きく、休日出勤や残業が多すぎだと感じてしまいがちです。体力に自信のない女性はプログラマーを避けた方が良いでしょう。

経産省はIT人材需給に関する調査で、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると発表しています。仮に人員を増やしても必要なスキルを習得するのに時間がかかるため、すぐに超過勤務問題は解消しないでしょう。

ただし、最近は時短勤務やフレックスも増えており、プログラマーにとって働きやすい企業も増えています。業務の効率化を図ったり、仕事の進め方や納期を調整したりすれば改善されるケースも多いです。

給料が見合わないことがある

プログラマーは他業種に比べて労働時間が長く、時給換算すると割に合わないためきついと感じる場合も多いです。令和5年分民間給与実態統計調査によると、企業規模10名以上のソフトウェア作成者の給料は約558万円でした。

デューダの調査によれば日本全体の平均年収は414万円なので、プログラマーの年収は決して低いわけではありません。しかし、20代のうちは労働時間の長さと給与が見合っていない場合も多く、きついと感じてしまい辞めてしまうケースもあります

また、二次請けや三次請けなどの下請けになればなるほど年収は下がっていくため、働く企業選びは重要です。プログラマーとしてスキルを磨いていけば自然と給与は上がり、給与が見合わないと思うことは減るでしょう。

客先常駐だと顧客の意向に左右されやすい

プログラマーは、クライアント企業に客先常駐するケースも珍しくありません。客先常駐では常駐先の企業の労働条件に従わなければならないため、環境があまり良くないケースもあるでしょう。以下の5点は、客先常駐で発生する可能性がある主なデメリットです。

  • 常駐先の社員と距離を感じ孤独感を抱く
  • プログラミング以外の雑務を振られる
  • 情報制限が厳しく自由に仕事ができない
  • 常駐先の意向で労働時間などが変わる
  • その場で顧客の無理難題に応えなければならない

就職・転職の際は求人票をしっかりと確認しておきましょう。客先常駐があるなら、面接や面談でどういった条件か把握しておくことが重要です。

未経験者でついていけないケース

プログラマーは専門的な知識や技術が必要なため、未経験者だときついと感じやすい職業です。特にIT業界がはじめての人は、研修があってもきついと感じ挫折してしまうケースも考えられます。

新人研修にかなり力を入れている企業を除き、プログラミングの経験が一切ないと厳しい世界です。せめて基礎知識は学んだ上で就職・転職しないと実務に全くついていけない可能性が高いため、きついと感じてしまう場面が多くなります。

テストの作業が多いことがある

プログラマーの仕事のうち、テスト業務は開発でも重要視されている工程です。テストプログラマーという専門職があるほど大切な業務であり、プログラマーの仕事の大部分をテストが占めているといっても過言ではありません。

一度のテストだけで問題なく稼働する可能性はほぼないため、プログラマーは何度もテストと修正を行う必要があります。不具合やバグを見つけ、修正してはテストを繰り返すといった単純作業がきついと感じがちです。

テストと修正の作業に必要なのは柔軟性と対応力です。どのように間違っているのか、どこを修正すればいいのかを瞬時に判断するのがきついと感じる場合も多いようです。

常に勉強し続ける必要がある

IT技術は発展し続けており、プログラマーは日々新しい技術や知識の学習を続ける必要があります。最新情報に追いつくためにはプライベートの時間を費やして勉強しなければならず、自由時間が減るのがきつく感じる人も多いです。

資格取得や勉強の費用を補助してくれる企業でなければ、金銭的な負担も増えてしまいます。情報収集が苦手だったり、学び続けることに抵抗があったりする人はプログラマーの仕事がきついと感じやすいかもしれません。

やりがいが少なくやる気が湧かない

IT製品の開発業務は上流工程と下流工程に分かれており、プログラマーが担当する下流工程の業務は単純作業が多いです。上流工程では計画立案や要件定義を、下流工程では詳細設計やコーディング、テストを行います。

プログラマーは、上流工程を担当するプロジェクトマネージャーやシステムエンジニアの指示に従って作業を進めていきます。たとえば仕様が変更された際などは、上流工程担当者の指示に振り回されるケースも少なくありません。

それまでの作業が白紙にされ、一から新しい仕様で作り直さなければならない可能性も出てきます。また、下請けになるほど仕様変更の可能性が増え、作業時間が無駄になってしまいます。何度も繰り返すとモチベーションが低下し、きついと感じる原因になるでしょう。

将来的に仕事がなくなるかもという不安

IT業界は今後も発展を続けていきますが、現状は人材不足です。しかし、どんなプログラマーでも仕事があるわけではありません。IT人材需給に関する調査では、2030年に向けて先端IT市場の規模は拡大すると予測されています。
全体的には徐々に市場拡大する傾向にありますが、従来型IT市場の規模は減少し、2015年と比較するとほぼ半減する予測です。従来型のITエンジニアは、仕事がなくなるという先の展望が見えない不安感から「きつい」と感じる可能性があります。

引用元 : IT人材需給に関する調査(概要)|経済産業省

一方で、IoTや人工知能(AI)、ビッグデータなどを扱う先端・高度IT人材は求められています。将来性も高く、収入も期待できると言えるでしょう。先端IT人材や高度IT人材について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
IoTエンジニアの仕事内容やスキルを解説!未経験からなる方法や資格も
AIエンジニアになるには?仕事内容や将来性、必要なスキルを解説
データサイエンティストとは?仕事内容や必要な資格・スキルを紹介
ブロックチェーンエンジニアとは?年収や未経験からなるロードマップ
VRエンジニアとは?未経験でもなれる?仕事内容や年収、スキルを解説

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分野別のプログラマーにみられるきついポイント

一口にプログラマーといっても、仕事内容や使う言語によって職種は違ってきます。例として、よくある4種のプログラマーを解説します。

  • Webプログラマー
  • アプリケーションプログラマー
  • ゲームプログラマー
  • 組み込み系プログラマー

それぞれの職種ごとに特有のきついポイントが存在するため、具体的な内容を知りたい方は必見です。また、このほかにもプログラマーの種類は多いです。どんな種類のプログラマーが存在するか興味がある方は、以下の記事もあわせて確認してみましょう。
プログラマーの種類一覧!年収や難易度・おすすめ職種の理由を解説

また、プログラマー全般の仕事については、以下の記事が参考になります。
【エンジニアのプロ監修】プログラマーとは?仕事内容や年収、資格を紹介

Webプログラマー

Webプログラマーは、WebサイトやWebアプリケーションなどを開発する職種です。デザインセンスやUI、セキュリティに関する知識も必要になります。身に着けるスキルが多くなるためきつさを感じる場合も多いです。

また、Webデザイナーと兼任している場合、他分野のエンジニアに比べて最新のトレンドをキャッチする能力が重要です。流行りに乗り遅れないようにアンテナを張って情報収集するのが苦手だときついと感じるでしょう。

Webプログラマーの仕事や必要なスキルについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
Webプログラマーとは?仕事内容や年収・必要なスキル・なり方を解説

アプリケーションプログラマー

アプリケーションプログラマーは、スマートフォンやPC向けのアプリケーションを開発する職種です。ソフトウェアやハードウェアはもちろん、ネットワークやデータベースについても熟知しておく必要があります。

また、さまざまな言語を習得し、常に最新のプログラミング言語を身に着けておかなければ現場に追いつけなくなる可能性も。アプリケーション開発には幅広い知識が必要なため、勉強のための時間や労力、金銭的な負担などをきついと感じる場合も多いです。

ゲームプログラマー

コンシューマーゲームやスマホゲームの開発を行うのがゲームプログラマーです。ゲームプログラマー特有のきつい点は、リリース後の作業です。

他の業界と比べてテスト工程が多い傾向にあります。スマートフォンやPC向けのゲームの場合はリリース後も修正可能で、恒常的にアップデートし続ける必要があります。

毎度のアップデートでは同じような作業が延々と続くため、単調作業になってやりがいをなくしがちな傾向があります。ゲームが好きなだけで入るときつい業界だといえるでしょう。ゲームプログラマーについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ゲームプログラマーとは?仕事内容や必要なスキルを解説

組み込み系プログラマー

組み込み系プログラマーは、主に機械製品を制御するソフトウェアの開発を行うプログラマーです。たとえば、テレビや車などを制御するプログラムを組み込む仕事で、近年の製品開発には欠かせない職種のひとつです。

主な使用言語(C、C++、C#、Java)はどれも難易度が高く、習得には長い時間と努力が必要になります。ソフトウェアとハードウェア全般に関する豊富な知識も必要なので、スキルや経験がなければきついと感じるのも無理はありません。

IoTの普及が広がり、急速に需要が高まっている分野のため組み込み系プログラマーの将来性は高いです。組み込み系プログラマーの仕事内容についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
組み込みエンジニアとは?仕事内容や必要なスキル、将来性について解説

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プログラマーの仕事が向いていない人の特徴

プログラマーの適性がない人は、他の人よりプログラマーはきついと感じる場面が多いです。

どんな職業にも向き不向きがあり、IT業界の中でもさまざまな職業があります。向いていない人の特徴を知り、当てはまるのであればキャリアチェンジなどを検討してみてもよいかもしれません。

裏方より目立つ仕事の方がやりがいを感じる

目立つ仕事がしたいと思っている人は、プログラマーには向いていないでしょう。プログラマーの仕事は、縁の下の力持ちのような存在といわれるように、地味なものも多いです。直接顧客からお礼を言われたり喜ばれたりする機会は決して多くないでしょう。

自分の仕事に対してダイレクトな反応が欲しい人や人目につく活躍をしたい人などは、やりがいを感じにくい可能性があります。そのような状況でも地道にコツコツ積み重ねていけるような人でなければ、プログラマーの仕事はきついと感じてしまうかもしれません。

デスクワークよりも人と接したい

デスクワークに苦手意識があり、パソコン操作よりも外に出たい、人と話したいという人はプログラマーに不向きです。プログラマーにもコミュニケーションスキルは必要ですが、営業職ほど人と接する機会は少ないです。

場合によっては丸一日誰とも会話をせずに仕事に没頭するということもあり得ます。人と接してたくさん会話しながら仕事がしたい人にとってプログラマーの仕事はきついと感じるでしょう。

また、パソコンやデジタル機器の操作が苦手な人もプログラマーの仕事の適性が低いといえます。

絶対に残業や休日出勤をしたくない

プログラマーの開発業務は残業が多くなりがちなため、残業したくない人はきついと感じやすいでしょう。開発現場ではどうしても納期間際になると業務量が増え、突発的な追加作業を頼まれる可能性も高いです。

自分の仕事を順調にこなしていても、避けられない残業が増えるケースも少なくありません。ほかにも、休日出勤や自宅への仕事の持ち帰りに拒否感がある人、体力に自信がない女性は向いていないといえるでしょう。

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プログラマーの仕事が向いている人の特徴

プログラマーの仕事はきついとされる面が多いですが、適性があればきついと感じない可能性が高いです。実際、現役プログラマーへのアンケートの質問「プログラマーになってよかったか」への回答は、以下の結果となりました。

引用元 : 現役プログラマーへの働き方調査

現役プログラマー341名の内、「プログラマーになってよかった」と答えた人は73.6%です。プログラマー適性があるかどうかを見極められれば、働きがいや年収は自然とついてくると考えられるでしょう。

具体的なプログラマーの適性を4つ解説していきます。

不測の事態でも柔軟な対応ができる

プログラム開発では不測の事態が起こる可能性が高く、柔軟な対応ができる人がプログラマーに向いています。急な仕様変更やバグの発見などによりイレギュラーな対応が求められることも多く、都度適切に対処しなければいけません。

何か問題があっても臨機応変に対応できる人は、プログラマーに向いているといえるでしょう。

新しい知識や技術を取り入れるのが得意

IT技術は日々目まぐるしく発展しているため、新しい情報を吸収し、プログラマーの業務に活かせる人が向いています。プログラム開発現場では主流言語が短い期間で移り変わることも珍しくありません。

長くプログラマーとして働きたければ、積極的に新たな言語を習得して時代の変化に対応するのが重要です。言語だけでなく、知識や技術を取り入れるのが得意な人はプログラマー向きと言えるでしょう。

IT業界の情報収集についてはレバテックフリーランスでも解説しているので、是非参考にしてみてください。
エンジニアのスキルアップにおすすめサイト14選!学習方法から最新情報まで

論理的思考力が高い

プログラマーの仕事には論理的思考力が欠かせません。プログラミングの際、何を入力すればどういった結果が出るのか、という考え方は重要です。ものごとの因果関係を明確にする考え方とも言えるでしょう。

たとえばエラーが発生した場合、どこにどんな問題があって、どのような条件で発生するのかを考えれば修正作業も早く終わります。また、論理的思考力がある人は人に説明するのが得意なため、コミュニケーション能力が高くチーム間の情報共有もスムーズです。

集中して物事に取り組むのが好き

プログラマーの仕事はパソコンで黙々とする作業が多いため、集中力が高い人は適性があるといえます。一人でも集中して取り組める人はきついと感じにくく、デスクワークが好きな人はプログラマーに向いています

周囲の環境に影響されず、自分のプログラミングを進められる人はプログラマーの素質があるでしょう。

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文系や未経験がプログラマーになるのはきついのか?

プログラマーの仕事は理系のイメージが強いため、文系の人は職業の選択肢から外すケースもあるようです。しかし、現場に文系出身のプログラマーはたくさんいます。

「IT人材白書2020」ではIT人材の最終学歴の専攻分野が発表されています。内訳は以下のグラフのとおりで、IT・情報系以外の文系出身者の比率は30%以上あるのが分かります。

引用元 : IT人材白書2020|独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

プログラマーには「読解力」「論理的思考」「人へわかりやすく伝える力」「英語力」などのスキルも必要です。努力してプログラミングスキルや経験を積めば十分にプログラマーとして活躍できます。

また、新卒や未経験からプログラマーになる場合は、研修が充実している企業を選ぶと良いでしょう。全く知識がない状態からプログラマーとして中途採用されるときついと感じる可能性が高いです。

文系出身者や未経験者は、独学やプログラミングスクールでプログラミングを習得し、スキルを身に着けておくのも大切です。実務を通じて基本的・応用的なプログラミングスキルや担当工程における作業の進め方などを身に着けていきましょう。

未経験からプログラマーを目指す方法に関して知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
未経験からプログラマーになるには?必要なスキルやなり方を紹介

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プログラマーという仕事ならではのメリットもある

プログラマーは肉体的・精神的にも負担が大きく「きつい」と感じがちな職業のひとつです。しかし、きつさを乗り越えれば大きなメリットもあります。以下できついだけではないプログラマーのメリットを4つ紹介します。

需要が高く年収が上がりやすい

プログラマーを含むIT人材の需要は今後も高まっていくため、給与が下がりにくく年収が上がる可能性が高いといえます。「IT人材需給に関する調査レポート」によると、IT人材は2030年に最大79万人不足する見込みです。

引用元 : IT人材需給に関する調査レポート|経済産業省

需要の伸びが少ない予想での試算でも16万人不足する見込みとなっており、人手不足は避けられません。長期的に人材不足が続くため売り手市場になり、スキルがあるプログラマーであれば転職や案件獲得には困らないでしょう。

売り手市場が長く続けば年収が上がりやすいため、将来性の高いプログラマーになるのはメリットのひとつです。

働き方を自由に選べるケースがある

プログラマーの仕事はパソコンさえあればできるため、働く場所や時間を他業種より自由に選べる可能性が高いです。企業によっては在宅勤務やリモートワークを選びやすく、柔軟な働き方を実現できます。

スキルが十分に身についていれば、将来的にフリーランスとして独立しやすく年収アップにつながります。副業収入での年収アップや自主学習でのスキルアップもしやすいため、望むキャリアプランを叶えやすいとも言えるでしょう。

今後のキャリアパスの選択肢が多い

プログラマーの実務経験があれば、今後のキャリアの選択肢が広がりやすいのは重要なメリットです。たとえば上流工程に携わりたければ、システムエンジニアやITコンサルタントになるキャリアパスが考えられます。

どんなITエンジニアでもプログラミングスキルはほぼ必須であり、プログラマーとして身に着けたスキルは役に立ちます。最初はプログラマーとして経験を積み、その後は上位のITエンジニアとしてキャリアアップを目指すと良いでしょう。

成長性が高いIT産業に関われる

AIやVRなどの新しいテクノロジーを学び、最先端のものづくりに携われるのはプログラマーになるメリットのひとつです。IT技術の発展は著しく、プログラマーは常に新情報を取り入れて開発しなくてはいけません。

勉強し続けるのをきついと感じるか、やりがいを感じるかは人それぞれです。成長意欲が高い人はプログラマーの仕事にもっとやりがいを感じられるでしょう。プログラマーの仕事内容などの基本的な情報が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【エンジニアのプロ監修】プログラマーとは?仕事内容や年収、資格を紹介

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プログラマーの仕事がきつい!そんな場合の対処法

プログラマーの仕事を「きつい」と感じるかどうかは適性や働く企業によっても変わってきますが、共通の対処法は存在します。「きつい」と思ったときの対処法を把握しておけば、困ったときの助けになるかもしれません。

以下では、プログラマーの仕事のきつさの対処法を4つ紹介します。

リフレッシュし、達成感を大切にする

プログラマーを続けていく上では、定期的にリフレッシュしたり達成感を得たりするのが肝心です。仕事でもプライベートでも、気分転換をしたり小さな目標を作って達成していけば、気分も落ち込まず「きつい」と感じる機会も減るでしょう。

働く上でプログラミング自体が嫌いになってしまわないよう、適度な息抜きとモチベーションアップを心掛けましょう。

将来的なキャリアプランを練る

適切なキャリアプランを練り、日々の努力が無駄ではないことを実感できれば自然と仕事は楽しくなるでしょう。プログラマーとしてのスキルを磨く上で、大事なのは具体的な目標です。新しい言語を習得したり資格に挑戦してみたりと、やれることはあります。

プログラマーの先の展望を考えておくのも重要です。将来的にプログラマーのままで仕事を続けるのか、もっと上流工程に携わっていきたいのか、しっかりと考えておくのが重要です。
 

フリーランスとして独立する

必要なスキルを身に着けたら、フリーランスとして独立するのも手段のひとつです。会社員よりフリーランスの方が高単価案件を獲得できる機会が増え、自然と年収も上がります。時間や場所に縛られず自由に働けるため、きついと感じなくなる可能性は高いです。

ただしフリーランスになると、経理や営業などを自分で行わなければいけません。案件が獲得できなければ、会社員より収入が不安定になりやすい面もあります。

基本的にエージェントを利用するのがおすすめです。レバテックフリーランスなら、スキルに見合った高単価案件を多数紹介しているので、ぜひ検討してみてください。

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プログラマーの仕事に関するよくある質問

プログラマーの仕事はきついといわれることに対して、よくある質問と回答を紹介します。適性や対処法もあわせて紹介するので参考にしてください。

Q. プログラマーの仕事のどんなところがきついですか?

人材不足のため残業が増えがちで、スキルが低いと給料が安い点が挙げられます。また、専門知識が必要なため未経験だと厳しかったり、今後AIに仕事を奪われる不安があったりする点もプログラマーの仕事がきついと言われる原因です。

Q. どんな人がプログラマーに向いていますか?

論理的思考力が高く、新しい技術や知識を進んで取り入れられる人がプログラマーに向いています。文系は適性が低いと思われがちですが、開発現場で必要となるスキルには文系のスキルも多く、専攻分野は特に関係がないと言えるでしょう。

Q. プログラマーの離職率は?

令和5年 雇用動向調査結果の概要によれば、IT業界(情報通信業)の離職率は12.4%とあります。業種を問わない場合の離職率は12.1%なので、プログラマーの離職率は少し高いといえます。

Q. プログラマーはきついと思ったら何をすべきですか?

プログラマーの仕事がきついと感じたら、転職か独立を検討してみるのも手段のひとつです。きつさの原因や今後の展望も考えて慎重に行動しましょう。転職の際は、ポートフォリオ作成が有効です。

※本記事は2024年8月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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