フリーランスの収入見込みをチェック
開業の準備事項
独立開業をするにあたっては、そこに至るまでの準備が大切です。開業後に慌てないためにも、何を準備する必要があるのか事前にチェックしておきましょう。
会社を退職する場合
- 会社を退職すると厚生年金も脱退することになるため、国民年金に加入する
- 退職する会社の健康保険の任意継続、もしくは国民健康保険に加入する
上記の2点については、会社を退職後、14日以内に市区町村役場へ届け出ることが必要となってきます。また、退職日から20日以内に手続をすれば、最長2年間は退職した会社の健康保険を任意継続できます。
独立開業時の手続き
- 個人事業主として活動を行うための、開業届出書の提出
- 確定申告を行うための青色申告承認申請書の提出
開業届出書は開業後1ヶ月以内、青色申告承認申請書は開業後2ヶ月以内に税務署へ提出する必要がありますので、期限を間違えないように注意しておきましょう。
その他にも、屋号の決定、印鑑の準備、Webサイトの立ち上げや口座開設など、準備をしておくと良いとされているものがいくつかあります。さらに、クレジットカードの作成やローンの契約なども、会社員のうちに済ませておいたほうがよいでしょう。
関連記事:個人事業の開業を考えている方に!必要な書類や提出先、期限を解説
開業に必要な資格
それでは、開業をする上で資格を必要とされる業界にはどのようなものがあるか見てみましょう。
たとえば飲食店です。飲食店を開業するためには、「食品衛生責任者」「防火管理者」の2つの資格を取得する必要があります。その他にも、資格ではありませんが「食品営業許可申請」を届け出なくてはならないとされています。
場合によっては、「ふぐ調理師免許」「認定生食用食肉取扱者」「食鳥処理衛生管理者資格」といった免許・資格や、「深夜酒類提供飲食店営業開始届出書」といった許可が必要となるケースも見られます。
一方、エンジニアやクリエイターといった、IT業界で開業をする場合には特別必要な資格はないとされています。個人事業主として独立開業するのであれば、作業時間や作業場所を縛られない場合も多く、自由に活動できることがメリットの1つとして挙げられているようです。
関連記事:フリーランスが習得すべき資格
開業に有利なスキル
IT業界で個人事業主として独立開業する際の資格は必要ないことを紹介しましたが、資格以外にはどのようなスキルがあると良いのでしょうか。
複数の言語力
もちろん、1つの言語を極めるという選択肢もあります。しかし、複数の言語を身に付けておくことによって、案件の幅を広げるチャンスも生まれます。たとえば「Java」だけでなく「PHP」、さらに「Ruby」「Swift」というように、徐々に扱える技術を増やしていくとよいでしょう。
英語力
新しい情報やプログラムなどは、国外から発信されることも多くあります。そのため、英語を理解できる能力があれば、いち早く最新の情報を取り入れられる可能性が高くなります。
自己管理能力
自由度の高い個人事業主は、その分、公私を自分で管理する必要があります。自分がこなせる案件数や案件の時間配分、優先順位などを把握して取り組むことがベターだといえるでしょう。また、体調を崩してしまってはクライアントに迷惑をかけてしまう可能性もあるため、体調管理も大切だといえます。
コミュニケーション能力
人脈を広げたり、クライアントと意思疎通を図ったりと、何かと必要になってくるのがコミュニケーション能力です。さらに、営業力や交渉力にもつながる場合もありますので、持っておきたいスキルだといえるでしょう。
なお、レバテックフリーランスでは、独立開業や税務のサポートなど、さまざまな悩みにお応えできるサービスを準備しております。独立開業をお考えの際はお気軽にご相談ください。
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最後に
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