在宅フリーランスの案件を探すには|職種例や注意点も紹介

在宅フリーランスは、自宅で作業を行う働き方です。以前は内職のイメージがあった在宅フリーランスですが、昨今の情勢の変化により、人気が高まっています。 

この記事では、これから在宅フリーランスを始める方々に向けて、IT業界で在宅フリーランスとして活躍する方法についてまとめました。在宅フリーランスのメリット・デメリットや、転向時に留意したい事柄についても解説しています。「フリーランスとして自宅で仕事をしたいけど、そもそもどんな準備をしたら良いかわからない」といった悩みをお持ちの方は、参考にしてみてください。

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目次

在宅フリーランスの傾向と今後の見通し
在宅ワークとフリーランスの違い
在宅フリーランスの職種と案件について
在宅フリーランスのメリットとデメリット
在宅フリーランスの注意点
在宅フリーランスになるには

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在宅フリーランスの傾向と今後の見通し

「フリーランス白書2018」によれば、副業・兼業を含むフリーランスの数は1,000万人ほどです。独立や副業の敷居が下がっていることを踏まえると、フリーランスの数は今後も増加していくと見られます。

参照 : 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2018」

では「数年後の日本」といわれるアメリカのフリーランス事情について見てみましょう。2020年4月に全米経済研究所(NBER)が公開したレポートでは、「米国の37%の仕事は完全に自宅でできる」と報告されています。日本における在宅ワークの普及率はまだ低いですが、日本がアメリカ経済の後を追うのであれば、今後国内でも在宅ワークの普及率が高まるでしょう。 フリーランス人口の今後の推移については、厚生労働省が「働き方の未来2035」という資料で、興味深い考察をしています。同資料では、「事業の形がプロジェクト型に推移し、正社員のスタイルは変化を迫られる」と予想されています。つまり、メンバーシップ型雇用から、ジョブ型雇用へのシフトが示唆されているのです。こうしたデータからも、フリーランス人口は今後も増え続けると予測されます。

参照 : 厚生労働省「働き方の未来2035」

また、企業側もフリーランス活用に前向きです。経済産業省の「雇用関係によらない働き方」に関する研究会の報告書を見てみましょう。現在、外部人材を受け入れている企業について調査したところ、外部人材の活用を「増やしていく」と回答した企業は41%に登りました。

参照 : 経済産業省「雇用関係によらない働き方」に関する研究会の報告書」

昨今の国内情勢の変化により、日本でも在宅勤務導入が急増しました。リモートワークの認知度が高まりつつあることから、在宅フリーランスを募集する傾向も強まると見て良いでしょう。

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在宅ワークとフリーランスの違い

在宅ワークは、フリーランスと正社員どちらでも可能です。ここではフリーランスと正社員の在宅ワークについて、それぞれどのような違いがあるかを解説します。

在宅ワークとは

在宅ワークとは、自宅で仕事をする働き方のことです。かつては「在宅ワーク=フリーランス」というイメージでしたが、働き方の多様化により、正社員でも在宅ワークを行う事例が増えています。正社員の場合、業務を自宅で行っていたとしても、あくまでも企業に雇用された労働者であることに変わりはありません。

フリーランスとは

フリーランスは企業と雇用関係を結ばず、基本的には案件ベースで仕事をします。受注する案件は自分で決められるので、もちろん自宅でできる案件を選ぶことも可能です。フリーランスの在宅ワークは作業時間を自分で調整できることが多いため、正社員の在宅ワークより自由度が高いといえます。ただしエンジニア職の場合、フリーランスの案件はクライアントのオフィスに出向く「客先常駐」が中心なので、注意しましょう。

関連記事 : フリーランスの在宅勤務

在宅フリーランスの職種と案件について

ここでは、在宅フリーランスに適した職種と案件の特徴、案件の探し方について解説します。

在宅フリーランスの職種例

在宅案件が多いのは、プログラマーやWebデザイナー、ライターなどの職種です。以下では、各職種の概要を紹介します。

プログラマー

仕様書に沿って開発を進めるプログラマーは、在宅での作業に向いている職種の一つといえます。エンジニア職種の中でも、業務を切り分けやすいためです。プログラマーはデジタル時代に不可欠な業務であるため、案件も豊富。頑張り次第で、報酬アップも目指せるでしょう。

ただしプログラマーの案件は、保有スキルによって報酬額にばらつきがあります。安定して稼ぎたい人は、常に技術トレンドや開発手法について学び続けましょう。 案件数が多い言語は、「Java」「C言語」「Ruby」などです。Javaは大規模開発やスマホのアプリ開発に用いられる事例が多いため、案件数が豊富です。C言語は、昨今注目のIoTに活用されています。またRubyは、Webアプリ開発でニーズが高まっている言語です。 仕事の幅を広げたい人は、AIをはじめ幅広い用途がある「Python」、統計学の分野に強い「R言語」などを押さえておくと良いでしょう。

SE(システムエンジニア)

SEの業務では、クライアントへのヒアリングから運用段階まで、案件全体に関わります。フリーランスSEの場合は、企業から依頼を受けて大規模システムの構築を行うケースも多いため、「常駐型」と呼ばれる案件が主流です。ただしチャットツールやオンライン会議を活用することで、フリーランスSEが在宅で案件を受託することも可能です。

SEの業務では、豊富な知識が求められます。将来的に在宅SEになりたい人は、まず企業のプログラマーとして修業を積み、徐々に業務範囲を広げながらSEを目指しましょう。企業SEとして経験を積むことで、フリーランスの在宅SEへの道が開かれます。

Webエンジニア

Webエンジニアは、Webに特化したエンジニアの総称です。「フロンドエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア」に分類されることがあります。

フロンドエンドエンジニアは、主にHTMLやCSSなどを習得し、Webのユーザーの目に入る部分を担います。一方バックエンドエンジニアは、PHPやRubyなどの言語を扱い、Webのユーザーからは見えない部分を手掛けるポジションです。

Web制作会社では、フロンドエンド・バックエンドの両方を担うことも珍しくありません。業務自体はリモートで完結するため、在宅フリーランス向けの案件もあります。フリーランスWebエンジニアの案件で多く見られるのは、サイト運営やアプリ開発などです。使える言語や経験を増やすことで、幅広い案件を受注できるようになります。

Webデザイナー

Webデザイナーの業務は、主にWebサイトやバナーのデザイン、UI/UX設計、コーディングなどです。業務の切り分けが比較的容易なので、在宅でも取り組みやすく、案件数も充実しています。

案件の参画条件としては、「Photoshop」「Illustrator」のスキルに加え、「HTML」「CSS」「JavaScript」といった言語のスキルも求められる傾向にあります。また案件によっては、3Dツールの使用経験やSEO対策に関する知識が求められる場合もあるようです。

ライター

Webライターは在宅案件が豊富で、かつ未経験でもチャレンジしやすい職種です。在宅案件では主に、ニュースサイトやまとめサイト、ブログの記事作成などを手掛けます。

執筆ジャンルは恋愛や子育て、エンターテイメントといった生活・趣味の分野から、金融や税務、不動産投資などの専門的なテーマまでさまざまです。1文字あたりの報酬単価は、専門性が高い分野ほど上昇する傾向にあります。

在宅案件を探すポイント

在宅案件は以下のような方法で探せます。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングとは、クライアントとフリーランスが、オンライン上で受発注を行えるサービスのことです。対面での打ち合わせがない分負担も少なく、任意の作業を選べるのがメリットです。また登録すれば誰もが利用できるため、未経験者でも案件に参画しやすいといえます。

ただし広く一般に開放されている分、高単価案件に大勢が集まることで競争率が高くなるケースもあります。クラウドソーシングのみで生計を立てるには時間がかかるため、あくまで数をこなす・実績を積む目的での活用が適しているといえるでしょう。

セミナーや交流会に参加する

自治体によっては、自宅で働きたい人に向けたセミナーや交流会、勉強会が開催されていることも。こうしたイベントでスキルや実績をアピールすることで、案件を紹介される可能性もあります。

また人脈が広がるのも、イベントに参加する利点です。知り合った人を通じて、新たな案件と出会えることも。 セミナーや交流会はインターネットで探せるので、条件に合うイベントを探してみると良いでしょう。

在宅フリーランスのメリットとデメリット

自由な働き方ができるイメージの在宅フリーランスですが、実際はどうなのでしょうか。この項では、在宅フリーランスのメリットとデメリットについて見ていきます。

在宅フリーランスのメリット

在宅フリーランスになるメリットとしては、以下が挙げられます。

時間に縛られない

在宅フリーランスのメリットの1つは、時間に縛られづらいことです。フリーランスには「就業時間」という概念がありません。そのため家庭の事情や自身の体調を考慮して、作業時間を調整しやすいといえます。また通勤の必要がないので、家事や勉強に当てられる時間が多いのも魅力です。

好きな場所で働ける

作業場所を自分で選べる点も、在宅フリーランスのメリットです。案件次第では、自宅以外にもカフェやコワーキングスペースで作業できることも。自分にとって作業しやすい環境を選択し、案件関係者に干渉されることなく黙々と作業に取り組めるため、集中力と生産性が向上する人もいるでしょう。

人間関係に煩わされない

在宅フリーランスは、人と接する機会が少ない働き方です。オフィス勤務では、苦手な人とも対面でコミュニケーションをとらなければなりません。時には退社後に飲み会へ参加しなければならないこともあるでしょう。こうした対人関係の悩みは、在宅フリーランスになることで解消される可能性があります。人間関係を気にせず働きたい人にとって、在宅フリーランスは理想的といえるでしょう。

在宅フリーランスのデメリット

一方デメリットとして、下記のような事柄が挙げられます。

悪徳業者に注意しなければならない

在宅フリーランスのデメリットとしてまず挙げられるのは、悪徳業者に遭遇する確率が高くなること。在宅フリーランスの案件は、たいてい顔の見えない者同士でやりとりするため、詐欺ではないかどうか案件を見極める必要があります。悪徳業者による被害例としては「成果物を納品したのに代金が振り込まれない」「作業に必要だというノウハウや材料を購入した途端、連絡が取れなくなった」といったことが挙げられます。

作業が長時間に及ぶこともある

在宅フリーランスは、自身で仕事量を調整しなければなりません。キャパシティを超える量の案件を引き受けてしまうと、逆に長時間作業に拘束されることになります。案件を納品するまでは、プライベートの時間がとれなくなってしまう可能性もあるでしょう。

社会的信用度が低くなる

在宅フリーランスのデメリット2つ目は、フリーランスは収入が不安定なため会社員と比べて社会的信用度が低下しやすいことです。たとえば「クレジットカードの審査に通りづらくなる」「ローンを組みづらくなる」「物件を借りるのが難しくなる」といったことが起こり得ます。

関連記事 : 在宅フリーランスエンジニアのメリット・デメリット

在宅フリーランスの注意点

ここでは、在宅フリーランスとして働く上で押さえたいポイントを確認します。在宅フリーランスになりたい人は、下記について検討してから転向するようにしましょう。

営業活動を行う

在宅フリーランスは、営業活動にある程度時間を割かなければなりません。高いスキルを持っていても、ただ待っているのでは案件受注にはつながらないためです。

クライアントは実績でスキルを判断するため、納品数が少ないうちは案件に参画しにくい点を念頭に置きましょう。つまり在宅フリーランスとしての活動歴が短い人ほど、営業活動を行う必要があるということです。

周囲の理解を得るようにする

同居人がいたり家庭を持っていたりする場合、在宅フリーランスという働き方に対する理解を得なければなりません。作業量が多いときは、子どもの世話や家事に費やす時間がなくなる可能性もあります。同居人や家族に理解を深めてもらえるよう、働き方や作業内容を細かく説明したり、家事・育児の分担について話し合ったりといった努力をしましょう。

自己管理の必要がある

在宅フリーランス案件では、納期に間に合うよう成果物を納めます。成果物の納品をもって報酬が支払われる契約であれば、なおさら作業予定を綿密に立てなければなりません。

また体調面での自己管理も重要です。在宅フリーランスにとって、体調不良で案件に参画できないことは、収入が途絶えることに繋がります。

社会保険料が自己負担になる

在宅フリーランスとして独立すると、健康保険や年金保険の支払いが自己負担になります。健康保険は国民健康保険、年金は国民年金に加入するのが一般的です。加入手続き期限は、どちらも退職翌日から14日以内。居住地の市区町村役場で手続きを行います。なお、フリーランスは雇用契約を締結しないため、雇用保険には加入できません。

税金の支払いを自ら行う

在宅フリーランスは、税金の支払いを自分自身で行います。会社員であれば会社側で年末調整をしてもらえますが、フリーランスになれば確定申告が必要です。確定申告では帳簿を作り、税務署に提出します。領収書や請求書などの書類は、大切に保管しておきましょう。また、特典が多い「青色申告」という確定申告方法を選択する場合は、開業届も提出しなければなりません。

収入面のリスクヘッジが必須

フリーランスは収入が不安定な働き方です。特に独立後すぐは思うように案件が受注できないため、数日から数ヶ月は低収入の時期が続くことも大いにありえる話です。いきなりフリーランスに挑戦するよりは、会社員を続けながら副業としてスタートし、軌道に乗ってきたら独立といった手順を踏む方が安全でしょう。またフリーランスデビューまでに、半年から1年程度の生活費を貯金しておくのも有効です。
 

在宅フリーランスになるには

以下では、在宅フリーランスになる方法について解説します。

フリーランスとしてのスキルを身につける

フリーランスは一般的に、即戦力としてのスキルを求められます。案件を受注するためには、プログラミングやデザイン、ライティングの「経験がある」だけでは不十分です。具体的に何ができるのか、自身の「実績」を企業側に提示できなければなりません。

スキルが十分でない場合、カバーする方法は2つです。一つは未経験OKの企業でスキルを身につけること。中長期で考えるなら、企業で正社員として働きながらスキルや実績を身につける、あるいはすでに持っているスキルに磨きをかけるというのも実践的な方法です。

もう一つは、独学や通学で勉強することです。学校によっては、就職先を斡旋してくれるところもあるので、上手く利用しましょう。

在宅の案件を探す

在宅フリーランス向けの案件を探すには、以下のような方法があります。

  • ブログやSNSを活用しスキルを訴求する
  • 直接、企業に売り込みをする
  • クラウドソーシングサイトを活用する
  • ブログやSNSを活用しスキルを訴求する
  • 直接、企業に売り込みをする
  • クラウドソーシングサイトを活用する

3つの方法について、詳しく見てみましょう。

ブログやSNSを活用しスキルを訴求する

ブログやSNSを活用する方法は、有効な手段の一つです。たとえばライターであれば、ブログで文章を公開し、そのページ内で「お仕事のご相談はこちら」といったリンクを設けてアピールします。企業側の心情としても、あらかじめ度実力を把握した上で依頼できるため安心です。プログラマーであれば、自作のアプリやサービスを自身のブログやSNSで公開介することで、効果的な自己PRにつながります。

直接、企業に売り込みをする

スキルに自信がある人は、事前にしっかり調べた上で企業に直接売り込みをかけるのも一つの手です。直接売り込みを行うときに重要なのは、「実績」です。自信作がまとめられたポートフォリオを名刺代わりにして、案件獲得の交渉へ臨みましょう。

クラウドソーシングサイトを活用する

手軽に仕事を探したい人は、クラウドソーシングサイトを活用すると良いでしょう。ただし、スキルや実績が要求されない案件は、報酬が低い傾向があります。最初は「お試し価格」と捉え、実力を見てもらう意味で案件を受注してみましょう。リピートして依頼されたときは、価格交渉を行い、単価を調整していくという方法も有効です。

以上3つの方法をご紹介しました。上記のほかにも、フリーランス専門のエージェントを活用する方法があります。ただし基本的に、在宅フリーランス向けの案件を保有するエージェントは少なく、常駐型案件が中心である点は注意が必要です。


※本記事は2021年5月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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