エンジニア人気の高いPythonの事情を紐解く
Pythonの求人・案件動向解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

メイン画像

昨今、エンジニアの人気が高まりつつあるプログラム言語であるPython。

本記事ではエンジニアの求人・案件を取り扱うレバテックフリーランスが、Pythonの求人・案件動向についてご紹介します。

求められるスキルレベルや作業内容、「Pythonエンジニアの年収は高い」と言われる理由などを解説。Pythonに興味がある方もPythonをすでに扱っている方も、ぜひご覧ください。
 
■Pythonの求人・案件をお探しの方へ
Python求人・案件を見る
 
※この記事は、2017年4月時点でのレバテックフリーランスが保有する求人・案件データを基に作成しています。そのため、エンジニア業界全体の傾向とは異なる場合があります
 

0. 目次

1. Python求人・案件動向
2. Pythonの求人・案件例
3. Python求人・案件で求められるスキル
 

1. Python求人・案件動向

Pythonの用途

Pythonは、WindowsやMac、Linuxなどの主要なオペレーティングシステムなどで使用できるプログラミング言語です。アプリケーションやバックエンドの開発、機械学習など、幅広い分野で利用されています。
 
Pythonが幅広い分野で使われる理由の一つは、シンプルなコードとライブラリの豊富さです。NumPyやSciPyといった科学技術計算の基本となるライブラリが豊富で、Deep Learningなどの機械学習分野で多く用いられています。web系では、サービスの新規立ち上げや既存サービスのリプレイスなどに用いられることも増えているようです。
 

Pythonエンジニアの数と企業の需要推移

求人・案件を出す企業側の事情

企業側からのPythonエンジニアへのニーズは、年々高まってきています。その一因としては、機械学習への注目度の高まりを受けて、自社のビジネスにも機械学習を取り入れたいという要望が大きいです。実際、レバテックフリーランスにおける機械学習の案件数は、2014年1月から2016年12月の2年間で3倍超に増加しています。
 
また、アメリカの企業ではPythonでの開発が盛んであるという流れが、日本に伝わってきたというのも背景の一つとしてあるようです。実際、PHPで開発されたwebサービスをPythonで書き換えたり、新規webサービスの立ち上げにPythonを選択したり、という求人・案件が増えつつあります。
 
そのほか、企業に所属するエンジニア側からの要望であったり、エンジニアのモチベーションのためにPythonを選択するというケースもあるようです。
 

Pythonエンジニアの傾向

一方のPythonエンジニアの数でいうと、他のプログラミング言語と比べた場合、まだまだ多くはないようです。ただし、レバテックフリーランスでの事例を基にお伝えすると「Pythonの実務経験がある」や「Pythonを独学で学習している」といったエンジニアの数は、いずれもここ数年増加傾向にあります。
 

Pythonエンジニアの年収

「Pythonエンジニアは年収が高い」と言われることがあります。これにはさまざまな理由が考えられますが、レバテックフリーランスでのPython求人・案件例からすると、以下のような点が少なからず影響しているのでは、と推測されます。
 
(1)機械学習へのニーズの高まりから、高年収・高単価の求人・案件が多く見られること
(2)Python案件はエンド直請けのものが多い傾向にあること
 
1つ目は、機械学習の求人・案件はニーズの高さに比べ、スキルのあるエンジニアの数が少なく、それゆえに高単価を出す企業が多いという点。

機械学習自体はRubyやPHPといった他のプログラミング言語でも可能ですが、機械学習向きのライブラリの多いPythonは機械学習の求人・案件で採用されやすく高単価となりやすいようです
 
2つ目に関しては、レバテックフリーランスでの案件例に限った話かもしれませんが、Python案件はクライアント企業から直に請ける案件が多い傾向にあるという点も影響していそうです。
 
そのほかには、Pythonというプログラミング言語ではなく、Pythonを扱うエンジニア依存の要素も少なくないかもしれません。早くからPythonに目を付けていたエンジニアは、日頃からアンテナを高く張っているような人であり、元々エンジニアとしての基礎スキルが高かった可能性があります。

そのため、Pythonエンジニア=ハイスキルということで「Pythonエンジニアの年収が高い」となったとも考えられます。
 
■Pythonエンジニアの年収・単価事情が気になる方へ
 
Pythonエンジニアの年収・単価事情について相談する
 

Pythonの将来性

Pythonを扱えるエンジニアのニーズは今後も継続されると予想されます。ただし、来年以降も同じバランスで推移するかは難しいところです。
 
webサービス系の求人・案件では、現在でも「Pythonをやりたい」というレベルでも可能なものはありますが、機械学習の求人・案件では、ある程度は機械学習のスキルがあるエンジニアでないと難しいものが増えてきています。

徐々にPythonスキルのあるエンジニアは増えてきているため、企業側としても要求レベルをそこまで下げずとも応募がくるというフェーズにあるのではないかと推測されます。
 
例えば、以前のUnityやAndroidの求人・案件では「直接の実務未経験でも、プライベートで学習しているエンジニア」でしたら高いニーズがありましたが、現在ではこういった求人・案件は数を減らしつつあります。これと同様の動きがPythonの求人・案件でも見受けられます。
 
 

2. Pythonの案件例

ここでは、実際にあったレバテックフリーランスでの案件を例にして、Python案件の作業内容や案件に必要なスキルなどを見ていきましょう。Pythonの求人・案件に興味がある方は参考にしてみてください。
 



案件名》
【Python】エンタメ系webサービス開発の求人・案件
 

《言語》

PHP,Python
 
《単価》
~800,000円/月(業務委託)
 
《精算基準時間※》
140~180時間
 
《職務内容》
・webサービスの新規立ち上げ
・既存サイトのリニューアル、機能追加、バージョンアップに関する開発
など
 
《必須スキル》
・システム設計の経験
・既存システムの保守運用経験
・PHPもしくはJavaでの開発経験
・AIやディープラーニングの知見、もしくは興味
・GitHubの使用経験
 
《歓迎スキル》
・CakePHP3または2での開発経験
・Pythonの経験
 
※標準となる稼働時間の上限値・下限値です。業務委託案件の契約上、稼働時間が上限値を超過したり、下限値を下回った場合には、実際の作業時間にもとづき標準となる委託料から増額、減額されます



この案件を出しているのは、デジタルコンテンツや、スマホゲームアプリ、webメディアなどを扱う企業。自社で開発した既存サービスのリニューアルや、webサービスの新規立ち上げなどを行う案件です。
 
必須スキルのうち、プログラミング言語に関してはPythonではなく、PHPもしくはJavaの経験が挙げられています。こういった案件では「webサービス開発の経験はあるが、Pythonはプライベートでの経験しかない」という方でも参画できる可能性があるため、実務経験を積めるチャンスとなります。
 
その他のPython案件を下記にてご紹介していますので、より詳しく知りたい方は併せてご覧ください。
 
Python案件を見る

 
独学のみでPython求人・案件に参画できるレベルとは?

結論から先に述べると、求人・案件によります。多くの場合、実務経験は求められつつあるため、Pythonの求人・案件でも同様の傾向があります。実務経験が必須となっているものは、独学だけではやはり難しいのが実情です。

エンジニアの基礎がしっかりある方でしたら、「学生・院生時代に研究でPythonを使っていた」「自分でPythonの本を読んで、手を動かした」というレベルでも参画できる可能性があります
 
 

3. Python求人・案件で求められやすいスキル

バージョン3系を扱えると好ましい

Pythonの特徴の一つとして挙げられるのが、バージョン2系とバージョン3系との違い。3系の経験があるエンジニアの数が増えつつあるため、Pythonエンジニアならいわずもがなかもしれませんが、やはり3系を扱えるに越したことはありません。
 

webサービスの開発スキル・経験は重要度が高め

先述したように、webサービスでPythonの活用事例が多いため、一般的なwebサービス開発で求められるスキル・経験は重要度が高めです。フロントエンドやデータベース、ミドルウェアなどの周辺領域を扱うことができれば強みとなります。
 

機械学習の求人・案件では自然言語処理やデータマイニングのスキルがあればベター

一口に機械学習といっても、データ分析やレコメンド、アドテクなど活用される用途は多岐に渡ります。例えばデータ分析系の案件でしたら、データベースやSQLの基礎知識はもちろん、自然言語処理や統計解析、ビジネス改善まで結びつけるマーケティングのスキルなどがある方がベターです。
 

PythonのフレームワークはDjangoを扱えるとベター

Pythonのフレームワークには、Django・Bottle・Flask…といったものがありますが、こういったフレームワークの経験が必須となる求人・案件は、現状ではあまり見られません。Pythonのフレームワークの中では、Djangoの経験があれば、優遇される傾向があります。企業側としても、Python開発に慣れていないところも少なくなく、メジャーなDjangoを選択しているというケースもあるようです。
 

より詳しい求人・案件動向を知りたければお気軽にご質問を

ここまででご説明してきた内容は、あくまでPython求人・案件動向のうち、ほんの一部でしかありません。求められるスキルレベルに関しては、当然ながら求人・案件によって大きく異なります。単価についても同様で、ご自身のスキルレベルや経験で変動します。
 
「自分のPythonスキルだと、いくらぐらいの単価になるのか知りたい」「Python求人・案件で求められるスキルをもっと詳しく知りたい」といった方は、ぜひレバテックフリーランスへご相談ください。ささいな疑問・質問レベルでもお気軽にどうぞ。
 
レバテックフリーランスでPython求人・案件について相談する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
いきなり相談するのは不安な方へ フリーランスになった時にどんな案件を提案されるのかメールでわかる! 詳しくはこちらから

プライバシーマーク

© 2014-2017 Leverages Co., Ltd.