「数値」「名称」「エピソード」が鍵!読み手を引きつけるSEの自己PRの書き方
職務経歴書を作成する上で、掴んでおくべき重要なポイントは「読み手に伝わる内容」にすることです。いくら経験・スキル・得意分野が豊富でも、読み手に伝わらなければ意味がありません。そこで、職務経歴書に自己PRを書く上で役に立つポイントを3点ご紹介します。
■「スキル」が伝わるよう、数値を用いて、実績や成果をより具体的にアピール!
書類選考時には人事担当者だけでなく、技術に対し深い知識を持つ担当者が書類に目を通すことも多くあります。そのため、OSやミドルウェアなど漠然とした記述では具体性がなく、実績も意欲も伝わりづらいものになってしまいます。
具体的に「何を」「どれだけ」経験し、「どんな業務知識」を得て、顧客やプロジェクトに「実績を残せたか」ということを明確に表現することが重要です。そのためには、数値を用いて内容に具体性を持たせることが有効な手段だと言えます。様々な設計や開発において、どんなシステムで設計・開発を行ったのか、クライアントサーバなのかWebシステムなのか、新規システムの開発なのか既存システムの追加開発なのか、など具体的な内容を記入しましょう。また、プロジェクトごとに、概要・担当工程・具体的な業務内容・取り組み姿勢・実績のように分けて書くことで、読み手により伝わりやすい自己PRを書くことができるでしょう。
■「動機」が伝わるよう、自己PRに書いた自分の特徴・長所とキャリアプランがリンクしているか確認を!
職務経歴書で打ち出す自分の特徴や強みが、希望する職位・職種、または将来のキャリアプランとリンクしていない場合は注意が必要です。読み手に「ここでなくても良いのでは?」と疑問を抱かせてしまうため、再度自己PRを見直し「~だからこそ、ここで活躍したい!」という思いを伝えましょう。
アピールの方法には、参画したプロジェクトでの具体的なエピソードを使うと良いでしょう。その際、苦労した点やトラブルをどのように乗り越え成功に導いたか、などの詳細な内容を明確にすることで、自分のスキルが相手に伝わりやすくなります。
また応募する企業がいくつもある方は、企業ごとに「どんな人物を求めているか」という部分を把握することも大切です。応募する企業に合わせて得意分野のアピールを変えることも有効な手段です。会社に貢献できる分野と自分の志向をしっかりとアピールできれば、好感度アップが望めて、採用にも繋がりやすくなるでしょう。
退職する際は「退職願」を会社側に提出し、それ...