【独立・開業に有利な資格10選】準備すべき内容も紹介!

独立・開業の準備を進める際、資格はさまざまな点で有利にはたらくため、ぜひとも取得しておきたいものです。しかし「どの資格をとればよいかわからない!」とお悩みの方も多いことでしょう。

この記事では、独立・開業に有利なIT関連の資格10選を紹介します。「ITに関するノウハウを活かして独立・開業したい」とお考えの方はぜひご一読ください。

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独立・開業には資格取得が有利!

独立や開業にあたって、資格取得は大きな武器となります。資格は自身の能力を客観的に証明する指標となるため、結果的に受注拡大につながりやすいのです。

また、資格があることで価格設定も有利になります。たとえば、国家資格を持つことで、その分野での専門家として認められ、適切な報酬を得やすくなるでしょう。将来の安定と自分自身の市場価値を高めるために、資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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【キャリアビジョン別】おすすめの資格10選

ひとくちに開業に活かせる資格といっても、その分野や難易度は多岐にわたります。ここでは、開業をお考えの方に向けて、おすすめの資格を2つのカテゴリーに分けてご紹介します。

 ITスキルを直接活かせる資格

ITスキルを持つ方が独立・開業を目指す場合、現在の専門性をさらに高める資格取得が効果的です。これらの資格があると、技術力を客観的に証明でき、クライアントからの信頼獲得につなげられます。

以下では、IT分野での独立に役立つ4つの資格について詳しく解説します。

 ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験は、経営戦略とITを結びつける高度な知識を証明する資格です。この資格を持つことで、企業のIT戦略立案から実行までを支援するコンサルタントとして活躍する道が開けます。

難易度は高いものの、合格すれば独立後のクライアント獲得に大きな力となるでしょう。実際、同資格はDX推進支援をはじめとするプロジェクトの現場で重宝されています。

以下の記事では、ITストラテジストについて詳しく解説しています。併せてお読みください。
ITストラテジストは独立に有利?試験概要と合格率・維持コストについて

PMP

PMP(Project Management Professional)は、プロジェクトマネジメントの国際資格として広く認知されています。IT関連のプロジェクトマネージャーとしての独立を視野に入れているのであれば、ぜひとも取得しておきたいところです。世界共通の資格なので、グローバル企業との取引のチャンスにもつながるかもしれません。

PMPの特徴は、実務経験が重視される点にあります。受験資格として、一定期間のプロジェクト管理経験が必要になるため、単なる知識だけでなく実務経験の豊富さも証明できる資格といえます。

情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士は、サイバーセキュリティのスペシャリストを認定する国家資格です。前身の「情報セキュリティスペシャリスト試験」を引き継ぐ形で2017年から設けられた比較的新しい資格であり、情報系唯一の士業でもあります。

試験では、情報システムの脆弱性診断や対策立案に関する高度な知識が問われ、セキュリティ対策コンサルタントとして独立する際に大いに役立つ資格の一つです。

サイバー攻撃が増加する昨今、セキュリティ対策に精通した専門家は多くの企業から引く手あまたとなっています。

データベーススペシャリスト

データベーススペシャリストは、データベース設計・構築・運用のプロフェッショナルを認定する資格です。データベース設計のコンサルタントやデータベースエンジニアといった職種と親和性が高く、取得により企業のデータ活用基盤構築を支援する業務で、大きな付加価値を提供できるでしょう。

ビッグデータ活用が進む現代では、質の高いデータベース設計の重要性が増しています。大規模データベースの設計技術や最適化手法、セキュリティ対策に関するノウハウを網羅的に備えておきたいのであれば、この資格の取得が第一の選択肢となります。

 IT業界での経験を他分野で活かす際におすすめの資格

IT業界での経験を持ちながら、異なる分野への転身を考えている方には、その知識を活かせる別の専門資格の取得がおすすめです。IT知識と新たな専門性を組み合わせることで、独自の付加価値を生み出せるでしょう。

以下では、IT経験者と親和性の高い6つの資格について詳しく解説します。それぞれの資格がもたらす独立の可能性を検討してみてください。

中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルタントの国家資格です。この資格を持つことで、IT戦略を含む企業経営全般のアドバイザーとして独立できます。IT業界出身者であれば、システム導入や業務改善の知見を活かして、中小企業のDX推進を支援するコンサルタントなどのキャリアを描けます。

難関資格に数えられますが、クライアントの経営課題を多角的に解決できるようになるため、挑戦する価値は大いにあります。

行政書士

官公署に提出する書類の作成や手続きを代行する行政書士は、人気の高い国家資格の一つです。

IT業界での経験と組み合わせれば、デジタル関連の許認可申請や契約書作成などの分野で強みを発揮できることでしょう。たとえば、Web関連事業の開業支援や、ITベンダーとクライアント間の契約書作成などの専門性を持った行政書士としての独立が考えられます。

試験は法律の基礎知識が中心となりますが、比較的取り組みやすい国家資格とされています。

社会保険労務士

社会保険労務士は、労務管理や社会保険手続きを遂行するために必要なスキルを認定する国家資格です。

人事労務システムの導入支援や業務効率化のコンサルティングを検討しているエンジニアの方にとって、社会保険労務士は魅力の多い資格といえます。特にクラウド型人事労務システムの普及に伴い、ITに明るい社労士の需要は高まっており、システム導入から運用支援まで一貫したサービスを展開できる点は強みになるはずです。

資格取得には労働法や社会保険に関する専門知識が必要であり、学習は計画的に行う必要があります。

弁理士

特許や商標などの知的財産権に関する専門資格となるのが、弁理士です。

ソフトウェア特許やIT関連の知的財産権に強い専門家として独立したいのであれば、弁理士資格の取得を検討しておきたいところです。IT技術への知見と、的確に特許出願書類に落とし込むスキルのかけ合わせは、市場で大いに重宝されることでしょう。

特に、AIや新技術分野での特許申請ニーズが高まる中、技術的なバックグラウンドを持つ弁理士の価値は高まっています。独立後は、スタートアップの知財戦略支援やオープンソースライセンスの相談など、IT分野に特化したサービスを提供することが可能になります。

ただし、こちらも試験は難関として知られているため、計画的な学習が必要です。

簿記

耳にすることも多いであろう簿記検定は、会計知識を証明する民間資格です。なかでも日商簿記1級や2級の取得は、会計の専門家として認められる第一歩となります。

ITスキルと簿記は一見親和性が低いように見えるかもしれませんが、取得により会計システムの導入支援などを行う経理コンサルタントとしてのキャリアが描けます。クラウド会計の導入支援や財務データの可視化など、従来の経理業務の効率化を推進するコンサルタントとして活躍できるでしょう。

宅地建物取引士

通称「宅建」と呼ばれる宅地建物取引士は、不動産取引を行ううえで必要となる国家資格です。賃貸物件の契約時などになされる「重要事項説明」は、この宅地建物取引の資格無くして行えません。

不動産テック分野での起業や、IT技術を活用した不動産サービスの展開を視野に入れている場合、当資格の取得が独立後のキャリア構築を後押ししてくれるはずです。ITの知識と不動産の専門知識の相乗効果により、ユニークなビジネスモデルの構築が可能になるかもしれません。

取得の難易度は比較的低いとされ、取得しやすい国家資格として知られているため、「不動産×IT」関連のビジネスでの独立を検討しているのであれば、取得して損はないはずです。

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資格なしで独立開業はできる?

IT関連の職種に関して言えば、資格がなくても独立開業は可能です。ただし、それ以外の業種・職種では、独立開業に資格が必要になるケースがあるため注意が必要です。

法律で定められた「業務独占資格」が必要な職種では、資格なしでの開業は法律違反となります。たとえば、弁護士、税理士、医師などの専門職は、それぞれの資格がなければ業務を行うことができません。これらは「士業」と呼ばれ、厳格な規制があります。

一方、Webデザイナーやプログラマー、マーケティングコンサルタントなどは、法的に資格が義務付けられていないため、実力さえあれば資格なしでも開業可能です。ただし、資格がなくても開業できる分野では、実績や専門性をどう証明するかが課題となるでしょう。信頼獲得のために、ポートフォリオの充実や実績作りが重要となります。

いずれにせよ、資格はビジネスを円滑に進めるうえでの強力な武器になることは間違いありません。

参考:国家資格について|厚生労働省

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独立・開業までのロードマップ

ここでは、資格取得から開業までの具体的なステップを4段階に分けてご紹介します。参考のうえ、着実に準備を進めていきましょう。

キャリアプランと目標を定める

独立開業へ向けて、まずはビジネスの詳細やビジョンを明確化しましょう。漠然と「独立したい」と考えるだけでなく、具体的にどんなサービスを提供し、どんな顧客を対象にするのかを決める必要があります。ここから逆算することで、取得すべき資格や積むべき経験も自ずと定まります。

また、5年後、10年後の自分をイメージし、そこに至るまでのマイルストーンを設定することも重要です。目先の収益のみにとらわれることなく、長期的なキャリアパスをもとに、より戦略的な資格選びを心がけましょう。

資格を選定し学習計画を立てる

キャリアプランが決まったら、それを実現するための資格を選びつつ学習計画を立てましょう。最初に確認すべきは、描いているビジネスをドライブするにあたって、法的に必要な資格があるかどうかという点です。この点を確認したのち、市場価値の高い資格や差別化につながる資格を検討しましょう。

学習計画を立てる際は、資格の難易度や試験日程だけでなく、自分の現在の知識レベルや学習に割ける時間も考慮する必要があります。多くの資格は半年から1年程度の準備期間が必要なため、無理のないスケジュールを組みましょう。

実務経験を積みながら人脈を形成する

資格取得と並行して重要なのは、実務経験の蓄積と人脈形成です。いくら資格を持っていても、実践的なスキルや業界の人脈がなければ、独立後の案件獲得は難しくなります。将来の独立を見据えてネットワークを構築していきましょう。

実務経験を積む方法としては、現在の職場で独立後に活かせるプロジェクトに積極的に関わることが有効です。また、副業が許可されている場合は、小規模な案件を個人で受注してみるのもよい経験になります。こうした活動を通じて、自分のサービスの価値を客観的に把握することができます。

人脈形成については、業界セミナーや勉強会へ参加してみるのも手です。同じ志を持つ仲間や、すでに独立している先輩と知り合うことで、貴重なアドバイスを得られるだけでなく、将来の案件紹介につながる可能性もあります。ほかにも、SNSを活用した情報発信は、自分の専門性をアピールする有効な手段となるでしょう。

事業計画を立てて開業準備を進める

前段のステップをクリアしたら、いよいよ本格的な開業準備に移ります。事業計画では、提供するサービス内容や価格設定、ターゲット顧客、マーケティング戦略などを明確にする必要があります

開業形態も重要な検討事項です。個人事業主として開業するか、法人を設立するかによって、税務や社会保険の扱いが変わってきます。さらに、営業活動を始めるにあたっては、Webサイトの制作や名刺の作成、契約書のひな型準備なども必要です。

そして肝心なのが、資金計画と準備です。これまでのステップで具体化した計画をもとに必要な資金を逆算しつつ、準備を進めていきましょう。開業後すぐに安定した収入が得られるとは限らないため、ゆとりを持った資金計画を立ててください。

以下の記事では、開業に必要な準備について詳しく解説しています。併せてお読みください。
個人事業主になるには?開業前後のやることリストを紹介

※本記事は2025年10月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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