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経験者だからわかるメリット・デメリットを踏まえて解説
リモートワークとは何ですか?にお答え|テレワーク、在宅勤務との違いも

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サラリーマンから個人事業主になることで、どのような点が変化するでしょうか。収入面の違いについてはイメージする人が多いかもしれません。決まった給与が支給されるのではなく、自分でお金を稼ぐ立場になることで、働き方や必要な知識に違いが出るようです。
当コラムでは、サラリーマンと個人事業主の違いについて説明します。

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本記事の執筆者
ウェブクリエイター 代表 江藤 義也(えとう よしや)

1971年生まれ。2002年10月よりウェブクリエイターとして、ウェブ制作、基幹システムやECサイト、各種業務システムの設計・開発・導入などを担当。プロジェクトマネージャーとして、多くのプロジェクトを担当。2010年7月に、フィルタリング推進機関に登録され、総務省主催の、インターネット利用の安心安全の分野の講演活動を取り組む。2019年に、ネット広告の方法に関する特許取得。ITコンサルタントして、中小企業の経営改革やシステム開発を手がけている。

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目次

リモートワークとは
リモートワークと似た言葉との違い
リモートワークのメリット・デメリット
リモートワークが向いている業種・職種
リモートワーク導入に必要な3つのステップ

リモートワークとは

リモートワークという言葉には厳密な定義はありませんが、多くの場合、リモートワークとは「従業員が、会社以外の遠隔の場所で仕事をする」ことを指します。主に従業員である会社員に当てはまりますが、一部フリーランスでも該当する場合があります。

インターネットでのテレビ会議や、チャット、メールなどを用い、遠隔地でありながら、隣のデスクにいるかのように仕事をするという点が特徴的です。回数等の制限がないフルフレックスでリモートワークをする場合もあれば、週何日など限定された時間だけリモートワークをする場合もあります。

各企業が実施するリモートワーク制度には、対象者や勤務場所や利用機会などの点で違いがあり、また働き手側がイメージするリモートワークにも解釈に違いがあるため、求人・案件を探す際などは詳細を確認するようにするとよいでしょう。

リモートワークを導入する会社側のメリットの一つとして、人材不足のなか、通勤可能圏以外にいる方や育児・介護などで出社が難しい優秀な人材を確保しやすくなるという点が挙げられます。また、会社内で勤務する社員が減るので、その分の備品や消耗品、水道光熱費や、通勤手当などの経費が削減できます。

リモートワークを行う際の注意点

自宅や、レンタルオフィス、コワーキングスペースなど、会社以外の場所でリモートワークをするためには、社内規定の範囲で安全・安定的に仕事ができる環境の構築をすることが必須です。

オフィス勤務と比べ、部外者が情報に触れやすくなるため、リモートワークをする上で情報漏えい対策には特に気を配る必要があります。

例えば、パソコンに自動でロックがかかるよう設定し、自分以外の人がファイルにアクセスしたり、メールを打ったりできないようにすることは基本的な対策です。また、フリーWi-Fiは、基本的に使用しないほうが良いでしょう。

自分が管理していないプリンター複合機を使用する際は、ファイルデータやスキャンデータを記憶したり、バックアップしたりしていないか気をつけましょう。すべてのデータをメール転送している場合もありますから、本当に要注意です。

また、出力した書類にも注意しなければなりません。私の場合、重要な書類を廃棄する場合は、シュレッダーを活用しますが、念のためなるべく別々のゴミ袋に分けて廃棄しています。

クラウドにも書類を保管するので、インターネットの回線速度も、大切な要素になってきました。複数の端末でクラウド上の大きなファイルを共有するようなときは時間がかかります。私の場合、クラウド上のファイルを複数台の端末で同期するために、パソコンも24時間つけっぱなしにしておくことで、常に同期された状態を保つことができています。 

災害などで停電したときに復旧しやすい地域かどうかも、作業する拠点を定める際に検討するようにしています。このようにリモートワークには、社内規定に沿った安定した安心できる環境構築が必要です。

関連記事 : リモートワークとは

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リモートワークと似た言葉との違い

テレワークとの違い

テレワークの「テレ」には「離れた場所」という意味があります。テレワークは、ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を選ばず、それらを有効に活用できる柔軟な働き方を指します。

参考 : 総務省|テレワークの推進|テレワークの意義・効果

テレワークは、都心部にあるメインのオフィスではなく、郊外にあるオフィス(サテライトオフィス)での勤務や外出先で働くこと(モバイルワーク)、雇用関係にないフリーランスがクライアントの業務を離れた場所で仕事する場合(自営型)なども含めており、リモートワークより広義な意味があるといえます。

在宅勤務との違い

会社で定めたルールに沿って、会社ではなく、自宅で業務を行う働き方です。ICT(情報通信技術)を活用して、子育てや介護などの理由で、また最近では、会社側の働き方改革の一環として、在宅勤務を導入しているところもあります。リモートワークは、社内規定の可能な範囲の場所で仕事をすることですが、在宅勤務は自宅で仕事をすることに限定しています。

関連記事 : 在宅業務の種類

ノマドワークとの違い

ノマドとは、英語で「遊牧民」を意味し、好きな時間や好きな場所で働く働き方のことです。例えば、コンセントやWi-Fiといった環境が整っている行きつけのカフェや、空港やホテルのラウンジなどを利用します。好きな場所で、自由な時間に、取引先の近くなどで、効率よく仕事ができるのが特徴です。リモートワークの定義と比較すると、「従業員」であるということに限定されません。

ノマドワークは、テレワークと、ほぼ同義語といえるでしょう。テレワークという言葉は、インターネット以前から使われてきましたが、ノマドワークは、よりスタイリッシュなイメージで、ビジネス版ミニマリストのように、必要最低限の道具で仕事をするという洗練された印象を抱く人が多いようです。

関連記事 : ノマドワーカーになるには

SOHO、HOHOとの違い

SOHO(Small Office Home Office)は、一人で、あるいは少数人数で、自宅をオフィスにして、仕事をするスタイルを指す言葉です。

HOHO(His Office Her Office)は、定年退職などをした夫婦それぞれが自宅をオフィスにして、それぞれの仕事をするというスタイルを指す言葉です。

もともとSOHO、HOHOの言葉の成り立ちからすると、会社から独立したフリーランスの要素が強いので、リモートワークではなく、テレワークに該当するといえるでしょう。

関連記事 : フリーランスとSOHOの違い

リモートワークのメリット・デメリット

会社以外の場所で働くというリモートワークの特徴を踏まえ、リモートワークのメリット・デメリットをご紹介します。

リモートワークのメリット

  • 自分の好きな空間で作業できる
  • 通勤時間の短縮・省力化がはかれる
  • 家族との時間をとりやすくなる
  • 新たな人材の確保がしやすくなる
自分の好きな空間で作業できる

リモートワークの一番のメリットは、何といっても、自分の落ち着くスペースで、仕事ができることではないでしょうか。会社の空間と違って、周りの目を気にせずに、照明や香りや音楽などの好きなものに囲まれながら仕事をすることができます。
環境面では、会社配給のパソコンではなく、自分でチョイスした、パソコンや、マウス、キーボードを使用することも可能な場合があるので、仕事のモチベーションアップにもつながるでしょう。

通勤時間の短縮・省力化がはかれる

通勤の往復時間と労力の短縮、これも大きなメリットです。毎朝、着替えて、駅に向かい、電車を待って、乗り換えて……という通勤の時間と労力がなくなるのです。

実際、エンジニアの仕事は、決められた時間のなかだけで行うのが難しいときが多いものです。やれるときに、やれるところまで、しっかりと、やっておきたいことがあるときに、時間と労力の無駄な配分を失くすことで、仕事の質を上げることができ、結果として、充実感が向上します。

家族との時間をとりやすくなる

家族との時間を取ることができることは、大きなメリットです。特に子育てをしているときは、病院や学校などの都合で、仕事の時間が十分に取れないこともたくさんあるでしょう。

自宅で働いていれば、会社勤めと比べ、少しの時間で用事を済ますことができるようになります。身内の介護や、子供の学校行事の参加などもしやすくなるでしょう。

新たな人材の確保がしやすくなる

会社側、つまり雇い主側にとってもリモートワークを導入することはメリットがあります。通常では通勤できない場所に住んでいる人も働くことが可能になるため、より広い範囲から人材を採用できますし、新たな人材の確保がしやすくなるのです。

また、リモートワークに切り替えることによって育児や介護のために通勤できなくなった社員でも仕事を続けることが可能です。優秀な人材に働き続けてもらえることも、リモートワーク導入の大きなメリットと言えます。

経費の面でも、会社のスペースや備品を増やさずに人手を増やせる、通勤手当が不要になるといった点がメリットです。

関連記事 : 在宅フリーランスエンジニアのメリット・デメリット

リモートワークのデメリット

  • 1. 関係者とのコミュニケーションが取りにくい
  • 2. 仕事とプライベートの区別が曖昧になる
  • 3. 生産性が下がる可能性がある
関係者とのコミュニケーションが取りにくい

一方、コミュニケーションの問題は、小さいとはいえ大きなデメリットになりえます。ちょっとしたことですが、目の前に同僚がいない分、孤立してしまい、メールの返信が遅いだけで、大丈夫かなという不安に陥ることも考えられます。

また、表情が見えないことで言葉の伝わり方が淡白になるので、余計な神経を使うこともあります。一緒に同じ空間で働いている場合と比べて、軽く相談したいことでも、迷惑ではないかと考えてしまい躊躇してしまう、といったコミュニケーション不全は起きやすいです。

そのほか、小さなことかもしれませんが、環境の違いが生み出すデメリットもあります。例えば、お互いのパソコンの設定が違うために、表示されるものが異なったり、動作が違ったりすることです。  隣にいて画面を見ればすぐに気づくことでも、言葉のやり取りだけでは解決に時間がかかることがあります。

何か頼み事をする際でも、お願いしたい相手が手が離せないときに、オフィスであれば近くにいる別の同僚へお願いできるという状況でも、リモートワークだと簡単にはいかないということもリモートワークのデメリットの一つといえるでしょう。

仕事とプライベートの区別が曖昧になる

仕事とプライベートの差がなくなるというデメリットもあります。人によるかと思いますが、きちんとネクタイを締めて出勤することで「仕事モード」に切り替わり、電車で帰宅するまでに「自宅モード」に切り替わるという、オンとオフのスイッチのタイミングがリモートワークだと難しいときがあります。

リモートワークのメリットとして挙げた、エンジニアとして徹底してやれるところまでやるという働き方が、休憩も取らずに仕事に集中し、疲れ切ってしまうというデメリットにもなりかねません。

生産性が下がる可能性がある

リモートワークでは、それぞれの社員の働く時間や工程、役割などを、会社側がしっかり管理する必要があります。管理ができていないことによって、社員一人ひとりの生産性が下がる可能性があるからです。

周囲と切磋琢磨しながら仕事に取り組める会社と比べて、リモートワークでは集中力が続かない、ついついサボってしまうという人もいるかもしれません。

また、会社に通勤する働き方であれば、社員同士の日常的なすり合わせで間違いや認識の相違に気づきやすいでしょう。しかし、リモートワークの場合は対面で確認しないので、社員間の作業の整合性がとれていなかったり、重複した作業をおこなってしまっていたりするケースが出てくる可能性があります。

関連記事 : リモートワークのデメリット

リモートワークが向いている業種・職種

リモートワークに向いている業種や職種は、場所の制約がなく、評価や就業時間の管理がしやすい仕事です。具体的には、プログラマーやライター、デザイナー、ITエンジニアなどが挙げられます。

プログラマーやライター、デザイナーなどは、一般的にパソコンに向かって自分自身の能力でおこなう仕事が中心となるため、ほかの業種に比べると会社に集まらなければいけない必然性は低いでしょう。また、成果物があるため評価がしやすい点もリモートワークに向いている業種だと言えるでしょう。

データセンターなどに出向かなくてもよく、統合開発環境などの必要なツールが入ったパソコン、そしてインターネット環境があれば仕事ができるので、基本的にITエンジニアはリモートワークに向いています。

関連記事 : リモートワーク向きの職種

リモートワーク導入に必要な3つのステップ

リモートワークを導入するにはどうしたらいいのでしょうか。リモートワーク導入には、以下の3つのステップが必要です。

  • リモートワークに必要なツールを導入する
  • リモートワークが可能か確認する
  • リモートワークを行う際の注意点を守る

それぞれのステップについて、以下で詳しくみていきましょう。

リモートワークに必要なツールを導入する

リモートワークに必要なツールとしてパソコンと通信環境を思い浮かべる方が多いことでしょう。しかし重要なのは、そのパソコンをどのように使うかです。リモートワークのネックとなりやすいコミュニケーションの円滑化や仕事の全体像の把握、勤務管理などに役立つ各種ツールを導入することが必要となります。

  • ビジネスチャットツール
  • Web会議ツール
  • 情報共有ツール
ビジネスチャットツール

従業員がリアルタイムでやり取りができるチャットは、メールとは異なり複数で参加しながらやり取りの全貌を見ることができるツールです。会話をしているかのようにスピーディーなメッセージのやりとりを複数人とすることができます。代表的なツールにはSlack、Chatworkなどがあります。

Web会議ツール

Web会議は動画と音声を共有してリアルタイムで意見のやり取りができ、会議ができるツールです。中には「チャット」や「ホワイトボード」「画面共有」などの機能があるツールもあります。交通費などのコストを削減できるうえ、コミュニーションの不足を補うことが可能です。主なツールとしてはZoom、Skype、Google Meetなどが挙げられます。 

情報共有ツール

ドキュメントやファイルを簡単に複数人で共有できるツールです。共同作業を円滑に進めることができますし、「タスク管理」や「スケジュール管理」「コメント投稿」などで総合的な管理が可能です。Dropbox、Google Driveなどが代表的なツールです。

このほかにも、勤怠管理ツールやプロジェクト管理ツールなどを必要に応じて導入するとよいでしょう。

リモートワークが可能か確認する

リモートワークを始める前に確認しておきたいのは、OSとCPUなどのパソコンの性能、そして通信環境の2つです。リモートワークの導入を考えたなら、まずこの2つを確認しておきましょう。リモートワークで使用するパソコンを選ぶ際には、なるべく最新のOSを選ぶのが無難です。

処理速度に影響するCPUは、リモートワークを行う業務内容によって必要なスペックを選ぶとよいでしょう。画像処理や動画編集をするなら、性能の高いCPUが必要になります。

通信環境は、途中で途切れたりしない通信速度であることと、通信が暗号化されているなどのセキュリティ対策を行うことが大切です。フリーWi-Fiは通信が安定せずセキュリティも万全ではないので避けた方がいいでしょう。

リモートワークを行う際の注意点を守る

自宅や、レンタルオフィス、コワーキングスペースなど、会社以外の場所でリモートワークをするためには、社内規定の範囲で安全・安定的に仕事ができる環境の構築をすることが必須です。

オフィス勤務と比べ、部外者が情報に触れやすくなるため、リモートワークをする上で情報漏えい対策には特に気を配る必要があります。

例えば、パソコンに自動でロックがかかるよう設定し、自分以外の人がファイルにアクセスしたり、メールを打ったりできないようにすることは基本的な対策です。また、フリーWi-Fiは、基本的に使用しないほうが良いでしょう。

自分が管理していないプリンター複合機を使用する際は、ファイルデータやスキャンデータを記憶したり、バックアップしたりしていないか気をつけましょう。すべてのデータをメール転送している場合もありますから要注意です。

また、出力した書類にも注意しなければなりません。重要な書類を廃棄する場合は、シュレッダーを活用したうえで、念のためなるべく別々のゴミ袋に分けて廃棄するといった対策を講じるとよいでしょう。

クラウドにも書類を保管するので、インターネットの回線速度も、大切な要素になってきます。複数の端末でクラウド上の大きなファイルを共有するようなときは時間がかかります。クラウド上のファイルを複数台の端末で同期するために、パソコンも24時間つけっぱなしにしておくことで、常に同期された状態を保つことができます。 

災害などで停電したときに復旧しやすい地域かどうかも、作業する拠点を定める際に検討すると、いざという時に役立ちます。このようにリモートワークには、社内規定に沿った安定した安心できる環境構築が必要です。

関連記事 : 在宅でできる仕事の種類と注意点

最後に

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