プログラマーに向いている人の特徴・性格とは?適性を見分ける方法も解説 | レバテックフリーランス
プログラマーに向いている人の特徴・性格とは?適性を見分ける方法も解説
プログラマーの仕事に興味があり、自分に向いているのか知りたい方もいるでしょう。一般的にはロジカルシンキングが得意、トライ&エラーができる、集中力が高いといった特徴を持っている人は、プログラマーに向いているとされます。
本記事では、プログラマーに向いている人・向いていない人のそれぞれの特徴や、向いているかどうかを見分ける方法、未経験から目指す方法などを解説します。
そもそものプログラマーの仕事に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【エンジニアのプロ監修】プログラマーとは?仕事内容や年収、資格を紹介
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目次
プログラマーに向いている人に共通する6つの特徴
プログラマーに向いている人に共通する特徴は、主に以下の6つです。
- ロジカルシンキングが得意
- 学習意欲が高い
- トライ&エラーができる
- 集中力が高い
- 新しい技術への関心が強い
- ものづくりが好き
それぞれの特徴を解説します。
ロジカルシンキングが得意
ロジカルシンキングが得意な人は、プログラマーに向いています。ロジカルシンキングとは、複雑な物事を要素ごとに分解し、論理的な関係性を考えながら組み立てる思考パターンのことです。
プログラマーは、「どのようにコードを書けば問題なく動くのか」「どの部分を修正すればエラーが解消されるのか」を追求して、対応していく仕事です。
プログラムはロジックで構成されているため、ロジカルシンキングができる人はプログラマーの仕事に順応しやすいと考えられます。
例えば、設計書の指示書どおりにプログラムを組んだとしても、エラーが発生して動作しないことは珍しくありません。その際に、筋道立てて考えて原因を追及することが求められます。
学習意欲が高い
学習意欲が高いことも、プログラマーに向いている人の特徴の1つです。
IT業界は日進月歩で進化しています。常に新しい技術が誕生しているため、現状のスキルや技術のみで対応を続けることは難しく、やがて限界を迎えてしまうでしょう。
そのため、活躍し続けているプログラマーは、基本的に学習意欲が高く、日々情報収集やスキルアップに努めています。
以下の記事では、プログラミング初心者におすすめの学習内容についてまとめていますので、ご覧ください。
プログラマーになるための勉強法!プログラミング初心者におすすめの学習内容
トライ&エラーができる
トライ&エラーができる人は、プログラマーに向いていると考えられます。
開発中にバグが発生してしまい修正を強いられたり、デバッグ中に新しいバグが見つかって緊急で対応しなければならなくなったりすることは、少なくありません。
そのときに、手間や時間がかかることを厭わず、根気強く修正を繰り返すことが大切です。
面倒くさいからといって投げ出したり、適当に対処してしまったりする人は、いつまでもエラーを修正できません。我慢強くトライ&エラーを続けられる人が、プログラマーに向いているといえるでしょう。
集中力が高い
集中力が高い人も、プログラマーに向いているといえるでしょう。プログラマーは、長期間パソコンに向かいコードを書き続ける仕事です。そのため、1つのことに没頭する集中力が不可欠です。
また、プログラミングでは、小さなミスや見落としも防がなければなりません。少しの気の緩みがエラーを引き起こす可能性があるため、集中力を持続させる必要があります。
新しい技術への関心が強い
プログラマーに向いている人の特徴として、新しい技術への関心が強いことも挙げられるでしょう。IT業界は変化が激しいため、新しく登場した技術がすぐに主流になることがあります。そのため、常に新しい技術に関する情報収集を行い、吸収しようとする意欲が求められます。
例えば、使い慣れているアプリの仕様が変更されていた場合、好奇心から「この機能はどのように搭載されたのだろう」と調べるような人は、プログラマーに向いているといえるでしょう。
ものづくりが好き
ものづくりが好きな人も、プログラマーに向いています。プログラミングは、ゼロの状態からコードを書き、プログラムを構築する「ものづくり」の1つといえるでしょう。
システムが正常に動くように試行錯誤しながらコードを書いているときの頭の使い方は、ものを作る際の頭の使い方とほとんど同じと考えられます。
プログラマーに向いていない人に共通する3つの特徴
プログラマーに向いていない人にみられる特徴は、以下のとおりです。
- パソコンを扱うのが苦手
- 変数や構造を考えるのが苦手
- 長時間の作業に耐えられない
それぞれの特徴をみていきましょう。
パソコンを扱うのが苦手
プログラミングは、パソコンを使ってコードを書く仕事です。そのため、パソコン操作が極端に苦手な場合は、不向きといえるでしょう。
プログラマーは、ソフトやツールを活用して仕事をするため、パソコンを触るのが好きで苦にならない人のほうが、技術の習得が早いと考えられます。
ただし、現時点ではパソコン操作を苦手とするものの、今後上達したいという意欲がある人は、それを理由に諦める必要はないでしょう。また、パソコン操作に詳しくない人も、気にする必要はありません。意欲を持ってプログラミング学習を進めるうちに、パソコンスキルは自然と身についていくでしょう。
変数や構造を考えるのが苦手
変数がなかなか理解できない人は、プログラマーには向いていない可能性があります。プログラミングにおける変数とは、数値や文字などの値を入れられる領域のことです。
わかりやすくするために、「値を入れる箱」と例えられ、「値を入れる箱」を用いてコードを書くことで、数値を何度も入れたり、入っている数値を見たりできます。変数の中の数値によって処理を変えたり、変数同士を足したりするなどさまざまなことが可能です。
変数はプログラミングの基本的な要素であり、データを操作するための主要な手段です。ほとんどのプログラミングは変数を用いるため、変数の考え方が苦手な場合はプログラミング学習が苦痛になりやすいでしょう。
また、プログラムの構造を理解することが苦手な場合も、プログラマーとしての仕事に支障をきたすと考えられます。プログラミングにおける「構造化」とは、コードを整理し関連する部分をまとめることで、プログラムを読みやすく修正しやすくします。
構造はプログラムの設計図的な位置づけであるため、理解できていない場合、プログラムの全体像を把握することは困難です。構造はコードを書くたびに複雑になっていくため、構造を理解するのが苦手な場合も、プログラミングの習得が遅れてしまいかねません。
長時間の作業に耐えられない
長時間の作業に耐えられない人も、プログラマーには不向きである可能性があります。プログラマーがコードを正しく書くためには、作業に集中し続ける必要があります。長時間座り続けて作業を行うことに耐えられない人は、プログラマーには向かないといえるでしょう。
プログラマーに向いているか見分ける4つの方法
自分がプログラマーに向いているかどうか、判断ができない人もいるでしょう。プログラマーに向いているか見分けるためにおすすめの方法は、以下のとおりです。
- 適性検査を受ける
- スクールの無料体験講座を受講する
- 独学でプログラミングに挑戦する
- 未経験可の企業で働く
それぞれの方法を解説します。
適性検査を受ける
自分にプログラマーの適性があるか判断するために、適性検査を解いてみることが有効です。例えばCABテストは、IT関連企業の採用試験などにおいて、プログラマーやSEに必要とされる以下の能力を数値化する目的で行われます。
- 論理的思考力
- 作業を処理するスピード
- 集中力
- 発想力
自分にプログラマーの適性があるかどうかを知りたい人は、試しに問題を解いてみることをおすすめします。自分にプログラマーとしての適性があるかどうか、現時点で足りない要素は何かなどを把握できるでしょう。
スクールの無料体験講座を受講する
スクールの無料体験講座を受講してみることも、プログラマーに向いているかどうかを理解するのに効果的です。
無料の体験講座を受講することで、実際の授業の雰囲気や概要を掴めるでしょう。無料体験講座の受講を通じて、まずは学習を続けられそうかを考えてみることがおすすめです。
また、プログラミングスクールに参加すると、現役プログラマーと直接話せる可能性が高いです。実際にIT業界での勤務経験がある人と話すことで、「自分もやってみたい」というワクワクした気持ちになるのであれば、挑戦してみる価値があるでしょう。
以下の記事では、おすすめのプログラミングスクールについてまとめていますので、ご覧ください。
プログラミングを学習したい方におすすめのプログラミングスクール
独学でプログラミングに挑戦する
独学でプログラミングに挑戦してみた感触から、プログラマーに向いているかどうかの判断をするのも1つの方法です。プログラミング言語の参考書を1冊購入し、作成手順に沿って簡単なアプリを作成してみましょう。ある程度内容が理解できて作業が楽しいと思える場合は、プログラマーが向いているといえるでしょう。
以下の記事では、プログラミングを独学で学ぶ際の勉強法についてまとめていますので、ご覧ください。
プログラミングの独学は可能?効果的な勉強法と無料の学習サイトをご紹介
未経験可の企業で働いてみる
思い切って未経験可の企業で働いてみることで、自分のプログラマーとしての適性を見極めることも選択肢の1つです。IT業界は全体的に人手不足の傾向があるため、未経験でも応募可能な、働いてみたいと思えるプログラマーの求人を見つけたら応募してみましょう。
実際にプログラマーとして働くことで、より具体的に自分の適性を確認できると考えられます。
文系出身でプログラマーに向いている人も多い
文系出身者であることを理由に、プログラマーを目指すのを諦めるべきか悩む必要はありません。なぜなら、文系出身者の中にも、プログラマーに向いている人は多いという事実があるためです。
新卒採用では、プログラマーを含めたエンジニア内定者の約3〜5割が文系出身というデータもあるようです。文系・理系というカテゴリーのみによって、プログラマーの向き不向きが決まることはありません。適性には、個人の資質も影響してくるでしょう。
例えば、ロジカルシンキングが得意な文系出身者は、プログラマーとして活躍できる要素を十分に備えていると考えられます。
未経験者がプログラマーを目指す方法4選
未経験者がプログラマーを目指す方法としておすすめなのは、以下の4つの方法です。
- 初心者向けの言語を学ぶ
- スクールに通う
- 資格取得で技術を証明する
- 未経験可の企業で働く
それぞれの方法を解説します。未経験からプログラマーを目指す方法に関して知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
未経験からプログラマーになるには?必要なスキルやなり方を紹介
初心者向けの言語を学ぶ
未経験者がプログラマーを目指す際は、初心者向けのプログラム言語や学習法を選ぶとよいでしょう。
例えば、はじめは子ども向けの学習ソフトである「Scratch」を使ってみるのもおすすめです。Scratchは、ブロックを組み合わせることでプログラミングを作成できる「ビジュアルプログラミング」の1つで、プログラミングの知識がなくても直感的にプログラミングができることがメリットです。
習得の難易度が比較的低いプログラミング言語としては、「Ruby」「Python」「PHP」が挙げられます。プログラミング学習の入り口として、まずはこれらの言語を学んでみることをおすすめします。
スクールに通う
未経験者が基礎からプログラミングスキルを習得するには、プログラミングスクールに通うのが効果的です。自分で計画的に学習を進めるのが難しい場合でも、決められたカリキュラムに沿って勉強を進めることで、知識を習得できます。
プログラミングスクールには、対面形式やオンライン形式、動画視聴であるオンデマンド形式などさまざまな受講方法があります。自分の生活スタイルを考慮して選ぶと挫折せずに続けられるでしょう。
以下の記事では、おすすめのプログラミングスクールについてまとめていますので、ご覧ください。
プログラミングを学習したい方におすすめのプログラミングスクール
資格取得で技術を証明する
資格を取得することでスキルを証明できると、転職で有利に働く可能性があります。IT業界は人手不足の傾向にあるため、未経験でも応募できる求人もあります。
その場合であっても、基本的なプログラミングの知識やスキルを持つ応募者と、まったくプログラミング経験のない応募者がいた場合、基本的には前者が有利になるでしょう。
そのため、未経験OKの求人でも、基本的なプログラミングスキルを証明できる資格や証明を用意しておく必要があるでしょう。未経験者であっても取得しやすい資格としては、「ITパスポート」や「基本情報技術者」などが挙げられます。
以下の記事では、プログラマーの資格についてまとめていますので、ご覧ください。
プログラマの資格一覧|難易度や初心者が取得するメリットなどを解説
未経験可の企業で働く
他業種からプログラマーを目指す場合は、未経験でも応募が可能な企業の求人を探し、実際に働き出してみることも選択肢の1つです。独学やスクールではなかなか知識やスキルが習得できない人でも、必要に迫られることで、効率的にスキルが身につくでしょう。
未経験でも応募が可能な求人であれば、企業側も未経験であることを前提としているため、研修制度などが充実している可能性があります。
プログラマーに求められる4つのスキル・能力
プログラマーに求められるスキルや能力は、主に以下の4つです。
- コミュニケーションスキル
- マネジメントスキル
- 自走スキル
- 最新技術のキャッチアップ能力
それぞれのスキルや能力について解説します。
コミュニケーションスキル
プログラマーに求められるスキルとしてまず挙げられるのは、コミュニケーションスキルです。コミュニケーションスキルとは、相手の主張を理解し、自分の意見を伝える力のことです。
プログラマーに対して、パソコンに向かって1人で黙々とコードを書いている印象を持つ人は多いでしょう。しかし、実際にはチームで行う仕事も多く、メンバーとの適切な意思疎通ができないと、仕事に支障をきたしてしまいます。
例えば、設計書の仕様に不備があると感じるときは、設計したシステムエンジニアと、ミスがある箇所と解決策について話し合わなければなりません。仕事を円滑に進めるために、相手の意見に耳を傾け、意見を正しく伝えるスキルが求められます。
マネジメントスキル
ある程度の経験を積んだ上級プログラマーには、マネジメントスキルが求められることもあります。プロジェクト内のメインのマネジメントはプロジェクトマネージャーが行いますが、プロジェクトメンバーをまとめる、あるいはフォローするリーダーシップが必要です。
マネジメントスキルを身につけることで、プログラマーとしての経験を経た後、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーのポジションを目指しやすくなるでしょう。
自走スキル
プログラマーに求められるスキルとして、自走スキルも挙げられます。自走スキルとは、自力で業務を進められるスキルのことです。
プログラマーは、決められた納期までに間に合うようにコードを書き、エラーが発生したら修正を行わなければなりません。作業が計画どおりに進むことはほとんどないでしょう。途中で発生した不明点や問題点に対し、自分で解決策を見出して軌道修正し、仕事を進めていくことが求められます。
最新技術のキャッチアップ能力
最新技術を積極的にキャッチアップする能力も、活躍し続けるプログラマーには不可欠です。IT関連の技術は変化が早く、プログラミング言語やフレームワークなどの技術トレンドも、すぐに変わってしてしまいます。そのため上級プログラマーを目指すなら、最新技術をキャッチアップし続ける努力が必要といえるでしょう。
未経験者が学ぶのにおすすめのプログラミング言語5選
ここからは、未経験者が学ぶのに適したプログラミング言語を紹介します。
PHP
PHPは、Webサイト制作やWebサービス開発のバックエンド言語として支持されている、プログラミング言語です。シンプルさに重きをおいた「スクリプト言語」に分類され、日常の中で目にするWebサイトやWebサービスの多くに、PHPで実装した機能が搭載されています。
PHPを扱えるエンジニアの求人数は、トップクラスです。また、習得難度が低めであるため、これからプログラマーを目指す人でも学びやすい点もメリットです。
以下の記事では、PHPの勉強方法についてまとめていますので、ご覧ください。
【PHPの勉強方法】初心者におすすめの学習サイト・本やロードマップ
Python
Pythonは、近年急激にシェアを伸ばしている、データマイニング・統計解析・Webアプリケーション開発といった幅広い分野で活用されている言語です。汎用性が高い一方、文法はシンプルであり習得しやすいことも人気の理由です。
機械学習やAI開発の分野では必須言語とされており、それらの需要拡大に連動してニーズが拡大しています。将来性が高いため、ぜひ学びたい言語の1つです。
以下の記事では、Pythonを勉強するコツについてまとめていますので、ご覧ください。
初心者がPythonを効率よく勉強するコツは?本やサイト、ロードマップ
JavaScript
JavaScriptは、WebサイトやWebアプリケーションへの動的コンテンツの実装や、APIの呼び出しに必要なスクリプト言語です。本来静的なWebページに動きが加わるのは、JavaScriptの働きによるものです。
マークアップ言語のHTMLや、スタイルシート言語のCSSとともに、WebサイトやWebアプリケーションのフロントエンド開発に不可欠な言語といえます。習得難度は比較的低いため、初心者がはじめに学ぶ言語としてもおすすめです。
以下の記事では、JavaScriptの勉強方法についてまとめていますので、ご覧ください。
JavaScript入門ガイド!初心者におすすめの勉強方法や学習サイトを紹介
Java
Javaは、C言語を基に開発された、汎用性が高いプログラミング言語です。Googleが開発に用いる3大言語である、「Java」「C++」「Python」の1つとして知られています。ネットワーク機能やセキュリティ機能に強みがあるほか、スマホやパソコン、家電などの幅広いプラットフォームの違いを吸収し、それぞれの環境で共通動作を実現するマルチプラットフォーム対応であることも特徴です。
Javaエンジニアの求人数は非常に多く、需要が高まっているIoTシステムの開発にも用いられるため、学ぶことで仕事の選択肢が増えるでしょう。習得の難易度はやや高いものの、コストに見合うだけのメリットがあります。
以下の記事では、Javaの勉強方法についてまとめていますので、ご覧ください。
Javaの勉強方法|独学で入門するための学習のコツとステップアップの流れ
Ruby
Rubyは、日本で開発された、アプリケーションソフト作成のためのプログラミング言語です。フリーソフトウェアのため無料で使えるのはもちろん、複製や変更、再配布も可能です。
とくに、ベンチャー企業やスタートアップ企業で採用されている傾向があります。また、コードがシンプルで読み書きがしやすいため、プログラミング未経験者も学びやすいプログラミングといえるでしょう。
以下の記事では、Rubyの勉強方法についてまとめていますので、ご覧ください。
Rubyの勉強方法!初心者の入門におすすめのRuby、Railsの学習方法
プログラマーとして就職する際に有利になる資格5選
プログラマーとして就職する際に有利になる資格は、主に以下の5つです。
- 基本情報技術者試験
- Python 3 エンジニア認定基礎試験
- PHP技術者認定試験
- HTML5プロフェッショナル認定試験
- Javaプログラミング能力認定試験
それぞれの資格試験の概要を解説します。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、IT業界で働くために必要とされる知識と技能が問われる国家試験です。経済産業省が主催する「情報処理技術者試験」の区分の1つで、同試験の中ではもっとも基礎的なレベルです。
情報戦略・システム開発の網羅的な基礎知識がある証明となるため、プログラミング未経験者が取得することで、プログラマーへの転職に有利になると考えられます。
基本情報処理試験
Python 3 エンジニア認定基礎試験
Python3エンジニア認定基礎試験は、近年とくに人気の高いプログラミング言語である、Pythonの基礎スキルを問う民間試験です。Pythonは、AI開発からWebアプリケーション開発まで応用範囲が広く高い将来性が見込まれている一方で、比較的習得しやすい言語として取得を目指すプログラマーが増えています。
Pythonエンジニアとしての基本スキルを身につけていることの証明になることはもちろん、試験の学習を通して、Pythonの重要知識を網羅的に学べる点がメリットです。
Python3エンジニア認定基礎試験
PHP技術者認定試験
PHP技術者認定試験は、Web制作で使われるスクリプト言語である、PHPの知識・スキルを認定する試験です。PHPの関連技術が網羅的に問われ、これからプログラマーを目指す場合は初級試験の合格を目指すとよいでしょう。
試験の勉強を通じて実務で重視されている内容がわかり、問い合わせフォームや掲示板などの動的なWebページの作成やデバッグなど、実務的な知識やスキルが身につけられます。また、資格取得が客観的なスキルの証明となり、転職や年収アップにもつながる可能性があります。
PHP技術者認定試験
HTML5プロフェッショナル認定試験
HTML5プロフェッショナル認定資格は、フロントエンド開発には必須の言語とされる、HTML5・CSS3・JavaScriptのスキルを認定する試験です。試験区分は2種類あり、プログラマーを目指す初心者の場合は、HTML5を使ってWebコンテンツの制作ができるかどうか、またHTML5に関する広範囲な基礎知識を持っているかどうかを問われる「レベル1」の取得がおすすめです。
HTML5プロフェッショナル認定試験を取得することで、プログラマーとしての汎用的な知識の習得やスキル・知識の証明ができます。
HTML5プロフェッショナル認定資格
Javaプログラミング能力認定試験
Javaプログラミング能力認定試験は、Javaに関する実践的スキルを認定する試験です。具体的には、オブジェクト指向に基づくアプリケーションプログラムなどを作成する能力を認定します。試験区分は3級・2級・1級の3段階で、3級がもっとも難易度が低いため、プログラマーを目指す初心者が腕試しに受けるのにおすすめです。
Javaプログラミング能力認定試験に合格することにより、Javaのスキルや知識を保有することをある程度証明できるため、プログラマーとしての転職にも有利に働きます。また、仕事への意欲の高さもアピールできるでしょう。
Javaプログラミング能力認定試験
プログラマーに向いている人・向いていない人の特徴に関するよくある質問
ここでは、プログラマーに向いている人・向いていない人の特徴に関するよくある質問に答えていきます。
Q. プログラミング適性検査にはどんな種類がありますか?
プログラミング適性検査にはCAB、GAB等の種類があります。
Q. プログラマーに向いていないと感じる人に多い特徴は何ですか?
プログラマーに向いていないと感じる人に多い特徴としては、コーディングが楽しくないと感じる、学習の継続力がない、課題解決能力がない、論理的思考が苦手、応用力や柔軟性が低い等が挙げられます。
Q. プログラマーとして働く場合、どのようなスキルや知識を求められますか?
プログラマーとして働く場合、プログラミングスキル、ハードウェアやネットワークに関する知識、数字に関する知識、英語スキル、コミュニケーション能力、ロジカルシンキングスキル等が求められます。
Q. フリーランスプログラマーになるために必要な資格はありますか?
フリーランスプログラマーになるために資格は必須ではありませんが、資格を取得すると案件を受注する際に役立ちます。例えば、基本情報技術者試験、PHP技術者認定試験、Ruby技術者認定試験、C言語プログラミング能力認定試験、Javaプログラミング能力認定試験等の資格を取得すると良いでしょう。
Q. プログラマーに向いている人の特徴は何ですか?
プログラマーに向いている人の特徴としては、プログラミングが楽しい、ロジカルシンキングができる、正解に至るルートを複数提案できる、計画的にスキルを習得できる等が挙げられます。
※本記事は2024年4月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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