ゲームプログラマーの平均年収|仕事内容や必要なスキル、将来性は?

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が発行した資料「ゲーム開発者の就業とキャリア形成2019」によると、ゲームプログラマー(エンジニア)の平均年収は566.9万円です。同調査におけるゲームデザイナーの平均年収は548.5万円、アーティストの平均年収は560.2万円となっており、ゲーム業界の中でもゲームプログラマーは比較的年収が高いことが伺えます。この記事では、ゲームプログラマーの年収と、仕事内容や必要なスキルなどを解説していきます。

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ゲームプログラマーの平均年収

2019年度の「ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート」(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会・CEDEC運営委員会が発表)によると、ゲーム開発者の平均年収、経験年数、平均年齢は以下のとおりです。

ゲーム開発者の職種別平均年収
職種 平均年収 ゲーム産業
経験年数
平均年齢
エンジニア 566.9万円 10.37年 35.1歳
プロデューサー 683.9万円 13.80年 40.1歳
ディレクター 615.9万円 12.39年 36.4歳
アーティスト 560.2万円 10.31年 35.2歳
テクニカルアーティスト 522.5万円 8.68年 32.9歳
サウンドクリエイター 540.0万円 7.29年 33.3歳
ゲームデザイナー 548.5万円 9.12年 34.3歳
品質管理(GC) 品質保証(QA)
テスター デバッガー
457.0万円 7.25年 33.8歳
役員/管理職 800.0万円 17.00年 45.3歳
その他 506.6万円 10.35年 34.1歳

※参考 : 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会・CEDEC運営委員会「ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート調査 2019」

上記の表では、ゲームプログラマーに相当する「エンジニア」の平均年収は、566.9万円です。ゲームプログラマーは、「アーティスト」や「ゲームデザイナー」などの他職種と比べて、高い年収であることが分かります。

また、同データにおいて「プロデューサー」の平均年収は683.9万円、「役員/管理職」の平均年収は800.0万円となっています。ほかの業界・職種と同様に、上流工程を担う職種や、上位ポジションである職種の方が給与が高くなるようです。

関連記事 : プログラマーの平均年収・給料|未経験からの転職でどれくらい稼げる?

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ゲームプログラマーの仕事内容

ゲームプログラマーは、コンシューマゲームやスマホゲームアプリ、アーケードゲームなどのゲーム制作において、クリエイターなどが作成した設計書にもとづいて、ゲームを構成するキャラクターの動きや背景などをプログラミングする職種です。

中でも「ソーシャル・ネットワーキング・サービスゲーム(通称 : ソシャゲ)」は、日々新作がリリースされています。海外などを中心にコンシューマ系のゲームも流行し続けており、ゲーム業界では新しいジャンルのゲーム開発にも積極的です。 ゲーム開発は、その手法にも注目が集まっています。

実際に自分がそこにいるかのような感覚の中で、仮想現実の世界を作り出す「VR(Virtual Reality : 仮想現実)」や、現実世界に実在している空間に付加情報を表示する「AR(Augmented Reality : 拡張現実)」などが話題となっています。 ゲーム業界は、参画ポジションや、高単価の案件も多いことが特徴です。「VR元年」とも呼ばれる2016年以降は、ハイエンドゲーム機器も多数販売されており、ゲームプログラマーは将来性のある職種といえるでしょう。

ゲームプログラマーの仕事に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ゲームプログラマーとは?仕事内容や年収、必要なスキルを解説

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ゲームプログラマーに必要なスキル

ゲームプログラマーとして必要なスキルについて解説します。

負荷対策の経験

ユーザー数やデータ量が多いゲームは、それだけ負荷も多くかかります。なかでもオンラインゲームでは、レスポンスの速さや、円滑な進行などが重視されます。ゲームプログラマーとして働くなら、負荷対策の経験や知識があると良いでしょう。

ネイティブアプリの開発経験

フルネイティブのゲームも多いので、参画するプロジェクトの幅を広げたいなら、ネイティブアプリの開発経験があると良いでしょう。

コミュニケーションスキル

ゲーム制作では、基本的に企画からリリースまでを1人で行うことは少ないでしょう。また、ユーザーの需要を見つけるきっかけは、普段からの対人関係の中にあるかもしれません。ゲームプログラマーとして長く活躍していくためにはコミュニケーションスキルが必要といえます。

関連記事 : プログラマーに必要なスキル10選|仕事に役立つ資格は?スキル不足だとどうなる?

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ゲームプログラマーが年収アップを目指すには

ゲームプログラマーとして、さらに高い年収を目指すために必要なことをまとめました。ゲームプログラマーとして就職・転職し、年収アップを目指している人は参考にしてみてください。

ユーザー視点を持つ

まずは、ゲーム好きであることが大切です。ゲームプログラマーとしての知識は、さまざまなゲームをプレイして研究することで蓄積・更新されるでしょう。 「自分がユーザーだったら」という視点で開発をすることが理想です。どのような機能があれば喜ばれるか、どのような展開ならワクワクしてもらえるか、を考えなら制作していると、思わぬ発想が生まれることもあるでしょう。

さまざまなジャンルに携わり経験を積む

高単価の案件は競争率が高いため、すぐになくなってしまう傾向にあります。 普段からさまざまなジャンルの案件に携わって経験を積んでいれば、良い案件が訪れたときも積極的に挑めるでしょう。実際に参画したあとも、日頃の経験がスキルに直結するため、ジャンル問わず経験を積んでおくことも大切です。

英語力を身につける

ゲーム業界は、日本企業の海外進出もあり、グローバルな発展が進んでいます。外資系企業などを中心に、英語力の需要も高まっています。語学に挑戦することで、柔軟な発想を身につけ、さまざまな案件にも進んで取り組めるようになるでしょう。

ゲームプログラマーのやりがいや難点など、さまざまな仕事事情について知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。
ゲームプログラマーとは?仕事内容や平均年収、必要なスキル・資格などを解説

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ゲーム業界の将来性

ゲームプログラマーを目指す方は、今後のゲーム市場やその実態について、チェックしておきましょう。

総務省が2020年に発表した「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査」の報告書によると、家庭用ゲーム用ソフトの販売数及び市場規模は減少傾向にありましたが、2017年にNintendo Switchが発売されたことで減少傾向に歯止めがかかっています。

※参考 : 総務省「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査」

また、同じく総務省が発表した「令和2年版情報通信白書」によると、モバイルゲームの売上高は日本国内・国外ともに引き続き伸びていくと予想されています。

※参考 : 総務省「令和2年版情報通信白書|レイヤー別にみる市場動向」

コンシューマーゲーム、PCゲームの今後

従来はディスク販売が主な収入源でした。しかし、ビジネスモデルの変化もあり、ゲーム内課金システムや、「定額遊び放題」などの月額一定料金の課金を行うサブスクリプション事業など、モバイルゲームに近い事業形態も普及しています。

ゲーム販売のデジタル化にともない、ゲーム人口やユーザー当たりの購入単価が増えることで、コンシューマーゲーム・PCゲーム市場はまだまだ成長していく可能性があるでしょう。

モバイル(アプリ)ゲームの今後

モバイルゲームは、スマートフォンの普及により爆発的な人気を見せてきました。そんなモバイルゲームも、成熟段階に突入しています。ゲームのジャンルや課金額は飽和状態になり、プレイヤーは現在大きなシェアを占める上位企業に集中していくことも考えられます。したがって、今後の市場動向を注意深く見ていく必要があるでしょう。

関連記事 : ゲームプログラマーはきつい?仕事内容や年収から見る転職時の注意点

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ゲーム業界の将来性

ここでは、ゲームプログラマーの年収に関するよくある質問に答えていきます。

Q.  フリーランスゲームプログラマーの平均年収はどの程度ですか?

フリーランスゲームプログラマーの平均年収は500~800万円です。

Q. ゲームプログラマーが自身の技術をスキルアップするためには、どのような方法がありますか?

技術スキルをアップするためには、コードをたくさん書く、参考書を読む、勉強会やセミナーに参加する等の方法があります。

Q. 独立で仕事をする場合、ゲームプログラマーはどのようなスキルを持っている必要がありますか?

ゲームプログラマーが独立で仕事をする場合、ゲーム開発全般の知識、多種多様なプログラミング言語やフレームワークの知識、コミュニケーション力、忍耐力等のスキルが必要です。

Q. ゲームプログラマーに英語力は必要ですか?

ゲームプログラマーに英語力は必要ありませんが、スキルアップや仕事の幅を広げるうえで英語を習得しておくと良いでしょう。

Q. ゲーム業界へ転職する際に役立つ資格はありますか?

基本情報技術者試験、C言語プログラミング能力認定試験等を取得するとゲーム業界へ転職する際に役立ちます。

ゲームプログラマーの年収に関するよくある質問

ここでは、データサイエンティストのスキルに関するよくある質問に答えていきます。

Q. データサイエンティストに向いている人にはどんな特徴がありますか?

データサイエンティストに向いている人には、論理的思考力がある、数学や統計に興味がある、プログラミングが得意、問題解決能力があること等の特徴があります。

Q. データサイエンティストにはどのようなキャリアパスがありますか?

データサイエンティストには機械学習エンジニア、フルスタックエンジニア、マーケティング領域に強いデータサイエンティスト、データに強みを持った経営コンサルタント等のキャリアパスがあります。

Q. データサイエンティストの平均年収は地域によって違いがありますか?

データサイエンティストの平均年収は地域によって違います。
例えば、関東の平均年収は約692万円ですが、近畿では約666万円と差があります。

Q. データサイエンスの担当者として、どのようなビジネススキルが必要ですか?

データサイエンスの担当者はビジネスやマーケティングの知識、プレゼンテーションスキル、プロジェクト管理能力等のビジネススキルが必要です。

Q. データサイエンティストがデータ分析で求められる課題発見能力は、具体的にどのようなものですか? 

課題発見能力とは、現状を分析し目的や課題を明らかにする力です。
具体例として、成果の実現のために成すべきことを把握できる、現状を正しく認識するための情報収集や分析ができる等が挙げられます。

最後に

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