システムエンジニアの資格について

Y.O 30歳 男性

Y.O 30歳 男性

システムエンジニアとして取得すべき資格はありますか?

企業担当 福田 奈央

企業担当

福田 奈央

システムエンジニアとして必ず持っておかなければならない資格はありませんが、取得しておくと有利な資格があります。国家資格の「情報処理技術者」や、ベンダー資格の「Linux技術者認定」「オラクルマスター (ORACLE MASTER) 」「シスコ技術者認定」など、システムエンジニアとしてのスキルを測る資格は多くあります。

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1.システムエンジニア(SE)に求められる資格

システムエンジニア(SE)に不可欠な資格というものはありません。しかし、取得しておけばSEとして転職する際や仕事をする上で有利になる資格がいくつかあります。まず1つ目が「情報処理技術者」です。この資格はIT業界では知名度が高いため、システムエンジニアとしての自分の知識を証明できます。また外資系企業の場合、国からお墨付きの国家資格よりも即戦力になれるベンダー資格のほうが効果的です。ベンダー資格には、「Linux技術者認定」「オラクルマスター (ORACLE MASTER) 」「シスコ技術者認定」などがあります。肝心なのは、会社の要望に応じたシステムエンジニアの資格を所持していることです。年齢や会社内での立場によって、自分自身のスキルアップを図ると良いでしょう。

【国家資格】

・情報処理技術者

IT企業からの評価が高い資格です。技術の急激な移り変わりや多様化に応じ、広範囲から試験問題を出題しています。システムエンジニアとして幅広い知識を習得しているというアピールの材料にも効果的です。レベルは1~4まであり、レベル4が最高位です。

レベル1:情報技術において、基礎的な知識の有無を判断する試験です。システムエンジニアに限らず、IT関連の職場に身を置くすべてのスタッフが、共通して所持しておくべきレベルです。レベル1の該当資格は「ITパスポート(IP)」です。

レベル2:情報技術のベースである知識と技術を有し、実践的な応用スキルを習得していることを判断する試験です。情報技術だけでなく、最低1つのプログラミング言語に関する実用レベルの知識も必要です。レベル2の該当資格は「基本情報技術者試験」です。システムエンジニアなら必須のレベルといえるでしょう。

レベル3:情報技術者として、実践的な知識や技能を有しており、プロジェクトにおいて戦略を立てられるかどうかを判断する試験です。さらに、生産性と信頼度がともに高いシステムを自ら組み立てられるスキルを備えていることも、認定される上では必要な条件です。レベル3の試験では、より実践的なスキルが要求されますので、取得しておけばシステムエンジニアとして即戦力になれるというアピールができるでしょう。高度なITの働き手としてのキャリアを構築したい方におすすめです。レベル3の該当資格は「応用情報技術者試験」です。

レベル4:経済産業省が認定する情報処理技術者試験の12資格から、よりハイレベルな9つの試験が該当します。レベル1の試験の合格率が40%~60%に対してレベル4では10%台と激減しており、大変な狭き門だと言えます。9つの試験は以下の通りです。

  • ITストラテジスト試験(ST)
  • システムアーキテクト試験(SA)
  • プロジェクトマネージャ試験(PM)
  • ネットワークススペシャリスト試験(NW)
  • データベーススペシャリスト試験(DB)
  • エンベデットシステムスペシャリスト試験(ES)
  • 情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)
  • ITサービスマネージャ試験(SM)
  • システム監査技術者試験(AU)

高度なITの働き手として、確かな専門的スキルを有することの証明が可能です。(専門スキルは所持している該当資格によります。)レベル4の試験を総称し、「高度情報処理技術者試験」と呼ばれることもあります。
レベル4が一番難しいとされていますが、レベル3以上の資格を所持していれば、あなたにとって心強いアピールポイントとなることは間違いありません。

【ベンダー資格】

・オラクルマスター

情報処理のベンダー資格の中では比較的知名度が高い、データベースの認定試験です。オラクルマスターの難易度は4段階あり、ブロンズ⇒シルバー⇒ゴールド⇒プラチナの順で取得する積み上げ方式です。システムエンジニアとしてのスキルが認められるため、大手の企業などでは資格手当てが付き、大幅な収入アップも見込めます。

・Linux技術者認定

Linux技術者認定はOSの中で圧倒的なシェアを占める資格で、受験者数は世界最大規模の多さを誇ります。大変人気の高い世界水準のIT資格です。取得すればSEとしてのあなたのキャリアが広げられることは間違いないでしょう。

・シスコ技術者認定

シスコ技術者認定は、ネットワークエンジニアを対象にさまざまなネットワーク関連技術を証明する資格です。IT業界全体から高い評価と信頼を得ています。認定資格には有効期間があり、継続的に更新することが必要です。更新せずに有効期限が切れると資格は無効になります。

2.システムエンジニア(SE)に求められる資格の取得方法

・情報処理技術者資格

情報処理技術者資格には難易度が4段階あり、レベル別に取得可能な資格が異なります。level1の「ITパスポート」では、総合評価点で60%以上の正答率と分野別評価点が30%以上で合格です。平成23年度は、合格率80%以上と比較的高めなので取得しやすいでしょう。level2の「基本情報技術者試験」では、試験が午前と午後と分かれており、それぞれの正答率が60%以上で合格です。平成23年度の合格率は20%以上とやや厳しめです。level3の「応用情報技術者試験」は、level2と同じ基準です。合格率も20%以上と、やや厳しめです。level4に該当する資格は全部で9つあります。それぞれで合格基準は異なりますので、会社の要望・自分の希望に沿う資格を見つけてみてください。

情報処理技術者資格

・オラクルマスター

試験は、公認センターにてほぼ毎日実施されています。合格率は非公開になっていますので、詳しい数字をご紹介することは難しいですが、シルバーまでは独学でも合格することは可能と言われています。オラクルマスターの難易度は4段階あります。ブロンズ⇒シルバー⇒ゴールド⇒プラチナの順番で難しくなります。積み上げ方式の資格なので、いきなり上級の資格を取得することはできません。オラクルの資格を初めて取得する人は、どんなに知識や技術に長けている人でもブロンズからのスタートです。ブロンズの場合、「Bronze SQL基礎I」と「Bronze DBA10g」の2教科に合格する必要があります。受験料は2教科合わせて36,540円かかるので、なかなか高額な試験と言えます。

・Linux技術者認定

Linux技術者認定の難易度は3段階に分かれています。level1⇒level2⇒level3の順番で難しくなります。積み上げ方式なので、いきなり上級の試験を受けることはできません。認定試験はほぼ毎日実施されており、日本各地にあるテスト会場で受験が可能です。受験料は、level1・2が15.750円、level3が21,000円から31,500円です。受験にはLPI-IDというものが必要です。LPI-IDはWEB上で取得できます。LPI-IDを取得後、WEBまたは電話にて受験予約を行います。公式サイトには役立つ情報が満載です。効果的な勉強法や仕事と勉強を上手に両立するコツなど、あなたをサポートしてくれるコンテンツがたくさんあります。ぜひ利用しましょう。

・シスコ技術者認定

シスコ技術者認定はエントリー⇒アソシエイト⇒プロフェッショナル⇒エキスパート⇒アーキテクトの5段階のレベルがあります。月~金曜の毎日実施されており、全国のピアソンVUEの公認試験会場で受験することができます。受験料はレベルにより異なりますが、1万円~3万円かかります。

CISCO技術者認定

3.システムエンジニア(SE)に必要な資格以外のスキル
「コミュニケーション能力」「問題対処能力」「自己管理能力」

テクニカルスキルやプログラミングスキル以外にも、システムエンジニアには必要なスキルが3つあります。
まず1つ目に「コミュニケーション能力」です。システムエンジニアはチームで働くことが多いため、チームメンバーとの情報伝達や意思疎通が重要です。顧客が何を望むのかしっかり把握し、顧客と自分との間に齟齬がないようにしなくてはいけません。
2つ目は「問題対処能力」です。システムエンジニアの役目は、顧客の問題をITの力で解決することです。何が問題なのかを適切に捉え、どうすれば解決できるか結論を出すことが重要です。
3つ目に重要なのが、「自己管理能力」です。プロジェクトに対する目的意識をしっかり持ち、モチベーションを保つことが必要です。期限内に効率よくプロジェクトを終わらせるためにも、時間管理も重要なポイントです。また、どんな職種にも共通して言えることですが、仕事の資本は「体」です。体調管理も怠らないようにしましょう。

4.システムエンジニア(SE)にとっての資格の有用性

ここまでにご紹介した資格を取ることで「実際にどのぐらい役立つのか」という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?しかし実際はケースバイケースで、資格だけでなくご自身のスキルや経験などと併せた総合力が求められます。一例として、下記にシステムエンジニア(SE)の案件をご紹介しておりますので、「どんなスキルのニーズがありそうか」を把握するために、一度ご覧いただくのも良いでしょう。

レバテックフリーランスでは「自分のスキルで案件があるのかな?」といったご相談や「システムエンジニア(SE)の単価相場っていくらぐらいなの?」といった声にもお答えします。ぜひお気軽にご相談ください。

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