プログラマーの種類一覧!年収や難易度・おすすめ職種の理由を解説

プログラマーの種類は、Webプログラマーやゲーム系プログラマー、アプリケーション系プログラマーなどさまざまです。それぞれ仕事内容や扱うプログラミングが異なり、目指す難易度も違います。

そこで、プログラマーの種類を紹介しつつ、未経験者におすすめの職種や必要なスキルを紹介します。また、プログラマーの平均的な年収、将来性についても解説。プログラマーになるまでのステップが理解できます。ぜひ、転職や就職の際に仕事の種類を理解する参考にしてみてください。

目次

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【職種10選】プログラマーの仕事にはどんな種類がある?

プログラマーの開発対象は、Webサービスやスマホ向けアプリ、家電搭載システムなどとさまざまです。そのため、一口にプログラマーといっても種類は多くあります。

代表的なプログラマーの種類と仕事内容、扱う言語と難易度をまとめると以下のとおりです。

プログラマーの種類 仕事内容 主な言語 難易度
Webプログラマー Web上で動作するシステムの開発 PHP、Ruby、Perl、Java、JavaScript、HTML、CSS
ゲーム系プログラマー ゲームの開発 C++、C#、JavaScript、Swift、Ruby、Objective-C、HTML5、Lua
アプリケーション系プログラマー パソコン・スマートフォン向けアプリケーションの開発 Java、C、C#、Ruby、PHP、Swift、Kotlin、HTML、CSS
組み込み系プログラマー 電化製品や電子機器を制御するプログラムの開発 C、C++、C#、Java
汎用系システムプログラマー 汎用系システムの開発 COBOL、Java、FORTRAN、RPG、PL/SQL、C
オープン系プログラマー 複数のコンピューターを使ったオープン系システムの開発 Java、C#、C+、PHP、Ruby、Python、JavaScript、VB.NET
業務系プログラマー 企業向けの各種システムやパッケージ製品の開発 Java、VB、C#、JavaScript
通信系プログラマー 通信に関連するシステムの開発 Java、C言語、C++
セキュリティ系プログラマー セキュリティを考慮したシステムの開発 C、C++、JavaScript
AI系プログラマー AIを取り入れたシステムの研究開発 Python


なお、プログラマーはシステムエンジニアと混同されがちですが、システムエンジニアはプログラマーの上位職です。両者の違いについて知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。
プログラマーとシステムエンジニアの違い|年収や資格・適正、将来性

Webプログラマー

Webプログラマーは、SNSやWebサイトなど、Web上で展開するサービスの開発を行います。具体例としては、SNSやサイト内での検索機能やショッピングサイトの買い物かご機能などが開発対象です。

現在では、多くの企業がWeb上のサービスを展開しており、Webプログラマーの需要は高いです。また、Webプログラマーが扱うPHPやHTML、CSS、JavaScriptなどの言語は比較的習得の難易度が低いです。

メジャーな言語であるJavaScriptについてはこちらの記事でも解説しています。
JavaScript入門ガイド!初心者におすすめの勉強方法や学習サイトを紹介

ゲーム系プログラマー

ゲーム系プログラマーは、ゲームの開発を行うプログラマーです。開発するゲームは、コンシューマーゲームからスマートフォン向けのアプリ、パソコンで遊ぶオンラインゲームまでさまざまです。

ゲーム系プログラマーは、キャラクターの動作や場面の切り替え、効果音などに関する設計・実装知識を求められます。光やキャラクターの動きを表現するため、プログラミングに加えて、数学や物理の知識が必要な場合もあります

そのため、スキル取得の難易度はほかのプログラマー職と比べてやや高めです。

アプリケーション系プログラマー

アプリケーション系プログラマーは、パソコンやスマートフォン向けのアプリケーションを開発します。XやInstagramといったSNSアプリ、Amazonや楽天といったECアプリがその例です。

開発言語はアプリを使用するデバイスによって異なるため、アプリケーション系プログラマーは複数言語の習得が求められます。スマホアプリの場合、Androidなら「Java」、iOSなら「Swift」が主流です。
プログラミング言語「Swift」とは?特徴やできること、学習方法を解説

組み込み系プログラマー

組み込み系プログラマーは、機械の中に組み込むプログラムを開発します。たとえば、エアコンを遠隔操作したり、自動車の自動運転ができたりするのは、組み込みシステムによるものです。

組み込み系プログラマーには、プログラミングに加えてハードウェアの知識が必要で、スキル習得の難易度は比較的高めです。近年はIoT(Internet of Things)が急速に普及しており、需要が高いプログラマー職といえます。

汎用系システムプログラマー

汎用系システムプログラマーは、1台で大量のデータを処理・管理する大型コンピューター(汎用機)のシステム開発を行います。汎用系システムは、政府機関や銀行などで導入され、科学技術計算や事務処理など多分野で汎用的に利用されます。

汎用系システムプログラマーが主に使うのは、COBOLというプログラミング言語です。COBOLは事務処理のシステム化を得意とする言語で、歴史が古く堅牢性に優れているのが特徴です。
COBOLエンジニアの需要とは?習得メリット・デメリットや将来性を解説

オープン系プログラマー

オープン系プログラマーは、指定されたネットワークに複数のパソコンからアクセスできる仕組みを作るプログラマーです。たとえば病院の電子カルテや顧客情報を管理するデータベース、社内のネットワーク構築を行います。

オープン系システムは市場が限られるため、Web系のプログラマーなどに比べると将来的なニーズは低いといわれています。

業務系プログラマー

業務系プログラマーは、経理や在庫管理のシステムなど、企業向けのシステム開発を行います。企業向けのパッケージ製品を開発するプログラマーも業務系プログラマーに分類されます。

業務系プログラマーの仕事は、勤め先の事業内容によって異なるのが特徴です。

自社の業務系システムを担当する場合は、新規開発ではなく保守開発およびメンテナンスがメイン業務です。ソフトウェア会社に所属する場合は、提供するサービスの新機能実装や顧客ごとのカスタマイズが中心となるでしょう。

通信系プログラマー

通信系プログラマーは、通信に特化したシステム開発を行うプログラマーです。Wi-Fiルーターなどのネットワーク機器やテレビ電話に使用する通話システムの開発を行います。

通信は重要度が高い分野なので、将来的にも安定した需要が見込まれるでしょう

通信分野はクラウドサービスや5Gの登場など進化が早く、常に新しい技術や情報をキャッチアップする姿勢が必要です。また、通信系プログラマーには、プログラミング以外にネットワークの知識も求められるため、目指す難易度は比較的高めといえます。

セキュリティ系プログラマー

セキュリティ系プログラマーは、セキュリティを主軸としたシステム設計や運用を行うプログラマーです。ウイルス感染やサイバー攻撃から情報を守るネットワークを構築したり、必要な機器を導入したりします。

情報漏洩を未然に防ぐ責任感が要求され、ネットワークやサーバーの知識も必要であり、難易度はやや高めです。需要は、個人情報保護の重要性の高まりやサイバー攻撃の多様化などから、安定しています。

AI系プログラマー

AI系プログラマーは、AIを取り入れたシステムの研究開発を行う仕事です。統計学や数学的な知識が必要で、大学で関連分野を学ぶなど高い専門性が要求されます。そのため、AIプログラマーになる難易度は他職種と比べて非常に高いです。

まだ市場に数が少ないプログラマーなので、もし就職・転職できれば、ほかのプログラマーより高い給与が期待できます。

プログラマー全般の仕事内容や年収が気になる場合は、以下の記事をご覧ください。
【エンジニアのプロ監修】プログラマーとは?仕事内容や年収、資格を紹介

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【おすすめ】注目のプログラマー職種3種類を紹介

プログラマーには多くの種類があり、それぞれ開発分野や必要なスキル、目指す難易度が異なります。プログラミング未経験者が、いきなり難易度が高いプログラマーを目指すにはそれなりの覚悟が必要です。

分野ごとに将来性も異なるので、職種を選ぶ際は「長く働ける領域かどうか」という視点も重要です。そこで、ここでは難易度や将来性、収入面を踏まえておすすめできるプログラマーの種類を紹介します。

高いニーズが見込めるWebプログラマー

Webプログラマーは、案件が豊富な環境で働きたい方におすすめの種類のプログラマーです。Webサービスは、個人向け・企業向け・官公庁向けなどと幅が広く、各方面から需要があります

フリーランス向けのクラウドソーシングサイトなどで探せば、多くの案件が見つかるでしょう。汎用系やオープン系といった企業の基幹業務システムを扱うプログラマーに比べると、学習のハードルが低くなります。

独立しやすいアプリケーション系プログラマー

将来的に独立したい場合、アプリケーション系がおすすめできるプログラマーの種類です。フリーランス向け案件の中には、アプリケーション開発の案件が多いからです。最初は企業に就職して経験を積み、ある程度のスキルが身についたら独立を視野に入れられます。

アプリケーション系プログラマーの中でも、スマホに特化したスマホアプリプログラマーは個人開発をしたい方におすすめです。スマホアプリには、画像加工アプリや語学学習アプリなどさまざまな種類があり、個人開発したアプリを世界中に発信できます。

高収入が見込めるAI系プログラマー

スキル習得の難易度は高いですが、プログラミング経験者で今より年収アップしたい方には、AI系プログラマーがおすすめです。近年は国がAI人材の育成に注力するなど、高い専門性を持つAI系プログラマーの需要が高まっています

AIの専門知識を持つ人材はまだ少なく、機械学習やディープラーニングのスキルを身につければ、高い収入を実現できるでしょう。
AIエンジニアになるには?仕事内容や将来性、必要なスキルを解説 | レバテックフリーランス

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プログラマーの将来性とキャリアパスは?

プログラマーの将来は明るく、キャリアパスも多数あります。

まず、日本国内は慢性的なIT人材不足の状態にあり、プログラマーの需要は将来的にも安定しているでしょう。経産省の試算では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足するとされています

引用元 : IT人材需給に関する調査|経済産業省

AIや自動プログラミング技術の進化で、「仕事がなくなるのでは?」という意見もあります基本的には人材の供給が少なく、人手が足りないと考えてよいでしょう。

ただし、IT技術は進化のスピードが早く、将来性があるプログラマーになるには新技術のキャッチアップが条件です。より需要がある言語を習得したり、上流工程の知識を身につけたり、ほかのプログラマーと差別化できるスキルを磨きましょう

プログラマーの将来性について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
プログラマーの需要や将来性は?職種別の予測や必要なスキルを解説

全種類のプログラマーに共通するキャリアパス

どの種類のプログラマーにも共通する一般的なキャリパスを紹介します。

プログラマーとして技術を極めたい人は、特定分野のスペシャリストとなってプロジェクトを支援する道があります。

上流工程を担当したい場合は、まずプログラマーの上位職であるシステムエンジニアを目指します。システムエンジニアとして経験を積んだら、現場でメンバーを監督するプロジェクトリーダーになるのが一般的です。

マネジメント能力を身につければ、さらにプロジェクト全体を管理するプロジェクトマネージャーにステップアップしていけます。

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プログラマーの平均的な年収は558万円

令和5年賃金構造基本統計調査をもとに計算するとプログラマーの平均年収は約558万円です。令和4年民間給与実態統計調査によると、給与所得者の平均年収は458万円なので、プログラマーの平均年収は平均より高いといえます。

ちなみに、レバテックフリーランスの集計では、プログラマーの平均単価は以下の通りです。

  • 月の平均単価:67 万円
  • 月の最高単価:155 万円

月の平均単価に12をかけて1年分に換算すると、フリーランスプログラマーの平均年収は約800万円となります。フリーランスプログラマーの収入は保有スキルに左右されますが、日本の平均年収を上回る額を稼げる可能性は高いです。

人材不足でプログラミング案件は豊富にあり、エージェントを利用すれば仕事が途切れてしまうリスクも小さく抑えられます。今よりもさらに100万円、200万円と稼ぐのは企業勤めではなかなか難しいでしょう。フリーランスもキャリアの選択肢に入れることをおすすめします。

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プログラマーに共通して必要なスキル

プログラマーには、プログラミングスキルが必須ですが、チームの中で円滑に仕事を進めるコミュニケーション能力や英語力など、仕事に役立つスキルは他にもあります。

どんな種類のプログラマーにも共通して必要なスキル5つを把握し、どんなスキルを身につけていくべきか明確にしましょう。

プログラミングスキル

プログラマーには、プログラミング言語を使ってプログラムを構築するスキルが必須です。自社の社内システム開発を行う場合は、既存システムで使用される言語を覚える必要があります。顧客向けにシステムを開発する場合、2~3個の言語を扱えるのが理想です。

気をつけたい点として、プログラミングは、「ただコードを書ければ良い」というわけではありません。実力あるプログラマーになるには、処理速度が早く更新が容易なプログラムの構築スキルを身につける必要があります。

なお、資格はスキルの証明となり、就職や転職でアピールできるのでおすすめです。IT未経験者には、ITパスポート試験 や基本情報技術者試験といった資格がよいでしょう。プログラミング言語ごとの資格もあるので、自分が学習する言語の資格は一度調べるとよいかもしれません。

ITの基礎が身につく資格 ITパスポート試験 / 基本情報技術者試験
プログラミング言語ごとの資格 C言語プログラミング能力認定試験 / PHP技術者認定試験 / Ruby技術者認定試験


プログラマーにおすすめの資格を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
プログラマーにおすすめ資格一覧|取得方法や必要なスキル、取得するメリットも紹介します

デバッグ能力

デバッグとは、プログラムのバグを修正することです。システムができあがっても、実際に使用すると思わぬ不具合が発生しがちです。プログラマーは目視やツールを使ってバグを発見・修正しなければいけません。

デバッグ能力は経験とともに身につくものです。ただ、経験が浅くても、よくあるミスや最適なデバッグ方法を調べるなど、積極的に学習する人はスキルを伸ばしやすいでしょう。

論理的思考力

プログラマーには、物事を順序立てて考える論理的思考力が求められます。仕様書通りにプログラムを構築するには、どのようにプログラミングを行うかを論理的に導き出す必要があるからです。

開発にはエラーがつきものですが、バグの原因を突き止める際にも論理的な思考が有効です。論理的思考力があれば、無駄のない効率的なプログラムを組み立てられるでしょう。

コミュニケーション能力

システムやソフトウェア開発の現場では、多くの人と連携しながら業務を進めます。そのため、ほかのメンバーと協力関係を築くコミュニケーション能力は重要です。上からの指示を汲み取る力、ほかの人に分かりやすく説明する力を身につけましょう

プログラマーからマネジメント領域にキャリアアップしたい場合は、さらにコミュニケーション能力を磨く意識が必要です。

英語力

ITの最新技術は英語圏で生まれ、その後日本に普及するのが一般的です。そのため、いち早く最新技術を学ぶには、英語のニュースや情報誌を読まなければなりません。英語力があれば情報を入手しやすく、最新技術のキャッチアップに有利です。

また、デバッグ時のエラーメッセージは英語で表示されるため、英語力はデバッグ作業にも活かせます。

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プログラマーを目指す際に決めるべきポイント

プログラマーにはさまざまな種類があり、職種によって必要なスキルや求められる資質が異なります。そのため、これからプログラマーを目指す人は、まずは自分がなりたいプログラマー像を明確にしましょう。

プログラマー志望者がプログラミング言語の学習を始める前に知っておくべき2つのポイントを紹介していきます。

何の開発に携わりたいのか明確にする

プログラマーには、プログラミングスキルが欠かせませんが、開発するものによって最適なプログラミング言語は異なります。分野によっては、ハード周りや物理・数学の知識も必要です。

プログラマーを目指して学習を始める前に、まずは自分が何を開発をしたいか考えましょう。開発したいものを明確にし、そのために必要なスキルを意識することで効率的な学習計画を立てられます。

まずは1つのプログラミング言語を習得する

プログラミング言語未経験者は、まずは1つの言語の習得を目指しましょう。

早くスキルを身につけたいからといって複数言語を並行して学習するのは、かえって非効率です。プログラミングの基礎が身についていない初心者が並行学習をすると、混乱のもとになってしまいます。

各プログラミング言語には共通点があるため、1つの言語を習得して基礎を身につけることで、ほかの言語も習得しやすくなるでしょう。

言語によって難易度が違う

学習したいプログラミング言語が複数あって迷う場合、難易度が低いものから挑戦するのがおすすめです。次の言語は、初心者でも比較的習得しやすいといわれています。

  • JavaScript
  • Python
  • PHP

C++やC、Javaは難易度が高めです。自分が携わりたい分野に適した言語を知るとともに、難易度も視野に入れて学習方針を立てましょう。
【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング|2023年7月最新版

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プログラマーになるための勉強方法4選

プログラマーになるための学習方法は、独学もしくはプロの指導を受けるかの2種類です。それぞれかかる費用やモチベーションの保ちやすさが異なるので、自分に合った学習方法を見極めましょう。

独学の特徴やスクールに通うメリット、費用を抑えて指導を受ける方法をまとめました。どうやってプログラミングを学ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

独学でプログラミング言語を学ぶ

プログラミング言語は独学でも学べます。自分のペースで学習したい人や、費用を抑えて学習したい人は、独学が合っているかもしれません。独学では、書籍や学習サイトなどの資料をもとに勉強を進めます。

独学の方法を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
プログラミングの独学は可能?効果的な勉強法と無料の学習サイトをご紹介

注意点として、独学には「計画通りに進まず挫折しやすい」「実践的なノウハウが身につきづらい」という面があります。独学が向いてないと感じたら、ほかの学習方法を検討しましょう。

専門学校やスクールでプログラミング言語を学ぶ

時間とお金に余裕があり、カリキュラムにそって学習したい方は、専門学校やプログラミングスクールがおすすめです。学校ではほかの受講者と一緒に学ぶため、学習のモチベーションを保ちやすいのがメリットです。疑問点も都度講師に質問して解消できます。

さらに、多くの専門学校やスクールでは、副業や就職に関する支援を受けられるため、学習後のキャリア形成もスムーズです。

公的職業訓練を活用する

公的職業訓練とは、就職やスキルアップに必要な知識を習得できる公的制度です。国が主体となって運営する制度であり、テキスト代をのぞいて原則無料で利用できます。具体的には、国や各都道府県に委託された民間の教育機関で受講が可能です。

公的職業訓練は、失業中の人に限らず、スキルアップを目指す在職中の人など、すべての人が対象となります。就職していても在職者訓練はという区分で受講できるので、ハローワークに相談しましょう。

研修が充実した企業に就職する

ある程度のプログラミング経験がある人は、研修が充実した企業に就職し、働きながらスキルを磨く道があります。会社の研修であれば、業務に役立つ実践的なスキルを身につけられるでしょう。

実務未経験で就職・転職活動をする場合、ITやプログラミングに関する資格があるとスキルを証明できます。また、前職の業界経験やマネジメント経験など、プログラミング以外のスキルもアピールするのがポイントです。

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会社勤めだけではないプログラマーの働き方

プログラマーの就職先はIT企業だけにとどまりません。また、会社員ではなく、フリーランスという選択もあります。

プログラマーの主な就職先と働き方を解説するので、どの企業で働くか、どんな働き方を選ぶか考える参考にしてください。

主な就職先は開発会社か一般企業

プログラマーの主な就職先は次の通りです。

  • システム開発会社
  • ソフトウェア開発会社
  • 一般企業

システム開発会社は、主に業務用のシステム開発を行います。ソフトウェア会社には、顧客の希望に応じてオーダーメイドで開発を行う企業や、自社開発した製品を販売する企業があります。

IT企業のほかにも、自動車メーカーや家電メーカーなど、ITを導入するあらゆる業種の企業がプログラマーを募集しています。

実務経験を積んでフリーランスになる道も

企業に就職・転職して一定期間経験を積んだら、独立してフリーランスになる選択も考えられます。

収入アップを目指せ、働き方の自由度も高いです。自分がやりたい仕事を選べるので、スキルを活かせる案件を受注して、さらに専門性を磨けます。

自分で案件を探すのはフリーランスの大変な点ですが、フリーランス向けエージェントを活用すれば、営業の手間も省けます。サポートはすべて無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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プログラマーの仕事に適性がある人の特徴

プログラマーはITの専門職であり、向き・不向きの分かれる仕事です。「プログラマーに興味があるけど自分に向いているのか不安…」という方は、適性を把握しましょう。

現時点で適性がない場合もスキルを習得すれば、プログラマーとして活躍できる可能性があります。代表的な2つの適性を紹介するので、適性や自分に足りない部分を把握する参考にしてください。

向上心・好奇心がある

IT技術は進化のスピードが早いため、プログラマーを含むIT職種には常に学習を続ける姿勢が求められます。新しい知識を得るのが好きで自主的に学習できる人は、プログラマーとして成長できます

業務時間とは別に勉強時間を確保する必要があるので、もともとITへの関心や好奇心が強い方は、学習を習慣化しやすいでしょう。

体力と精神力がある

プログラマーには、ITスキルのみならず、体力や精神力も要求されます。IT企業は外部から委託を受けてシステムを開発するのが一般的です。納期までにシステムを完成させる必要があり、納期前は残業が続くことも少なくありません。

納期前に緊急性が高い業務が発生することもあり、限られた時間で適切な対応を行う体力と精神的なタフさが不可欠です。

※本記事は2024年8月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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